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over HTTPな異種間結合の松竹梅って?

宇野るいもさんが、ブログで興味深い話をしています。

全体最適化ばかりが、SOAP/HTTPの生きる道ではない。 (るいもの戯れ言)

そのココロは単純で、企業がデカくて、企業全体の統制がとれていなければ、社内のシステムはバラバラなわけだ。つまり自然と異種結合が重要となる。そこへ SOAP/HTTPはうってつけなのだ。そこには全体最適化という究極の目的は存在しないのだけど、てっとり早く、異種のサーバ、クライアント間をつなぐ 技術は、他に存在していない。

確かに。ちょっと前であればこの手の話はMQであるとかHULFTであるとかが普通であったと思うんですが、動いているのがJavaEEだとすればわざわざHTTP以外のプロトコルを持ち込むのは面倒なだけです。

つまり、JavaEEのサーバがWebブラウザ以外のクライアントと通信を行う場合に、(HTMLに代わる)HTTPの上位層としてSOAPを使うのは自然な発想だということですね。一番素朴にはAJAXの様に俺様XMLを載せてもいいし、俺様XMLを載せるぐらいならJSONでいいじゃんということになります。相手が別システムのサーバで日次のインターフェースが数本というレベルなら、相手にもよりますがそれで全然構いません。

ところが、るいもさんが例にしている.netなアプリケーションだとすると、多種多様なやりとりがありアプリに手を入れる度に増えたり減ったりするでしょうから、決まったプロトコルがないとツライ。そこでSOAPってことですね。SOAやWS-*の大仰な規格が美味しいところだけつまみ食いされる(そして誤解されたまま広まる)のはありそうなことで、歴史を紐解いてもよくあることですな。

となると、どこをどうつまみ食いして、どこは省いて、どこは独自ルール化しちゃっても問題ないかというのはまさしくアーキテクトの見せ場になるわけですね。例えば、そもそも不特定多数から接続されないと判っている企業内システム間連携であれば、artonさんが言っているようにセキュリティはhttpsにおまかせでもまったく問題ないはずです。ケースによって、SOAを支えるプロトコルのつまみ食い、いわば松・竹・梅コースをつくって提供できる、そのノウハウが求められているケースが多いのかなと思います。

とあるシステムのリプレース案件で他のシステムも含めた包括的なWebサービスの提案なんて持っていってもぷち潰されるに決まっているので、結局のところは部分最適の集合としての全体システムの統合しか有り得ません。最低限としてSOAP/HTTPにしておこうよというのは、今現在のアーキテクトの皆さんのコンセンサスになっているのかなとか思いました。

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