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岡田斗司夫の遺言 第3章 そのさん

岡田さんの一人称を「俺」って書いちゃってるけど、昨日、Gyaoジョッキーを見てたら「僕」ですね。直そうかな・・・

休憩開けの雑談で、若い世代のお笑い芸人が 芸人間の評価を気にするようになった事と、 アニメ制作者がコアなファンや制作者同士の評価を 気にしている感性が似ているというような話題が ありました

ガイナックスの歴史(1989年)

電脳学園の発売により、会社の経営がやっと楽になった年。

第一次クーデター事件があり、宮崎勤事件があり、娘が出来た年でもある。

電脳学園

そもそもは、MacとHyper Cardで遊んでたところから始まる。簡単なゲームのようなものを作って喜んでいたところ、軍師赤井が「オーストラリア征服理論」を提唱した。

オーストラリアで一番強い動物はフクロオオカミだが、フクロオオカミは狼というよりは犬で、他の土地に連れて行けばさほど強い動物でもない。オーストラリアにトラでもライオンでも持ちこめばすぐに最強の生物になれる。

当時、パソコンアダルトソフトというオーストラリア大陸最強の生物は、「はっちゃけあやよさん」だった。

さすがに知りませんが、ググってみたら有名なソフトみたいです。

これなら勝てる。ガイナックスはアニメ業界ではまだまだ大手と渡り合うだけの力はないが、オーストラリアにいけば、最強だ。

なんせ、「はっちゃけあやよさん」が売れるということは、ゲームのおもしろさなんかより女の子の絵が可愛いならいいということ。 はっきり言って負ける気がしなかった。そりゃ、ガイナのアニメスタッフ総動員だから・・・。後で、「大人げない」って言われた

Wikipediaで調べてみたら、まだ入手可能なんですね、電脳学園。

左手仕事

「ビートショット」。とにかく見てもらわないとね・・・すごいよね、当時はこれでも許されたんだから(笑)。ちゃんと池沢さとしっぽいでしょ。この横顔は池沢先生に怒られたけど、でも、あのキャラの横顔ってこうなるんだよ

これは僕が持ち込んだ企画で、儲かる話を企んだのね。当時、あちらこちらのレンタルビデオ屋さんを観察したり、実際に店員さんに聞いたりしてわかったんだけど、当時のレンタルビデオ屋さんって映画マニアの店長の個人経営みたいなところが多かった。

でも、アニメなんて店長さんはわかんなくて、バイトの兄ちゃんが仕入れを決めてたりしたんだ。ということは、そのバイトの兄ちゃんが知ってる名前にしておけばレンタルビデオ屋に買ってもらえるわけだよ。見てもらえるかは別として。そして、バイトの兄ちゃんが一番読んでる雑誌が「プレイボーイ」だった。

中学生なりたてぐらいの頃にどきどきしながら買ってましたよ、「プレイボーイ」。あの頃は、「モデナの剣」ですら興奮して読んでました 

作ったのは「トップ」で知り合ったマジックバスって制作会社。丸投げ。「魔法のバスは企画書と1200万で試写会行き」と言ってた。その企画書も、マンガをホッチキスで留めて渡した。

社内で仕事してないアニメ班に企画書ぐらい作ってと頼んだら、そんなことになったんだそうで(笑)

こういうタイプの仕事を内部では「左手仕事」って呼んでた。要するに、本気じゃないってこと。仕方ないと思ってやってたけど、結構な数やったなあ。プロデューサーとして手を引くタイミングを間違った感はある。

宮崎勤事件

確実に、僕が作れなくなった原因のひとつ。

この事件があったときの、正直な気持ちは「バレた」だった。確かに、自分はコイツのような犯罪は犯さないかもしれない。娘がいる身として言えば子育てなんて戦いで、幼女にそんな感情持つ余裕ない。

ただし、自分が作っているもののファンが1万人いたら5人ぐらいはそういう奴が含まれているだろうってのも否定できない。それは薄々わかっていた。

しかし、周りの人が「あれは自分とは関係ない」と思うのか、誰も作れなくならなかったのもショックだった。

筒井康隆は偉かった。自分が書くものの影響で犯罪者が出たとしても、文学はそれだけの力があるものだと言い切った。でも、アニメではそんなことは言えない。筒井康隆は自分の作品に対して、「俺のものだ」と言えるかもしれないけど、アニメは共同作業で、一人の作家のものじゃない。

筒井さんみたいな人は同時代に3人ぐらいいればよくて、その他の人はエンターテイメントの分を弁える必要があるんだよ。

まだ続きます。



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今日のひとこと(2/21)

コの業界、自分のものになるかどうかということを無視すれば、夢と希望に満ちている。

生越 昌己(それを言ってどうなるのだ?「おごちゃんの雑文」)

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岡田斗司夫の遺言 第3章 そのに

そのにです。そのいちはこちら

BUSTERD !?

トップの後、「BUSTERD!!」のアニメ化って話もあったなあ。原作者が「トップ」のファンだってきいたし。庵野が「天使はウルトラマンだったんですよ!」と盛り上がってた。

エヴァのキリスト教のモチーフはたぶんこの辺りから来てるんだな。エヴァを観たときに  「すごい。BUSTERDが元ネタとは思えない」と思ったモン(笑)。巧くまとまってるよね。

BUSTERDは、ちらちらとしか読んでないですけど、エヴァとBUSTERDの関連って話は初めて出たような気がします。

トレスコ

山賀が「これ、どうでしょう」と持ってきた企画がトレスコ。

  • ロトスコ
  • シネスコ
  • プレスコ

の「3つのスコ」でTri-Sco=>トレスコと。

ロトスコってのは、実写映像をトレースして作画するアニメーション。シネスコは横に長いアスペクトのこと。プレスコは声優の演技に合わせて後から作画するアニメーションのこと。

ああ、なんてお金のかかりそうな企画なんでしょう(笑)

「この企画にはどうしても丹波哲郎が必要です」っていうの。実際に丹波哲郎に演技をさせて、それを絵にすると。で、丹波哲郎は何て言うかと言えば、「それで、あなたには私が絵に見えているんですね?」

これはすべてが絵に見えてしまう精神病の女の子の話で、現実が絵としてしか認識できず、また、女の子の感情によってその絵のタッチも変わる。劇画調に世界が見える時もあればハンナ・バーバラみたいに見えるときもある。

それは面白いと、いろいろ考えたんだ。会社の壁に看板も掛けた。でも、実現しなかった。

今聞いても、それはかなり面白そうな企画です。何でダメだったんでしょう。言ってたような気もしますがよく覚えてません。

ガイナックスの歴史(1988年)

この年は、アップルシードをやって、あとは「逆襲のシャア」を手伝った。

なぜか、会社は余計きつくなった。

主役機のガンダムのデザイン依頼が来た。コンペだった。ガイナからは庵野が参加。庵野は安彦さんのガンダムを一生懸命そっくりに書いて出した。

それを見た富野さんは涙を流して怒った。アイツなりに何か苦言を呈したいことがあったらしいけど、なぜそれをコンペでやるのか。さっぱりわからん

曰く「庵野は才能も人望も人の10倍あるんだけど、何かが人の10分の1しかない。しかし、それが何かがわからない」だそうです。まあ、このエピソードひとつ取っても、困った人であることは間違いなくわかりますなあ

もちろん主役機のコンペはダメだったんだけど、他のメカデザインはやらせてもらった。一点いくらだったので沢山出せば出すほど儲かった。

私も「逆シャア」のメカデザインやったよ。メカデザイナー岡田斗司夫!

それが何だったかは、いい機会だから後で「逆シャア」のDVDを買ってここに張ることにします。

待ちきれない人は

http://d.hatena.ne.jp/eg_2/20080217

の人がすでに張ってくれていますので、そちらをどうぞ

富野由悠季はすごい

それにしても、富野さんは巧いなー

と、流れで見た「逆シャア」のレズンのギラ・ドーガの発進シーンを見て解説です

カタパルトの先に人が入っている箱をつけてワンカットいれるだけで絵にスケール感を入れて、ドラマに動きを出してる。これをワンカットで出来るのが、すごい。

黒澤明なんかより10倍すごい。黒澤監督が亡くなったときにコラムで「あんまりがっかりしてない」って書いて怒られたけど、そういうこと言うんなら晩年の作品も見てやれよなあ。

ちょっと関係ないところに話題が飛び火してますけど(笑)

アニメの教養

この間のアニメ夜話の収録の感想で、富野さんのことを「富野御大」と称していながら「イデオンは未見であるが」と書いているブログを見かけてびっくりした。「御大」って書くからにはファンであるか、少なくとも、ある種のジャーゴンを理解してますってサインなのに、それで「イデオンは未見」ってどういう事だ。せめて、恥ずかしそうに書けよ

すいません。未見です(笑)

アニメを教養としてみるんなら、見ないワケにはいかないでしょ。

教養というのはクラッシック、スタンダード、パティッシュの3つからなる。

クラッシックは古典。見ないまでも、存在は知っておかなきゃいけない。アニメで言えば、アトムとか。

スタンダードは定番。これは見ておかないと・・・というもの。

ファディッシュ(追記(3/7)伝助さんコメントありがとう!)は現在のもの。今やってる作品も全部は無理でも注目作は押さえておくよね?

その3つの観点を押さえて、初めてその分野を語れる。それが教養というもの。自分の好きなものを追っかけるのもいいけど、好きなんだったらちゃんとその分野の教養を得て、ちゃんと語れる、自分は何を面白いと思うのか理解する方が長続きすると思う。アニメが好きなのに、アニメを教養として語れないのはもったいないよ!

もっともです。なので、一応、新番組は1話だけでも見ようと思うのですが・・・なかなかつらい。イデオンも見ますよ、そのうち・・・というか、アニメ夜話までに見たいな。うーん・・・

休憩

ここでいったん休憩です

(レジュメの消化率が)今まででヒドい。でも、今日はノリノリだ!

続きます

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岡田斗司夫の遺言 第3章 そのいち

オープニングの雑談

最初は例によって雑談です

4章はやりたくないね。でも、またレジュメが5枚あるんだけど・・・。

今回も終わらない気配がぷんぷんします

富野監督と対談してきたよ

「オタク学入門」が再版されるんだけど、あの本はあの時代のものだから中身をアップデートしても仕方ないからオマケとして富野さんの対談をつけることにしたんだ。で、富野さんは今度出る本だと勘違いして読んで、ものすごく怒ってた!

面白い対談になったそうで、楽しみですね

次のアニメ夜話は、「トップをねらえ」と「今日からマ王」と「イデオン」。「トップ」は全開。爽快だったね。「マ王」はつらかった。「イデオン」はからまわった。

テレビシリーズ2本は準備も大変ですね。3/20頃の放映だそうです

ガイナックスの歴史(1987年)

この年、「王立」が公開。会社はいよいよ立ちゆかなくなってきた。せめて給料の払える会社にしたいよね。毎日会社に言って、支払い遅延の言い訳してるだけ。

そんなときに見かねたバンダイから「アップルシード」の仕事が来た。丸ごと別のスタジオに投げていいよ、つまり「抜いていいよ」ということだった。当然、クオリティは・・・。ガイナが作る「アップルシード」を期待して定価で買ってくれたファンにはほんと、申し訳ない。落ち込んでたら、赤井が

「アニメファンだって勉強したほうがいい」

って慰めてくれた。結局、そういうこと。ツケはみんなにやってくる。

「赤字覚悟でいい作品に」とか「スタッフのがんばりで」って簡単に言う人がいるけど、やっぱりプロデューサーはそれは恥ずかしいことだと思わないと。

そして、この年、何をしていたかというと「王立」の次の企画を山賀と二人でずっと考えていた。その後、4,5年は考えてたな。いや、結局、結論は出ていないから、今もまだ・・・

俺はもう「王立」と「トップ」でアニメでやりたいことはやってしまったので、もうアニメを作るつもりはまるっきりないんだけど、もし山賀が「岡田さん、これですよ!やりましょう!」と「王立」の次としてふさわしい企画を持ってきたら、やらなきゃいけない義務があると思ってる。でも、もうまさか言ってこないだろう(笑)

あと、スタジオを引っ越した。家賃が70万から16万になった。正直助かった。ものすごく小さいところだったので、打ち合わせには最適な環境だったはずなんだけどなあ

今回は、特定の作品ではなく、ガイナックスの歴史がメインのテーマなんですけど、そこには色濃くガイナックスの人間関係、特に、岡田さんと、赤井監督、山賀監督、庵野監督という3人の才能との人間関係が滲み出ています。この、「山賀とは男の約束が・・・」なんて発言も山賀さんとの関係が表れてます。

イベント中も、岡田さんはこの3人の悪口めいたことをズケズケと言うんですけど、そういうことを言える間柄なんだろうなということが伝わって来ました。この後の発言も、その辺、汲んでください。

ガイナの作品作り

山賀と二人、悩んじゃったのは今になれば理由がわかる。

ガイナでの作品の作り方は「カウンセリングの技法」に基づいている。「王立」の時は山賀の中にあるテーマを俺が引き出して「つまり、こういうこと?」と補助線を引いてあげて、それに対して、山賀が「いや、そういうことじゃなくて・・・」と軌道修正したりして初期のプロットを作り上げていった。

ところがね・・・二人とももうカラッポだったんだよね

ここで俺の取るべき道は、この「カウンセリング」の相手を庵野に切り替えることだったんだ。

でも、山賀は「王立で実績を示して、次も俺だろう」と思ってたし、庵野はいつものように「頼まれればやりますよ」と窺ってるだけで、赤井は軍師だから「確実に勝てる戦しかやりません」って感じ。

まあ、これだけ面白い3人がいて、天下とれなかったってのはやっぱりプロデューサーの俺の問題なんだよなあ。あんまりこの3人が面白かったから、後で「この人面白い」って言われてもあんまり面白いと思えなくなったもんな。自分の中の面白い人に対する基準が高くなりすぎた。

山賀なんかすごいよ。「蒼きウル」の一番最初のころなんてフルCGだったんだよ、あの時代に。「いや、作ってるウチに技術が進歩するから大丈夫ですよ」って。普通、言える?(笑)

続きます。

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文化系トークラジオLife 2/10「愛の告白」

楽しいですね、Life。最近、Podcastのサーバも改善されたようでかなりダウンロードもしやすくなってます。いやあ、このレベルのサブカル語りって、他はどこで見聞きできるんでしょう?例えて言うなら、私が中学生ぐらいの時の深夜のNHK BS2なんかがこんな感じでしたかね。「真夜中の王国」とか「もっと過激にパラダイス」とか。面白かったんですけど、今はあーゆー番組は流行らないんでしょうか。

・・・まあ、当時から流行ってはなかったか。あの当時、BS2の夜中なんて誰も観てなかったからあんな番組ができたんだよね。

というわけで、2/10放送のテーマは「愛の告白」。話しやすいテーマなので、初めてメールも出してみましたとさ。

いきなりPart1で読まれた(>_<)

わーい、缶バッチげっとです。欲しいのかって?いや、別に(笑)。でも、番組ノベリティって今までもらったことないので、楽しみに待ちます。

読まれたメールは、実は最後のちょびっとだけだったんです。送ったメールはこんな感じ。以前、このblogでも書いた「ひとつ、村上さんでやってみるか」の一部を引用しました。

この時期は、大好きなチョコレートが街に溢れて嬉しくもあり、
美味しそうなチョコに限って買いにくそうな売り場にあって悔しくもある
タンバリン(32♂)です。初めてメールいたします。

村上春樹さんが読者とWebサイトの企画でQ&Aをした記録をまとめた
「『ひとつ、村上さんでやってみるか』と世間の人々が
村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に
果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? 」に
女性の方からの質問の答えとして

---
「女性が男性に気持ちを伝える方法はいくつもありますが、
いちばんいけないのは口で『あなたのことが好き』と言うことです。
これでは女として、完全にアマチュアです」
---

と、ありました。深いです。男にも言えることだと思います。

思えば、今までうまくいくかわからない告白は
すべて「ごめんなさい」されました

うまくいくときは、もう雰囲気でわかっているものですよね
だから、うまくいったときの告白って

「ねえ、誰かに『彼女いる?』って聞かれたらYesって応えてもいい?」

なんて感じになっちゃいます。

でも、男の場合はもうお互いわかっていても
言葉に出して「告白」しなきゃいけないんですけど。
しないと怒られます。女の子って、ズルイ。

ちなみに、今まで一番心に残っている「ごめんなさい」の言葉は

読まれたのは、この「ちなみに・・・」以下です。何だったかは是非、放送をPodcastで聞いてみてください。斎藤さんの「それっていんぽっしぶるってことでしょ?」には爆笑させていただきました。

なお、関係者からの「それ、誰?」とか「ネタにしたな!」等のお問い合わせ・苦情は受け付けませんのであしからず。

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ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ - goo 映画
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ - goo 映画

アース」を観て、まだ時間が余ってたので2本目。またも消極的なセレクションだったんですが、アタリ引いたYO!

原作は「N.H.Kへようこそ」の滝本竜彦。本質的にオタクってある意味ミーハーであるべきだと思っている私は、「N.H.K」の自虐ひきこもりテンションにはあまり共感を持てない(んでちゃんと読んでない)んですが、「ネガティブハッピー」は、綿矢りさの「蹴りたい背中」の男性版のような、"黄ばんだ青春モノ"として好きな作品です。デビュー作ということで加わっているメジャー感とか、ポップさのようなものが好ましい方向にいってるて事なのかなあ。

ちなみに、滝本さん本人は長らくどんな人なんだろうと思っていたんですが、BSアニメ夜話のエヴァの回に出ていたのを観て、ひじょーにマズイ感じに見えました。いや、私からみて気持ち悪く見えるってのはよっぽどですよ(笑)

それはさておき

ストーリーはこんな感じかな。

落ちこぼれで自分の無力さや「何者でもなさ」にさいなまれている主人公。普段は冷静ながら気に入らないことに暴れちらせる性格でバイクの事故で死んだ友人と、まだ何者でもない自分との差に焦りを感じている。ある日、チェーンソーを持った死に神のような男と闘う美少女と出会う。彼女を守ることで自分の何者でもなさを解消できるのではないかと考えつきまとうが、超常的な力でチェーンソー男と闘う彼女の手助けなんて出来るわけもなく、ただまとわりつくだけ。しかし、次第に打ち解けていく二人。チェーンソー男を倒さないとこの世から悲しみは消えないという少女。しかし、チェーンソー男は次第に強さを増していく・・・

チェーンソー男の正体は、ネタバレになっちゃうので書けません・・・というか、物語中ではっきりと書かれるわけではないので、読んだ人が考えてねってことなんですが、単純に青少年の不安定な年頃を象徴していると考えても問題はないわけで、これはエヴァファンの滝本さんにとって「(自分の)世界を脅かすワケのわからないものと14歳で戦わなくてはいけない」というエヴァのモチーフと通じるものがあるんだと思います。

ストーリーもあるんだかないんだか、エンディングも終わったんだか終わってないんだか。最後にカタルシスの得られるような映画じゃない(とはいえ、私に言わせればそれでもかなり親切だと思う)んですが、思春期の抜け出せないもやもや感ってそういうもので、この話にはそういう「分析不能」な感覚をそのままぶつけたような生っぽさがあります。原作のそういう部分をうまく映像にしていて、かつ、映像の美しさ、スムーズな構成、気の利いたギャグ、音楽のセレクション、役者のへたっぴさ加減まで含めて、ああ、いい感じだなーと。あ、CM出身の監督さんなんですね。なるほど。市原監督。ちょっと注目しておきましょう。クライマックスの演奏シーンとバイクシーンはかなりいいです。でも、高校生が万引きして煙草ぷかぷか吸ってバイクで事故る映画なので、よく考えたらゴールデンでは放映できないよ?(笑)

それにしても、市原隼人、浅利陽介の二人はいい役者ですね。この先が楽しみです。後は、先生役の板尾さんがかなーりいい味。ラストの「俺はこんな黒いバイクは好きやない!」が笑えました。

いつロードショーが終わっても不思議でないほど映画館はガラガラです。興味がある方はお早めに。間違いなく1800円の価値はあるっしょ

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Webフレームワークとは何か

Strutsをなめるな(ひがやすをblog)

Strutsがいかにだめなフレームワークかという話。

ではなくて、Strutsに文句を言う前に、Webフレームワークを理解してから、批判しろという話。

Webフレームワークのやってることを超簡単に説明すると次のようになります。

このレベルでキチンとまとまったものを(浅学にも)見たことなかったので、ものすごくスッキリ。

で、このリストの中だと1つの項目じゃないんですけど、欲しいなと思うモノが。

RESTful Webサービス」を読んでいたく感動したんですが(これの感想はまた別に書きます)、私が普段ちょろちょろと遊んでるCGIだとURLとサービスを紐付けることが難しい(だって、それはhttpd.confに定義されるから)ので、RESTを簡単に実現するために汎用的に

HTTPメソッド+URL => スクリプト+引数

を紐付ける薄い皮のようなものがあったらいいなあと思います。StrutsだとJava、RailsだとRubyに強く紐付いちゃっているんですけど、上の絵だとスクリプトは単なるCGIの場合と同じイメージです。

んー、もしかしてこれはApacheモジュールとして作るべきものかも。というか、もしかして、もうある?

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岡田斗司夫の遺言 第3章を観てきました(予告)

行ってきました。2章は行けなかったのですが、1章のときに書いたエントリはいろんな方に見てもらったようで嬉しいです。てなわけで、今回もまとめを書きたい(そして、岡田さんに採点して欲しい^^;)と思います。

でも、7時半に始まって休憩を挟みつつも23時を突き抜けた(電車の都合で途中退場しなきゃならない人も。ちょっとかわいそう)5時間に及ぶイベントなので、ちょっと時間がかかるかも。というわけで予告だけ書いておきます。そして、他の方のをカンニングしつつ書きます<をい

岡田さんが冒頭で、「ブログでのレポート読んでるよ。こうなるとリンク集とか欲しいね」と言っていましたけど、どなたかリンク集なりトラバセンターなり作るのであれば掲載お願いを出そうかな。つか、岡田さん、それぐらいは自分でやってもいいんじゃない?ついでに採点も・・・だと、「ネットは1日1時間ルール」は守れないか。

あと、これだけは先に書いておきます

私は富野御大を尊敬していますが、イデオンは観ていません!(*>_<*)

そして、

宮さんは尊敬もしていないし、ナウシカも観ていません<こら!

イデオンねぇ・・・若かりし頃、オタクの先人から観ろ観ろとは言われましたし、「最初に接触編をみて、TVシリーズをみて、最後に発動編の順番で」と見方まで教えてもらっていますが・・・なんでしょう、このいざみるとなると憂鬱な気持ちは(笑)

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アース

街をぶらつきつつも眠かったので、何か心地よく眠れる映画はないかと選びました。

いやあ、まったく眠くならなかったです。すごい映像だ!

BBCのドキュメンタリーです。吹き替え版でナレーションは渡辺謙。北極から南極まで、地球各地の代表的な気候の地帯をたどりながらそこに生きる生物(ほとんどは大型哺乳類)の様子をドラマティックにたどります。

ホッキョクグマ、ダイナミックに形を変える北極の氷の山、タイガのヤマネコ、広葉樹の森の季節の移ろい、熱帯雨林、ゴクラクチョウの踊り、サバンナを移動するゾウの列、300万頭を超すヌーの大群、砂漠を湿地に変える大雨、何千キロも移動するザトウクジラ、巨大な竜巻、ヒマラヤに叩きつけられて出来る乱気流、立ち向かう渡り鳥達

自然スゲー。地球スゲー。

この地球で生きていながら、自分たちが地球の持つダイナミックさ、力強さ、不思議さ、美しさを何も知らないんだと思わされます。いや、知らないことはないな。本当の意味で初めて知ったという科学的事実はほとんどなかったと言ってもいいかも知れません。しかし、知識として知っていたとしても、素晴らしい音と映像が自分の知識と想像力が矮小に過ぎないことを思い知らせてくれます。まるで、どこか別の星や、ゲームの中でクリエイターが作り上げたかのような、見知らぬ光景です。圧倒されました。

最後に、夏、溶けた氷から陸地にたどり着き、空腹に耐えながらアザラシを狩ろうとするも失敗し、飢えて死んでいくホッキョクグマの映像を紹介した後にナレーション

「地球が温暖化している今、この様な最後を迎えるホッキョクグマが増えていくだろう。温暖化はホッキョクグマの足場を奪い、2030年までにホッキョクグマは絶滅する。(中略)私たちが果たす役割は、これまで以上に大きくなっている。だが、まだ間に合う・・・」

すいません。説得力ゼロです。今までの映像で人間には到底、力の及ばない自然の偉大さを思い知りました。人間ごときがどうこうしたところで、自然に何か影響を与えることができるなんて、これっぽっちも思えません!

・・・んー、この作品、しっぱいなのかな?

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心はプログラムできるか/有田隆也

文化系トークラジオLifeの年末の放送「文化系大忘年会」で紹介されていた本。サイエンス・アイ新書です。ダメな本ばかり出た新書ブームの中で、サイエンス・アイ新書の創刊は明るいニュースでした。老舗の講談社ブルーバックスにも頑張っていただきたい。

さて、この本は進化生物学の本です。それも、計算機シミュレーション上の人工生命を持ちいて、進化を研究しています。ダーウィンの進化論のキモは「突然変異」と「自然淘汰」です。計算機上で、そのプログラムの動作に無作為な変更が起きる様にし、そのプログラムがある設定範囲での動作において数値で表せる適用度を定義して、その適用度に応じてプログラムが「生き残る」かどうかという淘汰手順を繰り返すことにより、「ある理想化された進化」をシミュレートさせることが出来ます。

そうして、そのシミュレートからデカルト的還元論では分析不可能な何かを見てとることができるのではないか。我々、地球上の生物の上に起こった進化もそのような非還元主義的な(この中では「創発的」という言葉を使っています)ものなのではないかと考え、初めて進化を「科学」として扱う(つまり、実験検証可能なもの)として扱うことができるのではないかという本です。

人工生命による進化のシミュレーションという発想自体も聞き慣れない人には面白い概念だと思いますが、私は、一応、計算機で飯を食っている人間なので、ライフゲームの基礎的な話は聞きかじったことがあります。しかし、人工生命を道具として使ってどうい成果が出てきているかということに関してはまったく無知だったので、本書の後半はかなり興奮して読みました。感情と社会性のような心の動きもある程度、人工生命でのシミュレーションで論じる事が出来ます。どんなパラメータをどう置いて、適用をどう定義するかという技法の問題もさることながら、結果が面白い。なるほど、これはなかなかに興味深い本ですね。

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狼と香辛料VII/支倉凍砂

あれ?ついこの間に6巻が出たところなのに・・・と思ったら、発表済の短編、中編それぞれ1本ずつに、短編を1本書き下ろしての番外編。タイトルにも"Side Colors"と入ってます。まあね、せっかくの1クールアニメの放送中に出さないと損だよね。

1本目はロレンスと出会う前の話。2本目は、1巻の後日談。3本目は、2巻の後日談ですが、ホロの一人称というところが変わってます。支倉さんもあとがきの中で、今回のイチオシはこのホロの一人称だと言ってます。

読んでみるまでは、私も「どうかなあ」と思っていたのですが、楽しめました。というか、もうホロってばこれじゃロレンスにベタ惚れじゃないですか。旅の疲れで倒れたホロの為にミルク粥をつくるために、ノーラに羊の乳を探して貰ったと聞いて、この反応です

裏切り者、裏切り者、裏切り者、と胸中では叫んでいる。
そんな、こちらが怒るような過ちが起こっていないことなど、連れのこれまでのへたれ具合を見ればわかりすぎるほどにわかるのに、どうしたってそう思ってしまう。

妬いてますよ、妬きまくりですよ、賢狼さん。全然威厳ないですよ?もう、ホロが可愛い過ぎて困っちゃいます!

しかし、考えてみれば、ホロはまさに年上のお姉様の無邪気な面というか、そういう「男性のお姉様願望」の上にいるキャラなんですよね。意外と珍しいかもしれません。で、こういうのって男の妄想で、実は女性読者にはピンとこないものなんじゃないだろうかという気もします。そこんとこ、どうなんでしょうね

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家族の中の個別

もう1週間前の記述で恐縮なんですけど

山田祥平のRe:config.sys「パーソナルコンピュータはなくなるのか」(PC Watch)

2000年代にPCの業界が犯した最大の過ちは、パーソナルコンピュータを家庭に普及させようとしたことだ。この時期は、携帯電話がみるみるうちに個人に 浸透していった時代とも重なる。その時期に、PCの業界は、まるで固定電話を勧めるようなビジネスを展開していたのではないか。

むむ?この指摘は鋭い。リビングにテレビの代わりに置いて欲しそうなパソコンが沢山出た時期もありましたが、はっきり言って利用シーンが思い浮かびませんでした。私は独り身なのでイマイチ想像ができないところもありますが、今の普通の家庭には昔ながらのお茶の間があって、家族でテレビを見ているんでしょうか?

ただ、テレビの薄型大画面ブームは来てますね・・・アレ、やっぱリビングに置かれるのかな?正直言って私はもうHDDレコーダーにPSPとPC、YouTube(とニコニコ動画)といろいろ映像コンテンツにまつわるものは持ってますが、テレビは要りません。あ、PS2とWiiをどこに繋いだらいいのかわからないのでHDMI付きのモニタは欲しいかも。でも、今上げたモノは、自分の机なりベッドサイドなりに欲しいもので、リビングに置かれても困ります。

という感じで、今、「お茶の間のテレビ」という存在自体が「Always」入りしそうな勢いなのに、そのテレビのかわりにパソコンを置いてという発想はないでしょう。なんというか、50歳以上の人だけしか会議にいなかったのかと(笑)

しかし、最近、テレビの力の凋落ぶりはいろんなところで感じますね。

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アオイホノオ/島本和彦

「吼えろペン」で漫画家(というより自分自身?)をテーマにしたマンガを書いている島本さんが、今度は自分の学生時代の話をマンガにしています。

が、これがただの学生時代の話ではなくて、庵野監督や山賀監督などDAICON FILMの面々がいた時代の大阪芸術大学の話なんです。庵野さんが作った課題フィルムの「ウルトラマン」や「じょうぶなタイヤ」をみて島本さん(じゃなくて、主人公の焔燃^^;;)がショックを受ける話なんかが出ています。

ちなみに、P.57のパラパラ漫画が「じょうぶなタイヤ」です・・・て、

YouTubeにあった(笑)。なんであるんだろう?。存在は知ってたけど、見るのは初めてだなあ。すごい時代だ・・・

オタクの青春モノとしても大笑いしながら読めますが、DAICON FILMやガイナックスのファンの人なら3倍楽しめるでしょう。関西人は更に2割増。近鉄阿倍野駅ナツカシス

それにしても、このヒロイン(?)のトンコさんのキャラがいいなあ・・・いるいる、いるよ、大阪には。こういうタイプの空気読まない女の子が(笑)

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寄らば大樹のカゲ

社内暴露話

IT業界では、ITエンジニアの不注意による情報流出事件が後を絶ちません。そこで、仕事用PCに接続したポータブルストレージデバイス、平たく言えばUSBメモリーなんかにファイルを書き込むことが禁止になりました。不便だけど、まあ、ドジっ子がお客様データをいれたままキーホルダに入れて、カギごと落としたりするのでしょーがないかと。

書き込めるのは、暗号化してくれる専用ツールと業務使用の例外的なアプリケーションだけ。社内の通達にそのリストが・・・お?iTunesが入ってる(笑)

そうかー、ウチの会社ってiTunesを業務に使ってたんだー。PodCastとかやってるのかなー・・・なわけないよな

ま、なんだ。みんな、「え~っ」って言ったってことなんでしょう。みんなの声が会社を動かした!<ちょっと違う

・・・ウォークマンな人とか、ご愁傷様です

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ニコニコ動画で見る楽しみ

ホロ可愛いよホロ・・・Tambourineです。

4話まで見て、もうほとんど声にも絵にも違和感が無くなってきたのでのめり込んでみてますよ、「狼と香辛料」。原作知らない方が楽しめたかもなーとすら思ってます。

さて、静岡では放送がないので名古屋の自宅で録画して週末に見ているわけですが、我慢できずにニコニコ動画で見ちゃうことも増えました。日本はアニメ大国なんて言われていますが、2006年の「このライトノベルがすごい!」で1位になり、今期最も評価が高い(かな?)非常に良質のアニメですら、千葉+神奈川+埼玉+東京の関東UHF局と京都+神戸の関西UHF局、そして愛知のTX系局の7局放送です。ぶっちゃけ日本中で見られない人の方が多いわけです。そりゃ「YouTubeやニコニコにテレビ放送をそのまま載っけるなんて酷い」と簡単にいう東京在住の人々に対する地方のオタクの潜在的な怒りは想像するに難くないものがあります。DVD買うにしても、その価値があるかどうかは見ないとダメですし・・・というか、今のテレビ放送なんてDVDを売るための宣伝に過ぎないんですから、見せなくてどうすると。

しかし、私はエアチェックを観た後も、ついニコニコも見てしまいます。2chに「実況板」ってのがありますが、ニコニコ動画だとあたかも擬似的にオタク同士がわーわー言いながら上映会しているような感じがあって、それが楽しいからです。これはYouTubeにはない、明らかに新しいメディアの在り方です。双方向メデイアです。デジタル放送に4色のボタンつけて「双方向」とか言ってるのが果てしなくバカに見えます(今さら気がついてる私は大変に遅いと想いますけど)。上のパラグラフの議論は、テレビ放送を補完するという意味でのニコニコ動画の存在意義でしたが、明らかにこれはテレビに対する付加価値です。むしろ、今後、テレビというメディアがどうあるべきか、どっちへ向かうかを示してます。

というかですよ、私はもうこれを見て、テレビ終わったなと。要するに、今のラジオみたいになると思います。朝起きてとりあえず見る朝の情報番組とか、バラエティ番組は今のまま在り続けると思いますが、映像コンテンツとして製作委員会的な作られ方をしているドラマ、アニメはすべてテレビが1次メディアでは無くなるでしょう。DVDや映像配信での提供が1次的になり、それをテレビで放映するのは例えば続編の前とか、1話だけ放送するとかそういう形になるはずです。要するに、今の土曜洋画劇場・・・みたいなのと同じです。

よく、「YouTubeやニコニコのせいでDVDが売れなくなった」といいますが、よく考えればそれはおかしいはずです。コンテンツを売りたいのなら、むしろ低画質のコンテンツをニコニコなどに流し、みんなでワイワイ見て貰ってから高画質と多少の特典、綺麗なパッケージ、あのね商法(笑)などを取り混ぜて、DVDや次世代DVDで売ればいいわけです。mp3で十分に大多数の消費者の欲求を満たせてしまう音楽コンテンツと違い、映像コンテンツはPCの画面で内容をチェックして気に入ったものは家の大画面テレビで見たいユーザーは多いはず。いや、そんなオタク、何百万人はいませんよ?でも、すでにアニメのDVDはせいぜい万の単位で勝負しているだからやれるハズです。だいたい、関東・関西・中部以外のところには全く届いてないわけですからね、今の状況だと。

というわけで、私はニコニコ転載を応援しちゃいます。ルール決めればいいと思うのね。例えば、「映像配信、あるいはDVDなどによって、そのコンテンツを手に入れる手段を提供するまでは、著作権者は削除申請が出来ない」とか。悪くないルールだと思わない?消したかったら、放送した次の日にバンダイチャネルとかでいくらか払えば見られるようにしたら消すよってルールなら、みんなかなり納得すると思うんだけど。で、低クオリティ版もついでに提供しちゃえばいいんだよ。コメントつけて喜んでるユーザー達は、どこがメインの場所になるのかウロウロするんだから、公式があればそれに越したこともないじゃない?

しかし、その規模のプロモーションを前提とした場合に、ニコニコのシステムでいいのかどうかはまだまだ考える余地はありますね。コメントは消せるとはいうものの、あの画面を覆い尽くす弾幕を見るに付け、面白いんだけどコミュニケーションメディアとしてこれが完成された形ではないという想いは強いです。さて、公式コンテンツとして、何十万人という単位が見るということになった場合、どうなってたらいいんだろうなぁ・・・

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読者も大人になりまして

少年漫画より少女マンガの方が好きです。Tambourineです。

妹が、ある時期の「りぼん」と「なかよし」をずっと買っていたのでその頃は妙に詳しいです。「星の瞳のシルエット」「きんぎょ注意報」「赤ずきんチャチャ」「こどものおもちゃ」「なな色マジック」・・・いろいろありましたな。

さて、そんな中でも好きな作家さんの一人が谷川史子さんでして、派手さはないもののほんわかした作風は"The Best 少女マンガ"ではなくとも"The Very 少女マンガ"に位置づけられております。私の中だけで。

そんなわけで、久しぶりに本屋をぶらぶらしていて新刊を見つけて購入。作風はまるで変わらないものの、今回は夫婦ものしばりだそうです。そうかー、90年代に中学生ぐらいで「きもち満月」を読んでいた少女達もあれから15年。すっかり適齢期(っていま、26~28ぐらいのことだよな)ですよ。

と、しみじみしながら読了。まったく期待を裏切ることのない少女マンガぶり。ほえほえ~。ほぉ、あとがきで「初の青年誌からの単行本です」って書いてある。

えっ?

これ、ヤングキング?あ、違うのね。「ヤングキング アワーズ プラス」?売っているところを見たことがありません!

うお、表紙とかになってる・・・これ、対象読者ってどの辺りだ?あ、もう休刊なの?(笑)

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Ruby検定 答え合わせ

さて、答え合わせ

第1問

正解でした。Rubyがnilとfalse以外は正になるというのは、スクリプト全体でグローバルというか、いわゆるシングルトン的な扱いをする変数を使うときに便利ですよね。

とりあえず、hogeってハッシュに入った配列に次々にpushしておきたいときなんかに、そのキーに対応する配列がすでに作られているかわからないようなコードの場合に

hoge[name] = Array.new if hoge[name]

とか書いちゃう。

第2問

間違いました。予約語なんて意識したことないです。thisとgotoに特別な意味がないことはわかりますが、superってなんでしたっけ?他のも別にその名前のメソッド作れたりするような・・・

第3問

正解しました。!とnilがくっついてていいのかわからなかったんですが、!は演算子だからOKなのね?

第4問

正解しました。特に悩むことなし

第5問

間違いました。よくみたら、どっちもtrueのときにしかいかない(笑)

第6問

正解しました。これも悩むところ無し

第7問

間違いました・・・というか、これが1.9から変わるんじゃなかったっけか

第8問

正解しました。これも迷うことはなかったところです。

第9問

正解しました。変数とオブジェクトの関係がわかってますか?って奴ですね

第10問

正解しました。でも勘です(笑)

これは、オブジェクトが同一か同値かという話ですな。

Rubyでは同じか否を比較するのに

  • ===
  • ==
  • eql?
  • equal?

あたりが使われることになりますが、通常は==で問題ないはずです。

で、これ、Javaと違うから混乱するんですよねー

第11問

正解しました。これは普段から書いてれば迷う事はないでしょう。

第12問

正解しました。RangeはRubyを使っていて嬉しいクラスのひとつですね。とても便利です

第13問

間違いました。というか、BとC、どちらも正しいので悩んでいたら両方正解でした。ええーっ。この問題は「すべて選べ」って書いておかないとだめでしょー

第14問

正解しました。なぜかString#reverse再登場

第15問

正解しました。でも悩みました。(1..10)と(1...10)の違いは両端を含むかどうかだと勘違いしてました。右端だけかー

あと、解説にいちゃもんですが、単純に10回実行させたい場合は

10.times{ ... }

が普通だと思います。

第16問

間違いました。つか、勘違いです。代入が再定義できたら、ワケわからん!

逆に<=>の再定義は普通ですね。これをちゃんと定義しておくとsortが使えるようになるので嬉しいのです。自分でクラスを作って、後々よく使いまわせそうと思ったら

* ===
* each
* sort
* inspect
* to_s

あたりをちゃんと定義しておくとハッピーかも

第17問

正解しました。でも、配列の引き算ってどうなる?って聞かれると思い出すんですが、これで済むことに気がつかずに

ary1.delete_if{|i| ary2.include? i}

とか書いちゃうことがよくあります。 

第18問

正解しました。これも引き算と同じで、足してからuniqしちゃいそうです。

第19問

正解しました。でも、なんかトリビアル

第20問

間違いました。えー、requireぐらいしとこうよ。

で、和暦ってパースできるのかな?

>> require 'time'
=> true
>> t1 = Time.parse("S54.7.16 12:00")
=> Mon Jul 16 12:00:00 +0900 1979

うお、普通にできとる。


 

というわけで、正解は14/20でした。まあまあですか?

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今日のひとこと(2/4)

バターナイフでマグロの解体ショーへようこそ

arton 「ユーザーが欲しいのは万能ワンストップソリューション (L'eclat des jours)」

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ニューロマンサー/ウィリアム・ギブスン

SF大会で「サイバーパンクの部屋」とかに遊びに行っていながらギブスンを読んでいなかったりするダメSF者なので、とりあえずは代表作の「ニューロマンサー」です。ああ、「電脳空間カウボーイ」の元ネタはこれか!

という感じで、最初の千葉のあたりまでは楽しく読んでたんですが、その後、もうメロメロ。今、どこ?今、誰がその場にいるの?この人誰?読みにくーい。わけわかんなーい

なんかかえって没入(ジャックイン)してる場面の方が分かり易いんだもの(笑)

しかし、設定も世界観もガジェットも散々パクられ倒してるからまったく目新しくないし(いや、これが元祖なんだけどさ)、別にSFだからという理由で読みづらいわけじゃないと思うんだけどなあ。翻訳?そもそもストーリー構成に難あり?酔っ払って書いてる?

うーん・・・

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そろそろF1 2008(そのに)

つづきです。後のチームはさらっと。もっと変なマシンつくれー!

ウィリアムズ

ことしは一貴の活躍が期待されているウィリアムズですが、マシンの発表会はなくテストでお披露目でした。さて、マシンは・・・昨年型と見分け付かず!

新しいカラーリングに期待です(笑)

レッドブル

いよいよニューウェイが本領を発揮してきそうな、してこなさそうなレッドブル。まあ、去年はバスバス壊れてたからねえ・・・。今年、信頼性を得てきたらBMWぐらいまでは勝負できそうな気もします。個人的に、クルサード+ウェバーっていうコンビはすごくいいと思うのです。

さて、なんかやらかしてます。

Rb2008

のびてる・・・。昔、CARTマシンがこんな感じだったような気が・・・。コーナリングの時にマシン側面から当たった風をリアウィングへ導くのが狙いじゃないかといわれてますが・・・まあ、面白いからアリ

トヨタ

ぐっとノーズを下げてきました。全体にノーズは下げる方向が流行なのかな・・・。他に見どころのないマシンで、これがアグリの新車だっていわれても納得(笑)。攻めてないなあ

ホンダ

うん、去年のカラーリングよりはいいかも(笑)。マシンはなんだろう・・・トヨタ以上にイケてない。風洞は持ってるけど、流体計算機は持っていません・・・って感じ?去年、攻めて大失敗だったから、今年は堅実なのかなあ。でも、ウィングの形状なり、空力付加物の形なり、4強とは全然レベルが違う・・・というか種類が違うマシンに見えるんだけど。1年悪かったぐらいで諦めることないのに・・・。いや、去年のマシンもどこを攻めてたのかはよくわかんなかったんですが





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そろそろF1 2008

そろそろ、各チームの新車が揃ってきました。

今シーズンのトレンドはロングホイルベースのようです。トラクションコントロールのようなドライバーアシストが使用できなくなったために、全体的に車を安定させる方向になっているんでしょう。

・・・なーんてことは、外から車を見ていてもわかりません。私はもっとわかりやすいへんてこな形状とか、空力デバイスが見たいです。

NiftyのFMotorに新型車の画像が集められています

さて、全体的な印象をぐだぐだと語りますか~

フェラーリ

ノーズが格好悪い!

F2007のスラントノーズの方がよかったなあ・・・。サイドビューからもノーズがあまり下へ下がっていない印象で、ノーズ下に流れた空気の処理がカギ?

とりあえず、ダサイから今年のライコネンV2は無しの方向で!(笑)

マクラーレン

ノーズが細っこいからなのか、やけにフロントウィングがデカイような。決してメルセデスエンジンのパワーは他と比べて大きいわけではないですから、その辺が謎。それにしても、銀の塗装で三次元曲面うねうねのボディーはなんだかカッコイイですなあ。いや、塗装のお陰でどんな形してるのか、よくわからないんですけど

BMW

バイキングウィングは踏襲。ノーズはすこしスマートでスラントしたかな。そして、サイドポンツーンの上後半に謎のウィングが付いてます。

Bmw20081

しかし、昨年はぶっちぎりの3番手ポジションで、時々上位2チームを食う勢いだったザウバーですが、どうも今年のマシンはイマイチスピードが出ない様子。バランス崩しちゃったかな。

なんだか謎なウィングをノーズ上面に付けちゃったりとか、ちょっと迷走している節が感じられます

ルノー

フロントウィングとノーズの関係が一風変わってて面白いです。フェラーリと比較すると、これはかなり両者のコンセプトが違うんだろうなという感じ

Rf2008

他のチームでは、ノーズの側面で支えたウィングはが翼端版の上部へと繋がるパターンと、翼端版上部で支えたウィングが繋がって、ノーズの上にくるパターン(マクラーレンが去年から始めたパターン)が多いんですが、ルノーは思いっきりノーズを下げてノーズと翼端版の最下部がほぼ一直線になるような配置になってます。

フェラーリのがばっと開いちゃったノーズの下も、「もうちょっと狭めて流速を高めた方が効果高いんじゃないかな」と思いましたが、ルノーの場合は、ウィング中央の下がった部分とノーズ下面の間の空気の流れがどうなるのかよくわかりません。ココは、弓なりになったウィングに沿ってマシン上部の左右に流して、ウィング下の綺麗な気流をマシン底面に導くというコンセプトなのかな?もしかしたら、すごくいいかも知れないような気がします。後はアロンソのやる気次第・・・だけど、まあ、移って1年目はダメだろうなと。

 






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