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首都圏という奇跡のようなシステム

今回の大震災で認識を改めたのは、津波の恐ろしさです。

もちろん、奥尻やインドネシアの例を知っていたわけですが、日本近海で起きた地震による津波がこれほどまでに広範囲に大規模な破壊をもたらすとは思っていませんでした。これだけの大地震で大混乱が起きている中、たった30分後にやってくる津波から逃げるのは至難の業です。あえていえば、今回の地震が昼間だったのは幸いでした。これが阪神大震災のような夜間に停電を伴っていたとしたら、人的被害はさらに多かったと考えられます。

そして、もう一つは東京と首都圏というシステムの異常さです。毎朝、何十万人という人が移動し、食事し、生産活動をし、帰宅する。このシステムを回すためのすばらしいインフラを首都圏は維持しているのですが、いったん、それが維持できなくなるとがたがたです。地震とその後の計画停電によるダイヤの乱れによるごたごたや、流通の混乱を見ると、ちょっと過度にインフラに頼りすぎなんじゃないかと思ってしまいます。もう昔から言われていることですが、オフピーク通勤や、首都機能分散などを今回の災害を気に本気で考えるべきでしょう。

それにしても、なんで日本人は毎朝9時にキチンと出勤して、言われた時間まで残ってるんだか。夕方の電力ピーク時に想定外の停電が起きるかもしれないと言われたあの日、節電のためただでさえ本数を減らした電車に、停電になるかもしれないから定時で帰れと言われた人が殺到するなんて光景は、マヌケ以外のなんでもなかったですよね。みんな、言われたとおりにするんじゃなくて、日本全体のためにどうするべきなのかキチンと考えて行動しましょうね。大人なんだから。

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