« June 2012 | Main | August 2012 »

コーラ白書 連載15周年に執筆した

私の古い友人である中本君(ふすけ)と中橋君(いちろー)により前世紀に構築され、今なおその歩みを止めないWebサイト、コーラ白書。素晴しい。これだけたくさんのコーラの情報と、小粋な読み物がたくさんあるのに、いまだかつて、私が「おお、役に立った」と思ったことが一度もないのも素晴しい(笑)

そんなコーラ白書には連載記事があり、今では4半期ごとにまとまってリリースされています。初回は1997年3月号。これを作るよっというときに、誰かが「なんか短いストーリー物があればいいよね」とメーリングリストで発言し、「ふーん・・・」と思ったままシャワーを浴びてるうちにストーリーを思いついたので、そのまま書き上げて「こんなのでどう?」と渡したら、採用されました。今でもいい出来だと思います。あまりにあっという間に書いたので、みんなにすごく驚かれた覚えがあります。

まあ、そりゃそういう風に神様が降りてくれば書けますが、「じゃあ、毎月書け」と言われても無理なわけで、その後は数回書いて引退しました(笑)

今年、ふすけが東京に来たときに、まりおと全宙王ぐてぃ様夫妻、くるみん、ふすけの5人で秋葉原で飲みまして、そのときに「15周年だから、書いてよ」と言われました。しかし、昔の仲間というのはいいものですね。ふすけとはずいぶん会ってなかったんですが、まったくブランクなく昔のノリで馬鹿話しました。昔の話題で昔のように馬鹿話するんならわかるんですが、今の話題で同じように馬鹿話できます。なぜだろう。進歩って何?

というわけで、年々才能は枯渇していってるのがつらいところですが、せっかくだからがんばりました。でもね、コーラ小説って結構難しいんですよ。今回は、有名なマンガの「ハチミツとクローバー」で真山が理花の部屋を缶コーヒーを飲みながらじっと見ているストーカーシーンからインスパイアされて書きました。わかります。私も小学生のころ、名簿を見ながら好きだった女の子の家を探したことがあります。思いのほかでかい邸宅だったのでビビッて帰ってきました。

そんなほろ甘な気持ちで書き始めたのに、人が死にました。あっれー?

この先のストーリーですが、当然のことながらこの3人は容疑者になってしまいます。疑いを晴らしつつ、協力して謎に迫る3人。その間に3人の人間関係はどう変わるのか。4人目は誰なのか。気になりますか?

私も気になります。ぜんぜん考えてませんので、誰かこの話はこの先どうなるのか、私にこっそり教えてください。

というわけで、ふすけのニュージーランド紀行、いちろーのアフリカ暮らし話がとても面白い(あいかわらず、いちろーの文章は独特で面白いなあ・・・。もっとなんか書かない?)コーラ白書 四季報 2012年7月号を是非皆様お読みください。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

フローズンビールを飲んで来た

Img_0054_2

話題のフローズンビールを体験すべく、nacと総本山たる大手町の一番搾り FROZEN GARDEN 東京に行ってきました。

このくそ暑いのに何で外で飯食わなきゃいかんのかと思わなくもないです。が、ジリジリと照らす太陽の下ですがビル風がそれなりに涼を運び、汗流しながら飲むビールも悪くはなかったです。

肝心のフローズンビールですが、泡を口に含むとすこしシャリシャリする感じ。ビール自体は普通のビールです。このシャリシャリの泡はなかなか旨く、また口を付けたところがはっきりわかる程度に泡が形を保ちますので、たしかにビールは暖まりにくいかも・・・?いや、この日差しですから、フローズン泡もあっという間に溶けて5分後には普通の泡になっちゃいますけどね(笑)。でも、普通のビールとフローズンと両方あるけど、どっちを飲むかと聞かれればフローズンを迷わず選ぶ程度には美味しかったです。

土曜日の昼からだったので、それなりの混み具合。日なたの席なら自由に座れるけど室内の立ち席はいっぱい。でも、午後も少し経てばすべて日陰に収まってました。これ、平日の夕方なんかはかなりの人の出になるでしょう。ビールはまだしもつまみはおまけ程度でサーブにも時間がかかるので、行くのなら休日がおすすめかな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

F1GP2012 #8,9 ヨーロッパGP イギリスGP

ドイツGPが終わってしまいましたので、大慌てで前2つのGPの感想を

どうも、インディ500の琢磨がケチのつきはじめだったんじゃないかと思うんです。あの興奮のファイナルラップのがっかり以来、ル・マンで一貴が本山にぶつかり、可夢偉も2戦続けてのがっかりぶり。

バレンシアではスタート直後に4位にあがりながらピットのミスからリズムを崩してぐだぐだ。シルバーストーンも予選でのタイヤチョイスミスがありながらしぶとくあがってきていたところで、今度は可夢偉がクルーを撥ねる大チョンボ。ため息しか出ません。

このままでは、この日本人がっかりの負の連鎖が、オリンピックへも伝染してしまわないか心配です。関係ないですか、そうですか。

そんながっかり日本人を尻目に、サッカーは勝つわ自転車は勝つわ、そしてアロンソはこの2戦とも大活躍だわとスペインは大盛り上がり。しかし、アロンソってのはすごいドライバーです。車がよくなってくればそれが何倍にもなって成績に跳ね返ります。逆に、アロンソがすごすぎて車を速くしなきゃという切迫感が薄れるんじゃないかと思うほど。どう考えてもベストじゃない車でこの2戦、1位と2位ですよ。実質、どちらもレッドブルには負けてるんですが、それにしたってすごすぎます。アロンソが乗っていればルノーあらためロータスも間違いなくすでに優勝しているはず。

ため息をたくさんつかせてるという意味では、ホームランか三振男のマルドナド君。優勝できるだけの力は証明しましたが、バレンシアではハミルトンを壁に張り付け、シルバーストーンではペレスを撃墜し、どちらもペナルティ。さすがにいくらなんでも多すぎます。まあ、まだまだ経験が浅いのもあるのでしょうが、往々にしてたくさん当たるドライバーはよくないドライバーです。将来、一瞬輝いたドライバーで終わっているのか、ひとかどの評価を築いているのか、どちらでしょうね

それにしても、ちょっと雨多すぎじゃないですかね。ここいらで、マシンの真価が表れるようなコンディション(もちろんドライ)の予選がみたいです(という期待は、ホッケンハイムでは裏切られるわけですが・・・)

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

舟を編む/三浦しをん

今年の本屋大賞受賞作です。

本屋大賞は「書店員が選ぶ売りたい本」です。たくさん売りたいわけです。つまり、必然的に普段本を読まない方でも面白く読める必要があります。この観点の賞はあまりないので、非常に有意義な賞だと私も思うわけですが、ともすれば「誰でも」というところが枷となって、ちょっと発見や面白みに欠けるところhもあります。

というわけで、誰でも読めてちゃんと面白い小説第一位、「舟を編む」です。

ベストセラーなのであらすじも別に不要かと思いますが、要するに国語辞典を編纂して出版するお話で、ある意味ではサラリーマンものです。

ただ、たぶん三浦さん自身はサラリーマン経験はないんでしょう(そもそも「マン」じゃないしね)。サラリーマンものの醍醐味はありません。どちらかというと、部活ものです。野球部が甲子園に行くのと大して変わりません。途中、不器用な主人公が下宿先のお姉さんに恋したり、新人にレギュラーを奪われた先輩がマネージャーに転進したり、成績不振で廃部になりかけたり、高齢の顧問の先生が悲願を前に病に倒れたりします。なので、非常に読みやすい。日本人なら老若男女、このフォーマットを読めない人はいません。

ただ、いまどき甲子園に行く話を成立させるには「もしドラ」並みの変化球(まあ、アレは変化の向きが逆ですが・・・)が必要なわけで、そこで「国語辞典の編纂」というモチーフを持ってきたのは秀逸でした。エピソードも、あえて深入りは避けた雰囲気ながら、辞書への興味を持たせるうまい力加減。もしかしたら、取材をうけた方は「もうちょっと面白い話も教えてあげたのに・・・」と思ってるかもしれませんが、やはりこれぐらいがいいんでしょう。

というわけで、鉄板のストーリーに、目新しくてかつ本好きが好きなモチーフ、そして愛すべきキャラクターと三拍子そろった楽しい読み物です。ホンスキー型宇宙人の皆様には食い足りない面はあろうかと思いますが、それでも2時間きちっと楽しませてもらったんじゃないですか?「内容が薄い」等の批判はちょいと無粋に思いますね。

皆様はこれをさくっと読んでおきましょう。そして、あまり本を読まない方から「最近、面白い本、ない?」と聞かれたときに、背中に隠し持った濃ゆいSFや本格ミステリー、心揺さぶる純文学を突き出したいところをぐっと抑えて、「本屋大賞獲った『舟を編む』、よかったよ。今、本屋さんに行けばどこでも目立つところにあるから読んでみたら?」と言うのです。それに見合うだけの内容は十分にありますから、きっと喜んでもらえるはず。喜んでもらえたら、次は流行の軽めのミステリーでも紹介しましょうか。ラノベは先鋭化しすぎてて進めにくくなっちゃいましたしね。「食い足りなかったよ」と言われたら、あなたの背中に隠した本の出番です。

うん、本屋大賞っていい賞ですね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

たかが英語!/三木谷浩史

本が好き!の献本に当選しました。

さて、グローバル化だそうです。同意します。英語大事だそうです。それも同意します。しかし、「だから社内の公用語を英語にします」はちょっとそのままは賛同しかねます。だって、効率はものすごく落ちるわけじゃないですか。この競争が厳しい時期に楽天さんってそんな余裕ぶっこいて大丈夫なんですかね?

話題を呼んだ楽天の社内公用語の英語化ですが、それについて三木谷社長が「なぜ」の部分と「どのようにして」について書いた本です。道半ばということもあって、「どうなった」についてはあまり多く書かれてません。つまり、読んだ感想としては「まあ、言ってることももっともだし、やってることもまっとうだけど、やってよかったのかどうかは書いてないなあ」となります。楽天の「公用語英語化」とは実態として何かはよくわかるんですが、「やった結果」がいまのところ「社員のTOEICの点数上がりました」以上のことはあまりないので、こちらも「う〜む」としか言いようのないところがあります。

さて、前提として少し個人情報を書いておきますが、私は外資系IT企業勤務のSEですが、日常はお客様常駐が基本で英語に触れる機会はありません。ただし、TOEICの点数が昇進条件になっていて、点数の足りない私は泣く泣く毎年受験し、だんだん点数が下がっている状態です<をい

個人的に言えば、「なぜ」の部分には違和感はありません。だって、アメリカに旅行に行けばイミグラントから大汗をかき、自分の英語力の無さに泣き濡れてかにと戯れるレベルの私でも、ベルギーでフランス語しか書いてないメニューを前に絶望感でいっぱいになりましたし、上海支社に出張に行ってミーティングが中国語じゃなくて英語だったら「助かったー」と思うに決まってますから。相手に求めるのなら、こちらもやるしかない。三木谷さんも海外進出の際、楽天のやり方を相手と共有する効率を上げることを目標にしてます。別に、英語圏の人とペラペラやりあうのが目的じゃないんです。

そして、ガラパゴスがどーたらこーたら言われてますが、全世界で同じケータイを売っているAppleと日本国内向けだけに何社もライバルがひしめくなか四半期ごとに新製品を出してる日本のケータイメーカーでは勝負はやる前から決まっているわけで、どこの世界でもそれは一緒よねという話です。しかも、日本国内の市場はこれからしぼんでいくこと決定ですしね。

そして、「どのようにして」の部分ですが、ドキュメントとミーティングが英語化され、TOEICが昇進要件になったんだそうです。ドキュメントとミーティングの英語化は、まあやれと言われればやるしかない。まだるっこしいですが、日本人同士のミーティングならたぶんどうにかなります。お互いが空気読みまくってね(笑)。むしろ、準備なしにミーティングできなくなりますし、「じゃあ、みんな認識したということで」とか「その方向で検討するということにします」とか、訳の分からない結論にできないので効率的かも。もしかしたら、すばらしく曖昧な日本的会議英語が開発されてしまうかもしれませんけど。

でも、うちの会社の場合も会議で使うような用語はどんどんカタカナで入って来てしまって(訳語作るのめんどくさいですからね)、「クライアントのカバレッジのマキシマイゼーションについて、アワードとノミネーションベースのデリゲージョン拡大をベースで検討中ですが、みなさんアグリーですか?」なんて謎な日本語が既に話されてるわけで、ネイティブ相手にするなら話は別ですが、しゃべるのがいつもと同じおっさんなら英語だろうが日本語だろうがおんなじじゃねえかという気もするんですよね(笑)

ドキュメントは読むのも書くのも圧倒的に時間かかるでしょうね。毎日やり取りする社内のメールがすべて英語になったらと考えると気が遠くなります。が、これも不思議な物で、たぶんやってみれば議論ははっきりするようになるでしょう。というのも、うちの会社では自分の年初の目標を英語と日本語の両方で書かなければいけないんですが、これ、先に英語で書かないとツラいです。日本語で書くと、どうしても英語にならず、英語で書ける表現に直して、もう一度日本語に直すハメになります。日本語だと知らず知らずのうちに、曖昧に巧く逃げた目標を書いちゃうんです。

そして、TOEICですが、ほかに妥当なメジャメントがない以上、しょうがないでしょうね。TOEICの絶対値はそれほど確固たるものではないですが(ネイティブでも満点は取れない人もいるし、満点取れてもネイティブとスムーズに話せるわけじゃないそうです)、相対値として600点の人より800点の人の方が英語力があることは間違いないですからね。進捗を測るには適切です。そして、本の中にはさまざまにTOEICに取り組む様子と楽天の支援策について書いてありますが・・・まあ、なんかそんな特別なことが書いてあるわけじゃないので、受験戦争を勝ち残ってきた皆様にはそれほど得る物もないかと。や、勉強すれば上がるし、試験だからもちろん効率がよいやり方はありますよというだけですな。わかっていてもやれないのよー(言い訳です)

というわけで、まったくもって批判する余地のない楽天の英語化です。あとはそれだけ社員に負荷かけて平気なのかってことなんですが、2年間の移行期間を無事完了ということは、なんとかなっちゃったってことなんでしょう。すごいですね、日本のサラリーマン。払った犠牲は間違いなくあったはずで、そのコストに見合うメリットがあったかどうかは、これからの楽天が証明することです。見守りましょう。

そして、この本に驚かされたのは、まさに最後の最後、「英語化の次は、コード化。社員全員にプログラミング言語を勉強させたい」。なんですと!。こっちの方が、目的も謎、実践の方法も謎、効果も謎。でも、間違いなく面白いし、私は思わぬ効果がどんどこ出ると思います。でも、何を教えたらいいのかは結構難しいですなあ・・・。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

情けは人のためならず

伊東乾さんが、「俺に依頼してくるなら、万年筆・自筆・記念切手でコイや」とうかつさんをけちらかせて話題です

「本当に大切な相手にまじめに何かを頼みたいのなら、必ず万年筆全文自筆の手紙を記念切手でお送り等するのが人間として当たり前」

面識もない偉い先生にメールで講演依頼して「返事ないんですけど」とか言っている段階で「縁がなかったね。10歳年とったらまた来ようね」という感じですわね。この先生に気に入られる記念切手のセンスが私にはわからないですが、まあ、たぶん普通の切手でも見てくれるでしょうよ。うむ。まあ、それでも断られると思うけど。礼節は最低限として、その上で、ものすごい熱意か、ものすごいメリットを提示しないと。ナイーブすぎです。

おごちゃんこと生越さんのコメントもいつものことながらすばらしい。みんな自分の都合しか考えなさ過ぎ。常に必要なのは想像力。

頼む側の論理頼まれる側の論理

それはさておき、togetter上に「情けは人のためならず」の使い方が間違っているというコメントが複数上がってます。伊東先生のこの発言に対してですな

ぞんざいに作ればぞんざいな結果になる。そのぞんざいな軌跡が残ればその人の人生そのものがぞんざいに彩られる。僕は自分の作品や演奏をぞんざいなものにはしない。だから、ぞんざいな考え方や行動のものとは、一線画してケジメさせてもらっています。情けは人のためならず。

「情けは人のためならず」の誤用というのは有名で、「情けをかけることは、相手のためにならない」と思ってしまうというのがそれです。本来は、「情けをかけることは、結局は他人のためだけでなく、自分のためだ」という意味です。小学生でも知ってますな。

それで、翻って伊東先生の発言ですが、こりゃ、どう読んでもあってますよね。他人に苦言を呈する(これが「情け」かっつー話もありますが、前後の文脈からいって、先生はそう言ってます)ことが、自分の環境を良くするんだって言ってるんですから。でも、「あってんじゃん」というコメントが見当たらなかったので、ここに書いときます。

せっかくことわざを知っていても、読解力がないと恥ずかしいという感じですかね。

ちなみに私は、万年筆を使ったことがありません。ジェルインキ最高。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

リンダリンダ/KOKAMI@network vol.11

新宿サザンシアターに鴻上さんのお芝居にいってきました。ブルーハーツの曲だけで構成される音楽劇「リンダリンダ」の再演です。7/2の公演を観ました。チケットが最前列でびっくり。舞台を降りてする芝居のときには本当に目の前に役者さんが・・・。あと、スピーカーも近かったのでちと耳が(笑)。

ボーカルだけがレコード会社に引き抜かれ、空中分解寸前のロックバンド。故郷に帰ったドラマーが言います。「俺はここで戦うんだ。ロッカーとして」。8年前の初演時、田舎に帰ったドラマーが立ち向かったのは諫早湾の防波堤でした。今年、再演するのであればもちろん、ドラマーが帰る先は福島です。

もちろん、田舎に帰った元ドラマーがそんなことを言ったのは口先だけで、実際にはそこで生活をしていくわけですが、そんなこととは関係なく「それこそロックだ」と主人公のバンドのリーダー、ケンは警戒区域内での爆弾テロを計画します。そんなことをしてもしょうがないのに。そこへ現れた二人の男が関わることにより・・・というお話です。

いっぱいブルーハーツの曲が流れて前後半あわせて2時間半のお芝居ですが、それでもそんなに複雑なお話をするわけにはいきませんから、いつもの鴻上さん・・・というか第三舞台よりすごくわかりやすいストーリーです。

というわけで、お話がどうのというより役者さんの魅力と音楽を楽しむお芝居です。十二分に楽しませていただきました。

主役の3人も素敵でしたが、なんといっても主人公の彼女、カオリ役の高橋由美子さんが素晴らしい。可愛い強さのある姉さん女房という役どころを完璧に演じていて、なおかつ、歌の巧さは他の女優陣から頭ひとつ完全に抜け出してました。もちろん、元アイドルですから歌もお手の物だとは思いますが、すっごいですよ。

あと、目の前で観るとホントに可愛い。それも若く見えるというわけでもなく(私より2学年上なんですよね)、年相応にみえて抜群に可愛い。もちろんほかのヒロインである星野真里さんも佃井皆美さんも綺麗なんですけど、別格でしたね。

大高さんも50を過ぎて激しいお芝居ですが、相変わらず動きのキレは素晴らしい。たらたらした動きの時が一番キレているという格好良さ。もっとも年齢でいうと松岡さん(パンフみて思い出した。あの、SOPHIAの松岡さんだ!)も40越えてるわけで(そうだよな、年上だよな・・・)、役者さんってすごいです。

さて、最後の「リンダリンダ」にスタンディングで声を嗄らした後、いつものようにアンケートを書いている途中で客席から追い出されて、ほとんど最後に劇場をでると、最後にエレベーターに「俺も乗るよー」と主役の伊礼さんが乗ってきました。いや、今まで舞台の上にいた人が!と動揺するエレベーター内の観客達(笑)

ロビーにいた鴻上さんが「お前、そのノリはなんなの」「いや、ケンのイメージ崩しちゃいかんでしょう」。鴻上さんはどうもそういうことを言いたかったんじゃないようで「いや、普通1本待つだろう。お客さんと一緒にエレベーター乗って帰るか?気まずくないのか?まあ、いいよ!また明日、いや明日は休演だからあさってな!」。マイペースな方の様です。

エレベーターの中でも他のお客さんから声をかけられてフランクに応えてました。「着替えるの速いですね」「速いんです。早く帰ります」「帰って何をされるんですか?」「子供と遊びます」「ほー」。そのあと紀伊国屋書店の渡り廊下で待ってたファンの方にもサインをして帰っていきました。いい人だなー・・・というか、変わってるなー(笑)

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

« June 2012 | Main | August 2012 »