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F1GP#10 ヨーロッパGP

その昔、夏の高速3連戦のトリといえばホッケンハイムのドイツGPだったわけですが、今年はドイツでの開催はニュルブルクリンクのヨーロッパGPのみ。カレンダーからドイツGPは消えています。まあねえ、ホッケンハイムも昔の面影はなくなっちゃってますけどね・・・。隔年開催だそうで、来年のドイツGPはホッケンハイムなんだそうな。

さて、今回の見所はこんなところですか

  • 見せ場多いながらもハミルトンがノーポイント
  • 土砂降りの雨の中
  • ミハエルの呪い?
  • やっぱり危ないホイールキャップ

ここまで開幕から9連続表彰台だったハミルトン。ついに、その記録は途絶えてしまいました。この記録の意味するところは、ちゃんと走ればかならず表彰台に乗るという才能の持ち主だということに加えて、ここまでハミルトンが大きなレーシングアクシデントやメカニカルトラブルを抱えずに済んでいたということなんです。まあ、幸運の持ち主なんでしょうな。ライコネンにはここはまねできない部分ということで(笑)、確かにチャンピオンの資質と言えるかもしれません。

そんなハミルトンが、予選Q3でホイルナットのゆるみ(?)で大クラッシュ。右フロントタイヤが吹っ飛び、高速コーナーでまっすぐ行ってしまい、タイヤバリアに激突。ひやりとさせられる事故でした。タイヤバリアにぶつかった角度がかろうじて斜めを向いていたからよかったものの、これがいわゆるTボーンクラッシュだった場合には、1999年のシューマッハのように足を骨折してチャンピオン争いから脱落していたかも知れません。

そんなわけで、Q3でアタックができなかったハミルトン。当然、予選順位は10位で、不利なポジションです。ところが、スタートから1周どころか半周も回ってこないうちに、あっという間に4位、アロンソのすぐ後ろまで来てしまいます。この日、このレースが普通のドライレースだった場合、連続表彰台記録が途絶えることは無かったかも知れません。結果的には、雨でコースアウトやタイヤの判断ミスもあってポイント圏内には入れなかったんですが、途中、フィジケラをパスするシーンは、やはりハミルトンはただ者じゃないなと思いました。というか、オーバーテイクに関しては、この人は現役ドライバーで一番うまいんじゃないでしょうか。代わりに周回遅れになるのがヘタそうだったところがほほえましい。

しかし、スタート直後からいきなり雨。それもコースの一部では最悪の土砂降り。マシンが同じコーナーで次々にコースアウトしていきます。非常に危険な状況で、どんどん車がスピンしてくるものだからマーシャルも車をどかすことができなければ、ドライバーが車を降りることすら危ない状態。セイフティーカー(SC)が入り、その後、レースは赤旗になるわけですが、レースディレクターに注文!

あの場面は、あの状況でコース上に留まれるかどうかはドライバーの能力の優劣に関係ない(あのコーナーに来てしまったら、おそらくハイドロプレーニング現象で、止まることも曲がることも不可能)んだから、即座に赤旗にするべきでした。SCですらまともに走るのは難しい状況でしたし、何より、あの時点ですぐに赤旗にすればレギュレーション上、赤旗になった周回は取り消しになりますから、あのコーナーに入ってコースアウトしてしまったドライバーの大半にもう一度チャンスを与えることができます。ハミルトンだけなぜかクレーンでマシンをつり上げて復帰させていましたが、早い判断があればあそこでマシンを大破させてケース以外ならば、2ヒート目に戻れたはずです。赤旗中断はタイム加算によって見た目の順位と実際の順位が変わったりして望ましくないケースが多いわけですが、今回の判断はちょっと遅かったように思います。

さて、そんな不運のハミルトンくんに負けず劣らず不幸なのがライコネン。不幸のデパートと言ってもいいでしょう(笑)。スタート直後の大雨の時にタイヤを変え損なった(ピットレーンでオーバーランしてしまったのか、それともピットから入るなという指示が出たのか・・・)のがけちのつき始め。それでも、優れたマシンコントロール能力で赤旗までコース上に留まり続けたにも関わらず、最後はマシントラブルでストップ。痛い。ハミルトンがせっかくノーポイントなのに、追いつかなきゃいけないライコネンもノーポイントはとても痛いです。ライコネンのせいでは無いんでしょうが、どうもライコネンは安定感に欠ける印象です。あと、今シーズン、ミハエル・シューマッハがサーキットにくるとライコネンは勝てないというジンクスがあるんだそうです。やっぱ、仲悪いんでしょうか、この二人。マッサはシューミーにラブラブなんですけどね。

最後に、流行の兆しが見られるホイールキャップについて。フェラーリが前戦よりフロントにもつけるようになってどうやらおとがめナシらしいということで、これでみんなつけてくるようです。タイヤのハブごしにブレーキング時に真っ赤になったブレーキディスクが見えなくなるのは残念ですが、そんなのは些細な話。ここ何戦かで既に何度かレース中に脱落しているのが気になります。今回もフィジケラのホイールキャップが脱落し、メインストレートに転がってしまいました。おそらくあのパーツもカーボンでできているでしょうから、踏んづけて割って、その破片がタイヤに刺さったらスローパンクチャーか、悪くすればタイヤバーストが起こる危険性があります。そうなったら今回のハミルトンのように、最悪、命に関わるクラッシュだって起こりえます。ちょっと考えてもらいたいものですね。

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