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"文学少女"と繋がれた愚者/野村美月

"文学少女"シリーズの第3巻。1巻2巻の感想はこちら。

今回は、武者小路実篤の「友情」。設定紹介も顔見せも終わって、いよいよ本筋のドラマがドライブしてくる3巻目は文芸部で演劇をするという展開になります。

過去の文学作品をふまえて物語を綴るというやり方を考えたときに、文化祭でその話を登場人物たちが演じるというのは一番先に思いつくやり方で、つまらないとも言えますが安定してる王道だとも言えます。特に、メインのストーリーが面白くてそれをドライブするために用いるんであれば文句の言い様もないでしょう。

いやあ、新幹線の中で柄にもなくうるうるしてしまいました。2巻がちょっとアイデア負けと言ったところで消化不良だっただけに今回はもうばっちり。遠子先輩の最後の謎解きも今回はハマってます。ここまで引っ張ってきた大ネタを大事に大事に使っているところも好感。でも、この学校は血なまぐさすぎるぞ(笑)

そして、なにより「放置されたツンデレ」こと、ななせちゃんが可愛い!でも、今回も放置気味。相変わらず、出番は少ないんですが、今回はかなり「デレ」成分まるだしで千愛ちゃんにからかわれっぱなしです。あとがきで、作者自ら

さて、今回はさすがに琴吹さんが気の毒で「可哀想~」と同情してしまいました。毎度大した出番もなく、本筋にからむこともなくスルーされ続け、ある意味シリーズ中、一番不遇な子ではないでしょうか。次の巻では、もう少しどうにかしてあげたいです。

どうにかしてあげてください!

どうせ、琴吹さんメインの話になったら幸せになれるはずないんですから、せめてもうちょっとチョイ役のうちに可愛いところを・・・ぜひ・・・。今回も、わりと頑張ってるかと思いきや、クライマックスの場面から外されてるし。

そして、最後の頁に・・・ほーう、そう来ますか。次の巻が気になってしょうがないやね。

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