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狼と香辛料VII/支倉凍砂

あれ?ついこの間に6巻が出たところなのに・・・と思ったら、発表済の短編、中編それぞれ1本ずつに、短編を1本書き下ろしての番外編。タイトルにも"Side Colors"と入ってます。まあね、せっかくの1クールアニメの放送中に出さないと損だよね。

1本目はロレンスと出会う前の話。2本目は、1巻の後日談。3本目は、2巻の後日談ですが、ホロの一人称というところが変わってます。支倉さんもあとがきの中で、今回のイチオシはこのホロの一人称だと言ってます。

読んでみるまでは、私も「どうかなあ」と思っていたのですが、楽しめました。というか、もうホロってばこれじゃロレンスにベタ惚れじゃないですか。旅の疲れで倒れたホロの為にミルク粥をつくるために、ノーラに羊の乳を探して貰ったと聞いて、この反応です

裏切り者、裏切り者、裏切り者、と胸中では叫んでいる。
そんな、こちらが怒るような過ちが起こっていないことなど、連れのこれまでのへたれ具合を見ればわかりすぎるほどにわかるのに、どうしたってそう思ってしまう。

妬いてますよ、妬きまくりですよ、賢狼さん。全然威厳ないですよ?もう、ホロが可愛い過ぎて困っちゃいます!

しかし、考えてみれば、ホロはまさに年上のお姉様の無邪気な面というか、そういう「男性のお姉様願望」の上にいるキャラなんですよね。意外と珍しいかもしれません。で、こういうのって男の妄想で、実は女性読者にはピンとこないものなんじゃないだろうかという気もします。そこんとこ、どうなんでしょうね

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