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F1GP#16 日本GP

チャンピオンシップもクライマックスを迎えようとしています。去年に引き続きの接戦で、富士スピードウェイにやってきました。今年は3年ぶりに自宅で観戦。地上波でも生放送でやるようになったのは大変喜ばしいです。

今回のポイントは

  • ハミルトンの乱心
  • アロンソの目覚め
  • 日本勢、残念

さて、日本GP前にクビサが「ハミルトンのドライビングは危ない」と指摘し、ハミルトンはいつものようにタカビー。反対にメルセデスのノルベルト・ハウグが「ライコネンがハミルトンに特攻してくるかもしれん」と言ったり。まあ、ライコネンの性格からしてマッサのサポートなんて大して考えてないんでしょうけど、ハミルトンとライコネンがフロント・ローに並べば、それは失うもののないライコネンが突っ込んでくればハミルトンは避けざるを得ないわけです。当然、ライコネンは1コーナーを強気に攻めてくるハズです。

ところが実際は、ライコネンが好スタート、ハミルトンは失敗。しかし、何を思ったのかハミルトンはライコネンのスリップからイン側へ出て並びかける・・・けど、全然止まり切れずにオーバーラン。ライコネンはこのハミルトンに押し出される形で大きくコースアウトしてしまいます。

(自分のレースを失うのが嫌な)ライコネンだからハミルトンを避けましたが、ライコネンには突っ込んでくるハミルトンを意に介さずステアリングを切ってもろともリタイアするという選択肢もありました。去年の終盤戦もプレッシャーがかかる場面で迂闊な行動を取ることがありましたが、今回のもどうか・・・。ちょっと首をかしげざるを得ないです。

そんなハミルトンにむかついたのか、今度はマッサがシケインでミスって前にいかれたところにカミカゼアタック。どうにもしまりのないかたちでチャンピオンを争う2人が脱落です。

そして、トップはクビサ。アロンソが続くという序盤になり、レースペースにまさるアロンソがピットストップでクビサを逆転。そのまま見事にシンガポールに続く連勝を果たしてしまいました。お見事!

以前も話題にしましたが、ただ速いだけではなくチームを強くするのが真のトップドライバー。アロンソは間違いなくトップドライバーです。ここ2年低迷し、開幕から大した力を発揮していなかったルノーチームを勇気づけ、方向性を示し、運を呼び寄せてシーズン2勝してしまう。これこそがトップドライバー。そういう意味では、ライコネンはジャン・アレジのようにとても速いドライバーではありますが、真のトップドライバーとは呼べないかもしれません。マッサは、本当のトップドライバーと言えるだけの非凡さを十分に見せてません。ハミルトンの真価もこれから問われることになるのでしょうね。

日本勢はどうかといえば、全体として残念な結果ですかね。期待のトヨタはおおよそ実力通りの結果。何かあれば表彰台も夢じゃない力を見せていましたが、今回、その「何か」はトヨタに味方してくれませんでした。ホンダも実力通り。ホンダの開発はもう来年の車にシフトしてますから今シーズンに浮上することはないのでしょう。そして、期待の中嶋一貴ですが、1コーナーで終わってしまいました。まあ、こういうこともあるし、富士では全セッションでロズベルグを越えるという素晴らしい活躍を見せたことでよしとしましょう。

さて、なんだかんだで、マッサが2ポイントほど差を詰めて6ポイント差であと2戦。もちろん、ハミルトンの優位は揺るぎませんが、どうなりますことやら。

 

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Comments

ホントそうですね。
真のレーサーは、チーム自体を強くしてしまいます。
2リンで言えばロッシですよね。
HONDAで無敵を誇った彼が、ホンダのマシンが速いのだと言われる声を受け、YAMAHAに移籍後メキメキチーム力を向上に貢献し、今年は8度目ワールドチャンピオンに輝いている。
レースは総合力の勝負なので、何かが突出しているだけでは勝てないですよね。

Posted by: タコチン | October 13, 2008 at 10:45 AM

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