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マイケル・ジャクソンが死んだ

6/25にマイケル・ジャクソンが死にました。

1987年にアルバム「BAD」をひっさっげて(ソロとして)初来日したとき、来日公演はテレビでも放送されました。母親がそれを録画していて、それを見た私はとてつもない衝撃を受けました。オープニングの"Wanna Be Startin Somethin"から、全曲が私にとってそれまで聴いたことのない音楽でした。

それまでの私にとって音楽といえば歌謡曲だけで、それにもそれほどの興味を持っていませんでした。そんな田舎者の洟垂れ小学生にとっても十分判るぐらいにキャッチーで、ポップで、世界中の誰よりも格好良かったのがマイケル・ジャクソンでした。

私は、近所のレンタルCDショップにいき、「Off the Wall」「Thriller」「BAD」の3枚のアルバムを借り、ひたすら聴きました。そして、マイケルが出るその年のグラミー賞の授賞式がテレビで放送されました。マイケル・ジャクソンはそこで「Man in the Mirror」を歌いました。物凄く格好良かった。そして、そこでホイットニー・ヒューストン、テレンス・トレント・ダービーなどのパフォーマンスを見て、本格的に洋楽を聴くようになったのです。

思えば、その時期がマイケル・ジャクソンの頂点でした。この後、マイケルは迷走し、凋落していきます。目標を失い、自分を見失い、奇行に走ります。私も、他のアーティストをたくさん知り、マイケル・ジャクソンはちょっと「子供っぽい」と思うようになります。「Dangerous」以降のアルバムはそれほど熱意を持って聴いてません。

自分のDVDライブラリの中に、こんなのがありました。これを見ると、とにかくバカバカしい。「Thriller」の頃からそうだったといえばそうなんですが、自分の像の除幕式の映像を作ってみたり、「どんだけ?」という素敵でおバカなマイケル・ジャクソンでいっぱいです。

その中に95年のMTVアワードでのパフォーマンスが入っています。いい加減、落ち目の頃のマイケルですが、そのパフォーマンスはやはり圧巻。そして、その映像を観ていると、約15年後には死んでしまうなんて、とても思えません。

50歳。若い。普通のアーティストならまだまだひと花もふた花も咲かせられる年齢です。若い頃とは違う味を出していける歳でもあります。それほどギラギラとせずとも、暖かい過去の栄光に包まれて凡俗な作品を出して、それにファンも苦笑いしながら付き合って、時々、キラリと光る作品を出してみたりする人はたくさんいます。

しかし、マイケル・ジャクソンにそれは許されていなかったのかもしれません。マイケルがこの後、まともな作品を出せたかどうか、自分の音楽性を切り替えて人生の次のステップを踏み出せたかどうかは疑問です。マイケルは、留まってしまいました。彼が人間であり、生きた男であるかぎり、ずっと留まることが許されない場所に。閉じこめられたと言ってもいいかも知れません。そして、彼はそこから出ることなく、この世を去りました。

私は年老いたマイケルを観たかった。激しいダンスは出来なくなって、声も出なくなって、それでも座ったまま、「BAD」を囁くように歌うマイケルが観たかった。自分の幼い頃の曲をアレンジして、しみじみと歌うマイケルを観たかった。でぶでぶのクインシー・ジョーンズや、ヨレヨレのポール・マッカートニーと、肩を叩きながらトークショーで昔語りをしているマイケルを観たかった。それを観たくないというファンは大勢いると思います。本人もそんな姿は見せたくないと思っていたかもしれません。しかし、いや、しかし。

ありがとう。私に音楽が素晴らしいと教えてくれた最初の人。せめてその最期が安らかであったことを祈らずには居られません。

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最近買ったマンガ

女子高校生エロゲ声優マンガ(どんなジャンル?)の2巻目。

1巻目がかなり話題になりましたし、売れたんでしょう。なんと2巻の初回限定はCD付き。あのMOSAIC.WAVがテーマソングを歌っています!・・・いやあ、これは間違いなく放送にのらないだろう(笑)

アニメになるらしいから予習しとこうシリーズ、そのいち。

うーん、これはアニメ向きの題材だと思います。が、正直、私的にこれはナイ。

アニメの最終回良かったなあ。

原作を読んでみると、さすが京アニ、ほとんど原作のまま。そして、より原作らしいアニメになってたことが判ります。「ふわふわ時間(タイム)」も原作のままなんですね。ただ、アニメ最終回のオチの部分は上手く変えてあって、あれは正解だと思いました。

話題になってますね。ネタとして面白いに違いないのであえて避けてたんですが(笑)、つい買っちゃいました。うむうむ。面白いです。

語源話が面白いですよね。あとは、中国人のラブレターが詩的すぐる話が好きです。

やっとでたよ、12巻。かつてこんなに頭を使う野球マンガがあっただろうか!

でも、昔はみんなナイターをこのレベルで見ようとしてたよね。配球や、戦略面に何も知識がなかったら、そりゃ野球を見ても面白くないだろうと思います。放送延長は深夜番組の的なのでナイター中継はあまり好きじゃないですが、野球人気の低下はこういうリテラシーの低下によるところもあるんじゃないかと思います。

ついでに、横に並んでたヒグチアサさんの別の作品を・・・うわ、このヒロイン、ちょーめんどくせー。いたたた・・・。野球マンガでよかったと思いますよ、うん。

アニメになるらしいから予習しとこうシリーズ、そのに。

私は姫ちゃんイチオシ。恋する女の子はみんなカワイイ。「君に届け」もくるみちゃんイチオシだし。でも、実はこういう「恋に必死」系の女の子って、実はあんまりモテないのかも知れない。

な、なんだこりゃ?

最終巻の後になぜコレが・・・といいつつ、妙に読みたかった話が多くて良いサービスですなあ

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F1GP#8 イギリスGP

今回が最後のシルバーストーンでのイギリスGP。来年からはドニントン。93年のドニントンでのヨーロッパGPは伝説ですが、イギリスGPといえばやはりシルバーストーンという印象が強いです。私は91年からF1を見始めましたが、当時と同じサーキットで今も毎年F1が開催されているのはモンテカルロとハンガロリンク、スパにモンツァにインテルラゴスぐらいです。時代の流れって奴ですねぇ。

さて、今回はなんといってもバトンの為のグランプリ。ですが、日本人的には中嶋、ナカジマ、NAKAJIMAな感じでした。

  • 憂鬱なバトンと吹っ切れたハミルトン
  • 予選5位・・・なのに
  • 各マシン改良中

こんなところがポイントかな

さて、4連勝中のバトンの母国制覇が期待されたわけですが、それは予選の段階でほぼ消えてしまいました。終わってみればブラウンはこのレース、まったくレッドブルに敵わず。イギリスの憂鬱な天気は雨の上海を再現させてしまい、バトンが憂鬱になってしまいました。ブラウンはハードタイヤの温度が全く上がらず、ドライなのにレース中にウェービングする始末。それも、上海の再現になってしまいました。まあ、「雨で圧勝」から「低温で圧勝」になったということはレッドブルの進歩なのかも。ついにブラウンはリードを吐きだしてしまったのか。それにしても、バトンは母国は勝ちたかったでしょう。

逆にハミルトン君は、ある意味煩わされる物が減って嬉しいのか、やけくそか(笑)、妙にのびのびとしてました。予選Q1落ちして手を振ってピットに帰って来ちゃうし、レースも後方でクビサとガンガンやり合ってたり、レース終了後にはドーナツターンまで披露して(やっちゃダメなんですよ、F1では)のファンサービスぶり。ハミルトンって若くしてチャンピオンになったし、マクラーレンの秘蔵っ子としてちゃんと教育されているから、堅物でつまらない人のように思われがちですが、インタビューの端々やこういう行動にまだやんちゃなところがちょいちょい出てきますよね。ベッテルがもっとやんちゃなので、引っ張られてくれるといいですね。

イギリスGPの主役はイギリス人ドライバーですが、我々日本人にとっては今回の見どころは中嶋一貴。予選5位は大いに期待!気温が上がらない中、大半のドライバーがソフトタイヤでスタートするのになぜかウィリアムズはハードタイヤでスタートで「どちて?」ってな感じで嫌な予感。しかし、それを吹き飛ばしてスタートで1台食って4位に上昇。前の3台に追いつくのはメンツ的にまず無理でしょうから、ここからは守りのレース。一番ガソリンを減らして得た予選順位ですから飛ばさないと後が辛いのは判ってますが、ただ、今回のコンディションではファーストスティントをハードタイヤで守ってしまえば、逆に少ない燃料はハードタイヤでの周回を少なく取ることに繋がるわけですから、悪い面だけじゃありません。先にピットインして、空いてる場所でソフトタイヤでミドルスティントをロング目で飛ばせばかなりの好成績が期待できます!

という我々の昂ぶる気持ちは、一貴が最初のピットストップで再度ハードタイヤを履いたことであっさりと消沈です(T-T)。なぜだー!

まあ、同じ作戦(だったよね?)のロズベルグがスタート時点で一貴の後ろにいながら結果5位を得ているのですから、一貴自身にも足りないところは多いのでしょう。正直言って、一貴自身は今のグリッドのドライバーの中では中の下ぐらいのドライバーにしか思えません。でも、だから何だと言うのでしょう。才能が足りないのに頑張っているのなら、むしろ我々がもっと応援せねば。頑張れ、一貴。今回は貴重なチャンスだったんですが・・・。まあ、昔からウィリアムズって戦略面はしょっぱいチームですけどね。Q2の成績を考えれば、レッドブル、ブラウン、トヨタとロズベルグに前に行かれても、その次には居ても良いはず。展開的にもライコネンの前にいられたら、ポイントは取れたはず。悔しいですねぇ!

さて、各マシンも改良が進んできました。どういう効果があるのかはよくわかりませんが、レッドブルはノーズ形状を大きく変えてきました。個人的な注目は、開幕戦からブラウンにだけ付いているノーズ側面の小さなフラップをレッドブルがコピーしてきたことです。あれってもしかして、去年のミラー前のブレードに近い効果を出してるんでしょうか?

逆に、マクラーレン、BMW、フェラーリあたりはこのマシンをどれほど改良するべきなのかが謎になってきました(笑)。来年のレギュレーションどころか、来年F1GPがあるのかどうか判らないという中、今、低迷してるマシンをバンバン改良するのかは難しいところです。それでも、マクラーレンはまたフロントに塗料を塗りたくって気流の分析をしてますし、フェラーリはホイルベースを短くしようとしてきているらしいです。シーズン中にホイルベースいじって良くなるような車は本質的にダメですが(笑)、まあ、しょうがないですよね。

ここのところのトレンドはフロントウィングの翼端板付近ですね。外側に垂直のフラップを入れたり、下にガーニーをいれたり、下面にボーテックスジェネレーターっぽいものをいれたり、可動フラップを3次元造形にしてきたり。各チームいろいろやってる・・・中、相変わらずのBMW(笑)。解説の森脇さんに「何考えてあーなっちゃってるんだろうね?」「まず、あれは変えるでしょう。とりあえず、余所のコピーでもとっととすればいいのに」とか酷い言われよう。でも、やっぱりアレはヘンですよね。何度も言いますが。箱車のフェンダーみたいだもの。

そういえば、ベッテルってドイツ人なので今までの慣習から言えば我々はフェテルって呼ぶべきなんですよね。asahi.comなんかはフェテルで、「誰?」と思っちゃいました。ベッテルは明らかに英語読み。日本じゃ「マイケル・シューマッカー」じゃなく「ミハエル・シューマッハ」と呼び、「バーガー」ではなく「ベルガー」と呼ぶんだし・・・どうなんでしょうね?

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あずまんが大王の修正度合い

新しくでた「あずまんが大王」の小学館版ですが、1年生の4月、5月、6月はほとんど全てが描き直し。後の方になると、明らかに違和感がある顔だけが描き換わってます。

というわけで、こないだ話題にしたメガネを取ったよみの絵は、小学館版にしかないのでした。

これです。

New_azumanga


角川版はこうでした。

Old_azumanga

このレベルで全然違います。とりあえず、昔の奴を持っている人も小学館版「1年生」は買いだ!

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2009年夏のアニメ新番組

ヒマなので、夏も可能な限りチェックするぜぇ

・・・といっても、それほどないかな。

  • うみねこのなく頃に
  • 青い花
  • NEEDLESS
  • 化物語
  • エレメントハンター
  • CANAAN
  • かなめも
  • GA
  • 宙のまにまに
  • 狼と香辛料
  • 東京マグニチュード8.0
  • よくわかる現代魔法

やっぱ、多いね。

428のファンなので「CANAAN」は観るし、第1シーズンのDVD購入済な「狼と香辛料」は観ます。他はどれが期待できそうなのかなあ・・・。

「うみねこ」は正直趣味じゃない。「青い花」も面白くするのは難しい題材だと思いますがカサヰ監督に期待。NEEDLESSはマンガは好みじゃないですが、意外にアニメに向いてるかもしれません。「化物語」は、面白かったらドック(仮名)に借りよう。エレメントハンターは原案 伊藤和典で候補へ。でも、駄目なヨカン。「かなめも」「GA」は萌えだけなら即切り。「宙のまにまに」は先にマンガ読んでみようかなあ・・・。「東京マグニチュード」はノイタミナなのでスルーはできない。「よくわかる現代魔法」は桜坂洋さんの原作ということで・・・といっても原作は買って読んでない。桜坂さんを知ったのは東浩紀との「キャラクターズ」でなので、全然ダメダメな私(笑)

ふぅ。さてどうなりますやら。

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msconfig.exe

先日、ジャストシステムのxfy plannerを試用しました。タスク管理ソフトウェアとしては全体として好印象です。スケジュールはGoogle Calenderを離れられませんが、連携機能もあるし・・・と思っていたら、Google Calenderにタスク機能が付くらしい。そっちの出来をみてレジストするかどうかを決めようと思いました。

そこまでは良いんですが、使用期限が切れたxfy planner・・・というか、ジャストのライセンスチェックツールが1時間ごとに「ライセンス切れてるぜー」とツールバーで通知してくれます。xfy plannerを起動しているときに言うのならまだしも、もう起動できないのに言う。サービスを見てみるとなんかライセンス管理サーバみたいなのが動いてるので止めてみました。すると、「ライセンスサーバにアクセスできないよー」と1時間に一回言ってくれるようになりました。

がっかりだぜ、ジャストシステム!

タスクマネジャーから、それっぽいプロセスをkillったら止まりましたが、マシンをリブートするとまた出てくる。

Windowsでプログラムを起動時に立ち上げるには、いくつか方法があります

  • スタートメニューのスタートアップ
  • 古き良きsystem.iniファイル
  • レジストリのどこか

最近は大抵最後の奴です。止めるプロセスは判っているので、regedit.exeを起動してそのプロセス名で検索。Runというキーに紐付いていたらサクッと削除して止まりました・・・が、まあ、普通の人は出来ないよね、コレ。

ところが、今月のSOFTWARE DESIGN誌を見てたら、ウィルス関連の記事でmsconfig.exeというものの存在が。これで変なプロセスがブート時にあげられてないかチェックしようって記事だったんですが、なんとこんな便利なものがあるとは知りませんでした。

トレンドマイクロのサイトにも使い方が載ってたりします。あれー、有名なのかなー?

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twitterはなぜつまんないのか

先日、何年ぶりかに高校時代の友人のkurumicsを呼び出して飲みに行ってきました。秋葉原 udxの天ぷら 瓢でテンプラを。子供が生まれたばっかりでお祝いもしていなかったので私の奢りだったんですが、どうも体調を崩して腸炎だったそうです。ラッキー(笑)

さて、二人で話している中で、「twitterは面白いのか」という話題が。システムとしてのtwitterは面白いと思うし、その利用方法は様々な応用が考えられると思うのですが、本来の使い方である「誰かが短いメッセージを連続して投稿し、それを別の誰かが見ている」というスタイルはどうなのか。それって、単なるプライベートの切り売り以外の何者でもないです。そこのところはアメリカ人と日本人とで感覚の違いがあるんじゃなかろか。

そもそも、私たちが「つぶやき」を見たいのは特定の個人ではないんじゃないの?

考えてみました。ある会議に出ていて、その会議の出席者の「つぶやき」は聞きたい。新製品が発表になった次の朝の銀座のアップルストアにいる人の「つぶやき」は聞きたい。甲子園球場に来ているファンの「つぶやき」は聞きたい。国会議事堂の本会議場の中で発せられた「つぶやき」は聞きたい。

つまり、フォローすべきは「人」じゃなくて「場所」なんじゃないか。あるエリアを設定していて、そのエリアの中での「つぶやき」が見えるようになっているべきなんじゃないでしょうか。例えば、武道館を設定しておいたら、楽しいと思いませんか?

考えてみると、これは

  • ソーシャルブックマーク => はてなブックマーク
  • youtube => ニコニコ動画

に対応していて、

  • twitter => ついったー(仮称)

のようなものがあるべきだということを示しているのかもしれません。

矢印の右側のものに共通する特徴を考えてみると、我々はネット(Web空間)とテレビ(動画)にコメントを付けることを覚えて、次にリアルの特定の場所にコメントをつけられるようになった・・・って、これって「東のエデン」っぽい。

基本的にtwitterはほとんどケータイで使われてて、ほとんどのケータイにはGPSが入ってるんだからあっという間に実装出来そうな気がするんだけど、誰か作りませんか?

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[石油の呪縛」と人類/ソニア・シャー

久しぶりにエッセーじゃない、新書らしい新書を読んだ気がします。

が、重い。気が滅入ります。

タイトルを見てもしかしたらエコで近視眼的な近代文明批判の本を想像してしまうかも知れませんが、筆者は至極真っ当なジャーナリストで、冷静な視点と大量の資料をもとに淡々と状況を説明していきます。まさに石油に「呪縛」された人類の今現在の状況をです。しかし、淡々とした文章なのにあたかも物語を読んでいるような引き込まれ方をします。所々に論文のような文章に似つかわしくない比喩やエピソードの挿入や引用が入ることがいいリズムを作っていて、この著者の巧さだと思います。

ただ、そうやって引き込まれて読んでいくと、どんどんとくらーい気持ちになっていきます。第一章は地質学的に石油とは何かを説明し、人類が石油を発見してどうやって文明に取り込んでいったかという話で始まります。しかし、こう続いていきます。石油が文明の発達にどれほど深く貢献して「しまった」か。石油がどれほど利潤と利権に繋がるのか。どれほどの資金をかけて新しい油田の開発が行われていて、それが何を破壊したのか。石油が出る地域の経済はオイルマネーのもたらす不均衡でどれほど深く破壊されてしまうのか。石油を運ぶ海運の現状はどうなっているのか。採掘現場の労働者に何が起きているのか。オイルマネーが学問の分野にどれほど深く影響してしまったのか。そして、もちろん温暖化について。

とにかく、すべて人類の問題です。人類が石油を取り、運び、使い、使い果たすまでに何をしてきて、何をしていて、何をする気なのか。そして、そのことが人類自身の未来にとって何を起こしているのか。

アフリカのある部族のほぼ全員が故郷を汚染され、そして虐殺された。中東のある地域に爆弾の雨が降った。ヨーロッパの湾が油にまみれた。太平洋のある島が沈んだ。北海の採掘リグから男達が冷たい海に投げ出された。そして、世界から石油が枯渇するその時、世界は今考えられるどんな混乱をも霞ませる大混乱に陥るかもしれない。

もうね、「地球に優しい」とか「シロクマを守れ」とかそんなことはどうでもいい。地球なんて人間が少々温暖化させようが気にするわけがないんです。もともと恐竜が生きていた時代にはもっと二酸化炭素濃度が高くて暑かったのだし、地球自身の火山活動によって温暖化していたこともあります。光合成するバクテリアが地球に大繁殖して二酸化炭素を吸い尽くし、そのことで地球が寒冷化して全球凍結したこともあります。地球というのはもっとダイナミズムに溢れていて、人間なんて手の届かないほどの物です。

ただ、石油を巡って、今まさに殺されている人がいる。家を失おうとしている人がいるんです。そして、我々の子孫達が飢え、争い、殺し合うことになろうとしている。我々が環境にダメージを与えることによって起きることは、全て人間自身がこの先も生きながらえる為に必要な事です。そして、石油という宝石の前には、環境問題ですらその呪いの一部でしかないという、背筋の冷える現実がこの本には淡々と書いてあるのです。

とはいっても、人類も所詮、地球の上の生物種である以上、ときに絶滅したり、その危機に瀕したり運命にあるんでしょう。環境問題なんて、実は新型インフルエンザが蔓延して人類の半数が死滅したらいきなり解決してしまうかもしれませんし(笑)、たとえその半数を失っても新型インフルエンザに強い遺伝子を遺伝子プールに取り込んだ人類は歴史をいくらか遡ってまた文明を取り戻すでしょう。人類なんてその程度の存在ですが、せめて、自らの手で自らを絶やすことのないようにはしたいものですね。

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最近買ったマンガ

 

やってることは美味しんぼ。でも、絵が妙に魅力的です。1巻目はロックフォールにチェダーにカマンベールとお馴染みのチーズの話なのですが、2巻目はウンチク満載になってきます。割と好き

ゲッサンに載ってた「補習」もいきなり載ってます。が、その「補習」にあわせるためか、大幅に加筆されてます。というか最初の数号分は絵だけじゃなくて、オチまで違うんだもんなあ。こうやってみると、「あずまんが大王」から「よつばと!」まででずいぶんと絵もネタの組み立て方も変わったんですね。

最初の方のプールでメガネを外して髪をくくったよみがえらく可愛いんだけど、このコマって前からありましたっけ?

そして、今月のゲッサンの「補習」もゲラゲラ笑いました。「奈良でいいか?」って(笑)

ランディVS宮田戦完結。面白いんだけど、あっという間に読み終わっちゃうなあ

新妻エイジがこういうキャラになってくるとは予想外。天才が故に他人とコミュニケーションが取れない孤高の天才風にしていくのかと思ってました。なんかいい奴だし、面白い。このキャラが主人公を持っていっちゃわないか心配です(笑)

どう考えても「成人」マークが必要です(笑)

もともと18禁も描く人ですが、絵柄の色気が凄いです。ネタはSF・・・つか、まあ、引きこもり批判的な感じで、話もちゃんとしてるっちゃしてて読み応えもあるんですが、それ以上にエロいのが素晴らしい。

どう考えても「成(以下略)。その2

上のCuvieさんとは全然絵柄が違いますけど、これまたよいエロ。

どうも、女流エロ漫画家に弱いらしい・・・というか、やっぱり女性の描くエロマンガって、やっぱり「直情」じゃないどこかを経由してからのエロティシズムなのが良いですね

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ドン・キホーテのピアス(13) どうしてニッポンはこんなに便利で息苦しいのか? /鴻上 尚史

SPAの連載。この単行本に入ってるのは2007年頃で、丁度、「僕たちの好きだった革命」をやってたころです。私も見に行きました。なんか随分前のことのような気がします。かなり時代性が強い連載なので、やはり連載で読んでないとつまらない気がするんです。が、SPAかー、SPAなー(笑)

タイトルですが、うーん、重い。基本、アホなことしか書いてませんが、とりあえず「私って仕事ちゃんとしてない?家事もちゃんとしてない?うーむ?」と最近落ち込み気味のウチの妻に読ませたいと思います。「いったい、何をちゃんとしてなくてはいけないのか」は大きなテーマですね。

私は中学生の頃から鴻上さんの本をたくさん読んだりしてるせいか、「ちゃんとしてなくて何が悪い。つか、ちゃんとしてるって何だ!」と感じが染みついてしまって、朝は朝礼を避けて出勤する、やれと言われても出来ないものはズルける、納得できない方針にはへらへら従わないなど現代日本を強く生き抜く力を備えてるわけですが(笑)、みんなもこの本を読んで「ちゃんとする」にはどうしたらいいか考えた方がいいですよ。あ、例の「日本人は旅行したらお土産を配る」話も入ってたりします。

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F1GP#7 トルコGP

録画は後から見たんですが、旅行中で感想を書き損なったモナコGPについてもちょろっと。

モナコはドライバーの能力が他のサーキットよりも大きく影響することと、空力の影響が小さいことが特徴です。そのあたりがどう「マクラーレン快調」「トヨタがボロボロ」なんかに繋がっているのかはよくわからないところもありますが、ともかく、ブラウンとレッドブルはここでも速かったと。本当に速い車はどこでも速いですね。そういう意味ではトヨタはやっぱなんかおかしいです。

さて、甲子園のデーゲームより観客が少なかったらしいトルコGP。ポイントはこんな感じですか?

  • ブラウンに死角なし?
  • バリチェロの苦悩
  • 3番手チーム争いは?

モナコでも速かったブラウンGP。トルコで遅い理由がありません。それにしても予選一発の速さはあまりないのですが、決勝になるとコンスタントに他チームから0.2秒とか0.5秒とか速いんだから困っちゃいます。

今回は予選もそこそこ速かったわけですが、ポールは軽タンのベッテルがゲット。ベッテルの作戦は、3回ストップにして若さにまかせてガンガンとトップをひた走るって事だったんですが、残念ながら1周目でベッテルがミス。ベッテルはバトンに抜かれちゃいます。そこまではしょうがないとしても、その後、ベッテルはバトンの後ろにくっついていなきゃいけないはずですが、じりじりと離されてしまい、バトンと同じ戦略のウェバーもついて行けず・・・と、レースペースにくっきりと差が。これでは例えどんな作戦を狙ったとしてもバトンの勝利は確定的です。

それにしても、7戦中6勝なんですから凄いです。これほどまでの圧倒的な勝利は、これまで予選で0.5秒差が付いてしまうような、マシンに決定的な差がある場合にしか起こらなかったことです。92年のマンセル、04年のシューマッハなどはそういう状況でした。しかし、今は予選Q2で1位から10位までが0.5秒に入ってしまう全然違う状況です。そんな中で安定して勝利を重ねているバトンは凄い。

しかし、いくらバトンが速いドライバーだといっても、バリチェロが7戦して7敗してしまう程かと言われるとそれも疑問だと言わざるを得ません。ピークは過ぎた大ベテランとはいえ、F1きっての実力者。しかし、確かにレースペースでバリチェロはバトンに劣ることも少なくないんですよね。このレースで今期初リタイアしてバリチェロはかなりおかんむりの様です。ファンとしても早々にバトンのチャンピオンが決まってしまってもつまらない。是非とも頑張って欲しいですね。頑張れ、ルビーニョ!

さて、バトンの強さの秘密は謎のままですが、マシンのポテンシャルからすると、ブラウンがベスト。コースによってレッドブルがそれに並ぶかどうかというところ。そして3番手チームはどこでしょう。ポイント上はトヨタですが、どうもパフォーマンスが安定しません。フェラーリも随分良くなってきましたが、こちらも安定しません。さらに、ライコネンがもっと安定しません。当面の興味としては、この3番手争いですね。どちらが安定したパフォーマンスを出してくるのか。ここへウィリアムズ、マクラーレン、ルノーあたりが絡んでくるのか、こないのか。楽しみになってきました。

さて、次はシルバーストーン。ここ数年、母国グランプリではハミルトン人気の前で黄昏れていたバトンの奇跡の復活凱旋です。バトンはここで負けるわけにはいかないでしょう。どうなりますやら

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スタートレック

Stxi

前作、「S.T X ネメシス」の失敗、新テレビシリーズの「エンタープライズ」の打ち切りなどの影響で、実に久しぶりのスタートレックの新作となりました。今回から新シリーズということで一抹の不安がありましたが、ファンとしては単純に新作が作られたということが嬉しいです。

もっとも、私の世代はTOSよりはTNG以降の24世紀シリーズの方に馴染みがあって、上の世代のファンのカーク、スポック、マッコイへの思い入れはあまりよくわからなかったりしますけど。24世紀ものを見慣れていると、TOSの世界って無鉄砲でルール無用に見えるんですよね(笑)

さて、トレッキーではない普通の人から見てこの映画がどう見えるかということは、私にはもちろんちゃんと評価は出来ません。でも、割と良いんじゃないでしょうか。例えば、新シリーズの第1作目として、キャラクター紹介をちゃんとする必要がありますが、その努力は見受けられます。カークとスポック、そしてなぜかウフーラ(まあ、他にエンタープライズには女っ気がないしな)はちゃんと人物描写をされてます。十分です。他のメンバーは割とてきとー(笑)ですが、まあ、しょうがないといえばしょうがないし、この映画に関してはそれでちゃんと成功してます。でも、TOSの魅力ってスポックとマッコイという対照的なキャラにあるから、2作目以降でマッコイもちゃんと取り上げて貰えると嬉しいです。スコッティ、スールー、チェコフは・・・楽しい乗組員達の域を出てません。ファンは、出てくるのが判ってて、出てきて嬉しいってなものですが、知らない人にとってはなんでスコッティがあそこで出てくる必要があったのかは、さっぱり謎。ともかく、全体として良くできたSF作品になってると思います。大きく分類してタイムパラドクスものなんですけど、なんでこのストーリーにタイムパラドクスが必要なのかはファンじゃない人には実は意味がないので、その部分が少し判りづらいかもしれません。

お待ちかね。ここからはトレッキー様向けの感想です。ネタバレを含みます。ネタバレがイヤとかほざいてるトレッキーな諸君はまだ観てない方が悪いので心を入れ替えて、今すぐ見てくるといいよ!

この作品の最大のポイントは、この映画が「同じ設定で、ただ役者が歳をとったから新キャストで撮り直したTOS」ではないことです。この作品がタイムパラドクスものでなくてはいけなかったのは、有名なシリーズが故にこれまでに発表された他のシリーズ作品と矛盾してはいけないという制約から自由になるためです。

激しいオープニングシーンでファンは、おや?っと思わされるわけですが、この瞬間に実はこのストーリーはこれまでのシリーズの時間の流れから逸脱します。要するに、パラレルワールドものになってしまうわけです。そして、中盤にバルカン星が破壊されて、バルカン人が絶滅の危機に立たされてしまうところでファンはかなり茫然としてしまうでしょう。だって、23世紀のこの時期にバルカン星がなくなってしまったら、24世紀のあのエピソードもこのエピソードも成立しなくなってしまうじゃないですか。トゥボックは死んじゃったの??

そう、もうこのシリーズは私たちがよく知るシリーズとは別の宇宙の話なのです。

そのきっかけとなる事件を起こすのが、24世紀から過去へ飛んできた我々のよく知っているシリーズのスポック。これをニモイ自身が演じているのも象徴的。そして、この過去から来たスポックは結局、元の時代に戻らずにこの世界で生きていくことになります。つまり、これは我々のよく知っている、あのスポックの最後を語る物語でもあるわけです。

映画「ジェネレーションズ」では、TOSをベースにした映画のシリーズからTNGをベースにしたシリーズへ移行するにあたり、カークとピカードの二人のエンタープライズの艦長の共演(とそこで描かれるカークの死)が移行を象徴しました。今回の映画では、二人のスポックが二つの異なるシリーズを繋ぐことになります。

「オレの好きなカークは、やっぱシャトナーのカークだよ」というオールドファンにとって、スタートレックの歴史をよく知らず思い入れもない監督が、違うキャストで勝手に「俺トレック」を撮り始めたらいい気持ちがするはずはありません。しかし、物語の中でこの事件を起こしたのが我々の愛するニモイのスポックで、そのスポックがラストシーンで最後に艦隊を離れてバルカンの復興に努めようとする若いスポックに「艦隊を辞めてはいけない。カークと共にいなければならない」と助言するシーンは、「ジェネレーションズ」で一度座りかけたエンタープライズBの艦長席を若い艦長に譲ったカークの姿とダブり、感慨深いシーンとなっています。

要するに「俺トレック」を思う存分するための準備なんですが、これだけ今までのファンに対してきちんと仁義を切って、また作品中でも十分にファン向けのサービスを入れてくれていると、「うん、思う存分やってくれ」という気持ちにさせられます。この映画の一番嬉しいところはそこで、その意味ではこれは本当の意味でのこれまでのファンに向けた映画なのです。

全体的に楽しい映画ですし、あんまり考証も細かいことは言わずに(惑星ドリルの上は標高何mだ?そこでヘルメット取ったら即座に窒息死だ!)観ればいいと思います。建造中のエンタープライズや、士官学校でのカークの様子、コバヤシマル試験など面白いものもいくつか観られたし、転送技術が24世紀に比べて未熟なのも面白い(これがENTの時代だと、生き物はできるかぎり転送しないというレベルなんですが^^;)です。

ただ、あえて苦言を呈すならば、敵役がロミュランの穴掘りってのはどうも・・・。この時点でロミュランと遭遇してしまうのも設定的にどうかというのもありますが、連邦の宿敵(といってもドミニオン戦役後だから同盟を組んでるんですが)のロミュランがあっさり滅びて、その復讐をどっかの炭鉱夫がやってて・・・というのはちょっと話としてショボい。この役回りならロミュランでなくてもよかったし、なにより新しい世界の23世紀のロミュラン人達には迷惑ですよね(笑)。穴掘り船は格好いいんですけどね。

あと、どう考えてもこの流れでカーク、スポック、マッコイ、スコッティがエンタープライズの各リーダーになるのはおかしいでしょう(笑)。どんだけ人材不足なんだよ、惑星連邦。次作からカーク艦長(船長?)のエンタープライズの話にならなきゃいけないのかもしれないけど、さすがに興醒めですよ。

そして、この映画のタイトルなんですが、「スタートレック」は紛らわしすぎ。「スタートレックR」でも「スタートレック#」でも「またまたスタートレック」でも「スタートレック00」でも、なんでもいいからなんかこの映画を指す呼び方を決めて~(笑)

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FF XIVが来る

E3で突然発表されたFF XIV。これはFF XIの続編だと考えて問題ないと思います。ただし、MMORPGにとって「続編」とは、ストーリーが同じことでも、世界観が同じことでもありません。これは実際のプレイヤーならみんな思っていることだと思います。

[E3 09]自信があるからこそのナンバリングタイトル! 「FINAL FANTASY XIV」開発陣インタビュー(4Gamer.net)

河本氏:
 成長したデータを引き継ぐといったことはいっさい考えていません。ですが,コミュニティはなんとか維持できるような仕掛けを用意したいですね。たとえ ば,今日は一緒にFFXIを遊ぼうかとか,もしくはちょっとだけFFXIで,その後FFXIV,といったことができるようにしたいと考えています。

田中氏:
 理想としては,FFXIで遊んでいる人がFFXIVから友達を呼んだり,その逆ができるという仕組みですね。初期のアイデアとしては,FFXIのモグハ ウスから出ると,FFXIVのエオルゼアに行くといった,多次元的なものを考えていました。ですが,なかなか難しくて,諦めました。

―――では,リンクシェルやフレンドリストなど引き継げると思っていいのでしょうか。

河本氏:
 そうですね,出来る限りそういったことができるように検討しています。

さすがに判ってますね。これがFF XIの続編という意味です。LSがシームレスになることまでが必須だとは思いませんが、今、FF XIで同じワールドにいる人と、同じワールドに行けること。そこでのつながりが維持できる(維持される、でなくてもいいとは思います)ことがFF XIの続編たるものには必ず必要な要素でした。

というか、そうじゃなければFF XIプレイヤーは移行できないと思うんですよね。それだとスクエニはずっとFF XIを維持しなければいけなくなっちゃいます。今回、FF XIVをFF XIの続編と位置づけたことにより、「あのー、FF XIはもう閉店しますんで、後はXIVで呑んでくれませんかね?」と言えるわけです。良くも悪くもFF XIの存在は大きいのでこうせざるを得なかったということかもしれません。開発者としては、まっさらで作りたいという気持ちもおそらくはあったと思うんですけどね。

しかし、まさかFF XIの続編が作られるとは思ってませんでした。これでFF XIVはある意味しがらみ付きのスタートとなるわけで、FF XIの初期のようなみんなわけが判っていないカオスな状態は体験出来ないとは思いますが、もうあの頃とは状況が違いすぎますから、仕方ないのかも知れません。

そこにTambourineが参加するかどうかはまだなんとも言えないところではありますけど、FF XIをふまえた上で田中Pと河本Dの、ある意味日本一MMORPGを知っているコンビがどんなものを作ってくるのかは大変興味深いです。頑張って下さいね!

そして、ある日のLSの会話

Tam: いやー、しかしまさかFF XIVがFF XI-Vだとは思わなかったなー

Sch: 5番目の拡張ディスクってことですね

Tam: うむ

じゃあ、基本ディスクは0なんかい(笑)

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政治家の世襲を禁止する意味はあるのか

なんだかんだで麻生政権はがんばってます。とっとと総選挙しろという声もありましたが、政治家としてせっかくなった総理大臣を簡単に放り出すような人は困るわけで(みんな散々と「美しい国の人」や「あなたとは違う人」を批判したじゃないの)、ここまではなんとかやってますよね。政策も民主党のパクリだとか言われたりしますが、民主党の人は自分らの政策を実現することが目的で政治をやってるはずなんですから、パクられたら喜べよな。

さて、夏には間違いなくやってくる総選挙。麻生VS鳩山は共に総理大臣の孫対決。他の議員もどんどん2世、3世議員になってきて、「世襲はイカン」とか言う人も居ます。中には、世襲を禁止しろなんてことを言う人まで。いやいやちょっと待ってね。世襲議員を当選させないことは、法律で禁止したりするまでもなく、我々有権者の意志だけで実現できることです。世襲議員はダメだと有権者の大半が思っているのならば、そんな議員が当選するはず無いじゃないですか。

いや、確かに議員の大半が世襲になってしまうのにはなにかシステムとして問題があるのかも知れませんが、選挙という一番直接的に国民が手を下せるシステムを通過しているものを、それと全然別のレベルから規制するってのはなんだか制度的に納得がいきません。

そもそもね、総理大臣や国会議員なんて親もそうだからというデモシカでなったり、椅子をこしらえてもらったとこに嫌々座るような

汚れ仕事

に過ぎないのかもしれませんよ。

少なくとも、今の若い奴で議員や大臣になる夢を抱いてる奴がいるとは思えません。国家公務員ですら常に批判の対象で、努力しても報われない、感謝もされないけど、クビにならないから何とか我慢するロクでもない仕事だと思ってるんじゃないですか?

少なくとも「政治理念は愛です」とかいう頭の中がお花畑さんじゃないとやろうとは思わないんじゃないかという気がします。若い世代になればなるほど、議員になるような変わり者はみんなお花畑なんじゃないかと思います。暗い気分になりますねえ。

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FinePix Z33WP

ハワイに行くにあたって、気軽にスナップが撮れるカメラが欲しくなりました。いまやその目的にはケータイで十分という気もしますが、ハワイではケータイ持ち歩いてないと思われますし、それにケータイからカメラを抜きたいという気持ちもあるし。

というわけで、以下の条件

  • 防水仕様であること
  • 軽いこと

で探して、これに決めました。デザインもあんまりカメラっぽくなくていいし。というか、なんでデジカメってフィルム位置の制約がなくなったのにあんなに昔のコンパクトカメラとデザインが変わらないんでしょう?

防水、防滴ってことで、例えばスキーでグローブしたままでも操作可能なことを考慮してるのか、ボタンも平らで大きくて押しやすく、またモードの自動切り替えもなかなか頑張っていて、女の子向け旅行中のスナップカメラとしてはかなり優秀。カメラとしてはかなり軽いし。120gほどだから、そこらのケータイより軽いです。それで2万円以下で買えちゃうんだから素晴らしい。

画質はまあ、そこそこかなぁ。もうちょっとハッタリの効いた画作りでもいいかもしれませんが、そこは富士フイルムの良心かもしれません。

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「1Q84」が売り切れている

私もそれなりに本を読む人ですが、「新作がでたら単行本を即買いする」ような作家はそんなに多くありません。私にとって、村上春樹は数少ない「即買い作家」の一人です。そういう人は多数いると思いますし、日本の文芸にある程度の興味がある人ならば、村上春樹の新作が出たらとりあえず読むのは当たり前だと考えてます。

とはいうものの

どういうことですか?この「1Q84」のバカ売れっぷりは!

そもそも、知ってました?村上春樹の新作がでることを。

私は仲俣暁生さんのブログを観て知りこのブログにも書いてますが、他のところで宣伝などは一切目にしてません。「海辺のカフカ」の時には書店にPOPぐらいは出ていたり、中吊り広告があったりしたような覚えがあるのですが、今回は全く。

先週の金曜日に浜松駅の小さな本屋さんで平積みされていて、「ああ、出たんだね」と思ってBOOK1だけを買いました。しかし、BOOK1をその日のうちに読み切れるとは思えなかったので、BOOK2はその場では買いませんでした。村上春樹の新作ですからね。どんな小さな書店でも入荷してるでしょうから、その気になればいつでも買えるでしょうし。

土日で楽しく読み終わり、さてBOOK2をと思って近所の本屋さんに行ったら、無い。浜松の駅ビルに最近できた大きな本屋さんでも売り切れ。Amazonにももちろんない。

どして?

BOOK1は、どこをとっても村上春樹で、それも「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の幻想的なシリアスさと「ダンス・ダンス・ダンス」のポップな寂寥感をあわせて持っているような(あえて言えば、青豆が「世界の終わり~」で、天吾が「ダンス・ダンス・ダンス」かなあ)感じです。さらに、そこには美少女文学賞作家やカルト信仰集団がいて、今までの村上春樹作品に比べて世界の組み立ての材料にワザと現実に近いものを入れてとっかかり易いようにしてくれています。くり出される比喩も巧さは失わずに華美では無くなっていて、いわば比喩の巧さと同じレベルに全ての文がたどり着いてしまったような、考えつくされた文章に唸らざるを得ない素晴らしい出来です。内容についてはまた改めて書きたいと思いますが、小説の技法としては日本語の小説がここまで到達できるのかというようなレベルで、美しいメロディを聴いたときのように、読みながら恍惚としてしまうような本です。

・・・が読者のそんな評判が伝わる前ですよね、この売り切れぶりは。

うーむ・・・。聞けば40万部とかがハケちゃってるようです。40万という数は「みんな読んでるよ」という数には到底及ばないですが(実感としては、500万ぐらい必要だと思います)、この日本で定常的に読書する人間ってそれこそ100万人ぐらいしかいないと思うので(笑)、驚くべきことです。100万部売るということは、「今年読んだ本がこの本だけ」というような読者をたくさん掴むということだと思うのですが、素晴らしい小説で村上春樹作品としてはかなり間口の広さを意識して書かれていると思われるとはいえ、エンターテイメント小説とはほど遠いこの本がそんなに売れるなんて・・・。ハリー・ポッター最終巻の初週売上が119万部だったそうなので、その1/3ですからね。物凄いことです。

んー、誰がどうして買っているんでしょう?


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最近のお土産事情

会社を休んで海外旅行をしてくれば、帰ってきた後に仕事仲間にお土産を配るのが正しい日本人です。

私は全然正しくない日本人なのであんまり気にしてませんが、Milueは気にしてます。で、出発前からお土産を注文しています。えっ?出発前に買うの?

・・・わりと最近は普通なんですって。HISのサイトでハワイのお土産セットが買えちゃいます。出発前に注文しておくと、帰ってきたら届いてるんですって。なんだか私の持っている

お土産の概念を根本から覆す

んですが、成田空港にもお土産通販のお店がありましたわ。

ちなみに私は、試食したホノルル・クッキー・カンパニーのクッキーが割に美味しかったのでこれをお土産にしました。Milueには出発前に頼んだお土産が届いたようです。

Miyage_4

どう見ても発注しすぎです。ダンボール一箱分のチョコを前に途方に暮れています。いくらのを注文したのかは知りたくありません。まあ、私が食おっと。

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