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文化系トークラジオ Life

「電脳空間カウボーイズ」が面白かったので、他になんかないのかなと探してみたところ、「文化系トークラジオ Life」ってのを見つけました。これまた面白かった・・・と思ったら、前に感想を書いた「Contents Future」の中で、この番組のプロデューサーのインタビューを読んでるじゃん・・・感度ひくっ

前回の放送は、「暴走するインターネット2.0」。ゲストに「ウェブ炎上」を書いた荻上チキさん。社会学の観点から語られるネット社会は、また「電脳空間カウボーイズ」とは観点が違いますね。カウボーイズは完全にギークの視点ですが、こちらは社会学者。

でも、往年の「ざべ(The BASIC)」や「月刊 アスキー」には、この観点の言説が多分に含まれていたし、当時、高校生や大学に入り立ての若かったTambourineも友達とネット上とリアルのパーソナリティの差の有無や、差があるとすればそのネット上の仮想人格は我々のどこから立ち上ってくるのかなどを夜な夜な議論したものですし、それはとても刺激的な日々でした。

いつの間にやら、コンピューター雑誌は業界の恨み辛みといつまで経ってもいなくならない初心者としょーもないアングラだけになってしまい、寂しい気持ちになっていたんですが、「Life」はそういう気持ちを思い出させてくれるというか、ちょっぴり青春の香りがしました(笑)・・・というのは、聞いた回がたまたまそういう回だったのかもしれませんけど。

話の中で鈴木謙介さんが(うろおぼえで適当に書いてます)

Web社会って言葉を本のタイトルとして使っちゃったので、最近はそれは何かってことを説明しなきゃいけないっていう責任を感じてるんだけど、要するに「車社会」みたいなもので、車社会ってのはみんなが車を運転する社会の事じゃなくて、自動車を前提とした流通の仕組みや、土木的なインフラや、法律や、教育がされている社会のこと。だから、「私、ネットはわからないから」とか「そういうの好きじゃないから」とかいう言い方は通じない、否応のない社会の事。そういう意味で言えば、今はまだ全然そこまではたどり着いてないし、まだまだ引き返せると思ってる人もいるってことだよね

なんて主旨の事を言ってましたが、これはうまい言い方ですね。そうだなあ、大きく捉えればそれには間違いないわけで、それに対して私の様なわりと初期からネットに住んでるネット・オプティミストたちは、ともすれば「マナーとリテラシー」でどうにかなるよ的なことを安易に言ってしまったりするんですが、このレベルで考えればそんなんじゃダメに決まってますよね。うーむ・・・

これも是非、聞いてみてください

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