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iPad(3rd)を買っ・・・て、すぐ壊した

「新しいiPad」こと第3世代iPad、通称iPad3(今日行ったアップルストアのスタッフがうっかりそう呼んだ(笑))ですが、発表された日に即座に予約しました。

めでたく3/16に配送されたので、うきうきとセットアップし、手元の第1世代iPad(1st)と見比べたり、2台ともにガレージバンドをインストールして、milueとダメダメなセッションをして遊んだりと楽しみました。同じ写真を1stと3rdに表示して比較してもみたんですが、画素数の差よりも比較用に3rdで撮った写真が転送するまでもなくいつの間にかiCloud経由で1stにもへーぜんと入っていることの方が驚きでした。知ってはいたけど、目の当たりにするとびっくりだ。

iPhone/iPod touchもRetinaディスプレイになって無理なく自炊した文庫本が読めるクオリティになりましたが、iPadのRetinaディスプレイも自炊者には大変にうれしいことです。かなり大判のムックでも元から縮小された全画面表示で字が読めます。マガストアで買った「Auto Sports」誌はなんと見開きがぎりぎり読めます。iPad(1st)では全体を表示して誌面のレイアウトを見て、読みたい部分を拡大して表示して読むという感じでした。読むのはまったく不可能でしたから、大きな差です。ただし、拡大表示したら逆にスキャン画像の解像度が足りず、字ががたがたになりました(笑)。iPad(3rd)対応版はデータ量が増えそうです。

それ以外は、まあ、普通のiPadです。違和感全くありません。というか、バックアップを戻すまでもなく、自分のapple IDを入れて、AppStoreで「購入済み」アプリを表示してどかんとインストールすればおおよそ前と同じ環境はそろっちゃいまして、すぐに使い始められます。素晴らしすぎる。Appleの製品はMacも新しいマシンをTIme Machineで戻せばすぐにも使い始められます。PCなんてデータだけ移行できたって全然ダメですからね。

iPodもそうです。iTunesが生きている限り、新しいiPodを買ってきてもiTunesにつないで入れるスマートリストだけ決めて同期すればすぐにでも前と同じように使えるというのは、他のMP3プレイヤーが出来そうで出来ていないことです。カセットやMDのウォークマンでは普通にできていたことなんですから、出来て当たり前ですが、今のMP3のウォークマンはちゃんと出来ているんでしょうか。さんざん裏切られたのでもう試してみる気もしませんが。さすがにCDを再リッピングしろといわれるようなへなちょこはもうないと思いますが、オンラインで購入したものは疑わしいですよね。

てな感じで、さっそくいろいろと遊んでいたんですが、調子にのって外に持ち出したのがよくありませんでした。うっかりアスファルト路面でiPadを入れたトートバッグを落としてしまい、この有様です。

Photo

購入2日目にして壊してしまいました。正直、落ち込みました。液晶やセンサーまでは壊れてないので操作可能ですが、割れたガラスですからなにげに危ない。アルミの筐体で側面が覆われていた1stに比べて、2nd以降は端までガラスですから角をぶつけるとこうなってしまいます。あうー

というわけで、皆様、iPad購入の際にはApple Careに加入されることをお奨めします。

ちなみに、この状態になると修理は出来ず、本体ごと交換になります。正確な額はわすれましたが、25,800円。2万円弱でガラスを交換してくれる修理業者さんもあるようですが、外側のケースにも傷がついているし、なにより3ndの修理実績はまだあんまりないでしょうから今回は交換にします。とほほー

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F1GP2012 #2 マレーシアGP

開幕連戦でセパン。開幕戦でいろいろわかった問題点も、ここではまだ解消するには至りません。アルバートパークよりも普通のサーキットに近いセパンは、よりいっそう現在の戦力図をあぶりだすことになるのですが、それも「雨が降らなければ」の但し書き。

というわけで、金曜・土曜とセッションに大きな影響を与えなかった雨が、決勝開始15分前に降り出しました。これで戦力図はシャッフル。予選までの結果をふまえると、やはり速いのはマクラーレン。そのすぐ後ろがメルセデス。ミハエルが復帰後初めてのTOP3会見に登場しました。その後ろにレッドブル。その後ろは大混乱ですが、フェラーリが4番目でないことは確か・・・といったところです。

ところが、決勝は雨の影響で大混乱に。これはもうどれだけコンディションにマシンをあわせられたのかというところと、ドライバーの技量、そして、運に依ってきます。運も含めてドライバーの実力。そういう意味では、1回目のタイヤ交換でまんまとハミルトンをかわしたバトンはさすがだったんですが、カーティケヤンと接触したのは運がなかったと言えるでしょう。

ちなみに今回のカーティケヤンはバトンのフロントウィングだけでなく、ベッテルのリアタイヤも破壊する大活躍ぶり。別にカーティケヤンが悪いわけじゃないと思いますが、なんだかな。

そして、マシンの調整能力も、マシンコントロールの技量も、運もすべて備えているのがフェルナルド・アロンソ。マッサがどうがんばってもQ3に進めないマシンで前回決勝5位になったというのが十分にミラクルなのに、今度は優勝しちゃうんだからびっくり。それも1周1秒ちかく速い2位のマシンを振り切っての優勝です。前回のマルドナドといい、今回のペレスといい、アロンソの後ろについたドライバーはあっさり翻弄されてしまってます。

それにしても、アロンソより1秒速いタイムで走れてしまうペレスはいったいどうなっているんでしょうか。コンディションがマッチしたのかもしれませんが、素晴らしいドライビングであることには間違いありません。いや、この人はただ者ではありません。開幕戦も最後にマルドナドのクラッシュに巻き込まれていなくてもロズベルグにはやられてしまったかもしれませんが、それでもあそこまでタイヤをもたせていることが驚き。今回も、かなり使い切ってしまったはずのインターミディエイトであれだけの走りができるんだから素晴らしい。すっかり可夢偉がかすんでしまいました。いや、ホントの話、次戦の中国GPにいったら可夢偉のチームメートがマッサだったとしても私は驚きません(笑)

まあ、今回は例外という感じになるでしょう。今回、きっちりと3位に入っているハミルトンは、ライバルが落っこちているグランプリだったのでかなり大きい意味があるかもしれません。アロンソもペレスもチャンピオン争いには絡んでこないでしょうから、ハミルトン的にはOKのレースですよね。

さて、今回ダメダメの可夢偉くん。うーん、ペレスが目立っちゃっただけにちょっと嫌な感じですね。まあ、上海前にすこし日本に帰ってもこられるでしょうから、気分を変えてがんばって欲しいです。

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F1GP2012 #1 オーストラリアGP

今年も開幕の日がやってきました。かれこれ22年もF1を見続けているわけですが、やはり開幕戦のドキドキというのは変わりません。

F1が好きだと人に話すとよく「あんな車がぐるぐる走っているだけなのを見て楽しいの?」と聞かれます。もちろん楽しくありません(笑)。例えば、私だってドライバーもチームも車のこともじぇんじぇんしらないレースの中継をいきなり見てもさっぱり面白くありませんからね。F1とはまず車の開発競争であり、その車の優劣をドライバーがひっくり返してしまうことがあることが魅力なわけです。

というわけで、開幕戦はまず現行レギュレーションに対してどのチームがベストなソリューションを用意してきたのかがわかる1年でもっとも楽しみな日です。

この開幕戦を見る限り、もっとも成功したのはマクラーレンのようです。他チームに0.5秒の差をつけています。ただし、アルバートパークはストップ・アンド・ゴーの性格を持つサーキットなので、このサーキットではマクラーレンの優位が強く出るのかもしれません。それにしても、一番速い車はマクラーレンだと思ってよさそうです。マクラーレンというチームは画期的な車をデザインすることは不得手ですが、そこそこの車を速くするシーズン中の開発力は他チームの追従を許しません。なので、開幕時点でマクラーレンがリードしているというのは、このまま行ってしまう可能性大ということです。ちょっと心配でもあります。

その次には、どうやらレッドブルとメルセデスが来たようです。ニューウェイ3年目のジンクスは今年も当たってしまうのか。まあ、基本的にレッドブルは2009年に最速のマシンを作り上げてから同じコンセプトのマシーンで4年目なので、そろそろ新しいチャレンジが必要な時期かもしれません。いや、実際、いろいろやってはいるんですけどね。メルセデスは今年のマシンはなかなか良さそうです。ただ、なかなか成績が安定しなさそうなのが、所詮、元BARというところでしょうか。本当のトップチームになるにはまだ何かが足りない感じです。

その後ろは団子状態。ロータスがちょっとよくて、ザウバー、フォースインディア、トロロッソ、ウィリアムズは横一線かな。この中ではウィリアムズがぐっと力を伸ばしてきた印象です。まあ、90年代の最強ぶりを覚えているオールドファンにとって、ウィリアムズが中堅以下に落ちるというのはちょっと考えにくいぐらいなんですけど。去年は先進的なマシンで苦戦しましたが、コンセプトは悪くなかったはずで、今年ちゃんと煮詰めてこられたのなら期待大です。

さて、フェラーリがこの集団の後ろになってるんですよね。アロンソをもってしてもQ1に行けないというのはかなり重傷です。決勝はアロンソのうまさで5位をとりました。これが車の優位をドライバーがひっくり返したいい見本で、決勝でも間違いなくウィリアムズより遅かったわけですから非常にマズい。フェラーリというのはマクラーレンと違って、車がダメだという話になるとまず人事の話になってしまう悪い伝統がありまして、ダメな車をすぐに立て直すことができません。フライ・アウェイの間はたぶんこのままでしょうから、今年はもうダメかも。

というような戦力分析をふまえた上で決勝結果をみると、やはりジェンソン・バトンというドライバーはすごいドライバーです。チームメイトの方がラップ単体では自分より速いことを受け入れて、その上で巧さで優勝するんだからカッコイイ。ハミルトンはめちゃくちゃ速いことはもう誰しも疑わないんですから、バトンから盗めるところは盗むべきでしょうね。

そして、そのマクラーレンをセイフティカー絡みとはいえ、一台食って2位に入るんだからベッテルも車の優劣を覆す能力のあるドライバーです。2年連続チャンピオンは伊達ではありません。本来であればウェバーの位置がレッドブルの位置です。今回のウェバーは彼がなかなか結果が出せない地元で卓越したとは言えないまでも十分な働きをしました。

反対にメルセデスはこのグランプリをノーポイントで終わるのは非常に残念でしょうね。しかし、今年は十分に活躍してくれそうです。最低でもシューマッハの表彰台は見られるはず。

可夢偉はまたもミラクルを見せて見事な6位入賞です。スーパーミラクルのアロンソが上にいる以外はレッドブルとマクラーレンしかいないんですから、これ以上は無い結果です。今回は完全に棚ぼたですが、ちゃんと拾える位置にいて、何も無くてもポイントだったんですから十分な活躍です。ペレス、ロズベルグ、マルドナドは最終ラップに泣きました。特に、今回素晴らしい走りをしていたマルドナドはかわいそう。今回はウィリアムズはぜひともポイントが欲しかったでしょう。しかし、若いドライバーは最終ラップに突っ込んででもチャレンジすべきです。がんばれ!。まきこまれちゃったお二人は残念でした。グロージャン、リチャルドもいい仕事をしました。ここのところの若いドライバーはなかなかいいですね。

そして、まったく見せ場がなかったのが、マッサです。いいところなく終わりました。いやあ、つらいですなー。今回もペレスがいい走りをしたことですし、そろそろペーターおじさんがそろばんを弾きだしているころでしょう。がんばらないとねー。

次戦は連続開催のセパン。アルバートパークよりもマシンの性能を判断するには向いているコースなので、戦力図がよりはっきりするでしょう。それでいて、決勝レースはかなりの高確率で雨がらみになるので、レースが荒れれば下位チームにもチャンスあり。昨年はルノーが大暴れしました。さて、どうなりますことやら。

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弱い日本の強い円/佐々木融

円高だと外国の製品が安く買えます。ただし、輸出企業は競争力が低下します。日本は十分経済的に発展したために円は強い通貨になりました。

・・・とまあ、私の経済知識はそんなものです。円高になると困る人達が居て、製造業の影響力が大きい日本は全体としても円高は大変だーというのはわかるのですが、じゃあ、なんで円高になるのかといわれてもわからない。ニュースの説明もさっぱりわからない。そもそも、日本はこれだけ長く不況が続いているんだから、円が弱くなってもよさそうなものなのに。

はて、しかし、なんで景気と為替って関係あるんでしょう。この本は、なんで日本の景気が悪くなると円高になるのかを簡単に説明してくれてます。

まず、日本は非常に大きな貿易黒字国(の結果、経常収支も黒字)なので、世界の皆様はメイド・イン・ジャパンを買うために自国通貨を円にします。つまり、日本が頑張れば頑張る程、円の需要が沸いてでます。

そのため、基本的にほっとくと円高になります。

この円資金は、金融の仕組みを通じて日本から世界のあちらこちらに投資されます。しかし、日本(あるいは世界)が不景気になると日本の資金がショートするので投資先からお金を引き上げます。

・・・というのは嘘で、実際には引き上げないんですけど、資金不足になると為替リスクのリスク水準が上がるので、為替リスクをヘッジします。それが短期的に円高になる理由ですと。

で、長期的にはインフレ率で決まって、そりゃデフレってればインフレの国より通貨は強くなるよね・・・ってよく考えればそりゃそうですね。うーん、面白い。

自分の備忘録として、この本のポイントをまとめておきます。

  1. いわゆる「国力」と通貨の強弱は関係がない
  2. 世界的な景気動向の与える影響はその国が債権国か債務国かで決まる
  3. 長期的(>10年)な為替変動は両者のインフレ率の差で決まる
  4. 中期的(>6ヶ月)な為替変動は経常収支で決まる
  5. 短期的な為替変動はマクロ経済では説明できない
  6. 投機筋はポジションを長く取らないので、本質的には影響はない
  7. 投資が影響するかどうかは、為替リスクをヘッジしているかどうかによる
  8. 2000年代に円安バブルが起きたのは日本の低金利による円キャリートレードのせい。
  9. 世界的な利下げの結果、円キャリートレードは揺り戻された
  10. かつて為替介入や量的緩和で円安に出来たことはない。
  11. 日銀がやることでは金利だけが影響する

最後の項目の辺りは著者は日銀の中の人(だった)らしいので、「日銀は悪くない!」という主張です。このあたりは批判があるでしょうね。例えば飯田泰之さんとは意見が相容れないところでしょう。

ただ、私もリフレ派の「お金刷って撒けばいいじゃん」という主張はわからなくもないんですが、ホントに空から撒くわけにはいかんわけで、刷ったお金を市場に出すためには金利を下げるか、外貨を買うか、はたまた国債を買うかということになるわけですが、金利はもうさげらんないし、外貨準備はすでにとんでもない額になっているし、国債のヤバさはもう言うに及びませんし。この辺りはどうなるんでしょう。なんか方法があるんでしょうか。

また、「日銀が悪い」説の人達は、日銀がなんでそういうことをするのかの動機を語れないことが多いんですよね。「頭悪いか、金持ちだから円高だと得するんじゃないの?」てな理由ではちょっと納得できません。

このあたりは、世の中的にはこの本とセットで安達誠司さんの「円高の正体 」(光文社新書) を読めということになっているようなので、読んでみたいと思います。

しかし、結局のところ、円安になるかどうかはインフレになるかにかかってて、日本の財政赤字をどーにかするにはインフレしか無いんですが、インフレにしたらもちろん金利は上がりますから、とたんに銀行が国債の金利負担が払えなくなって国債がヤバイとなり、ますます金利を引き上げることになって、郵貯が国債を売って資金に充てなきゃ行けなくなってますます国債の値が下がって・・・というループで日本オワタの可能性が大なわけです。詰んでるじゃん。

なので円高傾向は続いて、極端な円安にはならないんじゃないのー?という結論っぽいです。マジカ


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キミとは致命的なズレがある/赤月カケヤ

読んだ本の感想が溜まっています・・・

さて、以前に感想を書いた「こうして、彼は屋上を燃やすことにした」と同じ第5回のガガガ大賞で優秀賞を取ったのが本作。表紙とタイトルに惹かれて前評判は知らずに読み始めました。この絵はかなりクるね。好みのキャラなんだけど、読了後に見るとこれがなんとも言えない苦い感じに(笑)

もちろん著者のデビュー作なんですが、文章の構成力は見事です。なかなかに技があり、久しぶりに硬派なミステリーを読んだ感じ。ちなにに全然ラノベじゃない。なんか、ガガガの受賞作はそんなんばっかだな・・・

幼い頃の記憶を失っている主人公に届く不幸の手紙。それも、だんだんと自分以外には届けることが不可能なシチュエーションに届きだします。手紙の差出人は誰か。主人公は自分が二重人格者で手紙を書いているのは、もう一人の自分ではないかと気づき始めます。
では、もう一人の自分は何をしているのか、何が目的なのか・・・

主人公がこういう状況なので正しいミステリーとしては難ありなのですが、登場人物が内声では嘘をついていないというミステリーのルールはきちんと守っていますし、主人公がどういう状態なのかについては反則気味ですが、それでもちゃんと伏線という形で暗示はされているので

「この主人公に見えていることは、本当にあったことなのか?」

と推理しながら読むと楽しいです。ちゃんとした叙述トリックですね。

読了後は、後味の悪い結末に苦い気持ちになりながら、タイトルの「ズレ」とは誰の何とのズレなのか考えるわけですが、二重、三重に読み取れる内容になっていて感心させられました。ネタ的にちょっとメジャーになれないのでしょうがないのかもしれませんが、大賞の「こうして、彼は~」より作家としての技術では遙かに上ですね。自作に期待です。あ、あと、ワカメうどんはいらなかったです(笑)

ちなみに、応募時のタイトルと著者名は、

『From~とある不幸の手紙』/名前で悩むくらいならまずカケヤ

あー、それではダメだな(笑)

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2012冬アニメ1話感想・・・には出遅れすぎた

いろいろとばたばたしていて、今期は恒例の1話感想が書けませんでした。

一応、いろいろと見てはいます。あと、「そこあに」というPodcastを見つけて楽しく聴いています。楽しく聴いているんですが、これに出ている人達はいったい何者なんですか?

そんなわけで、もう1クールものはおわりかけですが、冬アニメの感想です。

続編

  • 夏目友人帳 肆
  • 新テニスの王子様
  • 探偵オペラ ミルキィホームズ第2幕
  • アマガミSS+plus
  • ゼロの使い魔F

最近はアメリカのTVドラマのように普通にシーズン制が定着しました。というわけで、人気シリーズの新シーズンがいろいろ始まりましたが、どれとして興味がありません(笑)

  • アクエリオンEVOL

これは、新作と考えてもいいでしょう。1話目は勢いがあって面白かったです。5話ぐらいまでは見たんですが、どうにも熱い話とおバカな話の具合が私にはあわないんですなー。熱い話もおバカも、そのセットも好きなはずなんですけど。

「Gガン」も好きで「マクF」も好きで、なんでこれが好きになれないのかは、ホント、よくわからんです。

  • 偽物語

「化物語」ではほどよく飛ばされていた阿良々木ハーレムの愉快な掛け合いが、今回は丁寧にアニメ化されてしまっています。というか、このシリーズはどんどんただの漫才になっていく傾向があるので・・・。もっとも、ある意味、原作の「化物語」と「偽物語」の関係もこういう感じかなと。

まあ、ファンディスクみたいなものだと思えばいいのではないでしょうか。それにしても、駿河も火憐もエロエロですなー。というわけで、中身は無いが芸は素晴らしいです。

空気系

  • キルミーベイベー

なんというか、もう4コマはいいっすよ・・・

  • ポヨポヨ観察日記

5分はさすがに短すぎてよくわかりません

ハーレム

  • ハイスクールD×D

1話だけみました。裸いっぱいアニメ・・・だけどあんまりエロくないですなー。昔、こんなのたくさん見た気がするのでパスです

  • パパのいうことを聞きなさい!?

こちらも1話だけ。1話だとただのほのぼのアニメですが、この後、急展開・・・らしいんですが、これも同じようなのを10個ぐらい知っている気がします。パス。

少年誌

  • エリアの騎士

1話だけ見ました。マガジン連載のサッカーアニメ。ちゃんとしています。

原作もたぶん正しい少年漫画としてちゃんとしているのでしょう。読んでないですが。ちゃんとしているので、私が見る必要はなさげ。たぶん、子供はわくわくしてみるんじゃないかと思います。こういうアニメも大事ですね

  • 男子高校生の日常

原作既読。原作のファンなんだけど、これはアニメにするのは難しいよなーと思っていたら、杉田さんがどうにかしてしまいました。日本の男性声優の実力はホントにパネェ。

それにしても、サンライズ制作でスクエニの提供というのを第一話の冒頭でフルに使うあたり、ホントにふざけてる。最高です。毎週楽しみに見ています。あと、CMをちょびちょび30秒ずついっぱい流すのずるいです。録画を観ていても、CMも続きで観ちゃうじゃん。そして、OP曲を歌っている人達の、特にドラムの人が気になります。

皆様も一流の男子声優による漫才をこころゆくまでお楽しみ下さい

  • テルマエ・ロマエ

3話しかないので、もう終わってしまいました。いい出来でしたが、要するに映画の宣伝だった様です。映画、面白いのかなあ。2時間持つ話じゃない気がするんだが・・・

スタチャ

  • モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)

なんとなく、「ヤマモト・ヨーコ」を彷彿とさせるなつかしアニメ。ちなみに原作は宇宙クラスターでは有名人の笹本祐一さん。2年前のSF大会で佐藤竜男監督と笹本先生のセッションがあって、「ミニスカ宇宙海賊」がアニメになるんですよーといいながら、ヤマトとナデシコの話をしまくってました。やっと来ましたね。

原作も1巻だけ読んだんですが、なかなかに地味な話(撃ち合いとかしませんからね)を丁寧に飽きさせずにアニメにしてあります。モーレツだのミニスカだの言ってますが安易な萌えアニメ(類型キャラを並べたりとかね)にすることないのに、でも可愛い女の子達の魅力いっぱい、渋いオトナいっぱい、ロリお姫様可憐とキャラの魅力も満載。いいアニメですなー。古き良きスタチャって感じです。

あとはももクロさん達の歌唱力だけが残念・・・。

ホラー

  • Another

6話まで観ました。完全にホラーなんですが、暗くなりっぱなしじゃなくてちょこちょこと明るい要素も入れているし、ミスリードも上手い。原作は綾辻さんですからストーリーはお墨付きですが、アニメとしてもレベル高いです。ただ、怖いんだよな。怖いんですよ。怖いのキライ。

女子向け

  • 妖狐×僕SS

やられ執事もの。女の子の大好物っぽいが、凜々蝶様可愛いし、普通に楽しい・・・と思っていたんですが、許嫁の人が出てきた回はさすがに退きました。あれはないよ、というか、また杉田か!

  • BRAVE10

1話だけ視聴。悪いところは無いんだけど、これも今までに同じようなのをたくさん観たのでもういいです。

オリジナル

  • 戦姫絶唱シンフォギア

ごめん、MX無理なんだ・・・。評判は悪くないので、1話ぐらい観てみたいところ。

  • あの夏で待ってる

1話だけ視聴。ファーストコンタクトもの?「とらドラ」「あのはな」ファンとしては絵柄だけからでも気になるんですが、録画が溜まってます。面白ければ評判が伝わってくるだろうと思うんですが、来ませんね・・・

  • ブラック★ロックシューター

1話だけ視聴。なんのこっちゃさっぱりわかりませんでしたが、あっちの世界の作画はすごかったです。あれって3Dなのね。すごいなー

よくわからない・・・

  • リコーダーとランドセル ド♪

レコーダーが1話を録ってくれなかったのでわからないです・・・

  • 輪廻のラグランジェ

これもMXかー。というわけで、配信で1話を観たのですが・・・うーん、モーレツがなければ観てたかも的な。もうひと味欲しいところでした。どうせ配信を観るしかないので、評判が高まったらみようかなって感じです。

・・・という感じで、今期はちゃんと観ているのは「偽物語」と「男子高校生」と「モーレツ」だけ。継続で「銀翼のファム」「Another」「ガンダムAGE」を遅れながらついて行ってて、「GARO」が溜まっていて困っている・・・という感じ。あと、遅れながら「平清盛」も観てます。

今期はこれだーってのがなくて残念というか、一休みできて良かったというか(笑)

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われ敗れたり/米長邦雄

さる2012年1月14日、男性のプロ棋士として初めて公式の場でコンピュータに敗れた日本将棋連盟会長、米長永世棋聖が戦いを振り返って書いた本です。

はじめに断っておきますが、私は将棋はさっぱりです。駒の動かし方を知っている程度で、矢倉だの振り飛車だの言われてもほのかにイメージできる程度。将棋をさしたこと自体は小学生の時に1度か2度あるかないかといったところです。

でもなぜか将棋の番組、それも対局の大盤解説を観るのが好きです。なんなんでしょうね、あの魅力は。別に将棋が特別に面白いんじゃないんだと思うんです。囲碁なんかもっとわかりませんけど、ぼんやりと日曜日のNHKを眺めていたりします。麻雀もルールは知ってるけど点数は計算できないといったレベルですが、麻雀の対戦番組も眺めていたりします。あれも面白いですな。なんか偉そうな人があーでもないこーでもない、あたっただの外れただのこれはいいだの悪いだの言ってるのを見るのが、好きなんです。ほんと、なんなんでしょうね。

もう一方のコンピュータの話になれば一応はプロ・・・ですが、まあ、あんまりこの本には関係ないですかね

米長さんはこの難しい時代にやんちゃに会長を努めておられる面白い方ですが、その一方、プロ棋士がコンピュータとの対戦をすることを禁じた人でもあります。その理由は、いわゆる「棋士の尊敬と尊厳を守る」ためということなんですが、言ってもコンピュータなんてただの道具に過ぎないわけで、そんなに気にしたもんかなとも思います。このあたりは将棋に思い入れがあるかないかで変わるんでしょう。私は道具の善し悪しも競技のうちに入るモータースポーツのファンであることも関連しているのか、別段、どうとも思いません。

それとともにこの本では、プロ棋士がコンピュータと対戦する難しさの別の一面についても語っていて、要するに人間相手とコンピュータ相手では取る戦略が全く違うと。ただでさえ日々、新しい棋譜と対戦相手の研究に忙しいプロ棋士にコンピュータ対策をさせてしまうと本来の棋戦に影響してしまいます。コンピュータと対戦することが将棋の上達に繋がるのであればいいのですが、そうとは言い切れないそうです。

米長さんが羽生永世6冠に「やるか」と聞いたところ、「1年間すべての対局を休んで研究に費やしていいなら」という返事が来たそうです。そこで、米長さんはその間に羽生さんが失う対局料やタイトルやらを金額に換算して、7億円以上の対局料をもらわないと割にあわないと結論に。なるほど、「プロ」がやることの難しさがそこにあるんですね。・・・なら、引退した棋士ならどうだろう?手頃な人材は・・・いなくもない。

というわけで、自分で禁止しておいて米長会長自身のお出ましとなったそうです。この本の序盤は「で、私はどのぐらい弱くなっちゃったの?」という話から始まります。とりあえず、詰将棋でリハビリを始める米長さん。かわいらしいです。

そして、平行して市販ソフトと対戦を始めたり、家にPCサーバを導入してセットアップしてもらったボンクラーズ(今回対戦するソフトウェアの名称。あの「ボナンザ」を元に6ノードのクラスターシステムで動くようにしたからこの名前なのだそうな。会長にぼんちゃんと呼ばれてます)と早指ししてみたり。全然勝てなかったそうです。とにかく読みはコンピュータには敵わない。それはしょうがない。中盤から終盤は圧倒的に強い。となると、読み切れない序盤がポイントになります。

コンピューターは読み切れない序盤をどう凌ぐかというと、過去の膨大な棋譜を元に評価して補うのだそうです。そこで、米長さんはボナンザの開発者と会ったときに提案された二手目の6二玉を採用し、定石から外して戦うことを選びます。中盤までは思った通りに展開するものの、負けてしまいます。米長さんの敗戦の弁やいかに。

コンピューター将棋と人間の指す将棋の違い、今後も開催されていくことが決まった「電王戦」と今後の将棋界のあり方等、魅力に溢れた本ですが、何より米長さんの人柄に惹かれる一冊です。

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