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6/22のLifeにメールが採用されました

6/22の「文化系トークラジオLife」のテーマは「秋葉原無差別殺傷事件」でした。リアルタイムでは聞けなかったので、順次公開されているPodcastを聞いています。いつもの通りだと、放送後のやりとり(実際には本編の延長戦になってしまうことが多いです)も含めてすべてが公開されるのは7/2になるはずです。

「事件そのものよりも、この事件に俺たちはどんな物語を仮託するのか。それを聞きたい」というcharlieの番組のやり方はすごく共感できるものでした。冒頭で「マスコミがいじりすぎ。Lifeまでそんなことしなくても」というリスナーの意見が読まれ、それに対するcharlieの誠実な思いの発露から始まる今回のLifeは、やはりいつもとはちょっと違うテンションでした。

Part2で、津田さんがネットの実況中継について語ってました。こんな感じ

  1. 現場に居合わせてustで中継した奴には、個人としてプリミティブな不快感があるんだよね
  2. 素人に「報道」を取られてジャーナリストとしてムキーッなんだろう?それは違う気がすんだよな。俺がジャーナリストかどうかはともかく(笑)
  3. アイツらが野次馬だからかな?
  4. マスコミが野次馬じゃないとはいわないけど、それは仕事だからな。何かあったら責任問われる立場かどうかだよな
  5. 結局、アイツらがやったのって報道じゃなくてライフログだよな
  6. 俺が腹立ったのはライフログを報道のように言われたからかな。そんな気がしてきた

おや?

(5)までは良かったのに、(6)で腰砕けた(笑)。(5)までは私が「ケータイのカメラは「報道」なんかじゃない」「撮影と言論の安売りが破壊するもの」というエントリーで書いたことと変わらないのですが、問題は津田さんの感じたプリミティブな不快感を説明するのに、ホントは「報道の奴は撮っていいけど、ライフログの奴はだめ」っていうための倫理なりルールなりを求めているんじゃないかって事だと思います。最後で曲がっちまった。

Part4では、いわゆる「非モテ」問題について。私はこの話にあんまり「非モテ」って関係ないと思うんですよね。だって、「モテない」とか「彼女がいない」なんて当たり前のことだと思うんですよ。世の男性のほとんどが(程度の差はあれ)「自分はモテない」と思っていると思うし、私なんて人生の今までの期間で「彼女がいる」なんてのは全くの非日常であって、いないのが普通の状態です。そもそも、この犯人みたいな精神状態の時に女の子と付き合っても、たぶんうまく行かないよね(笑)

ただ、「非モテ」みたいな言葉が、最初は自虐の笑いやパロディ、ジャーゴンとして世の中に(この場合はネットに)生まれてきて、言葉を作った奴じゃなくて遅れてきた奴が自分をそれに投影してしまうなんていうのは良くある形です。「オタク」って言葉だって、まさにそうだと思うし。そういう単純な言動をしてしまう頭が弱い皆様に対しては、私は「あちゃー」としか言いようがありません【酷】

で、「非モテ」みたいな言葉を真剣にとらえないって意味で、津田さんがこの話を受けて「なんで、マイナーなケータイサイトじゃなくて、喪男板に書かなかったんだろう。ゲームで言えば初心者ステージから上に行かない奴みたいなもので、『オレすげえ』って感覚を味わいたいけど、上のステージに行って死んじゃうのはイヤみたいなアンビバレンツな感じ?」と言ってました。charlieは「その喩え、よくわからない」って言ってましたけど、私はすごくよくわかる。

私は「文化系トークラジオLife 6/22のテーマは「秋葉原無差別殺傷事件」」というエントリーで、犯人に「自分も、例えば電車男のようにネットから祝福される存在になれたかもしれないという敵わぬ思い」があったと感じたと書きました。そういう思いがありながら、犯人がなぜ2ちゃんねるには書き込まずマイナーな掲示板に書いたのかといえば、それはまさに津田さんの言うとおり、「ちゃねらー」には敵わないという敷居の高さや、2ちゃんねるでは自分のような「しょぼい不幸」ぐらいではまったく相手にされないだろうということをちゃんとわかっていたからだと思うのです。彼の苦悩なんて、そんなの全然、全国区じゃない。だからこそ、小さいコミュニティでの承認を求めたんだと思います。でも、そのコミュニティも彼を救わなかったんですよね。ある程度、どういう状況か想像はつくんですが・・・

と思ってたら、Part5の冒頭で私が送ったメールが読まれました。「なんで救えなかったんだろう。どうしてこうなっちゃったんだろうという思いには共感する」とcharlieは言ってくれましたが、その後、柳瀬さんがぶち切れました(笑)

柳瀬さんは、まあ、どちらかというと発想はマッチョなのでさもありなんですが、内容については賛同できるところ、そりゃちょっと・・・なところがありつつも、熱い柳瀬さんはいいですね。その後、ネット社会のマイナス面としての「相互監視社会」にも言及してました。これが上のライフログと他者の話に繋がっていくところだと思います。

さてさて。続きも楽しみにしています

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