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今日のひとこと(6/30)

心に島本和彦をインストール

岡田斗司夫(オタキングex社長ブログ「オカダ式スケジュール術」)

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「Angel Beats!」と今期のアニソン

最終回ラッシュですが、サッカーのせいで追いきれてません。

とりあえず、「Angel Beats!」は最終回まで見ました。ネタバレしちゃいますけど、結局は高校生活に感じに未練を残したままの魂がやり残した青春を満たしていく死後の世界だったという話で、そこに放り込まれたけど成仏するのがイヤで普通の高校生であることを拒否している面々。でも、そんなことしてても、逆に魂は癒されていく。反抗も青春だしねー・・・というヘンテコなディストピアストーリーだったわけです。

この世界設定は非常に秀逸で、ここからいくらでも面白く出来そうなんですが、そこへ投げ込まれる人達が、あまりに重い過去を背負ってくるのでちょっと興醒め・・・というか、いわゆる「泣きゲー」マニア的な人の感覚って悲劇に少しマヒしているんじゃないかと思います。

トロステの麻枝准さんのインタビューでは、「世の中にある圧倒的な悲劇に自分の書く物語は届かない」的な発言をしてましたが、逆にエヴァンゲリオンで庵野さんは主人公達(シンジ、アスカ、ミサトの3人を指してます)に自分の内的な満たされない思いを投影して、そしてそれが共感を呼んだわけで、所詮、擬似高校生活の話なんだから、もっと普通の高校生の満たされない思いがそこにあってもいいと思うんですが。それでも十分にイヤーな話が作れれます。ん?そっちはみんな見たくないってことですか?

あとは、謎のPCソフトなんなのよとか、かなでの特異性が判りづらいとか、「愛がうまれました」とか、だめだろそれじゃみたいなところは特に後半たくさんありましたが、そういうのはこういうワケの判らない話ではテンションで乗り切ればいいと思うで、別にいいです(笑)

まあ、全体の出来はともかくとして、「Angel Beats!」のOP/EPは素晴らしい曲でした。これはもう文句ない。オープニングのカッコよさとキャッチーさは、あの「アクエリオン」に匹敵すると言ってもちょっとしか過言じゃありません。ま、OPアニメ自体は登場人物紹介とか兼ねてるんでアレでしたが・・・。そして、あのピアノ弾いてるかなでの顔、気持ち悪い。

EDもいい曲ですね。で、この多田葵ってあのエドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキーIV世(自称)の人なんですよねえ・・・エドが歌ってると思って聞くとなんだかびつくりだー。ガルデモの方は、うーん、どうでもいいかな。

さて、アニソンが市民権を得る中、そして、TVドラマの地位が相対的に低下する中、アニソンだけ追っていっても日本の音楽シーンのある偏った一面をちゃんと追えるようになってきました。というか、あたしゃアニソンだけで十分ですよ。いろんなタイプの曲が聴けるし。

というわけで、アニソンばっかり買ってる私です。

今期は、まずみなさん大好きアジカンのニューアルバム。アジカンといえばハガレンのOPもやってましたが、今回のアルバムには「四畳半神話大系」のOPの「迷子犬と雨のビート」が入ってます。

このジャケットを見てやっと気がついたんですが、「四畳半~」のキャラデザの人ってずっとアジカンのジャケットをやってた人なんですね。はー、それでこのタイアップなんだ。納得。ついでに、「ソラニン」のテーマもいい曲ですね。映画観てませんけど。

そして、4月の時にも話題にしましたが、相対性理論のやくしまるえつこさんが2曲やってまして、ひとつめは「四畳半神話大系」のEDの「神様のいうとおり」。もうひとつは「荒川アンダー・ザ・ブリッジ」のOPの「ジーザスとビーナス」です

「神様のいうとおり」は砂原良徳ことまりんの曲で、なかなか格好いい曲。ジャケットはなんじゃこりゃ。「ジーザスとビーナス」は不条理感満載で非常に「らしい」感じです。

アニソンらしいアニソンということなら、「けいおん!!」。第1期のOP/EDに比べて、主人公達が上手になったということなのか、第2期の特にOPはトリッキーな曲で作画を考えるとクラクラするカメラワークのアニメがまた素晴らしい。といっても、なんとなくiTSで買えばいいかなとか(笑)

J-POPの新しいシーンを垣間見るという意味では、第1期はいきものがかりとBase Ball Bareという今考えると贅沢ラインナップだった「おお振り」が、OP/EDともに売り出し中の新人バンドを採用。なぜかどちらも北海道出身。どちらも、割にいい曲なので、個人的にはアルバム到着待ちというところです。

あとはめでたく最終回を迎えた(観てません。溜まってます)「デュラララ」の前期OPは格好良かったですな。ベテランのシアターブルック、元気良しというところでしょうか。

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F1GP#9 ヨーロッパGP

アロンソ人気に支えられたスペイン年2回開催の後編は、バルセロナ市街地サーキット。すごく綺麗で盛り上がってもいるし、橋の上をF1マシンが走る光景は格好いい・・・んですが、オーバーテイクも出来ないし、エキサイティングなコーナーもありません。

今回のレースもほとんどオーバーテイクシーンはありませんでした。予選18位の可夢偉に長々とバトンが押さえられていたり(可夢偉を抜けていればバトンは2位だったのに)、アロンソもまったく前に出られず。スーティルがブエミを抜いたぐらい?

と思っていたら、最終ラップに可夢偉がやってくれました。今宮・森脇・川井のF1解説3巨頭が「なんでギリギリまで引っ張らないのか!」とお怒りのピットインで、実際に9位でのコース復帰になってしまったわけですが、「9位でもポイントだし、ペナルティでもっと上に行けるかも知れないし」というファンの気持ちをすかっと裏切る最終ラップでの怒濤のオーバーラップ。タイヤの違いはあるとはいえ、可夢偉をバトンが抜けない状態で、あのアロンソを抜き、しかも最終コーナーでブエミを続け様にぶち抜く(それも滑りながらインへ突っ込んでいく)様は圧巻。いやいや、こんなことが出来る奴はいませんよ!2戦連続のQ1落ちになったときにはがっかりしましたが、吹き飛ばしました。

さて、この他はほとんど順位変動は全てセイフティーカーでのごたごただったという今回のレース。ペナルティもほとんどが順位に大した影響を与えない形で適用になってしまい、現行システムの問題点をあらわにしてしまいました。まあ、こういう順位の変動自体は構わないんですが、まったく追い越しできないようなコースでこうなっちゃうとなんだかな。アロンソの激怒も判ります。システムの改善が必要なのか、ドライバーがもっとちゃんと守るべきなのか。なんとも判りかねます。

さて、恐ろしかったウェバーの縦一回転ジャンプ。でも、長年のファンは思いましたよね。

またウェバーかよ!

ウェバーって、あの有名なル・マン24時間でハラリと宙を舞ったメルセデスに乗ってたんですよね。つくづくついていない人ですなあ。

そして、ベッテルがイギリス人2人を従えてゴールした直後に始まったサッカーでは、ドイツがイングランドをけちょんけちょんにしてしまうのでした。どっとはらい。

さて、次戦はドニントンでの開催が失敗したことに伴う「お帰りシルバーストーン」。がらっとコースが変わっているという事ですが、どうなりますやら

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F1GP#8 カナダGP

バルセロナでのヨーロッパGPの興奮冷めやらぬ今日ですが(笑)、まだカナダの感想を書いていなかったので今頃。

さて、トルコGPの感想

なんとなくザウバーがあっさり最終コーナーからメインストレートの壁に張り付いちゃいそうな気がしますけど(>_<)

と書いたら、本当に可夢偉が1周目に壁に張り付いたのでした。いやあ、いろいろ可夢偉くんにご批判もありましょうが、あの素性のマシンであのシケインはやっぱツライでしょう。遅かれ速かれミスってたような気がします。まさか1周目だとは思いませんでしたが。

それにしてもモントリオールのコースは素晴らしい。F1ファンはマシーンのデッドヒートだけではなく、駆け引きや戦略、マシン開発競争や人間関係まで含めて楽しんでいるわけですが、純粋にレーシングを楽しめるコースはなかなかありません。モントリオールのジル・ビルニューブ・サーキットは数少ないそれです。

と、書いたわりに、レースの方はいまいち盛り上がらない展開に。マクラーレンが追い上げて1-2というよりも、レッドブルがずるずる後退という印象だったのが・・・。戦略もイマイチよくわからないんですよね。タイヤが持たない状況で2ストップならば、理想的には2本のハードタイヤの使用ラップはほぼ均等が原則のハズなのに1本目のハードタイヤを早めに変えてしまう意味がわからないです。レッドブルがそれで順位を失ったということになってますが、全体的になんだかなあという感じでした。みんなセーフティーカー狙い?

何はともあれ、最速チーム対最強チームの戦いが盛り上がっています。今のポイント制では速いだけでは勝てないわけですが、今後の展開はどうなりますやら。

次戦はバルセロナで行われるヨーロッパGP・・・って結果はもう知っているわけですが、感想は明日書きます。

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いちばんやさしいフランス料理

半ば趣味化している料理ですが、結婚して1年半、日常作るものはある程度不自由なく作れるようになりました。となると、日常作らないようなモノを作ってみたいわけで・・・こんな本を買ってきました。

フランス料理の本の中でも一番簡単そうなのを。なんてったって、表紙にそう書いてあるんですから、間違いはありますまい。問題は食べ慣れてないものは、完成した料理の味があってるんだか間違っているんだかよくわからないことですな。

というわけで、週末にMilueの友人が遊びにくるということで、この本の中からいくつか振る舞ってみることに。実験台になった皆様、ご愁傷様でした。

この本、Amazonのなか見!検索に対応しているので、目次は読めちゃいます。

今回は以下を作成

  • 野菜のゼリー寄せ
  • 豚肉、鶏肉、牛肉と秋の木の実マロン
  • キッシュ・ロレーヌ
  • じゃがいものヴィシソワーズ

ほとんどはMilueが(見た目で)選んだんですが、どれもたいして難しい料理ではありません。が、間違いなくめんどくさい料理でした。では、ひとつずつ作ってみた感想を。

野菜のゼリー寄せは、湯むきしたトマトを搾って漉したトマト果汁をゼラチンで固めて、中に茹でた野菜を入れたそれだけの料理です。味付けは塩、胡椒とレモン汁だけなので、まあ、難しくはないね。

この料理のポイントは、「トマトの果汁は実は透明だった!」という点かと(笑)。たしか、Wiiの間の動画で見てしってはいたんだけど、実際にやってみると新鮮な驚きが。トマトが赤いのはトマト細胞が赤いだけで、汁自体は赤くないんですよ。つまり、果汁に赤い色素は含まれてないんですよ。

そんな感じで味つけは簡単で失敗もないんですけど、とにかくトマトを漉すのがめんどくさい。本には布にくるんでざるの上において一晩おいておけって書いてあります。でも、適当な布がないので、ざるの上にコーヒーのフィルターをのっけてその上に置いて一晩放置してみました。おちょこ一杯分ぐらいしか漉せてなかったよ・・・orz。結論。絞らないと無理です。ちょっとずつフィルターに入れては絞り、入れては絞り・・・めんどくせー。でも、出来上がりはすごく綺麗です。味は、ちゃんとトマトの味です。ただ絞った汁に塩・胡椒でちゃんと美味しいんだから、トマトって偉大。湯むきするときのトマトの香りも、すごくいいですよね。

豚肉、鶏肉、牛肉と秋の木の実マロンは、なんのこっちゃわからない料理名ですが、要するにテリーヌです。でも、要するにと言われても食べたことないよ、テリーヌ・・・。いや、なくはないんだろうけど、全然記憶にのこってませんよ。ミートローフとは違うの?

作り方ですが、切り刻んだ肉を一晩ワインとコニャック・・・がなかったのでブランデーに漬け、ミンチにし、塩胡椒と生クリームとパン粉を混ぜで型に入れ、オーブンで湯煎すればOK。やっぱ下ごしらえが大変で、めんどくさいです。なんとなくやってることから考えて、ナツメグいれてフライパンで焼いたら、これはハンバーグなんじゃないかという疑問も浮かびます。ハンバーグには鶏肉はいれませんけど。メニューには豚、牛の肩ロースと、鶏モモを使えと書いてありますが、鶏モモはハンドミキサーでミンチにしても、筋など繊維質のものが残って舌に触るので、ひょっとしたらミンチを買ってきた方が良かったかもしれません。

挽肉料理は途中で味見ができないので不安な気持ちのまま、型に詰めて150℃のオーブンへ。45分と本にはあったんですが、45分で取り出して齧ってみたら、大変に気持ち悪い味でした。うわ、失敗と思ったんですが、Milueに「単に生焼けなんじゃないの?」と言われたので、追加で40分加熱してみたところ、なんとか食えるものに。時間かかりすぎですよ!そして、最終的に出来たものの味はなんだか塩抜きした魚肉ソーセージみたいな味でした。失敗!・・・というか、これが正しい出来上がりなら、私はテリーヌが嫌いです(笑)。

次にキッシュ。タルト生地の上に卵焼きをつくるような料理です。じゃあ、卵焼きでいいじゃないかという気もしますが、さくさくとしたタルト生地はそれだけ齧りたいぐらい好きなのでよし。生地さえ失敗しなければ約束された味です。で、前日に生地は作っておかなければいけないので、これもめんどくさい(笑)。ただ、タルト生地はバターと小麦粉と卵を合わせただけで、発酵させたり膨らませたりとかはないので難しくはないです。分量も適当でなんとかなりますし。でも、タルト生地を空焼きして、上に卵液を入れてまた焼いてとやっぱりめんどくさいことは請け合います。

最後にヴィシソワーズ。茹でたジャガイモを潰して、牛乳と生クリームで溶いて、ヨーグルトを加えたら出来上がり。これは簡単です・・・が、冷やして提供しないといけないので前の日から作っておく必要があります。

というわけで、とにかくどれもこれも「食べたい!」と思ったときに作っても食べられるのは次の日になっちゃうものばかり。なるほど、フランス料理はお店で食べるのがいいかもしれません。でも、別にすごく難しいというわけではなかったので、他の料理にも挑戦してみたいと思います。

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キケン/有川浩

有川浩が続きます。

「キケン」はいわゆる部室もの。まあ、「あ~る」みたいなものです。傍若無人な先輩にてんてこ舞いさせられながらも、毎日が文化祭な日常を描いてます。

有川さんにはこの「男子校の部室」的な世界に憧れがあるようです。さすが、有川浩は女流作家の皮をかぶったおっさん。あとがきで「どいつもこいつも楽しそうに自分の思い出話をしやがって」と言ってたりします。まあ、わからなくもないけどね。自分の体験で言っても、高校時代の部活もこんなものでしたからね。文化祭の為に1年生きているようなところがあったり(笑)。最後が妙にセンチメンタルになっちゃってるのも、そういうところが影響してるのかもしれません。

この本に関してはなんせ男子校なので、「図書館戦争」でお馴染みの激甘成分は含まれてないので、そこのところが有川ファンとしてはちょっと物足りないところかもしれません。

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植物図鑑/有川浩

有川浩がまだ続きます。

今度は野草の本です。いろんな趣味をお持ちですな。

落ちもの系という言葉があって、空から美少女が降ってくるという数え上げればキリがないパターンのストーリーを総称するものですが、心根がおっさんの有川さんが「女の子のところに王子様が降ってきたっていいじゃない」と書いたのがこの話。

ちょっとくたびれ気味のOLのところに行き倒れのイケメン草食系男子が「僕を拾って下さい」とやってきて出来心で拾ってしまうという、まんま、落ちものファンタジー。面白いのはこの草食系男子、ホントに草を食うというところです。

拾った男の子が野草に詳しくて、料理も上手く、経済観念もしっかりしていて良くできたお嫁さん(笑)。主人公はあっという間にカレシにメロメロですが、彼にはもちろん秘密があって・・・といっても有川浩ですから絶対にハッピーエンドになることが判っていて、実は知らずに育った生き別れの弟で禁断の愛に・・・とかにはならないのでご安心を。

というか、まあ、大した秘密でもないのに思いっきり彼女を泣かすこの男は有り得んだろうと男の目からは見えてしまうのですが、まあ、昨日、一昨日に紹介した「シアター」「キケン」にはなかった激甘成分がばっちりなので、そんな有川浩が好きな人にはこちらがお勧め。

私は田舎者なので、ツクシやワラビ、ヨモギなんかは実際に取って食ったことがあるのであんまり違和感がないのですが、相方のMilueはなにやらうっとり。作ってくれというので、スーパーでフキを買ってきてきゃらぶきにしてやったら、喜んで大量に食ってました。でも、美味しいけどね、きゃらぶき。茹でたばかりの瑪瑙のような色のフキってびっくりするぐらいに美しいし。きゃらぶきにしちゃうとがっかりな色ですけど。

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シアター!/有川浩

「図書館戦争」のアニメ化をきっかけに声優さんの出演する小劇場のお芝居を観に行った有川さんが触発されて書いた小演劇内幕もの。

しっかり者の兄にとって、薄ぼんやりで青春の延長で劇団を主宰し、何かといえば泣きついてくる弟は、可愛いながらも悩みの種。弟から借金の相談をされて、ついに黙っていられなくなり弟の劇団に関わってみれば、弟の作家としての才能は評価を受けており、役者陣も各々思惑の違いこそあれ真面目なメンツ。講演ごとの集客も決して悪くないし、役者としての成長を望んだ人気声優も入団したところ。

優しいお兄ちゃんは、「なんでこれで儲からないんだ・・・えーい、俺に貸せっ!」とばかりに劇団プロデューサーになってしまいます。果たして、劇団は鬼プロデューサーの元、借金を返済できるのでしょうか。

というあらすじを書けば、全体のストーリーはもうわかったも同然ですから、後はどれだけ小演劇という世界と登場人物たちが魅力的に書けているかなんですけど、信頼の有川印。楽しさは保証されたようなものです。ちょっとパンチに欠けるきらいはありますが、有川さんは「社会と大人」のかっこよさを上手く書く人だなあと感心しました。

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ワールドカップでカメルーンに勝った

やあ、カメルーンに勝ってしまいまいした。

4年に1度、ワールドカップの時にしかマトモにサッカーを見ないニワカ視聴者なんですが、4年前のワールドカップの時に、そういえばこんな事を書いていました。

ハーフタイムで、妙な違和感に気がついたんですね。開幕の試合から半分以上の試合を見てきましたが、この試合にはどうも違和感がある。日本だけ違うサッ カーをしているような気がするんです。何と言えばいいのか・・・一本取るサッカーというか・・・柔よく剛を制すというか・・・東洋の魔女というか(笑)

(中略)

日本はこの路線をずっと行ってみるのもいいかも知れない。さすがに「日本サッカー道」を築くのにはまだもうちょっと時間がかかると思うけど、将来はイング ランドやブラジルに「日本の方が強いとは思わないんだが、どーも日本とはやりたくないんだよな」と思われるような、打てども打てどもなぜかシュートが決ま らず、怪しく巧みな連携でいつの間にか1点だけ取ってきてしまう、難儀なチームになったらいいな。というわけで、どこを相手にしても、今回の前半のような 試合が出来て、かつ、もう1つ、2つ違う手も持って、90分に流れを作るようなことが出来ればそれはそれは強いチームが出来上がるんじゃないかなと妄想し てみました。

出来てきたんじゃないですかね?開幕戦から現地20時スタートの試合以外、6試合ぐらいを観たんですが、やっぱり日本のサッカーって独特。よく、決定力不足だとか積極性がなくてシュートを打つべき時に打たないとか批判されますけど、まあ、それもひとつのスタイルというか(笑)。

相手のボールのときに、マンツーマンで対応するのではなく、走り回ってボールに雲霞のごとく群がってボールを奪い取る鬱陶しいディフェンスはなかなか良かったと思います。

さて・・・問題は、オーストラリアにズタボロにされた時の欠点は直ってたのかといえば、要するにカメルーンが似合わない引いたサッカーをしてたってことなんじゃないでしょうか。カメルーンが後半残り20分のような攻撃を前半からしていたら、同じような結果になったような気がします。いくらなんでもやっぱり90分は続かないんじゃないかなあ・・・

しかし、これが日本のサッカーなら、それはそれでいいんじゃないかなと。フィジカルの強さや個々のタレントに頼らない、巧さといやらしさを持った渋く、ときには華と散るわびさびなサッカーを完成させていただきたいです。

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銃・病原菌・鉄/ジャレド・ダイヤモンド

有名な本ですが読んでいなかったので、いまさら。筆者は医学者らしいのですが、様々な科学の観点から、人類文明が発展した場所と、そうでない場所の差がなぜ生まれたのかをまとめた本です。

結論から言えば、全ては食料生産、つまり農業がカギを握っています。社会科で習う4大文明も全てが農耕が始まった場所でした。じゃあ、具体的に文明が発展したところはどういう条件が揃っていたのでしょうか。ポイントは、栽培種にしやすい農作物と家畜化しやすい大型哺乳類がいたかどうかだとこの本では書いてあります。

この家畜がいたかというのが大きなポイントで、

  • 家畜を労務させること(畑を耕したり、物資を運搬したり)で食料生産効率を上げることが出来る
  • 家畜から人間に感染するようになった疫病に対して、免疫を持つことができる

という大きな効果があります。特にこの免疫については大きな差で、文明間の接触で相手に免疫がない病原菌を持っているかどうかは非常に重大な影響をもたらします。南北アメリカの先住民の人口の95%がヨーロッパからもたらされた病気によって減少したという推測もあるそうです。なにそれこわい。

では、南北アメリカ、オーストラリア、アフリカではなぜ家畜化が進まなかったかというと、アメリカとオーストラリアでは人類が到達した時には既に高い狩猟能力を持っていたため、全部食っちまって絶滅させたと。うはっ(笑)。そして、野生の王国アフリカの大型哺乳類は気が荒くて家畜化出来ないんだそうです。なるほど、確かにシマウマに乗って現れる原住民とかいないわ・・・

その他、いろいろと興味深い記述がたくさんあります。地球上の動植物がこんなに多彩なのに、人間が栽培しているものが遙かに少ない種類であることや、言語学から人類の進出状況を推測していくことなどなど。ただし、本筋の周りにいろんな話があるので長くて盛りだくさんです。新書ぐらいで読みたいかも

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iPad F1 2010 Timing アプリケーション

フジテレビCS放送でF1の生放送が見られるようになって、F1公式のタイミングモニターWebアプリを見ながら観戦するのも当たり前になってきました。特に予選の中継では誰がファステストを出しているのか、次々に変わる状況を中継画面とタイミングモニターとを並べて観戦するのはまったく理解度が異なる体験です。

そして、iPad用のアプリケーションでこんなのがありました。

F1™ 2010 Timing App - Championship Pass

これはまた別次元で素晴らしい。もちろん、見慣れたタイミングモニター画面も出せるんですが、このスクリーンショットを観てください。

F1timing

これ、コース上のどの位置に誰がいるか判るのです。カナダのフリー走行なのでほとんどのドライバーがピットにいる状態のものですが、これを観ていればどのドライバーが今、トラフィックに捕まっているかとか、誰がピットインしているかとか、可夢偉がどこでリタイアしたかとか、全部把握できるんですよ。これは夢のツールといっても過言ではありません!

3500円もするかなり高いアプリで、かつ2010と銘打っているので来年もう一回買えと言われるかもしれない(>_<)んですけど、フジテレビCSに加入してまで生中継を観ているF1フリークには必携のツールと言えます。

というか、

このためにiPad買え

とか、

鈴鹿では無線LAN環境を作って全員これを観ろ。カンガルー要らん

とか思いました。画面もキレイだし、ほとんどディレイもないし、これは素晴らしい。

・・・でも、カナダGPは生で観るのは辛いので、次戦から使います。

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天地明察/冲方丁

ばいばいアース」で冲方丁には度肝を抜かれまして、気になる作家ではあるんですが、「マルドゥック」も他もいろいろと読んでないですし、なにより冲方丁はSFの人だと思っていたので、歴史小説と聞いてちょっと二の足を踏んでました。

ところが、NHKの週刊ブックレビューの紹介で、江戸時代の算術の話と聞いて俄然興味が。そりゃ冲方丁が書いたら面白そうなネタですな!

というわけで、読んでみたら「ばいばいアース」のころの騒音一歩手前の大音響による大迫力は影をひそめ、すっきりしっかりの読みやすいいい小説なのでした。いやあ、面白いし、これは誰にでも勧められる!・・・とか言ってたら本屋大賞とかとっちゃいました。

どんな話かは人並みのクリック力があれば判るので割愛しますが、測量をしながら全国を回るところは「万物の尺度を求めて」を読んだことを思いだしましたし、碁のシーンの「初手天元」とかは「ヒカルの碁」が好きな人喜んでるだろうし、えんちゃんはやたら可愛いしで、いろいろと歴史物という縛りの中ながら私の好きそうなネタが取り混ぜられていたりで、ニヤニヤです。私がこの本の一般的読者かは判りませんけどね。

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F1GP#7 トルコGP

トルコといえば、ターン8。総じてあんまり評判の良くないティルケサーキットの中でも、比較的評判のいいイスタンブールサーキットです。

さて、ついにやっちゃいましたね、レッドブル。トップチームが必ず通る道です。明確にナンバー1、ナンバー2を決めない限り必ず起きてしまいます。とはいえ、カッとするけどグジグジとは考えないベッテルと、ジェントルマンドライバーのウェバーなので変にマスコミが焚きつけない限りはあまり問題にならなさそうな気がします。しかし、チーム間の格差が狭まってくると、ジョイントナンバー1チームは明確なオーダーのあるチームに遅れをとるのは歴史が証明しているところなのが、難しいところです。

とは言っても、当面のライバルであるマクラーレンも今のところ明確なチームオーダーがつきそうにはありません。というか、こっちの方が揉めそうな感じがします。今回も、燃費セーブの指示が出てからわざわざバトンが抜きに行ってたし・・・。バトンも苦労してるだけあって、割に腹になにやら潜ませるタイプですからね。イメージとしてはここは昔のセナ・プロコンビみたいです。ベッテルとウェバーはその意味では、アレジとベルガーのコンビのようかも。

そして、4強でいえば、フェラーリもドライバー同士は仲が良くなさそう。もっとも、マッサってチームメイトとどういう関係を築くのかよくわからないというところもありますけど。なんせ今までシューマッハとライコネンですからねぇ・・・。そして、メルセデスもいいわけがない(笑)。なんだろう。どこも大変ですね、今年は。

さて、今回どうしても触れておかなければいけないのが可夢偉。決勝での1ポイントももちろん立派ですが、とにかくQ3に入ったのはホントに素晴らしい。ルノーが力を出してきて、およそ5強という状態ですから、ここに食い込むのはホント大変。現実問題として、可夢偉はトロロッソ、フォースインディアの前にでて11位なら2部リーグポールポジションに匹敵する成果と言えます。今回はアロンソがコケたために11位が10位になったわけですが、この走りを続けていれば周りの評価はどんどん変わってくると思います。今でも、スーティルやアルグエルスアリは一定の評価を得てますから、彼らとキッチリ争えたら大変に立派だと思います。しかし、みんな口を揃えて「ザウバー乗りづらそう」ってコメントしてますね(笑)。

次戦はお久しぶりのモントリオール。好勝負が繰り広げられることの多いサーキットですから期待しましょう。なんとなくザウバーがあっさり最終コーナーからメインストレートの壁に張り付いちゃいそうな気がしますけど(>_<)

 

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天冥の標 I メニー・メニー・シープ /小川一水

日本SF新世代、小川一水が放つ大長編スペクタクル!

・・・とか勝手に銘打ってもいいと思うのですよ。なんせ10巻構成が予告されてまして、これが第1巻。物語は、宇宙移民時代。貧しい星に降り立った移民団は既に地球の記憶を失ってます。資源のないこの星では、着陸線から供給される電力が生活を支えていますが、支配階級である領主に怪しい動きが。

この世界はいったいどうなっているのか。世界の謎がどんどんと展開されます。謎の外骨格人間とその体液から感染する謎の疫病。体内に発電機能を持つように改造された海洋一族が海原に繰り出して発見した謎の建造物とそれをまもるロボット。娼婦アンドロイド達のコロニー。地球よりもたらされて飼育している羊には産まれながらに機械が埋め込まれ、羊たちは原因不明の病気を耳に持つ。

この物語のラストは、この世界の謎を解明しないまま、凄まじいまでの投げっぱなしで終わります。読者全員が「うぉいっ!」とツッコむこと確実ですが、あとがきによると小川さんはそのつもりで書いているようです。事実上、これがひとまずクライマックスだとして、ここに至るまで何があったのかちゃんと最後たたんでくれるんだとしたら、これはもう期待せざるを得ません。

しかし、完結は何年後なんだー!

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今日のひとこと(6/7)

耳が尖るくらい論理的だ。

生越 昌己 - 「受益者負担」はマジックワード (おごちゃんの雑文)

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星の舞台からみてる/木本雅彦

著者はWIDEプロジェクトにいたこともある人らしく、SE小説と呼んでいいかも知れません。

時代は極近未来。生活は私たちの現代とほとんど変わらないながら、1人がひとつずつ、ネット上のエージェントである「バディ」を所持している世界。そのバディシステムの生みの親とも言える計算機技術者が死にます。

主人公は、依頼人が志望したときにネット上の後始末をする仕事をしています。コミュニティに死亡した旨を連絡したり、ネット上のリソースを回収したり。これ、今でも十分に「有り得る」職業ですよね。自分が死んだら、マイミクぐらいには連絡したいって人、いるでしょう?でも、自分の家族にそれを依頼するためにmixiのパスワードを教えとくってわけにもいかないよって人も。

依頼人が、その計算機技術者の死と抱えた人生の秘密に迫る現実パートと、突然自分の主人が死んでしまって戸惑う「バディ」のネット上での活動が並行して進み、なかなかに読ませる展開になります。

そして、その技術者の人生を追う途中で、当然、計算機やネットの昔話になることもあって、その辺りが昔からこの世界に関わってたオッサンには楽しい。月と通信するんならディレイがあってもいいようにUUCPすればいいんじゃないかとか、なんとなく楽しい話ですよね。ギークならニヤリとするネタ満載なので、コの業界の人には☆ひとつプラスってところですよ。お勧めします。

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本の感想をいっぱい書くぞ

ずいぶんと感想を書いていない本が溜まってしまいました・・・

もうこうなると、詳細な感想を書いている暇はないので、どんどんと紹介だけしていくことにします。目指せ、1日1更新!

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8周年記念ボナンザマーブル

懲りずにランダムで買いますよ!

$ ruby -e '10.times{printf("%05d\n",rand(100000))}'
39274
37891
79547
90448
82269
69940
95458
50639
72530
05742

・・・また下一桁がかなり偏ってますが、あえてばらけさせませんよ!

クラクラあたらないかなあ

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iPadに液晶保護シートをうまく貼る方法

外面は傷がつこうが全然気にしない私ですが、液晶面のガラスに傷が付くのは見づらくなるという機能面の低下になるので嫌います。光沢の液晶は見づらい場面も多いので、アンチグレアの液晶保護シートを貼りましょう。

ところが、さすがにこの大きさのシートを貼るのは一苦労。ホコリがついたまま貼ってしまうとそこに気泡ができてしまい、大変見づらくなってしまいます。これではまさに本末転倒。ホコリは確実に取りたいもの。カメラが趣味の人はブロアなど持ってるかもしれませんが、あまり一般的ではないでしょう。

かくいう私も見事に失敗してもう一枚買うハメに。そして気が付きました。iPadにキレイにシートを貼る方法を。それは、シートを2枚買うことです。

一枚目のシートで失敗しても、それを剥がせば今度は剥がしたシートの方にホコリがついてきますから、iPadの表面は掃除された状態になっています。そこですかさず2枚目のシートを貼ればいいのです。

というわけで、シートを買う時には2枚セットで買うといいんじゃないでしょうか

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