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August 31, 2009

"文学少女"と恋する挿話集2/野村美月

表紙がななせちゃーん・・・なのに、実質の主役は森ちゃんなのでした。森ちゃんと反町君が大変微笑ましくて、また、そこに凄い角度から絡んでくる遠子先輩が可笑しい。この路線が好きですね。本編の方は、血なまぐさすぎます(笑)

そして、本編を森ちゃん視点でやり直しているので、森ちゃんメインの話の裏で、もう一度ななせちゃんは振られるのでした。カワイソス・・・。女性には最後の心葉とななせのデートのシーンをよく読んでもらって、「デートの時に優しい男は、酷い」という真実を理解して欲しいと思います(笑)

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August 26, 2009

LLTVのチケットいりませんか?

間近で申し訳ないのですが、8/29(土)のLLTVに行けなくなってしまいました。もしチケットが欲しい方がいたら、お譲りします。Tシャツ付です。

料金は払い込んで未発券状態なので、最寄りのセブンイレブンで発券していただく形になります(手数料が105円かかるそうです)。m-tam(at)mbp.nifty.comまでご依頼下さい

よろしくお願いします。

追記(8/28):誰もいないようなので、今夜、チケットを引き取っちゃうつもりです。んー、夕方、中野までTシャツを引き取りにだけいくかぁ

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August 25, 2009

F1GP#11 ヨーロッパGP

昨年のレースを見る限りではまったく抜きどころが無く、「速いモナコ」という印象のヴァレンシア。今年もそんなに大盛り上がりのレースは期待できないとは思いつつ、いろんな事が起きました。

  • バドエルの悲哀
  • 太陽とバリチェロとブラウンGP
  • 復活のマクラーレンと失策のレッドブル
  • トヨタが変

さて、まずは代打の代打のバドエル。負傷欠場のマッサの代打として一時はミハエルが乗るという話になったんですが、ミハエルはバイクレースでの傷が癒えていないことが判明。急遽、長年、フェラーリでのテストドライバーを務めてきたルカ・バドエルが乗ることになりました。正直、バドエルは現役当時から一流のF1ドライバー(あくまでF1ドライバーとしてです。F1に乗れるドライバーは全員一流ですからね)とは言えないと思いますし、10年のブランクは正直、どうなのと。

で、いざ乗ってみれば、走り始めはまるで駄目。3日間かけてライコネンの1秒落ちにたどり着くのがやっと。みんなかなりガッカリしました。

ただし、じゃあ、バドエルは全くの過去の人で、全然駄目なドライバーなのかといえばそんなはずはないです。つか、それならいくらフェラーリでも乗せませんし、レギュラードライバーと2秒も3秒も差があるようではテストドライバーとしても役には立たないと思います。

つまり、今年のマシン、それもマクラーレンとフェラーリに限っては特殊な車だという事じゃないでしょうか。トロロッソのアルグエルスアリやルノーのグロージャンも全くのテスト無しの状態でF1デビューをしたわけですが、それなりのパフォーマンスを示しました。F1に来るようなドライバーなら、初めての車でもそれなりのレースをします。

ところが、昨年までの車でイヤというほど走っていて、チームとのコミュニケーションもカンペキだと思われるバドエルがまったく自信を持ってコントロールできないほど、KERS搭載車は難しいのでしょう。もしかしたら、F1マシンをよく知って、自分の走り方が確立しきってしまっているのが返ってよくないのかも知れません。KERSはブーストボタンを押すのはそんなに難しくなくても、チャージの為にブレーキングの感覚がかなり違うでしょう。ヴァレンシアのストップ・アンド・ゴーはかなりタイムに響くはずです。おそらく、2,3日のテストで100週程度を走り込めてれば、バドエルは最初からレース後半のポテンシャルを発揮出来たはずだと思います。それでももちろんマッサやライコネンに匹敵するとは思えませんが(するのであれば、10年テストドライバーでくすぶったりはしません)、こんなに酷いことにはならなかったかと。可哀想です。

もしかしたら、ミハエル・シューマッハほどの天才級ドライバーなら学習の時間はもっと短いかもしれませんし、逆にF1でのカーボンブレーキの経験がそれほどないような新人ドライバーの方が適応は早いかも知れません。次戦のスパもバドエルが乗るということですが、次戦では今回の経験を活かして、かなり適応してくるのかどうか。楽しみです。実際、他のドライバーに替えようにも、見あたらないのも事実。今年のマシンの走行経験があって、しかもKERSを知っているとなるとピケJr.しかいないわけで(笑)、テスト禁止はこの意味では罪深いです。

さて、暑いグランプリになってやっとブラウンGPが生き返ってきました。もちろん気温だけのせいでもないんでしょう。例年を考えると、競った展開になればアップデートの当たり外れでどんどんと大勢は変化します。ブラウンは、レッドブルのイギリスでノーズが大きく変わった後の"Bスペック"マシンにやっと対抗できるようになったようです。もっとも、コースの得意不得意はあるようで、空力のあまり影響しないコースでは相対的にレッドブルは低調の様子。次戦のスパではまたレッドブルがぶっ飛ばすんじゃないかと予想されていますが、私はブラウンの改良がやっとこ届いたんだろうと思ってますんで、スパでも悪くないんじゃないかと予想します。ただし、雨になったらレッドブルのものでしょうね。そして、スパに雨は付きものだったりするんですが。

そして、わずかな差での最強マシンを手に、ついにルビーニョが5年ぶりの勝利を得ました。おめでとう!スタートで飛び出したハミルトンとの差が縮まりそうで縮まらないのでやきもきしました。個人的にはハミルトンのミスがなければぎりぎりで届かなかったのではないかと思います。タイミングモニタを見ている限り、セカンドスティントのハミルトンはタイヤを労りながら、必要な時に簡単にコンマ5秒のギャップを作り出していたように見えました。「自分の車は最強ではなかった」とコメントしたハミルトンも本音で、おそらくはレースペースはバリチェロの方が上だったんでしょう。そこをハミルトンマジックで予選並みのパフォーマンスで削っていたんだと思います。トップドライバーにはそういう力があります。コバライネンにはないので、抜かれてしまったわけです。

もちろん、その「ハミルトンマジック」がコンクリートウォールに囲まれた市街地サーキットでずっとは出せるわけではありませんから、あのピットのミスがなければ、あるいは、本人かチームが「2位を確保すべきだ」と判断してペースを落とさなければ、ハミルトンがどこかでウォールに張り付いた可能性はそれなりに高いでしょう。しかし、やはりハミルトンがスペシャルであることは今回のグランプリでもはっきりと現れていました。

それにしても、マクラーレンの進歩はホンモノでした。春にはまったくのダメ車だったものをここまで仕上げてしまうのですから凄いです。空力的には相当いじってあるんでしょうが、素人目にははっきりと形の違いなんてわからないのにこれだけの進歩をしてしまうのだから、F1マシンってのは難しいものです。もっとも、フロントから見た差はあまりないかもしれませんが、リアからみると結構別物ですけど。

レッドブルは最強マシンの座から後退。3番目になってしまいました。ただ、マシンの性能はともかくベッテルは同じグランプリで2度エンジンが壊れ、ウェバーはセットの方向を掴めないまま、最後はピットインのミスでノーポイントに終わるというのはかなりガッカリ。3番目のチームということは、5位、6位を占めても良いわけですから、7ポイント取れたはずがノーポイントは痛い。頑張って欲しいところです。

そして、最後にトヨタ。モナコがメタメタだったのでもしかしたらと思ったら、またメタメタ。でも最後にはグロッグがファステストラップを取りました。予選より断然速い(笑)。どうなってるんでしょうか?まあ、スパは速そうな気がしますが、性能が安定しない車というのは、やはりよくない車なんだと思います。

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August 24, 2009

twitterの位置API

先日、 twitterはなぜつまんないのかというエントリを書いて、「twitterには位置情報が付くべきである」と主張したら、やはしそんなことは誰でも考えることらしく、正式なAPIが出来るまでになってました。

Twitter、位置情報APIをリリースへ(@IT)

米Twitterは8月20日、つぶやきに緯度・経度の位置情報を付加できるAPIを提供していく計画であると発表した。これまでにもiPhone 向けなどサードパーティ製アプリケーションで、Twitterに位置情報を付加する外部サービスは存在したが、そうした場合、ユーザープロフィールの情報 を書き換えるという方法で行うことが多かったという。こうした方法は信頼性に乏しいため、公式にサポートしていくことにしたという。

 位置情報を利用することで、例えば、地理的に近い場所にいる人のつぶやきを見ることができるようになる。フォローしていない人のつぶやきであって も、コンサートのようなイベントや、地震発生時などに情報が探しやすくなるなど、今まで考えてもみなかったような応用があり得るだろうとしている。

また、前述のエントリを書いた時にはハッシュタグの存在も知りませんでした。お恥ずかしい。でも、ハッシュタグのアイデアはあまりに素朴すぎてちょっといただけないなと感じます。あっという間にハッシュタグの名前空間が枯渇しませんかね?

未だにどうもtwitterは文化を理解できません。もしかして、まだ無いのかも知れませんが・・・。結局、メディアはその上に文化が形成されないとダメだと思います。どう言うときに「つぶやく」べきなのかという文化がどう育成されていくのか、それとも、twitterはあくまでその上の全体の文化は意識させずに小さな範囲のコミュニティをベースとするツールにするのか、知名度の上昇につれて静かな拡声器としてリリースが流されていくだけの場になるのか、よくわからないですね。あと、そろそろネット空間上での個人名の担保の方法が必要な気が・・・Open IDのようなものを認証だけじゃなく固有のユーザーの識別に使えないとだめかも。ここでブログを書いているタンバリン(tambourine)と、twitter上のTumbler(Tambourineは取れなかった)を結びつける仕組みがないですからねぇ・・・。その人格の担保をどこで行うのか。私はやはり人格というのは書いているものに宿ると思っているので、blogが中心になると思いますが。そういう意味では、はてなのid:Tambourineという記法には先見の明があったように思います。

とりあえず、もうすこし自分なりのtwitter利用を続けてみたいです。

 

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August 23, 2009

狼と香辛料 XII/支倉凍砂

ウィンスフィールから帰ってきたケルーベで、ハスキンズの紹介で北の地図の作成を依頼にいくと、なんと依頼先は褐色の肌の美しき女銀細工士。しかし、彼女には隠された思惑がありロレンスは交換条件にあることへの協力を要求されて・・・

というわけで、女銀細工士フランが今回のヒロイン。実は彼女のある目的は、至って純粋で無邪気なものだったりするんですが、その核心が隠された村にはあるヒミツがあって・・・という物語の本筋の中で露わになるフランのかわいらしさがこの本の中心です。ハナシ、マア、ドデモイイ(笑)

今回は、ちょっと閑話休題といったところでしたかね。でも、十分面白かったです。しかし、いつまでもホロとロレンスの会話を楽しみたいと思いながら、そろそろクライマックスの話も読みたいなと、そんなことも思ってしまいます。

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August 22, 2009

最近買ったマンガ、雑誌

新装版完結。今回もかなり手が加わってます。さらっと読むとわからないところでも、旧版と比べるとかなり。あと、4コマじゃない話はかなり大幅にいじられてます。

それはそれとして、今回の見どころはやはり補習のよみの三つ編みだ!

偉大な将軍様のミサイル話がよかったです。必死で可哀想だから、みんなもっと笑いものにしてやるべきだと思う(笑)。

1,2巻はかなりメジャーなチーズ(カマンベールとか)の話が多かったですが、さすがに全然知らないチーズばっかりです。読んでるとお腹が空くなあ

「チーズの時間」から花形怜つながりで。フられて仕事もボロボロになっちゃう上条に感情移入。私もそういうタイプなので(^^;

かなり映画と同じコミカライズ。映画のストーリーを整理して理解するには最適。絵も貞本キャラをよく捕らえてて、かつ、夏希先輩が可愛いです。

飲むとおかしくなっちゃう紅茶という設定で、様々な変態さんがいやらしいことをする話・・・つか、様々過ぎて誰向けのマンガなのか謎になっちゃってますよ?

カバーを取ってみたら、表紙のタイトルに訂正が。

「成城紅茶館の事情<=情事」

・・・確かに。

のだめに手玉に取られるシュトレーゼマンがカワユス。ダークサイドに墜ちて燃え尽きたのだめがどうやって復活するのか・・・は、まあ、想像が付くんですが、このエピソードでいよいよこのマンガもクライマックスなんですか?んー、なんか中途半端な気がしますな

各所で評判良いようなので。いじめられっ子ピアノ少年と不良ジャズドラマーの出会い・・・つか、不良少年の風俗が40年前だっつーの(笑)。少女マンガっぽいネタですなあ。男が描いたらこうはならない気がします。

こちらもいよいよクライマックス。怒りに我を忘れて最強ぶりを発揮しまくる大佐が格好いい!

アニメも大分進んだので、マンガも読んでみます。むぅ、アニメの1話が1巻分ですか!

こういうゆっくり進行するマンガを描くのはベテランの特権なので、こちらもゆったりとしたペースで楽しむのがいいのかもです。このペースなら高校の3年間は長いなあ(笑)

こちらもベテランらしく、零の成長をまるで作者が慈しむかのように丹念に描いていくところが素晴らしいです。おっさん達が格好いいのがいいよねー。

でも、ストーリーなかなか進まないなあ(笑)

キネ旬のアニメムック。これも「オトナアニメ」「アニメージュオリジナル」と同じ傾向の雑誌ですが、もっと映画雑誌っぽい作りです。濃いオタク視点の「オトナアニメ」、作画視点の「メージュオリジナル」、作品論中心の「ハマルアニメ」とよいアニメ雑誌が充実してきた気がしますね。

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August 21, 2009

ニッポンの思想/佐々木敦

佐々木敦さんのことは、「文化系トークラジオ Life」のサブパーソナリティとして一番親しみがあります。番組でも「批評家」として紹介されてますし、映画、音楽、文芸と幅広く批評活動をし、私も「「批評」とは何か?」も読みました。

そんな佐々木さんが、なぜ「思想」なのか。そのことはこの本のプロローグで書いてありますが、つまるところ、そのカギを握るのは東浩紀という存在に通じてます。2009年現在、ゼロ年代に活躍した日本の「思想家」として東浩紀以外に誰がいるのかというと、誰もいないというのが現状です。そういう状態に至る「思想シーン」がどう形成されたのか、それを批評家の観点から見たのがこの本であり、その為にニューアカからの流れを追っていくという形になっています。

私自身は、佐々木さんより10年遅れて生まれていて、宮台真司さんですら同時代感覚ではありませんから、ニューアカと聞いても何も連想出来ません。なので、こういう俯瞰的な視点で流れを説明してもらえると凄くありがたかったです。

で、その流れなんですが、まず70年安保が終わった後に断絶があるということから始まり、そこからいわゆる「ポストモダン」が始まります。そして、その流れは「動物化するポストモダン」まで続いているというのが認識になるわけです。登場人物は、ニューアカの浅田彰と中沢新一。それに引き上げられた蓮見重彦と柄谷行人。そして、90年代の福田和也、大塚英志、宮台真司。そして、ゼロ年代の東浩紀の登場となってます。そして、この流れは思想的な流れではなく(佐々木さんはこの本の中でその思想的なつながりと反復も発見するんですが)、「思想シーン」としての日本現代思想史です。

そして、この流れに通底しているのは、安保が終わり「イデオロギー」という大きな物語を失った日本を「ポストモダン」という輸入概念て紐解いていくことです。こうしてみるとこの30年は、ひたすらポストモダンの流れが加速していったような世界でした。「政治的なイデオロギー」が失われ、戦後の象徴として「天皇」が亡くなり、震災とオウムと不況が「日本的システムへの安心感」を奪い、ネットが「マスメディア」という物語を失効させ、世界同時不況が「自由主義経済」あるいは「資本主義」まで(「シフォン主義」って言葉の持つ軽さと頼りなさの感覚が象徴してますよねぇ)我々から奪おうとしています。その中で、思想の果たす役割は時代時代でありましたが、逆に、どんどん求められているのではないかとも思います。

そんな現状の中、今、現在、東浩紀だけがふんばっているような状況なのです。というか、東浩紀がジャンル化しているとすら言えます。上の流れをふまえた上で、この現状を佐々木さんがどう見ているかはこの本の最後で語られていますが、ともかく、東浩紀さんを「シーンを作り、それを維持している」ことに対して評価していることは確かです。「文化系トークラジオ Life」の5月のテーマは「現代の現代思想」で、東浩紀さんがゲストだったんですが、その放送終了後の番外編で東さんは「俺は『俺の商店街』を守るために頑張っている。思想を求めているお客さんが確実にいるんだから、俺はそこを向いて商売をするってことだよ。思想地図もそう。ゼロアカもそう。だから、俺はPLANETSをやっているから宇野(常寛)くんは評価する。ラジオをやっているからcharlieのことも評価する。口だけの奴は評価できない。そういうことだよ」というような内容のことを熱く語っていましたが、そういうことなんだろうと思います。

そして、驚いたのはあとがきにこう書いてあったことです

次なるステップとして行なわれなければならないのは、「ニッポンの思想」の諸々の課題にかんして「じゃあ、お前はどう考えてるんだよ!?」というツッコミへの返答だろう。なんと自分でも驚いたことに(?)、僕にはそれをやる準備がある。とりあえず『未知への遭遇』という変なタイトルの本が、さほど遠からぬ時期に登場するだろう。そこには『ニッポンの思想』を踏まえた、僕個人の「思想」が書かれている筈である。

なんと。それは「批評家 佐々木敦」の領分をはみ出した仕事になると思いますが、期待して待っています。

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August 20, 2009

赤い星/高野史緒

「SFが読みたい」のランキングに入っていた(ような気がする)この本。表紙を見る限りはあんまり趣味じゃないかもなあと思ったんですが、読んでみました。

世界観は物凄く面白いです。舞台は、徳川幕府がまだ存続していて、日本がロシアの属国になっている、そんな世界。風俗は江戸時代と変わらないようですが科学技術的には我々の時代と同じぐらいなんで、しかし、メディアやインフラは退廃していて、ネットだけがあるようです。ただし、そのネットもカオスになってて、ネットで動画番組を見るのにも必死に送りつけられるSPAM広告を殺しながらじゃないといけない(笑)。日本のアニメもあり、ネトゲもあり、アキバもあるけど吉原もある。そんな世界がまずひとつ。そこでSEとして生きるおきみが、幼なじみの花魁から暗殺されたとされているが実は落ち延びていたロシア皇帝の皇子(と噂される偽物)を踏み台にして成り上がる相談をうけるところから物語は始まります。

今、江戸では、ロシアのペテルブルグが夢の都とされ、その永住権をかけた「シベリア横断ウルトラクイズ」が人気番組。司会者が「ペテルブルグに行きたいかー」と盛り上げます(笑)。そして、そのペテルブルグでは一人の日本人作曲家の物語。しかし、この断絶されたペテルブルグでは何が起こっているのか。そして、おきみは憧れのペテルブルグを模したネトゲから、「ホンモノ」のペテルブルグに迷い込み・・・そのペテルブルグでは革命のヨカン。あれ?こっちは我々の知ってるロシアーソ連?それにしても時代が・・・

という果てしなく壮大な話。吉原花魁話とロシア文学とマトリックスを足して、かき混ぜ方が足りないようなそんな感じ(笑)。まざってないよ!

とにかく、大盛のカオスっぷりで十分おなかいっぱいになるので、私は満足です。結末も本の中では宙ぶらりんなんですが、この手の話に慣れている読者は「よーするにこういうことなんでしょう?」というのはわからなくもないので、まあ、いいかなと。慣れてない読者は「結局、どうなってん!」と怒るかも知れません。ちょっと収集がつかなさすぎなので私が付ける点数は75点というところですが、そこが逆にSF者のツボを突くかもしれませんね

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August 19, 2009

デーモン閣下のオールナイトニッポン

十数年の時を越え、デーモン閣下のオールナイトニッポンが復活しました。着うたとして。

#いや、それにしてもニッポン放送のサイトは、まったくもってどこにリンクすればいいのかさっぱりわからないですな

というわけで、月イチみたいですがやってます。ただし、ケータイの音楽配信のシステムを流用しているので、1パート7分いないらしいです。そして、1パートが105円。うーん、結構高いけど、まあ全然いいです。昔のジングルがそのまま使われてたり、「天誅下してやるー!」のコーナーが復活していたり、懐かしいです。

ただ、これをiPodで聞きたいです。PodCastならまとめてログアウトできるのに、いっこいっこダウンロードしなきゃいけないのムカツクし!

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August 18, 2009

DENON DHT-S500HD

先日、新しいTVを買いました。狭いリビングなので2mぐらいの距離で観ているので40Vでも十分です。

Blu-rayでの本気の1080pはさすがに素晴らしい出来です。劇場でみてスゲェと思った「アース」のBlu-rayを買ってきて、部屋を真っ暗に締め切って鑑賞しました。素晴らしすぎます。思わずテレビの端に、「画面はハメコミ合成並です」と書いて貼ろうかと思うほど。普通に写真並の画質ですよ、コレ。動画と思えない。

ただ、こうなるとテレビのスピーカーではちょっと物足りません。また、iTuneに溜めてある音楽をリビングで聴きたいときに、これまではPCをテレビに繋いでテレビのスピーカーから音を出してたんですが、元のパワーがなさ過ぎるだけに、さすがにこれはショボ過ぎて悲しくなります。

というわけで、テレビを買った池袋のビッグカメラに再度出かけていって、デノンのホームシアターシステムを買ってきました。ちゃんとしたリスニングルームがあるわけでもないしフロント2chでも全然よかったんですが、5.1ch用スピーカーセットもそれほどの値段ではなかったのでセットを買いました。あわせて7万チョイぐらいです。薄くて、スチールラックの調整をしなくて良さそうだったことと、フロントにHDMIがあってゲーム機を繋いだり、PCを繋いだりするのに便利そうだったのが決め手でした。

接続はテレビとアンプ、アンプとレコーダーをそれぞれHDMIで繋ぐだけ。HDMI偉大すぎる。あと、テレビからの音をサウンドシステムへ入れるため、テレビとアンプをオプチで繋ぎました。。ただし、6本のスピーカーケーブルを繋ぐのがメンドっちぃ。

あとはサラウンドシステムが難しい。ドルビーなんちゃらとかDTSとかAACとかさぱーり。また、レコーダーの設定を確認してみたら軒並みこれら音源を2chに展開して出力する設定になってるし、ホントに狙ったサラウンドが動いているのかはわかりません。まあ、セッティングもなんちゃって配置だから別にいいんですけどね。

というわけで、テレビやレコーダーも含めあーじゃこーじゃと設定をいじり、5.1chを体感してみることに。「アース」は正直言ってこの目的には適さないソースなので、スタジオでなんとでも音作りができちゃうアニメで体感してみることに。DVD化の時にわざわざ再アフレコまでして音響を作り直して5.1ch化してある「劇場版パトレイバー」を。おぉー、良い意味でケレン味のある音作りで面白いです。これはオリジナルの音響とかなり印象が違いますね。

次に、バーチャルだけではなんなので、音楽もの。電気グルーヴの「レオナルド犬プリオ」を5.1chで。これはウーファもばりばりにはたらいて、全身を音が包んで揺さぶってくれます。もっとも、画面には下半身に緑のジャージに、上半身は裸に革ジャン、巨人の帽子をかぶったピエール瀧が「線路に耳当て 心は遙か~♪」とうっとり顔で歌っているので台無しです。

さて、後はiTuneをここで再生させるんですが・・・とりあえず、FF11用PCを繋いでますが専用のPCを付けちゃおうかなあ。


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August 17, 2009

日本でF1がもっとも輝いていた時代

シーズンオフにフジテレビCSで放送されていた昔のF1中継に、今宮さんが後(いつ収録してるんだろう)の視点から詳細な解説をいれたシリーズのDVD化されました。私がF1を見始めたのは1991年以降のDVDが今年出ました。93年まで、3年分を買いましたよ。

やはり、見始めた頃ということもあって、この頃のグランプリには強い思い入れがあります。また、日本全体がF1に取り憑かれていた時代でもありました。このブームは94年にアイルトン・セナが事故死することにより急速に醒めていくわけですが、その最後のほとばしりを見ることが出来ます。

このころのグランプリの思い出ならいくらでも出てきます。

91年。セナの開幕4連勝。初のインテルラゴスで6速ギア以外を全て失いながらの絶叫の優勝。プロストの雨のサンマリノでのフォーメーションラップでスピンの大ポカ。夏のウィリアムズFW-14の圧倒的なスピード。スパでのシューマッハの電撃デビューと次戦でのいきなりのトップチーム移籍劇。鈴鹿でのファイナルラップ最終コーナーでのドラマ。タイヤバリアに突き刺さったティレル020と中嶋悟。モデナ・ランボルギーニ(笑)

92年。圧倒的強さのFW-14B。怒濤のマンセル開幕5連勝。それが止まったモナコでの大逆転劇。片山右京のデビュー。フェラーリF-92Aの奇抜で格好いいスタイルとジャン・アレジの熱走(でも遅い)。後の最強チャンピオン、シューマッハのデビューの地、スパでの初優勝。B192は後のフェラーリ黄金時代まで続く、ハイノーズ、高ハイトサイドポンツーンのろりー・バーンのマシンの先駆け。後の最弱チャンピオン、デイモン・ヒルのブラバム・ヤマハとデーモン閣下のロゴ(笑)。ホンダ・ラストランを飾るベルガーの勇姿。

93年。出戻りプロストと、カーナンバー0番のヒルの駆るFW-15Cの速さ。雨のドニントンでの伝説のセナの1ラップ目のごぼう抜き。新人バリチェロの雨での凄まじい走り。後にどえらい発展を遂げることになるバージボードがはじめて付いたマクラーレンMP4/8の軽快な走り。アクティブサスを搭載したGPでいきなり予選でセナの真横に付けた鈴木亜久里とフットワーク無限ホンダ。伏兵デイモンの夏のハットトリック達成。チャンピオンを決めて引退を表明するプロフェッサー。最終戦、アデレードの決勝終了後のガレージでそれまで表彰台でも目もあわせなかったプロストへ手をさしのべるアイルトン・セナ。

いや、まさに至福。

そして、この至福の時を得て、盛り上げた気分で作るのが、コレ!

フジミの1/20 マクラーレンMP4/6ですよ!この夏休みに作るぜ! ・・・いやエンジンがいきなりメッキパーツで萎えた(T-T)。メッキはぐのメンドクサス

というわけで、DVDを観ていて全然製作は進んでないのでした。むぅ。

でも、次はFW-14だよね?ねっ?>フジミさん

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August 15, 2009

最近買ったマンガ、雑誌

ジャンプの編集会議をマンガ化するなんてなんて斬新な。新世代の「まんが道」はどこへ続くのか。

とりあえず、今回は「高木君には恋してないもん」にぐっときました。

これまでと変化を付けて、今回の表紙は「サマーウォーズ」。もちろん、その巻頭特集も読み応えありですが、「ファイアボール」の荒川監督のインタビュー(インタビュアは水玉螢之丞さん)が載っていて、それが良い味出してます。

アークティックモンキーの新譜が出ると聞いてひさしぶりに買ってみました。楽しみだよぉ。

なんと、Racing onは今号で月刊廃止だそうです。10月から新展開との事ですが、廃刊フラグですよね・・・。うーん、すごく残念です。ナイジェル・ルーバックさんの連載だけでもなんとか読み続けられないものでしょうか。

アニメージュオリジナルよりアングラ系というかサブカル系というか、でも、普通のアニメ雑誌にはない感じで面白いです。「化物語」はある意味、この雑誌にピッタリの作品かも。西尾維新さんのインタビューが載ってます。あと、絶望先生第3シリーズのOPの「林檎もぎれビーム!」についてのオオケンのインタビューが。タイトルの由来を見て笑いました。同じ話がアニメイトのサイトにも出てたので、見てみてください。いろんな事知ってるなぁ。

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August 14, 2009

サマーウォーズ(ネタバレ)

ネタバレの感想をかきまーす。と言っても、作品論をするつもりはなくて、小ネタの雑談です。

まず、OZについて。セカンドライフとmixiをモチーフにしているらしいですが、あのアバターのセンスはいいですね。みんなセカンドライフに捕らわれすぎているような気がしますが、おそらく日本人向きなのはああいう可愛らしい擬人化可能だけどどう見ても人間には見えないようなキャラをアバターにする形だと思います。mixiの写真がまさにそんな感じですよね。それでOKなのは日本人だけという話もありますが、でも、おそらくポケモンが流行った国では大丈夫なんじゃないかという気がします。偉大なり、任天堂。日本文化による文化征服は着実に進んでます。

映画の冒頭がOZについてのサービス説明なんですが、2009年の目で見れば、これが数年後に開始するサービスだと言われても普通に信じてしまいそうな感じでした。ただ、OZの画面ってば、すっごい重そう^^;。でも、ケータイ版のOZには簡易アバターが使用されていたりするので、デバイスによって使い分けるんでしょうね。そういう統一した世界観が大事だというのは非常に納得できます。このあたりのセンスは是非、実際のサービスを考える人に大いに参考にして欲しいところです。で、その設定が夏希のアバターが最終決戦でパワーアップしてド派手になってたのに、実は夏希の操作してたケータイには簡易版しか表示されてなかったというオチに活かされてたりするのがナイスです。

と、大枠の設定は非常によく考えてある割に、OZ内でのキャラのあたり判定の問題や、AIが悪さをした結果のOZの変化なんかはじぇんじぇん理屈にはあってない感じでしたが、まあ、そのあたりは物語の盛り上がり優先でいいんでしょうね。がっつんがっつん動いていて気持ちよかったです。

で、最終決戦はOZ内のカジノで行われるんですが、オンラインゲーム、それも花札のこいこいってのが笑わせてくれます。これだけ盛り上げておいて、最後はそれかよ!で、一緒に観に行ったMilueは「花札やってみたい!」というんですが、FLASHのゲームやケータイのオンラインゲームはあるんですが、コンシューマーゲーム機で普通にこいこいを遊びたい場合はどうすればいいのやら。余りにも作るのが簡単すぎて普通には売れない感じ?(笑)

あ、DSでありますね。さすが任天堂。

PSPは・・・あー、Fateのミニゲームが(笑)

さて、一部の人を喜ばせた小惑星探査衛星「あらわし」。もちろん、「はやぶさ」がモデルです。実際の「はやぶさ」は小惑星イトカワへ行きましたが、「あらわし」が行くのはマトガワ。宇宙関係のジャーナリストの松浦晋也さんのブログでも話題になってましたが、実はマトガワという小惑星は既にあるそうです。イトカワは日本のロケットの父、糸川先生から命名されてますが、マトガワは宇宙研の的川先生にちなんでます。それにしても、松浦さんも指摘している通り、小惑星から帰ってきた人工衛星(いや、地球軌道に無いんだからホントは衛星じゃないんだけど)をいったん地球軌道に入れるだけ原則させるのは結構大変ですよね。推進剤も余裕綽々で帰ってきたのね。そもそも地球の軌道上ってGPS使えるものなんでしょうか。静止衛星軌道の方が高いから大丈夫なのかな?それにしても、「はやぶさをモデルにした衛星がでるよ」という話は知ってて観に行ったんですが、まさかあんなに大事な役(?)だとは。せっかく持って帰ってきたサンプルが無事だったことを祈ります。

後は、ちまちました小ネタも楽しかったです。「SUMMER WARS」ってタイトルが出て、「あー、STAR WARSに字面が似てるなー」と思ったら直後のキングカズマの格闘シーンで相手がライトセーバーを振ってたり、問題のAIの名前が「ラブマシーン」で、「たぶん侘助って昔はモー娘。のファンだったんだろうなあ」と思わせたり。佳主馬が液晶はディレイがあるからとわざわざCRTを持ち込ませていたり。

伏線も上手いですよねえ。イカ釣り漁船の前振りとして、万助の差し入れが全部イカだというエピソードを入れていたり、万作がOZを使ってヴァイタルを確認するシーンがちゃんと先に入っていたり。陣内家とOZしか場面展開しないので、物語の進行に合わせて了平の野球の試合が入っているなんてのも、演出の妙です。ちなみに了平の両親の声が「時かけ」の功介と真琴(この二人の子供がやっぱり野球をやってる?)なんてのも、キャスティングの遊びなんでしょうね。

あと、なんか書き残した事あるかな・・・とにかく、小ネタだけでもいろいろと語れる楽しい映画です。全体的な脚本とか構成、演出なんかは、もう私がどうのこうのいうようなレベルじゃなく面白くて、そして「ただ面白いだけの映画」なのでそんなところしか語ること無いんですが、ヒットしてくれるといいですねー。みんな観に行くんだよ!

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August 13, 2009

エンドレスエイトが終わった

各地で怨嗟の声がこだまする「涼宮ハルヒの憂鬱」改めて第12~19話の「エンドレスエイト」。無事、完結編が放送されてやれやれでございます。

私もいろいろと言いたいことはあるんですが、まずはネット上のバカどもに一言

今日もやられやく ハルヒ、エンドレスエイトについてスタッフのコメント

視聴者無視だ? 責任取れだ? お前ら、何様だ!

そんなお前らにおもねった作品ばっかりが出て、くだらないアニメが大量精算されてるのが今の現状じゃねえかよ。お前ら、何様だ? 責任取れって、角川の株主か!・・・あ、角川の株を持ってらっしゃる?なら、言ってよし!<をい

いや、つまらないアニメに「つまらない」というのはもちろんアリ。どんどんと発言していいと思います。それに、つまらないアニメは見なきゃいいし、もちろんDVDだって買わなきゃいいんです。私だって、「これがベストな表現なの?」とか「貴重な放送枠使ってなにしてんの?」とか思います。ええ、正直言って5回目ぐらいから中身ちゃんと見てませんし(笑)

ただねえ・・・なんでそんなあからさまなお客様根性丸出しの発言ができるのかな。言うに事欠いて、「戦犯」って・・・夏のこの時期にそんなデリケートな言葉使うんじゃありませんよ。もちろん、株主の皆様は言ってよし。たぶん、売上下がったからな!(笑)

さて、これに付き合わされた視聴者はホントにご苦労様ですが、最終バージョンの演出は本当に見事でした。毎回、衣装設定が異なっていたのも、既視感を演出するために必要だった(+キャラファンは単純に喜ぶし)とはっきり判りましたし、わざわざこの為に再放送は予告編抜きにするなんて凝ったことですよ。なにより、こんな事は涼宮ハルヒでしか出来ません。ひとつの話を違う脚本、違うコンテでいくつものバージョン見るなんてのはね。どうせならもっと毎回変えちゃっても良かった気もしますが、それだと少し演出意図がぶれます。

「涼宮ハルヒ」はそもそも小説が人気シリーズで、第1期のアニメも「原作ファンがアニメ版をただの確認の為に観るようにはなってほしくない」という意図で、様々なしかけを入れてありました。「エンドレスエイト」も原作のオチはそんな大した話じゃないわけで、これを小説とは違う時間軸固定の映像メディアで見せるならホントにループさせてみるというのは面白い試みだと思います。8回はちょっと多いよなと思いますが、それでも「エンドレス"エイト"」にかけるというはオチとして見事。いや、終わったからそんなことが言えますが原作を知っている私も、途中から「もしかして、ホントにこのまま終わらないんじゃないか」と思ったぐらいですから。いや、完結編の19話が放送された今でも、「今週のハルヒもエンドレスエイトだったらどうしよう」とちょっとだけ心の中で思ってます(笑)

真ん中の「ハルヒになかったことにされた」お話も4回目以降は視聴者を「うんざりさせる」ことが目的なわけで、ぶっちゃけ別に早送りされたって良いわけですが、その中でやれるだけのサービスは毎回やっていたと思います。夏休みなのを良いことにまとめて見直してみたんですが、毎回、細かい演出を(手抜きと言われないように^^;)いろいろとやってますよね。19話は水着も浴衣も原作と同じで、ただループの回数だけが違いました(原作のループ回数は13話で使っちゃってます)。そして、今回こそと思わせておきながらエンディングまでの時間を考えると厳しいという時間配分でエンディングテーマを割愛してエピローグというのも小憎たらしい演出です。19話を放送している時間に珍しく家にいたのでリアルタイムで観たのですが、キョンが「俺の課題はまだ終わってねぇ!」と叫んだ瞬間、おもわず「おぉーっ」と声が出てしまいました。こんな何でもない短編の1話をこんな大層な話にしてくれちゃって、もう、なんというか、ありがとう(笑)。でも、「私もいくからね!」のハルヒが可愛いかったので、全部認めます。

さて、これで第2期で「涼宮ハルヒの消失」ができるかどうか疑わしくなりました。毎回のエンドレスエイトをそれなりに楽しく観ていたファンも多いと思いますが、やっぱり不満なのは第2期の放映で新作が14本あると思われるなかで8本エンドレスエイトに使っちゃったということです。もっと他の話も観たいですよね。なので、別にまた2年待たされることなくどんどんアニメが続くのなら、別に私も文句を言う気はないです。残り6本はどうなるのか。「消失」は90分の映画で収まるような話でもないと思うので、できればテレビシリーズでやって欲しいなと思います。が、第1期放送から第2期まで非常に時間がかかったこと、小説の続きがでないこと、ヤマカンの離脱、そして今回の人気にわざと冷や水をかけるような演出と、どうも内部でごたごたしているような雰囲気が感じられるのが気になるところです。大ヒットしてしまうというのも、善し悪しということなんでしょうか

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August 12, 2009

ワールドハピネス09

チケットを余らせたnacに誘われて、WORLD HAPPINESS'09に行ってきました。人生初フェス・・・かな?

当日、来場者に配られたタイムテーブルはこれ。くっしゃくしゃになってて申し訳ない(笑)

Wh09__1_2

Wh09__2

12時の開場前に着いたら入り口まで既に数百mの列が。そこに並びます。この頃が日も差してきて一番暑かった。でも、中に入ってからは曇っていて、絶好のフェス日和でした。Aブロックの真ん中の後ろ側のブロックの一番前で見てました。豪華ラインナップで楽しかったです・・・というか、豪華過ぎかな。もっと海のものとも山のものともつかぬ、謎なものが混じっていてもよかったような気がします。普通ならトリをやってもいい人がいっぱい含まれてますからね。

さて、タイムテーブル順に感想を書きますよっと

mi-gu

じぇんじぇん知らない人です。曲は割と好きな感じでした。ドラムを叩く人なんですね?

pupa

皆さんおじょーずで文句の付けどころ無し。平均年齢高いし、メインステージの初っぱなで、まったり進行。それにしても、みんなそんなに知世ちゃんが好きなんでしょうか?原田知世が一世を風靡したころを知っているのはかなりお歳を召した方になると思うんですが。

ちなみに私は大好きです(笑)

アルバム一枚出してそれっきりだったのでまだやってて嬉しかったです・・・が、まあ、これっきりなのかな?

コトリンゴ

nacは好きらしいです。上の写真はロングですが、当日はショートカットにしててそれもnacのツボを突いたようでした。ピアノ主体なのでガツガツいく感じではないし曲調もあんまり好きでは無かったんですが、ライブじゃなくてCDで聞いたらもしかしたら好きかもしれないと思ったり。

MCで「この後、販売ブースで売り子します」って言ってて、えらいなあと思いました。nacは見に行ってたみたい。

LOVE PSYCHEDELICO

ここまでドラマー、エレクトロニカ、ピアニストとライブが盛り上がるのかびみょーな人が意外に盛り上げるという感じだったんですが(笑)、ついに疑いもなく盛り上げてくれるちゃんとした人が登場。お客さんもみんな迷い無くついて行ってました。

ただ、私は唯一、中身が予想できて趣味じゃなかったので、お散歩してました。抹茶小倉かき氷を買って、はるか彼方から眺めてました

高野寛

続いてギターバンド編成でいかにも普通なライブを高野寛がやってくれました。選曲も「ベステンダンク」、「虹の都へ」、新曲を挟んで「夢の中で会えるでしょう」とサービス満載の鉄板。私も思いっきり歌いました。格好良かったなあ。

ちなみにnacは「でも、高野さん、にこやかな表情の時も目が笑ってないよね」と言ってました。

Y.Sunahara

センターステージに卓が2台。いやあ、まりん、全然動いてなかった(笑)。高野寛のファンの私としては、絶対に高野寛とまりんはステージ逆でよかったのに。まりんにそんな大きなスペース要らないのに(笑)

でも、お客さんはみんな熱心に聞いてましたね。もちろん、煽ってくれるどころか、MCすら無かったので、どう盛り上がっていいか判らない感じはありましたけど。通路にも一番人が溢れてました。なんでみんなそんなにまりんをみたいのかな?

ASA-CHANG&巡礼

パーカッションアンサンブル。はじめて見ました。おもしろかったけど、これまたまったく動かないのでゆっくり座って見ました。不思議な感じだったなあ

スチャダラパー

いきなり「今夜はブギーバック」から。つつがなく盛り上げてくれました。なんせ前二つがインストでしたからお客さんものんびり仕掛かってて、ボーズが「よかった、みんな立ってくれて。今日は座ってじっくり聞く感じだったらどうしようかと思った。選曲明らかに間違ってるから」と。そのあと「マンモスうれピー」と時事ネタで沸かせてくれて、「危ないこと言うけど、これを見て和んで忘れて」とセンタースクリーンに可愛い犬猫の写真を出したり。MCは間違いなく本日トップです。ラストの「サマージャム95」が懐かしくてよかったー

THE DUB FLOWER

歌ういとうせいこうをはじめてみました。スチャダラの後だったんでお客さんも続けて盛り上がってたんですが、途中からいとうさんが「傘がない」でアジり出したら、ちょっとお客さんが引いてました(笑)

Chara

本日のがっかり賞。シャウトは響くんだけど、普通に歌ってるとなんだかわかんないんですよね。えらく迫力のないボーカルでなんだかなーと。MCで「もっと愛されたい」と言ってたのが印象的でした。

グラノーラ・ボーイズ

まあ休憩時間ですよね(笑)。ここからあと3組は立ちっぱなし決定なので、のんびり座って聞いてました。それにふさわしい選曲でした。気持ちよかったよー

ムーンライダーズ

輝かしい功績を残す日本を代表する・・・なんか。いやあ、名前は知ってるし、鈴木恵一さんの顔と名前ももちろん知ってるんですが、考えてみるとムーンライダーズの曲は一曲も知らなかったり。でも、楽しめました。パフォーマンスも今回一番元気だったと言ってもいいぐらいです。じじぃ、すげぇ。

それにしても、オーディエンスの年齢層が謎です

相対性理論

ある意味、本日のメインの相対性理論。どんなパフォーマンスを見せてくれるのか興味津々です。まずドラム、ギター、ベースの三人が出てきて動きのある演奏をはじめて、およよ?と思ってると、ボーカルの女性がすたすたと歩いてきて「相対性理論です」と名乗り、直立不動のまま全曲を歌いきり、途中「あ、トンプウ(東風?)吹いてきた」と天気の話題のような気がしなくもない意味不明のつぶやきをMCとして残し、全曲歌った後に「チャオ」とだけ言い残して去っていきました。うーん、オーディエンスとコミュニケーションとるきあるのか、ないのか。

そして、その間、メインスクリーンに映された映像は引きのショットで固定。徹底してますなあ

Yellow Magic Orchestra

YMOとしては国内で久しぶりのステージなんだそうで。ま、中が良さそうで何より。選曲はここ数年のもの中心。一番客が沸いたのが「千のナイフ」で、イントロのフィルインでわーっだって。やはり教授のファンが多いんでしょうか。でも、どうも教授が入るとちゃんとしすぎるというか、細野さんとユキヒロのサービス精神が抑制されて「格好良くしなきゃ」な感じになっちゃってつまらない気がします。今回のパフォーマンスもケチの付けようもないんだけど、面白くもなかったかなぁ

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August 10, 2009

DockStrap

最近のケータイ電話やウォークマンなどには必ずあって、iPodには無いもの

それはストラップホール

普段、ソニーのネックストラップ型のイヤホンを愛用してるのですが、iPod nanoにはストラップホールがないのでイヤホンジャックだけで繋がってます。ストラップホールつきのケースに入れればいいんですが、以前使っていたプラスティックのケースは割れてしまい、そして第二世代iPod nanoのケースなんてもうどこにも売ってないんですよ。

iPod nanoに針金でも巻いて、そこにストラップつけようかなとか思っていた矢先、コイツを発見。ドックコネクタにウレタンの紐が付いてるだけ!シンプル!なのに1000円以上する(笑)。でも、こういうのが欲しかったんですよ。

とりあえず2個購入しました<なぜ?


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August 09, 2009

NHKオンデマンドの夏休み限定パック

NHKオンデマンドの利用状況が芳しくないらしいです。

ま、無理もありません。ほとんどの人はそもそも知らないでしょうし、知っている人のほとんども利用方法は知らないだろうし、知っている人もお金を払ってまでNHKの番組を見たいとは思ってないでしょうから。

「見逃し番組」も悪くないと思うのですが、「見逃した番組を見たい」と思わせるような仕組みがいるでしょうね・・・。そもそも、テレビで見逃したものをPCで見たいと思うかどうかは非常に疑問でしょうから、アクトビラフル対応テレビの普及が先かもね。ちなみにウチはケーブルテレビのJ:COMのオンデマンドサービスのひとつとして観ることができます。でも、見逃したニュースをわざわざ観ようとは思わないなあ・・・。だって、そのニュースを見逃したことを知ったということは、そのニュースはもう知ったわけで・・・大事なニュースならいくらでもまたやるでしょうしね。毎週楽しみにしている番組なら・・・録画してあります(笑)

NHKのライブラリの質は折り紙つきで、見たい番組もたくさんあります・・・が、1番組315円は高い。いや、別に315円でもいいんだけど、3日しか見られないのがありえない。おそらくレンタルビデオを目安に考えてるんだと思いますが、こんなの無期限でいいわけです。一度見た番組をもう一度見るなんてほとんどないに決まってるじゃないですか。ただ、気に入ったらリピートで見られるのなら考えます。「みんなのうた」に見たいのがいくつかあるんですが(「まっくら森の歌」みたいなあ)、3分105円かよと。105円払ってもいいから、いつでも聞けるようにして欲しいです。それでなくても、ログインしてマイページから選んでとめんどくさいのに。

そんなダメダメなNHKオンデマンドですが、夏休み限定パックができてます。これは値段も手ごろで視聴期間も長く設定されてます。「NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行」全話パックを買ってみました。9本で1785円、45日間観られるそうです。見逃していたシリーズだったので楽しみです。2001年の番組なのでばっつりハイビジョンで観られます。画面キレイだー。夏休みの間にゆっくりみたいと思います。

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August 08, 2009

サマーウォーズ(ネタバレなし)

今年の劇場公開アニメと言えばエヴァ一色といった感じですが、三年前に「時かけ」で感動させられた人にとっては、細田監督+奥寺脚本+貞本キャラ+マッドハウスという三年前と同じ体制でオリジナルの劇場映画が作られるとなれば期待をするなというほうが無理というもの。待ってましたよ、「サマーウォーズ」。また金曜日のレイトショーで観てきました。

まあ、エヴァは15年ごしの怨念みたいなものですから、純粋なエンターテイメントとしての期待値ははるかに「サマーウォーズ」の方が上です。そして、観終わった今も順位に変動はなし。エヴァも良く出来てたし面白かったけど、「サマーウォーズ」の勝ちです。

「時かけ」の時には、細田監督はまだ知る人ぞ知るといった感じで、「時かけ」への期待を表明する人は口々に「デジモン ぼくらのウォーゲーム」の素晴らしさを上げてました。「サマーウォーズ」は、ポケモンの二番煎じ企画の劇場版と角川を代表するタイトルのリメイクで実力を証明した監督が、改めてオリジナル作品でファンの期待に応えるという記念碑的な作品です。そして、見事な出来栄え。いやぁ、面白かった。

取り合えず、作品を観る上での予備知識はこんなもので十分。もうメタヴァース的な世界(要するに、SECONDLIFE的なモノです)もSNSもアバターも、ほとんどの人には説明不要でしょうから、この作品の位置付けだけわかっていればいっぱしです。

あなたが感動の一作をもとめているのならばご期待には添えませんが(「時かけ」期待して見に行ってがっかりな人には同情するけど、それはそういうものだな)、夏休みにすかっとする娯楽作品を求めているのなら満点を保証します。さあ、私を信じてすぐに映画館へGo!

それでは、ネタバレ感想でお会いしましょう(笑)

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August 07, 2009

予算の無駄をなくすことはコスト削減なのだろうか

どこかのお馬鹿さんが、「財源は?」と聞かれる度に「無駄遣いを無くす」といいます。

でも、普通にサラリーマンしてたら判りますよね。仕事に無駄はあります。ただ、無駄遣いをなくすことにはコストがかかります。

例えば、今回の景気対策がばらまきだとか無駄が多いとか言われますが、そもそも緊急の措置ですからね。「とりあえず、景気に良さそうなものには予算つけるからもってこーい」となれば、そりゃ無駄も変なものも混じります。それでも早くやるのが大事です。

これに、「もっと良いやり方はないのか」とか「本当に効果はあるのか」とかそういうことを検討しだすと時間がかかります。時間がかかるということは、つまり効果が落ちるということです。時間がかかるということは、誰かの労働がそこに費やされたということです。

主婦が家計の無駄を省くのとは違うんです。主婦が節約するのに一生懸命頑張っても、そのコストは家計簿に載りません。もちろん主婦の労働力有限のリソースですが、帳簿上の効果は物凄く大きいです。

ところが、普通の会社で例えば無駄を無くすために、今日発注できる仕事を入札にしたり、提案を微に入り細に入りチェックしたりすれば仕事が遅れます。残業が増えます。これらはすべてコストです。無駄が減るのがそれに見合うのならばやるべきですが、どこかでバランスすることになります。民間の企業であれば、そのバランスは商業的な判断をもって取られます。

ですが、お役所がやるとこのバランスが適切な位置にこないことが少なからずあります。しかし、それは「民ではできないことを公がやる」ことのコストと言ってもいいでしょう。ですから、それは公務員を責めてもだめで、出来る限り民間で出来ることは民間にさせるということしか無いわけです。誰だ、郵政民営化見直しとか言ってるバカは。民間企業が経営判断で資産売却しようとしたものを止めるとかあり得ないし。そんな民営化で効率化するわけがない。言ってることと、やってることが矛盾してます。

それどころか、役所に人を送り込んでチェックさせるとか言ってます。誰が行くのかしりませんが、そのコストはどこから出るんでしょう?ボランティア?そんなにその人達が能力があるなら、そもそも君らが役所を動かせば良いのでは?

とにかく、嘘と小手先はいいから、抜本的な対策を言ってください。税金上げて滅びるんならそれまで。上げ方やタイミングは考えてくださいよ、それが経済政策なんだから。役所の構造をまったく変えて効率的なシステムにするのなら大賛成ですよ。でも、今のままでチェックを厳しくすればじゃぶじゃぶ余剰金が沸いてくるなんて幻想で金を使われたんじゃたまったものじゃありません。

もう一度言いましょう。役所に仕事させるということは、それだけで高コストってことなんです。役所の仕組みを変えるか、役所から仕事を奪うかしか無駄を無くす方法はありません。役所の無駄遣いを無くさせるために更に金を使うとか、議員の努力と根性がどうにかするとか、ワケのわからない迷い事はもうやめて欲しいものです。

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August 06, 2009

未読管理

蔵書の管理はいつでも悩みです。

ScanSnap導入以後、読み終わった本の収納の問題はかなり改善されました。基本的に全て裁断してスキャンし、PDFにしてNASの中です。NASの中のPDFを効率的に検索するのにはどうしたらいいかという悩みはありますが、まあ、大体読んだ覚えているものですから、フォルダの表示を縮小版にして眺めればどうにかなります。

問題は、積ん読の方です。

どの本は購入済みなのか。買ったけど読んでない本はどのぐらいあるのか。読み終わってまだ感想をブログにアップしていないのはどれなのか。さっぱりわかりません。

それに加えて、今は嫁さんも私の買ってきた本を読んでます。彼女がまだ読んでない本を裁断すると怒られるかもしれませんし、もしかしたら彼女の方が先に読んじゃってるかもしれません。

というわけで、このあたりをどうにかしたい。

以前、Railsの習作として積ん読本棚アプリを作ったんですが、herokuに置いておいたら、herokuの有料化の時にあじゃじゃな感じにされてしまいました。がっでむ!

とりあえず、使い道のよくわからないtwitterで買った本をつぶやくことにしました。で、買った本の一覧スペースも欲しい。また作ってもいいけどなんか利用できるサービスはないかなあと思っていたら、以前、さっぱりメンテされないので利用を諦めた本棚.orgが作り直されて復活してました。またここにしよう。

というわけで、以下のようなCGIを作ってみました。

  1. ISBNをケータイの画面から入力する
  2. Amazon APIで書名を取得する
  3. 本棚.orgに本を登録する
  4. twitter APIで書名をつぶやく

うーむ、まっしゅあっぷ。まとめて270行。

twitter APIはちゃんとしたクライアントを作るとなると大変ですけど、つぶやくだけなら簡単で

  req = Net::HTTP::Post.new('/statuses/update.json')
  req.body = "status=#{CGI.escape(NKF.nkf('-S --utf8', text)}"

  #BASIC認証が必要
  req.basic_auth(username, password)

  Net::HTTP.start('twitter.com') do |http|
    response = http.request(req)
  end

こんな感じでアクセスすればOK。

本棚.orgはAPIとかはないので、普通にPOSTしてやればよくて

  Net::HTTP.start("hondana.org") do |http|
    res = http.get("/#{username}/add?isbns=#{isbn}")
    res = http.post("/#{username}/write?isbn=#{isbn}",
                    "entry[categories]=#{categories}&entry[score]=&entry[comment]=#{comment}")
  end

最初にGETした段階でレコードが出来て、POSTでカテゴリーを変えてます。

というわけで、私が買った/読んだ本はこのあたりを見るとわかります。このブログに感想を書いたら本棚.orgからは消しちゃうことにしてます

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August 05, 2009

その日彼は死なずにすむか?/ 小木 君人

ガガガ文庫の新人賞の入賞作

設定も展開もありがち。17歳のある日、事故で死んでしまった少年のもとに悪魔が現れ、もう一度10歳から人生をやり直し、あるものを手に入れれば(それが何かは主人公には知らされない)死ななくてすむと言われます。そして、やり直した少年の日々で3人のヒロインと出会い・・・

はい。もう大体ストーリーは判りますね。しかし、この王道のストーリーで退屈せずに読めちゃったので、ストーリーテリングの才能は折り紙付きです。ガガガ文庫の傾向からいうと、想像ですけど投稿作はかなり「一発狙い」のネタが多かったんじゃないかと思います。突拍子もないヒロインとか、はちゃめちゃな主人公とか、そういう感じの。その中で、ガガガ文庫としてこういう新人を前に押し出したということは、意図を感じます。

とにかく、ヒロインのソフィアが可愛いんですよね。このヒロインが良すぎるので残り二人の立場があんまりないし、まあ、ギャルゲじゃないんで3人と同時に付き合うわけにもいかないんでこういう感じなっちゃうのかもしれません。正直、3人のヒロインがいる必要があったのかなと。話が持たないとしても、やはり、それぞれに恋愛を背景に持たせるのは無理があります。例えば、「神のみぞ知るセカイ」なんかはヒロインと恋愛に発展する度に、ヒロインの記憶がリセットされるという無茶な設定になっています。「神セカ」の桂馬は、中学生の性欲を超越した存在なので(笑)問題ありませんが、本当にこの設定だと男の気が狂います。ここまで筆力があると、あえてラノベの枷を付けずに同等と青春小説を書いてよかったんじゃないかと思います。投稿作なのでなんともいえないところもありますから、次回作に期待したいと思います。

ここまでラノベが市民権を得て、ラノベの中でいろんなことが出来、評価もされる世の中になったんですから、普通にラノベのレーベルで青春小説をやっていいと思います。正直、他にできるところも無いわけですから。

ちなみに、もし、私が7年前にもどって、リアル時間に7年間やり直せと言われたら・・・明日死ぬとしてもイヤです。ましてや高校生が10歳に戻されたら・・・そんな拷問あるかしら。退屈して死んじゃいそうです。

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August 04, 2009

宵山万華鏡/森見登美彦

相も変わらず、京都を舞台にした話を書き続ける森見さん。微妙に他の作品とリンクするところがファンにとっての魅力でもあります。今回は、「夜は短し~」の偏屈王の裏方さんが登場します。

その部分はダメ男のダメな日常を綴るいつもの森見さんですが、他のところはかなりの奇想小説です。いや、奇想小説なのもいつものことですが、少し叙情的というか、金魚の淡い朱色が思わせる切なくも儚い夏のけだるい祭の夜のイメージにピッタリで、息をつめて読んでしまいました。

まあ、心地よい読書体験ではありましたが、氏の作品を薦めてくれと言われたら確実に選択肢に入ってこない(笑)、ファンの楽しみのような作品だと思います。

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August 03, 2009

最近買ったマンガ

実は島本和彦さんのマンガといえば、「吼えろペン」しか読んでなかったりします。今回は、序盤に仕込まれた謎が徐々にわかってきて、徐々に盛り上がる物語が描きたいらしいですが、確かに盛り上がるような、盛り上がらないような・・・でも、ヘンテコな理屈でヘンテコに盛り上がるところが、島本さんっぽくて面白いです。

あと、重要な二人が話を進めなきゃいけないのになんとなくぽくぽくと無言で飯を食ってしまったり、飲み物を飲んで和んだりするところが、なんか好きです。

スタイルが確立されてしまったので意外性は無くなってきたんですが、その分、普通に面白くなってきました。今回は「教師とグッドエンドするには時間がかかる。最悪、卒業式でのイベントになるぞ」という桂馬の見立てが素晴らしいと思いました。ある種の人生の真実ですな。

5巻目なので、そろそろ世界の仕組みの方の説明にいかなきゃいけないんでしょうが、あまりにも月光とエンゲキブが頭が悪く話が進まないので、トショイインの登場です。あーん、可愛いですよ、トショイイン。でも、メガネは?<をい

せつねぇー、せつねぇーよ。もうギャグになってないよ!

こんなネタでこんな悲しい話にしていいんでしょうか。表紙をめくったら誰が見ても変態マンガだとしか思えない絵なのに!

そして、最後に伊藤計劃さん追悼マンガが。うー(T-T)

ばかものー、テトラちゃんを選べー!<そういうマンガじゃありません

考えてみると、私って数列とか関数論とかは結構好きなんですよね。どうしても数学好きの初頭的な内容って素数とか整数論になるんですが、私はそのあたりが好きくないだけで。

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August 02, 2009

会計天国/竹内 謙礼 青木 寿幸

フィクション仕立ての会計の本。もちろん、そんなに突っ込んだ内容は出ませんが私には難しすぎます(笑)。いや、ちゃんと読めば判ると思いますけど、簿記のショホぐらいは人としてちょっとぐらい独学してみた方がいいかもとか反省

中に、自分の部署についてB/S書いてみて、自分の部署が経営に貢献しているか判断する話があって、「それをするのが上司というもの」なんて話がでてくるんですが、そんなことしますかねえ。もちろん、必要なことだとは思うんですが。

とりあえず、財務3表の関連ぐらいは理解できるようになりたいなあ

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