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2011 冬アニメ

もう1月も終わってしまいましたが、今期のアニメについて書いておきましょ。今期は平均点高くて週8本も見てます。大変だよ!

まず、ダントツのイチオシは「魔法少女まどか★マギカ」。

原作もののイメージが強い新房+シャフトがオリジナルで魔法少女ものをやるとどうなるか。それも、「ひだまりスケッチ」のうめてんてーやニトロプラスの虚淵玄、「化物語」でも特異な演出が光った劇団イヌカレー、そしていつもの声優さんという感じでそれまでのコネクション総動員の力がこもった作品です。

新房監督+シャフトのコンビといえばハイテンションな演出ですが、決して作品世界を壊すような方向へはいきません。なので、「魔法少女もの」といえば、キチンと年端もいかない幼児が瞳を☆にしてわくわくみるような番組をちゃんとつくるんだろうと思ってました。なら、見なくてもいいよね。

なので、あんまり興味無かったんですが、おまかせ録画機能が録っていた第1話のアバンを見た瞬間、録画予約しましたね。何この不安感。不吉ぶり。マジな香りがぷんぷんする。やらかす気まんまんじゃないですか。魔法少女が戦う敵も物凄いしね。こんなのです。

カンペキに頭おかしい。で、やっぱり3話で先輩魔法少女が死にました。頭からがぶっと噛みちぎられて。こいつに。

グロいという批判もあるようですが、相手がこんなのなのでグロくはないです。が、残酷なシーンです。演出が凄すぎてぐっさりくる。PG12指定ですわ。何もこんなに可愛い絵でこんな酷い話をやらなくてもいいんじゃないかという批判も聞こえますし、宣伝や版権絵と違いすぎて詐欺みたいな話もありますが、同じ批判を放映当時のエヴァンゲリオンがされていたことを思えば、アニメファンはこの「事件」とも言える作品を見逃すべきではありません。「なんでアニメみて嫌な気持ちにならなあかんねん」という意見はわからんでもないですが、エヴァを凄いアニメだと思うなら見るべき。ニコニコチャンネルででまっとうな手段で見られるからとっとと追いついてねと。

さて、他の注目作といえば東浩紀のファンとして「フラクタル」・・・なんですが、やっぱSFは絵です。フラクタルシステムやドッペルの設定は面白いと思うんですが、その未来の世界観をばしっとビジュアルイメージで提供できてないのでどうも乗り切れません。2話まではただの美少女落ちもの系以外のなんでもない。主人公がフラクタルシステム全盛のところから一歩ひいている変わり者(家に定住しているのは、この世界ではそういうことらしい)でその点で我々に近いことからよくわからないんですが、3話でターミナルを摘出してフラクタルシステムから切り離されている人々が登場することでやっと世界観が見えてきた感じですね。これから面白くなっていくといいなあ。

この2本がオリジナルということで、やっぱりオリジナル作品をやって欲しい私としては注目してますし、応援もしてます。がんばれー

さて、原作ものとして面白いのは「GOSICK」。原作は未読なんですが、さすがの直木賞作家様ですからちゃんとしてますね。2クールでしっかりやってくれるそうなので期待。演出がちょっと不安定なことがありますけど、餅のようにむくれたヴィクトリカが可愛いのでOK。

その他、「夢喰いメリー」がなかなか凝った設定と可愛いキャラで好印象。「君に届け」の2期は続けてみてます・・・が、原作マンガもそうなんですが、もう1期の段階でほぼ重要なストーリーは終わってるんですよね。「放浪息子」は原作未読で付いていくの無理。すごく興味がある話かというと、そうでもないしなあ・・・。

この下、少し完成度が下がりますが、「IS」と「これはゾンビですか?」はハーレム設定アニメとして楽しく見られるレベルかな。「IS」の方はお話はしょっぱいんだけど、テンポで見せてしまうアニメとしての強さがあります。「ゾンビ」は原作は頭悪すぎて1巻で挫折したんだけど、アニメにするとその頭の悪さがかえってテンション高くて違和感なくなりました。アニメ向きだったんですね。逆に「ドラゴンクライシス」は、ネタ的には前2つよりよっぽど面白そうなのにアニメとしての完成度が低いですね。なんかぎくしゃくしてますわ。もう見ないかも。

他、見てないものは「レベルE」(1話みて面白かったんだけど、なぜか先が気にならない^^;;)、「フリージング」(女子高生バトルロワイヤル血みどろってのは、趣味に合わない)、「べるぜバブ」(対象年齢12歳未満でしょこれ。出来は悪くないとおもうけど)、「お兄ちゃんのことなんか(以下略)」(変態過ぎてキモイ)、「Rio RainbowGate!」(パチスロやらない)といったところですかね。

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