« September 2007 | Main | November 2007 »

機動戦士ガンダムUC

雑誌「ガンダムエース」に連載中の、オリジナルストーリーのガンダム小説が単行本になりました。あえて狙ってるんだと思いますが、版は文庫でも新書でもなく、「オリジン」と同じ大きさです。表紙が安彦さんの絵なので、マンガと間違えて購入する人続出・・・なわけないか。

終戦のローレライ」「亡国のイージス」の福井晴敏さんがかなりのガンダムファン・・・というより、富野ファンであることはよく知られています。BSアニメ夜話のガンダムの回にも出演してましたし、NHKのトップランナーに出演したときも、「デビュー作を出したときに、世の中には献本というシステムがあり、誰にでもしていいと編集者に言われたので、富野さんに送った。丁寧なダメ出しのお返事をもらった。それからの親しくさせてもらい、仲人もしてもらった。結婚式でも駄目出しされた」と語っていました。

そんな福井さんの小説は、富野さんのガンダムのノベライズにかなり影響を受けているようです。このガンダムUCも、まるで富野さんの小説を読んでいるよう。昔、富野さんの(読みづらい)ガンダム小説を楽しんで読んでた私には、なにかとても懐かしく読めてしまいました。

富野さんがガンダムの小説、特にテレビシリーズのノベライズをやると、アニメ製作でたまった鬱憤をぶつける場になりがちで、非常に鬱屈したものになる傾向があります。「閃光のハサウェイ」などのアニメを前提としていない作品ではかなりマシですが、それにしたって読みやすい小説とは言えません。ところが、「月に繭 地には果実」(∀ガンダムのノベライズ)もそうでしたが、福井さんは富野小説をリスペクトしてふまえた上でエンターテイメントとしてどうあるべきかに重点をおいてくれるので(まあ、当たり前といえば当たり前なんですが)、「僕たちの読みたかった富野小説」がここに出来上がるわけです。というか、福井さんが読みたい富野小説と、私が読みたい富野小説がかなり近い位置にあるということかもしれません。

これで、福井さんにアニメ監督としての能力があれば、いっそ富野ガンダムはもう福井さんが後を継いでしまって、スタートレックにおけるジーン・ロッテンベリとリック・バーマンみたいな関係になってしまってもいいと思うんですが(笑)。いや、別にプロデューサーになってもらって、監督は別でもいいのか。

さて、ストーリーは久しぶりの本格的な宇宙世紀ものでして、時代はUC 0096。第二次ネオ・ジオン抗争(シャアの反乱)から数年後。地球連邦やアナハイムエレクトロニクスともつながりのあるある財団の抱える秘密と、その裏で暗躍するジオンの残党。主人公はこの陰謀にたまたま巻き込まれた工業専門学校の生徒、バナージ。ヒロインはジオンの艦に密航していた世間知らずのお嬢様、オードリー。しかし、ジオンの艦で「姫」と呼ばれるUC 0096頃に17,8歳ぐらいの女の子といえば、もう正体はバレバレ。既刊ではまだその正体は明らかではありませんが、どう見てもコイツはミネバ・ザビ。公式設定では、UC 0100にジオン共和国は自治権を放棄することになっていまして、今回のストーリーはそこへ至る話だと思われます。

実は、このジオンの自治権放棄に伴う話というのは一度作られてます。松浦まさふみさんの「ムーンクライシス」というマンガで、MS SAGAというメディアワークス(今で言う電撃ですな)から出版されていたガンダムコミックアンソロジー本で連載されていました。ここでも、メイファというヒロインが実はミネバ・ザビで、ジオンの残党のテロに担ぎ出されるというストーリーでした。
もちろん、この話が完全にオフィシャルの設定に組み込まれているかどうかは疑問ですが、割と懐の深い大きなストーリーでしたし松浦さんはガンダムの設定自体を良く理解して深く愛している人でしたし、むろんのこと、サンライズの許可を得て発表されている作品なので、今回はこれのリメイクということになるのか、ムーンクライシスはなかったことにするのか、企画者側がだれもムーンクライシスのことを知らなかったのかは大変気になるところだったりします(笑)

それにしても、小説2巻分で、まだ「ガンダム大地に立つ」に相当するところまでしかやってないわけで、これから先の展開が気になると同時に、いったい最終回はいつのことになるのか大変気になります。まあ、安彦さんのマンガが終わらない限り、ガンダムエースは続いていくので、そのへんは大丈夫かな?

さて、小説ながら、角川大プッシュ作品だけあってMS設定も気合いが入ってます。MS設定はカトキハジメさん。公式サイトのMS設定見てるだけでうっとりです。特に、GM(って言っていいのか?)からガンダムへ「変身」するという主人公機の設定は斬新。機体各部が展開して、赤い光が漏れながらガンダムの姿になるシーン、アニメで見たいなあ・・・。年末にはMGでキット化されるらしいので(その辺はブログ:Scanzonato Futurismoのこのエントリが詳しい)、そのプロモとして映像を作ってくれないものかしら。いや、このキットもカッコイイよなー。久しぶりに欲しいぜ

というわけで、ガンダム00はお子ちゃまにさし上げてですね(笑)、我々オールドタイプはガンダムUCで楽しめればそれでいいかなとか思います。いや、ガンダム00がコケるとガンダム界全体に差し支えますので、あっちはあっちで頑張っておいて欲しいんですけど。そういう意味ではガンダムSEEDは偉かったなあ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

F1GP #17 最終戦 ブラジルGP

やっちまうんですね・・・そうなんだ・・・やっちまうんだ。ここで壊れるのかよー

そんなわけで、3人がチャンピオンの可能性を残しつつも、1位と2位の差が2ポインしかないために2位のアロンソと4ポイント差、3位のハミルトンとは7ポイント差をつけたハミルトンがかなり有利な条件での最終戦。予選では、地元のマッサが渾身のアタックでポールポジションを取るものの、チャンピオン争いの3人はハミルトンが2位、ライコネンが3位、アロンソが4位の順。見事にフロントローにつけて、私は、クソ度胸のハミルトンがチャンピオンを5割方手にしたと思ってました。

というのも、予選順位は、基本的にそのまま決勝スタート時のスピードの差ですからハミルトンは順当にスタートして、マッサに続く2位で周回できればベスト。地元グランプリで心の底では勝ちたいけど、チャンピオンシップがかかった場面ではライコネンのために動かなきゃいけないマッサは、1位で飛び出して2位にハミルトンが来ればそのまま1位を維持すればいいし、ハミルトンも2位に入れば自力でチャンピオン。これがかえって逆で、1位がハミルトン、2位にマッサ、3位にライコネンなんて並びになった日には、失うものはなく自分がリタイアしても結果としてライコネンが優勝すれば面目がたつマッサはハミルトンに接触覚悟のオーバーテイクをかけてくる可能性があります。ここは、マッサには先に行ってもらうのが上策なわけです。とにかく、ライバルの2人に前に出られなければ何位だってOKなわけですから。

そして、決勝スタート。マッサはスタートと同時にハミルトンの前へ出て牽制。その隙に後ろからライコネンが好スタートで一気に前に出ようとするが、行かせないマッサ。うーん、チームプレイはないんでしょうか?(笑)

ハミルトンは目の前のマッサの動きに翻弄され、アロンソに並ばれてしまいます。アロンソはハミルトンの後ろにいたんじゃしょうがないわけでここで一発勝負にでるわけです。さすが、アロンソも只者じゃなくて縁石一杯にずばっと並んで一気に前に出ました。ここで、ハミルトンが動揺してしまいます。ハミルトンはやっぱりアロンソを強く意識してるんでしょうねえ。すかさず抜きにかかります。でも、実はそれは不要。ハミルトンは4位5点を取ればライコネンは例え優勝しても逆転は不可。アロンソも2位までなら問題なし。なのに、アタックしてオーバーラン

また、やっちまった!

ハミルトンもクソ度胸といいながら、やっぱりまだ若いのね。

というわけで、序盤の順位はマッサ-ライコネン-アロンソ。コースアウトして遅れたハミルトンはすかさず一台抜いて7位。当然、チャンピオンの可能性があればマッサはライコネンに譲るので、

  • ライコネン +10 = 110
  • アロンソ +6 = 109
  • ハミルトン +2 = 109

このままいけば、ライコネンがちゃーんす!しかし、まだまだレースは序盤。ハミルトンがアロンソの後ろまで追いついてくるのは時間の問題。この位置から2台抜けばハミルトンがチャンピオンなので、まだまだハミルトンが有利!しかし、ハミルトンは中堅チームの後ろでかなりイライラした動き。落ち着けー

そして、7周目。運命のギアボックストラブルでした。ギアが突然ニュートラルに入って惰性で走行するハミルトンのショッキングな映像が!ステアリングのパドルをがちゃがちゃさせてギアをなんとか繋ごうとすること十数秒。なんとか、ギアはつながりレーシングスピードを取り戻しますが、時すでに遅し。これだけの差を縮めて、かつ、2台のBMWを抜いて5位まで来るのは至難の業。この日のアロンソは、結局、フェラーリに匹敵するだけのスピードを出せず、予定通り(?)、ピットストップでライコネンはマッサの前に出て優勝。6勝目をあげて、見事、チャンピオンに輝いたわけです。

最速の名を欲しいままにしながらも、これまでマクラーレンの信頼性のなさと、自身の運のなさのためにチャンピオンに近づきながら届かなかったライコネン。フェラーリに移籍した今年はマクラーレンがベストマシンとフェラーリ並みの信頼性(とスーパールーキー)を手に入れて、選手権をリード。インタビューで「マクラーレンに残って置いた方が良かったなと後悔することはないの?」と尋ねられたりもしていましたが、終わってみれば、見事にフェラーリをダブルタイトルに導きました。

マクラーレンは最強の車と最強のドライバーを擁し、シーズン中盤までは幸せの絶頂にいながら、コンストラクターズはポイント失効で最下位。ドライバーズタイトルも、二人のドライバーが同点で、1点差の2位に終わるという何とも重苦しい結果になったわけです。

さて、シーズンは終わりました。が、ストーブリーグは終わっていません。おそらくこれだけの酷い状況にもかかわらず、アロンソとハミルトンが来年もチームメイトってことは有り得ず、ハミルトンがマクラーレンをでることも有り得ません。となると、アロンソが移籍する先が注目になります。フェラーリはドライバー確定。BMWもないでしょう。ウィリアムズもブルツの後釜には困っていません。ルノーは口を開けて待っています。そのほかにアロンソの目に適うチームは、あるんでしょうか?

レッドブル?トヨタ?ホンダ?うーん・・・???

さて、これで、今年のF1も一休み。また来年の春には、各チームのニューマシンのテスト情報が聞こえてきては、ここが速そうだ、このマシンは駄目そうだとうだうだ考える一年で一番楽しい時期がくるわけです。

では、また来年のF1を楽しみにしていましょうかね

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

INFOBAR2

大のストレート端末好きで、初代INFOBARユーザーとしてはもちろん気になるINFOBAR2。ついに正式発表です。!

うーん・・・前の方がよかった・・・。前のが好きなだけに、ちょっとこれは惹かれないなあ。

それに、カメラ付きのケータイは職場に持ち込めないので今はWILCOMのWX310Jを使ってて、これは継続使用のつもりだし。ストレートの端末はシャツの胸ポケットに入れられるのが魅力なんだけど、お陰で鞄に入れっぱなしになっちゃうし・・・。というわけで、W53Sにしようかなあと思ってます。次のデザインケータイに期待してます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

恩師にバッタリ

LSのオフ会のために大阪に来ています

中津の駅で降りて地下鉄の階段を上がっていると、何と母校の元生物部顧問の先生が階段を下りてこられるではないですか。なんたる偶然!せんせ、なにしてはるんですか?

「キミこそ、なにしとんねん。まだ、名古屋におるんやろ?」

ええ。今日は遊びにふらっと。せんせ・・・は仕事っぽいですね。何の後用事で?

「そこの河合塾で進路相談会ですわ」

うちらが現役の頃から進路指導やってましたからね。んんん?えーっと、そういえばせんせ、高校は辞めはったと聞いた気がするんですが。今、何やっておられるんでしたっけ?

「大学で研究員ですわ。生物教育のコンテンツをつくってるのよ。あなたにもこの冊子あげましょう。ま、金もらって道楽してんのよ」

お?ということは、せんせ、今、阪大理学部にいらっしゃるんで?

「そうよ。で、来年から生物学科は定員が増えるのよ。穴ですよ、穴!ねらい目!ってなもんで、知ってもらわないと定員割れるからね。で、高校の先生集めての説明会に来たのよ。大学の先生方、そんなん全然わからんからね。ま、何で私なんかはよくわからんけど、ボランティアですわ」

なつかしいなあ。そのしゃべり方(笑)

「そういえばね、生物部のOB会はいまだに毎年やってるけど20期は集まりがわるいぞ」

そうですねえ。まあ、ほとんどみんな大阪にいないですからねえ。いちろーはフィリピンだし、かずやくんは九州だし、まろくんは盛岡から茨城に単身赴任だし

「なんだ、キミ、情報が古いぞ。彼は今、上越ですよ。彼はボクの弟子になったんよ」

へ?

「彼は今、上越教育大ですよ。転職。彼、助教授ですからね。私より偉い。彼、優秀やからね。仕事速いよー」

え?え?え?

「そいや、彼、子供産まれたとこかな。なかなか彼の人生は波瀾万丈ですよ」

えええ?

全然知りませんでした。せんせと別れて、思わず電話しましたよ。うわ、びっくりー

| | Comments (2) | TrackBack (0)
|

ExcelのCSV読み込み001問題

散発的なデータ変換やデータ移行はRubyistが最も輝く場面かもしれません。

使い捨てのスクリプトならば「Rubyなんて誰も知らん。一生お前がメンテしろ」と言われることもありませんし、とにかく時間がない場合が多いなかExcelのVBAと格闘している人を横目にRubyのパワーを見せつけることが出来ます。新人の女の子がちまちまデータの手直しをしているところへ救いの手をさしのべた日には「Rubyを使ってモテました」報告ができるぐらいです。まあ、懐かれて酷い目にあっても知りませんが。

特に、cliputilとの合わせ技のコピペワンライナは強力で、セルをコピーして

  cpaste |ruby -pe 'なんかワンライナ' |ccp

を実行してまたExcelに貼り付けると、いちいちマクロを書いているのすらアホらしくなる便利さです。テストデータの作成なんかの時には、欠かせないテクニックです。規模が大きくなってきたら require 'win32ole'もありますし。

というわけで、今日はとあるプロジェクトの移行データ作成を手伝ってました。Excelに入っている元データをテキストにして、ちょちょいとしたスクリプトで変更をかけて、またExcelに読み込みます。

Rubyで読ませる場合には意外に仕様がめんどくさいCSVより、タブ区切りの方が便利。何も考えなくても手が

while line = gets
  data = line.chop.split("\t")

と書き始めてしまうぐらいです。ちょっちょーいと・・・あれ?

あ、改行が入ってるセルがある・・・だみだ・・・しょうがない、CVSにするしかない。Rubyスクリプトの方も行単位の処理じゃだめだから、これはCSVモジュールの出番かな・・・使ったことないんだけど。どれどれ・・・

require 'csv'

csv = CSV::Writer.create(open(ARGV[1],"w"))

CSV.foreach(ARGV[0]) do |data|
  #ここでdataに対して処理をして・・・

  csv << data
end

csv.close

こんな感じで使うみたい。CSV::Writer#createにIOオブジェクトを渡さなきゃいけないらしいことと、dataはArrayが入るんだけど、空のセルに相当する要素には""じゃなくてnilが入ってくることに気がつかなくてちょっと手間取っりましたが、さくさくと。

出来上がったCSVファイルをExcelに読み込ませて、確認。あれれ?"0538"という処理IDが"538という数字になっちゃってます。もー。Excel君はだからキライよ。依頼元の後輩の○9君に相談。

「ああ、それは拡張子を.txtに変換して、Excelにテキスト形式だと思わせてから読み込みの時にデータ形式を文字列に指定すればいいんですよ」

ほっほう、なるほどね。やってみた・・・ら、今度はせっかく" "で囲まれてた改行を理解しなくなって、1レコードが複数行になってしまったぞ。

さて、困った。もちろん、こういう時には解析機関Gの出番である。「VBA 大文字 変換」でググったら、引っかかったのが、このページ

CSV 形式ファイルを Excel で開く際の "001" 問題を回避する方法

○9が教えてくれた方法も含めて、正攻法、裏技等いろんな方法が載ってます。素晴らしい。そこに、「データの先頭にタブ記号(Chr$(9))を付加して CSV に出力すると、Windows XP 上の Excel で開いたときにのみ、文字列として認識されます。」とあります。

なんてバッド!まさにBK(Bad Know-How)!!

しかし、こりゃいいや(笑)

というわけで、ループの前の方に

data.map! do |a|
  "\t" + a if a
end

を突っ込んで無事に出来ました。うーん、ばっどだ

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

おお振りがかなり良くなってきた!

先々週が桐青戦のクライマックス、先週がインターミッションでした。いやあ、良くなったなー!

放送開始当時は、あまりにも原作のイメージピッタリで、かつ、原作を一歩も出ない演出ぶりに「原作読者は観る意味がない」とまで言わせた(私にね^^;;)アニメですが、ここに来て演出も凝ってきて、アニメらしさが出てきたようです。

負けて涙する桐青ナインの描写には、(801大喜びなネタだなあ)と思いながらも、私も胸暑くなりました。「お前をうまく投げさせてやれなくてゴメンな」はいいシーンでした。

そして、先週は久しぶりにメンバーの日常が描かれたわけですが、うねうねと不思議な動きをする三橋や「俺、嫌われてる?」「食べちゃいけないものを食べたんだ!」あたりは、かなりこなれた面白い味付けになっていていい感じです。

決して多くはない作画枚数のなかで、選手の動作もかなり頑張っていていいですね

| | Comments (2) | TrackBack (0)
|

ガンダム00

んとー、まあ、予想通りではあります・・・というか、これはつまり

ガンダムWのリメイク?

なんでしょうか。水島監督とシリーズ構成の黒田さんは信頼していますので、必ず面白くしてくれると信じていますが・・・。ケレン味たっぷりだけど、みんな何をしたいのかさっぱりわからないところなど、ホントにガンダムWそっくりです(笑)。いやあ、ガンダムWも前半はよかったからねえ・・・ただ、ゼロの設定が物語に活かせないとか、「何を考えているかわからない怪しい人」がホントに何も考えてなかったことがわかったりとか(笑)

ともかく、良くないのは敵に比べて主人公達が圧倒的に強いこと。それじゃカタルシスはあってもドラマは盛り上がらないんです。いや、爽快に強い主人公がプラモデルの売り上げを支えることはわかるんですが・・・SEEDはそれもあって、敵側にも最強兵器(=ガンダム)が渡るという展開だったハズなんだけど、今回はここからどうするんでしょう?

まあ、しばらくはお手並み拝見ですか。録画は続けます。面白くなったら教えてくださいね、そしたら観ますから(笑)

| | Comments (0) | TrackBack (6)
|

F1GP #16 中国GP

やっちまいました・・・。そうですか、やっちまうんですね。人間ってそういうものなんですね。

やっちまいましたよ、ハミルトン。ピットロードでコースアウト

これまでもいろんなチャンピオンが、大事な場面でポカをやらかすのを観てきました。苛ついたシューマッハがなぜかフォーメーションラップで追い抜きをしてペナルティを食らったり、モンツァのシケインでミスしたハッキネンがコースサイドで男泣きしたり、プレッシャーのかかる場面ではチャンピオンといえども普段ではしないようなチョンボをしでかすものです。

チャンピオンに王手をかけたハミルトンは、アロンソと12ポイント差。つまり、ハミルトンはこのレースで、終始、アロンソの後ろにくっついて走れば良かったんです。そうすれば差は2ポイントしか縮めようがないんですから、次戦で10ポイント差。ハミルトンは1ポイントとればチャンピオン。ハミルトンの安定感を考えればそれで十分なのに、どうしてもここで決めたくなってしまったんでしょうねえ。アロンソとしても、後ろをついてこられる方がよっぽど嫌だったと思うんですが、早く決めてしまいたいという焦りがあったんでしょうか。

それにしても、あのシーンまでのハミルトンはカンペキ。プレッシャーのかかるこのGPで予選もカンペキでポールを奪い、始めてもウェットコンディションも落ち着いてスタートをきめて、ファステスト連発で独走。すごすぎる。何モンだ?来期のマクラーレンの出来にもよりますが、黄金時代を築いてしまいそうな勢いです。

まあ、結果的にはその飛び抜けた速さがタイヤの摩耗を招き、ライコネンにブチ抜かれ、なんとか耐えてルーティーンのピットストップまでたどり着いたものの、ピットレーンで飛びだしちゃった・・・。その周回のハミルトンのリヤタイヤは、なんか白いものが見えてましたからね。あれは、ドライバーを責めるのは酷かもしれません。やはり、あそこまで行く前にピットインさせて置くべきだったんでしょうねえ・・・

というわけで、ハミルトンをぶち抜き優勝したのはライコネン。まあ、相変わらず波が激しいながら、今、純粋に一番速いドライバーはといえばライコネンかもしれません。これでライコネンは誰よりも多い5勝目。7ポイント差。数字の上ではチャンピオンの可能性を残しました。しかし、5勝してチャンピオンになれないんだから、何だかな。

昔に比べて、優勝の価値が下がってますからねぇ・・・。シューマッハ全盛期にチャンピオン決定を遅らせて消化試合を減らす目的で変更された今の8位まで入賞するポイント制度ですが、優勝と2位の間に2点差しかつかないために、結局のところ、リードを奪い返すのは至難の業だったりするがなんともはや。ちょっと計算してみました。

上が今のポイント。下は昔の10-6-4-3-2-1制でのランキングです。開幕から9連続表彰台のハミルトンがランキング首位なのはやはりどちらも変わらないのですが、優勝回数の多いライコネンがアロンソの上に来ます。そして、注目して欲しいのは次戦でライコネンは優勝すれば自力でチャンピオン。アロンソも優勝して、ハミルトンが表彰台を逃せば逆転チャンピオンなのです。どちらが面白いか、一目瞭然でしょ?

それに、何が今のポイント制度がよくないかといえば、ポイント上位のドライバーにとって、あえて1つでも上の順位を狙いに行くメリットが少ないこと。優勝と2位で2ポイント(7位相当)のポイント差しかないのであれば、あえてコース場でリスクを侵すドライバーはすくなくなります。その分、エキサイティングなレースが観られなくなります。また、リタイアのリスクがものすごく高いので、一発を狙った新兵器の導入も難しくなるのもマイナスかなと。例えば、80年代のように有効ポイントってのも1つ考えてもいいんじゃないでしょうか?


ためしに、12戦有効制にしてみました。すごく白熱しています・・・が、ハミルトンのチャンピオンの条件がさっぱりわかりません(笑)。えとー、ハミルトンは2位でも2ポイントしか増えないからー・・・やめましょう。この方法良くないな。

もっとも、入賞を8位までにしたことで、下位チームもポイントを得られる可能性が増えたのは単純に良いことだったと思います。7位以下は無価値というのでは、中堅チームも下位チームも評価に差がでなくなっちゃいますから。いっそのこと10位ぐらいまでを入賞にして、50-30-20-14-10-7-4-3-2-1なんてのはどうでしょう。

アロンソにもライコネンにも自力チャンピオンがでました。しかし、これはこれでリタイアが痛すぎますね(笑)

なんにせよ、ポイント制度には一考の余地有りと思うのですがどうでしょうか。

しかし、やっぱりチョイ濡れのレースは面白いですね。そして、スーパーアグリは、トロロッソにもホンダにも抜かれました。アーメン

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

F1GP #15 日本GP 決勝日

さて、あまりにネットで祭りになってるからすっかり旬も過ぎた感はありますが、決勝日。

しかし、情報収集は大事ですね。決勝日は午前中は諦めてもいいので、ちょっと遅めの9時に三島着。9:26にバス発車(ほとんど待つことはなかった。単に全員乗り込むのにそれぐらいかかる)。バスは順調にサーキットの手前・・・の遙か前方で渋滞。運転手さんが携帯でなんか話してます。むむむ?東ゲートは渋滞が酷いから西を回れと警察が言っている?

というわけで、昨日までと違う道をひた走るバス。でも、すぐに渋滞。ぜーんぜん進まない。11時頃、西ゲート到着。ついたのかと思って降りようとするお客さんも居ましたが、いやいや、ここから外周を走って東ですから。というわけで、西ゲートから東ゲートまで1時間。12時に東ゲートまで来ました。いやいや、ここからバス発着場へ行かなきゃいけないから(笑)

ここで、乗客のおっちゃんが「トイレいきたいから、降ろしてくれないかな?」と。確かにゲートのすぐとなりにトイレがあります。「もう、降りてそのままいっちゃいなよ」と運転手さん。確かに、これはダメだわ。というわけで、次々にバスを降りて徒歩でゲートを突破です。私の乗ったバスの運転手さんは「ホントはだめなんだけどな」と言いながら降ろしてくれましたけど、運転手さんと揉めて非常口破ったなんて話がありましたけど、ホントなんでしょうかね。

並んでるバスから、次々と乗客が降りる中、グランドスタンド目指して歩きます。ドライバーズパレードの時間で、場内アナウンスがなんとなーく聞こえる中、必死に歩く。途中、チケット確認のところで大渋滞。というか、2列でしか入れないんだから当たり前ですな。鈴鹿はちゃんとしたゲートがあったはずですが・・・というか、東ゲートにはちゃんとゲートがありましたが、なんでF1で入場するのにテントの下くぐっていくことになるのやら。そこでチケットを出さなきゃいけないことがわかってる私は、まあ、そりゃ混むだろうなと思ってますが、今日初めて来た人は、なんでそこで人が滞ってるのか多分、さっぱりわからないでしょう。うーん、誘導がヘタだなあ・・・

がしがし歩いて、なんとかスタート前にスタンド到着。トイレを済まし、浜松駅で買っておいた弁当を食って準備万端。各車、グリッドについてます。あれ、周りの観客が全員立ち上がったぞ?何だ?あ、もしかして国歌斉唱してる?おお、河村隆一歌ってる。でも、ちゃんとアナウンスした?いつの間にか歌い始めて、いつの間にか終わってしまったんですが・・・どうもピリッとしないなあ。鈴鹿だともっと盛り上がるんだけどなあ・・・。で、どこのチームですか、国歌斉唱のときにエンジンかけちゃったのは!・・・あ、トヨタですか。それはそれは・・・アホだ・・・。まあ、日本のチームならどうでもいいか

そして、セーフティーカー先導でレーススタート。スタンディングスタートじゃないので、どうもいつ盛り上がっていいのかわからない。というか、周りでよくわかってない人多数(笑)。「え、なに?始まったの?」なんて声が。スタンドはエンジン音で場内放送もよく聞こえませんしね。私は耳栓代わりにFM放送を聞いていましたけど。というか、これないと何をやってるかストレートしか見えないここではわかりませんからね

そして、延々19周、30分以上もSC状態。帰り出す周囲の観客(笑)。私も今日は名古屋まで帰らなきゃいけないからバスの時間が気になります。このまま60周、SC先導で走りきっちゃうんじゃないだろうな・・・あ、2時間超えるから無理か(笑)。

イマイチ盛り上がらないけど、やっとこセーフティーカーが引っ込んでレーススタート。まあ、思った通りハミルトンが断然有利。アロンソはじりじり引き離され、フェラーリは「全車エクストリーム・ウェザータイヤで出ること」というFIAの通達が伝わっていなくてスタンダード・ウェットで走行してしまい、いきなりピットでタイヤ交換したため最下位。雨も酷い酷いと言われましたけど、そんな激しい雨という感じでもなかったんですけどね。この程度の雨のレースなら今までいくらでもあった気がします。でも、無線が壊れてピットウォールを通過する度に手を「ダメダメ」と振りながら走ってるハイドフェルドが面白かった。いやー、あの状態でサインボードしかないと辛いだろうなあ

さて、トロロッソのラップリーダーも、アロンソのクラッシュも、ベッテル男泣きも見て、15時半。残念だけどここらが引き上げ時。チェッカーを見ずに席を立ち、身支度を調えて一路バス乗り場へ。最後のシーンは家に帰り着いてから、録画したテレビ放送で見ることにしましょう。この早い判断が功を奏したか、1時間ほどでバスに乗れて、19時には名古屋駅へ戻ってくることができました。やれやれ。

で、家で録画みたら、放送延長で最後切れてて見られなかったよ・・・シクシクシク

さて、これでハミルトンの史上初のルーキーチャンピオンがほぼほぼ決まり。アロンソは最後の粘りを見せるのか・・・というか、来年どうするのか(笑)。トヨタのシートは誰になるのか。なんだかんだで注目の次戦、中国GPは連戦の今週末です。また、目が離せませんな

そして、なんか凄まじい思いをして辛いので、そのうち、Fポンでも見に行こうっと(笑)

| | Comments (2) | TrackBack (0)
|

日本GPの写真をアップします

フォトアルバムを作成しました。初日と二日目に撮ったものだけです。決勝日は、ほとんど写真を撮りませんでしたので。グランドスタンドにいたので、基本的にピットの写真ばっかりですが、よろしければご覧下さい。

F1日本GP2007

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

F1GP #15 日本GP 公式予選

さて、すっかり有名になってしまったようですが(笑)、私も自分の見聞きしたことを書いておきましょうか。

とりあえず、何が起こったのか。便利な時代になったものですな。ま、現場にいた者としては笑い事じゃないんですけど、なんも知らないという方は以下のリンクを見て笑ってくださいな

初日と同じく8:30に三島へ到着。雨です。今日もバスはほとんど待つことなく乗り込め、出発。渋滞とは無縁でサーキットまで到着・・・したんですが東ゲート入り口で停滞。サーキットの中へ入り、バス発着場へ行くまでに30分以上かかってしまいました。うーん、なんだかなあ・・・

バスを降りて、リュックの上から昨日買っておいたルノーのポンチョを着込み、同じく買っておいたトロロッソのキャップを被ります。去年の経験から雨の観戦になったらキャップとポンチョは必須アイテムであることはわかってました。なので、人が少ない(ホントにすくなかった)初日のウチに買っておいたのです。去年に引き続き、ルノーのポンチョになってしまいましたが、やっぱりルノーが一番センスが良かったんだもの。キャップは、トヨタの関係者ばっかりの席に座ることがわかってたのでトヨタのキャップを被ろうかなと思っていたんですけど、どうにもダサいのでやめました(笑)。というわけで、いろいろ見て回った中で格好良かったトロロッソとスパイカーを購入。見事に3日間を通じて私の他に被ってる人を見かけませんでした。なんでよ、かっこいいのに。

てな感じで、グランドスタンドに10:30に到着。雨も上がりました。11時からフリー走行の前にグランドスタンド裏で焼きそばとビールを購入して、着席

・・・寒い!

だって、昨日暑かったから、Tシャツに半袖の上着なのよね。というわけで、せっかくの屋根付きグランドスタンドなのにまたポンチョを着込みます。

というわけで、ピットFMを耳に突っ込みフリー走行の開始を待ちます・・・が、なんだこのすごい霧は。1コーナーが見えませんよ?


というわけで、天候の回復を待ちつつ、どんどんディレイ。途中、一度セッション開始になったんですが、5分ほどで赤旗。フリー走行3回目は事実上のキャンセルとなってしまいました。

午後の予選もどうかなあと心配になりながら、ブリヂストンブースで土屋圭一さんとブリヂストン浜島さんのトークショーを聞いたりして、ウロウロ。

予選はなんとか時間通り開始。日本勢は残念でした。Q1に進んだバトンとベッテルが偉い。それにしても、Q1の最後2分というところでピットインしてニュータイヤに履き替え、アタックラップに残り20秒で突入。そのたった1周でスーパーラップを決めてポールを奪ったハミルトンはすごい!何者だ・・・こいつは。このプレッシャーのかかる場面でそれができるってのはすごいなあ。ともかく、明日もスタートは雨が予想されてますから、ウォータースクリーンと無縁でスタートできるポールポジションの価値はとてつもなく高いです。この瞬間、このグランプリの流れは大きくハミルトンに向かったように思います。

さて、この後、ポルシェカップも見終わって、トヨタブースのトークショー、ホンダブースでのスーパーアグリのトークショーを見て、ロコモコ丼を食い、18時。そろそろ空いてきた頃かなとバス乗り場へ向かったら・・・なんじゃこりゃー。

どう考えても1時間やそこらでどうにかなりそうな雰囲気はありません。まったく状況がわからなかったという人も多かったようですが、私が並んでいた三島行きの列の後ろの方では

「崖崩れがあって、バスの供給が滞っていましたが、今は復旧しています。順次捌けて行きますので落ち着いてお並び下さい」

と叫び回っている係員がいて、「なんかトラブルらしい」というのは伝わっていました。それにしても、バス発着場はサーキット内のゴーカート用ショートコースなので、満足な照明もなく、また雨も降っているので暇つぶしの方法がないんですよね。まあ、こんな時はケータイしかないなということで、先のエントリを上げたり、丁度出たばっかりの「るびま」の最新号を読んだりして暇を潰しました。

それにしたって新幹線の時間が気になります。幸い、名古屋ではなく浜松まで帰ればよかったので、最終電車は22:39。スムーズに行けば1時間弱で駅までたどり着くハズですが、21:30頃に乗れなければかなりピンチ。どうなることやら・・・と思いましたが、なんとか3時間待ちで21:00にバスにのって22:00には三島に着きました。

いやあ、酔狂度が高い健康な三十路オタクの男性なのでまあ耐えられますが、これはちょっと普通の人、特に、婦女子には無理です。急に冷え込んだ気温が13℃ぐらいで、雨に打たれて、歩いてたどるだけで20分ぐらいかかるような列をひたすら待っていたわけですから。こんなところへ彼女を連れてこようもんならいきなり二人の関係は危機ですよ(笑)。上のリンクによれば、もっと酷いことも沢山起きていたようです。いやあ、暴動や急病による死傷者がでなくて本当によかったと思います。実際、救急車は来てましたけど。大事がなければ良いのですが・・・

私も普通なら「空いてくるまで待ってるべ」と列を離れるところですけど

  • 最後になったらホントに帰らせてもらえるかわからない。少なくとも三島駅で途方に暮れるのは確実
  • 列を抜けたところで、雨を凌ぐ場所すらなく状況がここに立っているのと変わらない

鈴鹿なら、なんとか歩いて駅までたどり付けますし、車できていれば渋滞がなくなるまで車の中でDVDでも見ているか、寝てればいいことです。でも、少なくとも三島は普通にバスで走って1時間かかることがわかっているわけで、歩いていくわけにも行きません。うーん、これはキツイですよ

というわけで、ホテルに0時前に帰ってきました。それからヴァナいってPM進めたわけですけど(笑)

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

« September 2007 | Main | November 2007 »