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尖閣映像流出事件について

意外な展開を見せた今回の映像流出事件について、思うところをまとめておきます。

1. 流出は予想された

実は、個人的には「1ヶ月先か2ヶ月先かは判らないけど、遠からぬ将来、おそらくアングラにはこの映像は観られるようになってしまうだろう」と思っていました。

映像が海保に保管されているだけならいざ知らず、短い編集版を作るということはその過程でいろんな人の所を経由した可能性が高く、これだけ世間の注目が高い事案で、かつ6分程度の映像なら物理メディアを経由しなくても持ち出せるデータ量の可能性が高いですから、途中でこっそり持ち出してWinnyに放ってしまうぐらいは十分に有り得る話です。むしろ、起こらない方が不思議なぐらい。で、一度流れてしまったらおっちょこちょいな奴がyoutubeにアップするのも必然でしょう。なので、出所不明のまま、映像自体は世に出てしまうのではないかと。

ただ、44分もの長いバージョンが、海保職員によって、直接youtubeにアップされてしまうとは思っていませんでした。

しかし、海上保安庁では当初、この映像は機密でも何でもなく、ツテがあれば手に入れられるようなものだったようです。そういう状態であれば、私だってたぶん見られるなら見たいと思うだろうと思いますし、そんなノリで仮に数百人の規模で見られるような映像なら、その中に一人ぐらいおっちょこちょいな奴がいるのはもうしょうがないわけですよ。

2. 流出させた職員は処罰されるべきだ

どう考えてもこの職員はおっちょこちょいなので、懲戒免職がふさわしいでしょう。こういうやり方で足並みを乱す人は海上保安庁にはふさわしくないです。

ただし、刑事罰はそぐわないのではないかと思います。

3. 永遠に出さないのであれば、それは切り札じゃない

1で述べた理由で、官邸が自分らが出せと言わなければ永遠にこの映像は外部に出ないと思っていたとしたら、マヌケとしかいいようがないわけです。。最初から、どの時点でこの映像を表に出すか決めておくべきだった。だってどう考えたって、出さないで手の内に持っているうちは日中関係は安定しないんです。どこかの時点で必ず出すわけで、かつ、これはなかなかいい札だったハズなのですが、往々にして持ったままゲームが終了するとそういう札はペナルティになるようにルールが出来ているものです。

4. こうなった以上、打って出るしかない

今、誰が流出させたのか、その人はどうなるのかが注目されてますが、政府はこの職員を見逃しても、厳罰に処しても評判を下げます。となったら目を逸らすしかありません。ノーベル平和賞も含め、中国の対外政策はエラー続きです。フランスの大好きな自由、アメリカの大好きな人権あたりを声高に叫んで日本は中国に苦しい立場をそのままぶつけるべきです。

まあ、普通に考えて大抵の国は日本と中国のどっちを見方したいかといえば、やっぱり日本でしょう。なんだかんだいって、無茶しないのは日本の方だからです。

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Comments

内部告発者を護るウィキリークスを知っていたなら、
素早く追突ビデオ流れて誰も傷つかなかった。
反日も反中デモも無かったと思います。
機密があるのに民主主義ですか?知る権利を保障しないのなら。
間違った投票で住みにくい社会にしてしまうのを恐れます。
反日感情の恐れより、事実が機密扱いされる意味を議論すべきだと思います。
米では前の大統領が事実と違う発表で戦争を始めたのを、
ウィキリークスが機密を漏らしていたら。
自分の思い違いの政治家に投票し住みにくい社会にしてしまう愚かさが分ったと思います。

Posted by:  tarou | November 13, 2010 at 07:18 PM

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