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海の世界史/中丸 明

古代フェニキア人から紀元前のギリシャ人、ヴァイキング、ポルトガルとスペインの大航海時代、新大陸貿易、キリスト教宣教師達、そして、日本の鎖国への道・・・と海を渡る世界史上のトピックを軸に、なんだか著者が語りたいことを雑学っぽく書き散らしてあります。

と書くと、聞こえは悪いんですが、確かに体系立ってないので教科書的な使い方にはまったく向かない本ですが、逆にこういうテーマの大学の講義があって、先生が自分の興味があることを面白おかしく語ってくれるんなら、それは人気がある講義だろうなと思います。なんか、妙に砕けていて、しかも時々なぜか歴史上の人物に名古屋弁でしゃべらせるのがおかしい(笑)

例えば、ヴァスコ・ダ・ガマがインドに行った話は、こうなっちゃってます

 ガマがカリカットの王に拝謁することになったとき、彼が調えた品々は、帯十二枚、緋の頭巾四枚、サンゴの数珠四連、鉾を入れた包み六個、砂糖一箱、オリーヴ油二樽、蜂蜜二樽であった。
 と、王の家臣はこれを見て、雅びなカリカット弁でぶちかました。
「あのよォー、メッカやインドからやって来ゃあーず貧乏たらしい商売(しょうびゃあ)人でも、これよか、なんぼかマシなもの持ってくるがね。もし、どーしても贈り物してゃあ言やーすなら、黄金を持ってくるがええだ。そーもすりゃ、わしんたらーの朕さんもおよろこびになるべっちょ」

そんな雅びなインド人はいない!(笑)

それにしても、こういう本を読んでいると人類ってのは、何かって言えば略奪して強姦してるわけで、なんかげんなりしてしまいます。特に、ヨーロッパ人がアメリカ大陸に何をしたのかというところは、もう少し突っ込んで勉強してみたいですね。インカとアステカを滅ぼしたってのは良く知られるところですが、じゃあ、北アメリカ大陸は未開の荒野で、インディアンが細々と暮らしていたのを悪いアメリカ人達が追い払っただけ・・・なのかは近年、疑問が示されているところですよね。

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