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F1GP#18 ブラジルGP

中国GPの感想は書きそびれてしまいましたが、何事もなくハミルトンが圧勝。そうして、迎えた最終戦。

こんなことがあっていいのか!

またしても劇的な展開ながら、清々しい結末。感動に打ち震えました。

最終戦を残して、ポイントランキング1位のハミルトンと2位のマッサは7ポイント差。これはマッサが優勝して10ポイント取っても、ハミルトンが5位4ポイントを取ればチャンピオン獲得という、ハミルトンにとって断然有利な点差です。

マッサは、優勝が絶対条件。しかし、得意なコースでは手が付けられなくなるマッサ。インテルラゴスのマッサを止める術はありません。失うものはないとはいえ、プレッシャーのかかる中をマッサはカンペキなレースをやってのけ、見事にトップでチェッカー。素晴らしいレースでした。

そして、去年のインテルラゴスではバタバタの上、トラブルも重なりチャンピオンを逃したハミルトンも、今年は落ち着いてきっちりと4位あたりでレースを続けました。

2位には終盤、強さを見せつけたアロンソが来ましたが、マッサには到底追いつけず、ライコネンはハミルトンの順位を一つでも下げるという意味でキチンと自分の仕事をする3位をキープ。5位にはベッテルが猛追してきましたが、その後ろのトヨタ勢に強さは感じられず。ハミルトンは、接触するぐらいならベッテルを前に出してしまっても問題ないという状況でした。本来であれば、コバライネンがハミルトンの後ろでサポートに入れればいいんですが、今回もコバライネンはパッとせずです。

そして、そのまま、マッサは一歩届かないままレースが終わるかと思っていました。まあ、シーズンを通してみれば、やはりハミルトンがチャンピオンにふさわしいと言えるでしょう。

ところが、残り10周で突然の雨!上位陣は互いの様子を窺いながら全員がピットインし、レインタイヤへ。結果、お互いの位置関係は変えないままでしたが、なんとトヨタの2台がピットインせずに、ティモ・グロッグがハミルトンの前に出てしまいました。これでハミルトンが5位。そして、そこにベッテルが襲いかかり、なんとラスト2周でハミルトンをオーバーテイク!

これが運命なんでしょうか。ハミルトンは去年、1ポイント差でチャンピオンを逃し、今年は同ポイントで逃すんでしょうか。あまりのことに見ているファンは言葉を失いました。そのまま、マッサはチェッカー。ハミルトンが、ゴールした瞬間、チャンピオンが決定します。しかし、なんということか、最後の最後、ファイナルラップでドライタイヤのグロッグが耐えきれずにずるずると後退し、その横をベッテルに続いて、ハミルトンもすり抜けてゴール!

ハミルトンはわずか2周のうちに天国から地獄、そして、もう一度天国へと舞い戻ったのです。すごいレース!

見逃した人は、今年の総集編を楽しみにしておいてください。こんなレースは10年に1度とありません。間違いなく、私は死ぬまでこのレースのことを折に触れて口にすることになるでしょう。例えば93年のドニントンがそうであるように。

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