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「恥の上塗り」とは何事か

(6000)人が作ったシステムは必ずどこか壊れている (404 Blog Not Found)

応援どころか、6000人のSEに恥を上塗りしたのは、同記者である。

弾さんが書いている内容の結論にはまったく同意します。

今回のシステム統合で起きた障害は、プロジェクトの規模と難易度から考えたらまったくもって軽微なものだと感じます。プロジェクトメンバーは、もう少しで取れた100点満点を逃した悔しさはあるにせよ、十分合格ラインをクリアしたことでほっと胸をなで下ろしているんではないでしょうか。いや、そうはいっても表に出ていない問題報告は100を下ることはないでしょうから、今も昼夜を問わない対応をしていてそんな余裕すらもないのでしょうか。

そんななか、「起きてはならないことが起きた」かのような無謬性を前提とした報道には、その危機意識のなさに寒気がするほどです。彼らを正しく評価してやるべきです。もし、一般大衆がいまだに「コンピューターは正しく動くはずなのに、なんでこんなことが起きるのか!酷い!」といまだに無垢に信じているのならそれを否定し、そして、ITに限らず、我々の社会システムは様々なミスと、それをリカバする仕組みと、起きることに対するリスクマネージメントをすべてひっくるめて動いているのだという常識を取り戻す必要があります。

ところが、弾さんが問題にしてる記事がその酷い報道に当たるかと言えば・・・これは弾さんの引用した部分だけでなく必ず全体を読んで欲しいのです。確かに引用した部分だけを取り出せばおかしく見えるのですが、全体を通して読めばこの記者が無見識であると誤解するなんてとんでもない話で、無意味に高コストなトラブルフリーを求めるマスメディアと監督官庁への苛立ちと、その基で苦しむたくさんの関係者たちへのエールに満ちた文章であることは明白です。

確かに、報道としての姿勢はどうかという文章です。しかし、どうやらこれは編集長のコラム記事のようです。そこで、我々のことを取材し、記事にしてくれる人が我々の仕事に対する敬意と応援の気持ちをいささか感情論を交えて表明してくれていることに対して、気持ちを熱くしないSEはおりますまい。何かと批判ばかりを受けるこの仕事で、これだけの心からの応援を喜ばないSEはおりますまい。ぶっちゃけ、この人が「あのシステム統合ってどうなの?」と聞かれて無批判に「大丈夫っすよ!」ということが、そんなに影響力を持つわけはない。単なる気持ちの問題でしょう?

それを、「わかっていない」とは、「ほめごろし」とは、「誤爆」とは、「無謬性の吹聴」とは、何事か!

まともな神経ならば、これを読めば弾さんとまったく同じ問題意識を持ち、それをあえて報道の側から語ってくれていることがわかります。明らかに我々の味方です。それは弾さんも

皮肉なことに、同記事からは谷島記者の現場に対する尊敬がひしひしと伝わってくる。上から下まで、6000人がいかにプロジェクトに取り組んできたかまで は同記事はおそらく「正確」に伝えている。誇張が混じっているにしろ、なるべく数字を使えるところは数字で、理由があるところは理由を載せるようにしてい るところまでは「ジャーナリスティック」だ。

と、明確に感じ取っているはず。ただ、この記者が、贔屓の球団を応援するように「私は勝利を信じてる。彼らはやってくれる」と書いただけで、まるで他のマスコミよりこの記事が悪いかのような物言い。そりゃないですよ、弾さん!

それこそ、こんなとこで味方を誤射するようなことをしてどうすんかな?

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