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文化系トークラジオLife 2007/06 「運動」

「文化系トークラジオLife」は相変わらず月に一度のお楽しみです。番組の感想ももっともっと書きたいことがあるんですけどね。とりあえず、知的好奇心が0に枯渇したという悲しい人以外は、同世代がすべからく聞くべきです。「マクF」が面白くないという人とは「趣味が違うね」とした上で友達でいられるかもしれませんが、「Life」を聞いてそこで語られてる内容に興味がない人とは、それこそ口もききたくありません(笑)。もちろん、そこで語られてる個々の意見についての賛否はありますけどね。

さて、なんせ1度の放送が3時間近くあるとはいえ、月イチの放送なので放送と放送の合間には過去の回も遡って聞いています。今月のテーマ「雑誌」の予告編で、「Life」がギャラクシー賞にノミネートされているとのことでした(追記: 対象を受賞されたそうです。おめでとう!)。ギャラクシー賞っていうとまるでSFの賞みたいですが、Wikipediaによると

ギャラクシー賞ギャラクシーしょう)は、放送批評懇談会が1963年に創設した、日本の放送文化に貢献した優秀な番組・個人・団体に贈られる賞である。現在、「テレビ」「ラジオ」「CM」「報道活動」の4部門があり年1回毎年5月に発表しているが、各部門毎に月間賞など独自の賞がある。 事実上、日本国内のテレビ番組作りの最高の栄誉となっている。

だそうです。すごいですね。その割に聞いたこともないんですけど(笑)

で、このノミネートの対象となったのが、「運動」をテーマにした回。ゲストに都知事選で有名になった革命家の外山恒一さんが出た回でした。

外山さんの政権演説は、まあなんといいますか、かなりのゲテモノで、私の中では「イタイ人がいる」というくくりをされているだけでした。ただ、あの政権放送がyoutubeやニコニコ動画で話題になったことで「ネットと政治活動」の関係を考える大きな転機になったのは確かです。今では日本の大きな政党のすべてがyoutubeにチャンネルをもつようになりました。

というわけで、私としてはあまり外山恒一という人物にも興味なかったんですが、せっかくなので聞いてみました。

charlie「ゲストの方を紹介していきましょう。まずは東京都知事選の鮮烈な政権放送演説で世の話題をかっさらった、この方です!」

外山「(例の演説の口調で)有権者諸君!私が外山恒一である。諸君、この国は最悪だっ!(以下、続く)」

(後ろでクスクス笑っている声が入っている)

charlie「キターーーーッと心のなかで叫んでしまいましたけれども、というわけで、改めましてご紹介します。えー、肩書き的には前衛芸術家で革命家ということでよろしいんでしょうか、外山恒一さんです。こんばんは」

外山「(いたって普通の口調で)ども、こんばんは。外山恒一であります。えー、普通にしゃべると普通です」

charlie「というか、今は政権放送演説の原稿をそのまま今ここで生で読んでもらったんですけど、すごい今、普通になってドキドキしちゃいました。」

津田「ああいうキャラだと思ってる人が意外と多いですよね(笑)」

外山「あんな人いませんからねぇ」

charlie「あははははは(笑)」

一同爆笑

外山「もう、練習の賜でしかない」

ええーっ!(笑)

びっくりしちゃいました。もちろん、革命家で、自らファシストと名乗っているような人ですから言ってることは過激ですし、主張には納得できないことも多く、また、番組中で「いちいちcharlieに『それは違って』と言っててウザイ」みたいなメールが紹介されたりもしてました。でも、全体的には教養もあるし、芸達者で、人と意見を交わせないような「ああいえば上祐」的な人でもなく、ユーモアのセンスもあり、番組は熱い討論が繰り広げられました。

特に、「日本の状況って今、そんなに悪い?俺、別にそんなダメだと思ってないんだけど」というcharlieに対して、「いやいや、そんなことはないと思うよ」というところで津田大介さんと外山さんが同じ側に立ったり、自分の主張をどう届けるかというところで、高等教育なんて受けてない人にもどうやって届けるかを考えずにいられない森山さんに対して、「やっぱ教養は大事でしょ?」というところでcharlieと外山さんが同じ側に立ったりと自由な意見交換がされていて、決して外山さんだけが一方的な立場に立ってみんなでツッコむ感じになってないのが印象的です。

いやあ、面白かった。しかし、もう一人、政治思想的にはかなり離れた位置にいる松本哉さんもゲストだったんですが、そういうかなり違った思想を持っている二人が共通している点が「誰にも文句を言われずにものをいう場として選挙を利用する」というメソッドだというのも、非常に興味深いところですよね。

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