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June 30, 2007

日経ソフトウェアのRuby特集

扱いがでかいですなー。

はっきり言って、今のRubyの扱われ方は10年前のJava。Ruby特集の冒頭は「JavaとRubyの歩み」です。並べてます。Webアプリが台頭してきたものの、CGIでの大規模アプリ開発には限界を感じていた時に登場し、時代の寵児となったJava(というかJ2EE)に対して、アプリケーションといえばWebアプリを意味するようになり、案件が小さく短く多くなってJavaによる大規模開発には限界を感じるようになっている現在に、それを打ち破る次世代のメインストリームとしてRuby(というかRails)という構図なわけです。なにせ、アオりの文句が「大波に乗るなら今!」です。うへぇ。

一人のRubyistとして、Rubyが広く使われ、ひいては自分の仕事にRubyが使えるようになるのは大変幸せなことではあるんですが、ちょうど私が入社した2001年頃にメインストリームになったJavaから10年たらずでもうメインストリームは移ってしまうのかと思うと、いやあ、なんだか恐ろしい気分になります。

もちろん、いまでもCOBOLの仕事が沢山あるように(ウチの会社はかなりでっかいSIerなので、山ほどCOBOLの仕事はあります)、Java(とJ2EE)を完全に身につけて、ちゃんと動向を追って、ばりばりと仕事していればそれだけで定年まで食いっぱぐれることはないでしょう。現実問題として、もうこれだけJavaのシステムが動いちゃってるわけですから、あと2,30年は平気です。作った人が思っているより、システムの寿命は長いもんです。特に大きいモノはね。

正直、Rubyがホントにメインになるのかは疑問で、さらに言えば、Rubyで作るような(アジャイルな)仕事はウチの会社がやるかどうかもっと疑問ですが、SIの仕事全体の中で年単位のウォーターフォールモデルでの開発よりも、数ヶ月単位のアジャイルでβ主義でWeb2.0的な開発が占める割合が多くなるのであれば、やるしかないという側面もありますよね。

うーん、まあ、とにかくMicrosoftとSunがそろって自分のとこのRuby処理系をリリースするような世の中ですからね。そんなこと想像も出来なかったわけで、5年後、本当にどうなっているんでしょうか?

私、その頃まだSEかなあ?(笑)



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June 29, 2007

双生児/クリストファー・プリースト

たまたまYukaさんがみっけた書評に惹かれて購入しました。予備知識0です。

読みました。頑張って読みました。歯ごたえがありましたー・・・

部分部分の描写は生き生きしてるし、けして読みづらい話ではないんですが、物語は時間が行ったり来たり、主人公も行ったり来たり、ついにはパラレルワールドを行ったり来たり・・・読んでいて、今、どの節の歴史とつながっているのか、いったいいくつの併行世界が語られているのか大混乱。最後の最後のページで、えええーっとなって、

「ちょっと待って、ちょっと待って・・・ということは、ええーっ?」

いやー、大変。大森望さんの解説を読んでなんとかまあ気持ちは落ち着きましたけど、そもそも冒頭に決定的にこの世界のルールを破る描写が実はあったことが最後に判るという、なんともはや、すごい小説です。はぁ~

大森さんは「大傑作」って評してるし、ネットの感想もかなり評判はいいみたいです。私も、この小説がすごいことは認めますけど、少なくともどんでん返しでカタルシスがあるって様な小説じゃないし、「あー、面白かった」と読み終えることは出来ませんでした。辛いわー

例えて言うなら、まったくルールの判らない球技をずっと見ていて、それぞれの選手の熱い戦いに何とか感情移入してボールを追っかけて見ていたら、試合終了後、実は勝敗は選手のファッションで決まりますと言われるような、そんな気持ちです。ええー、ちょっと待って。じゃあ、そのルールでもう一回見るから試合を戻してーって感じ。

ま、興味深く読んだし、結果を追わないパラレルワールドものってのは、すごいと思うんですけど、楽しめたかというと・・・私は野球が好きだなーって感じですかね(笑)

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のび太もここまではしない

「ドラえもんが何とかしてくれる」母子殺害公判で元少年
(リンク)

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June 28, 2007

BSアニメ夜話 「時をかける少女」

自宅ではBSが見られないのですが、ホテル暮らしのお陰で今回のBSアニメ夜話は見ることが出来ました。今シリーズは「母を訪ねて三千里」「ボトムズ」「時かけ」「精霊の守り人」の4本です。

さて、「時かけ」ですが、印象に残ったことをつらつらと(あ、まだ「時かけ」見てない人はすぐに見なさいね!)

原作の筒井康隆さんが、「原作とは違い、自分の意志でリセットボタンを押す。軽々しくリセットボタンを押せる世界で文学が書けるのかと言えば、それが『ゲーム的リアリズム』であり、現代の文学はそこにある」と、東浩紀さんの名前を出して語っていたことです。すでにこのブログでも感想のエントリを書いた「動ポモ2」が(こう言っては失礼かもしれませんが)NHKの番組で行われる議論の下敷きになっていることに驚きです。というか、筒井先生、ちゃんとオタク批評の最先端を追いかけてるんですね。さすがです。

そして、岡田斗司夫さんはこの作品をあまり好きではないようで、その理由がこの作品がいわゆる「セカイ系」(=主人公の周りの狭い世界の出来事が、社会全体と同一レベルで語られる世界観)の中にすっぽりと収まっている、つまり、真琴が自分の能力を例えば1000年先に遡ることに使ったり、あまり幸福ではない千秋の世界を救うことに使ったりしないところにあると言ってます。と、同時に、この作品が希有にも「恋愛感情が沸き出でるその瞬間を書ききる」ほどに大事に真琴の世界を描くことに成功している要因で、それは評価しながらも、そのために捨てられたものを憂いているわけです。深い。というか、その見方は無かったわ。さすが腐ってもオタキング。いや、腐ったのはオタキングではなくオタクですが。

アニメーションの技法的にも優れていて、そこも論じるポイントが沢山ある作品です。ですが、原作から大きく2000年代へ踏み出して語られたテーマの現代性や文学性について、もっと語っていくべきかも知れないと思わされました。そして、ラノベブームも併せ、今、この時代のリアリティと文学というのは、確実にある種の力を持っている、例えば、70年代にフォークソングが持っていたような力を持つ可能性があると感じます。うーん、2007年は意外に面白い年なんじゃないのかな?

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地下に潜む生物

ポイントにカメが挟まり電車遅れる 大阪市営地下鉄

(リンク)

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June 27, 2007

PM:猛き者たちよ

プロマシアミッションをやるには、今が旬。なぜか今頃怒濤のように調整されています。何か深読みしてしまいますが・・・

それはさておき

ここのところ、ウチラにしては、ちゃくちゃくと進めているのが驚きです。今回は、難関BCとして名高・・・かったオウリュウ戦です。空を飛んでるとロクに攻撃できず、黒魔が精霊呪文を唱えるか、雲消霧散石を使って地面に叩き落とすしかないわけですが、この雲消霧散石はExがついてるので一人が1個しか持てない・・・のも、こないだのバージョンアップまでで、今は競売でホイホイ買って、いくらでも持てるのでした。

というわけで、前日にまったり経験値稼ぎを兼ねて尾羽根取りをし、大量の雲消霧散石を所持した上で挑戦。構成も至って普通な感じ

  • ナイト:Barubisu
  • モンク:Merble
  • 青魔道士:Schweizer,Kalki(クリア済み)
  • 赤魔道士:Maito
  • 黒魔道士:Tambourine
  • 白魔道士:Milue,Luminus

青と白は入れ替えての2回戦です。

それにしても、よりによって黒魔がガルカって・・・まあ、いいんですけど(笑)

道中は、道に迷ったり、地図クエをしたり、(また)Milueが絡まれて死んだりしながらBFへ到着。作戦です。

  • 開幕、ナイトがタゲを取る。
  • 盾役はテラーで行動不能になることがあるので、雲消霧散石は他の前衛が所持
  • 危ないので正面と真後ろには立たない。(何が危ないのかは私はよくしらない^^;)
  • 白魔のケアルは届かないこともあるので、範囲攻撃に対してはハイポで自己回復。白魔は盾のHPを死守。できれば、常時バストンラ(でも全員が散らばるから難しい)
  • 赤魔は全員のHPとMPを見て、タイミングを計り途中で敵を眠らせる。そのため、スリップがある弱体は禁止。パライズ、スロウ、サイレスは入れること
  • 黒魔は敵のHPが半分まできたら印フリーズ。これで沈むハズ

ではいってみましょー

Tam070624014407a

でっけー。まあ、四神とかも見たからそんなでもないですけど、でもやっぱり龍はカッコイイね。で、単純にでっけーので位置取りが大変。全員が散らばって展開。誰がどこにいるのやら・・・Maito、リフレ回せず(笑)

相変わらずBarubisuの盤石の盾っぷりと、Merble、青魔チームの着実な削りで割と普通にHPは減っていきます。私も頑張りましたよ・・・って、精霊弱体打てないのでエアロIIとエアロガIIを連打しちゃあ、座るを繰り返してただけですが。でも、それなりにちゃんと入ってたし。うむうむ。飛んだ瞬間、それきたとスタンしましたが、さらっとレジられました。あー、土属性と雷属性の呪文はだめなんでしたっけ・・・

そして、1回戦は予定通り、私の印フリーズでとどめ。気持ちいい!2回戦目は、フリーズ唱えてる間に、かるきんが倒しちゃいました。がくーん・・・

というわけで、特に犠牲者も出ず、無事クリア。ストーリーは盛り上がってるんだかなんだか、テンゼン君はなんの役に立っているんだかなんだか、だんだんストーリーも忘れつつありますがこの調子で行きたいものです。

とりあえず、これで礼拝堂へ入れるようになりました。新たなミラテテ様入手経路と、なんといってもスウィフトベルトが待っているわけです。頑張らねばねば

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June 26, 2007

今日のひとこと(6/26)

「巨乳は見るもの」

岡田斗司夫のGyaoジョッキーでの発言

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June 22, 2007

気分はアセンブラ

(1)
初めて君を見たときに
フラグの立った僕がいる
君の心の内側の
顔を知らないダメな僕

あの日印したポインター
たどれなかった僕がいる
君へつながるバスを見て
割り込み出せないダメな僕

想いであふれそうなヒープ
0(ラブ)で埋まりそうなハッシュ
胸の鼓動が速過ぎて
コア・ボルテージが高め

こんな朝にはアセンブラで行こう
荷物、スタックに積み込んで
君のアドレスへと飛んでくのさ
セグメントを超えて

(2)
君の名前を聞く度に
フリーズしちゃう僕がいる
熱い気持ちのメッセージ
センドできないダメな僕

7ビットじゃエンコードできない
1バイトも読めないバッファ
こんなにドキドキしてたんじゃ
パームレストが熱い

こんな朝にはアセンブラで行こう
ダンプリストを呼びだして
君の気持ちこそが知りたいのさ
ニーモニックを呼んで

こんな朝にはアセンブラで行こう
荷物、スタックに積み込んで
君のアドレスへと飛んでくのさ
セグメントを超えて

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June 21, 2007

ゲーム機萌えキャラ化

X-BOX360かWii買おうと思うんだが… (【2ch】ニュー速クオリティ)

PS3
高飛車な性格の生徒会長。容姿淡麗で成績優秀、おまけにSONY財閥の娘であるため大金持ち。しかし生まれが高貴なため庶民に対して厳しい態度をとってしまうが、親の教育のせいであって本意ではない。孤高な存在のため近寄り難く、誰からも恐れられて敬遠されているため友達がいない。最近、父が失踪した。
Wii
マイペースな変わり者という印象から今までクラスでは浮いた存在だったが去年の運動会で一躍ヒロインとなり、前向きな性格も後押しして急に人気者になった元気者系
XBOX360
地元有数の資産家の一人娘で容姿端麗学業優秀だが、親譲りの口下手が祟ったせいかうまく自分を表現できず友達も少ない。根はしっかりした恥ずかしがり屋系 病弱で余命一年

だれを選ぶかは一目瞭然だぜ

ああ、俺、Wiiねえわ(笑)

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June 20, 2007

今日のひとこと(6/20)

「(今日は)エロゲーできないね。チャンス!」

匿名希望さん

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F1#7 アメリカGP

さて、北米2連戦、2週目はインディアナポリス。オーバルの半周がまるまるストレートみたいなものなので、高速コーナーから長い直線でタイトコーナーという、オーバーテイクポイントの見本みたいなコースです。

今回のポイントは

  • 「No.2とは言わせない」。マクラーレン編とフェラーリ編
  • チーム間の差が詰まってきた?
  • ホンダの苦悩は続く

てなところでしょうか

さて、先週、ついに優勝してしまった驚異のルーキー、ハミルトンなんですが、なんと2連勝。しかも、2位から追撃するアロンソのサイド・バイ・サイドの攻撃をこのコースで凌ぎきっての優勝なので値千金。なんだ、この新人のクソ度胸は!? えれえもんです。アロンソもこのままでは引き下がれないでしょう。さあ、この二人の争いはどうなるのでしょう。ま、今後よっぽどフェラーリが頑張らない限り、今年のチャンピオン争いはもう、この二人で決まり

そんな話はさておいたとしても、チーム内序列が狂っているのがライコネンとマッサのフェラーリ。招かれてフェラーリに移籍した以上、マッサに負けるわけにはいかないのがライコネンのハズですが、ここまで開幕戦以外にぱっとした活躍を見せてません。マッサの方は、ぱっとしたりしなかったりと不安定さを見せているんですが、ライコネンはずっとぱっとしない。今回もスタートで順位を落として、マッサの後ろまで追いついて追い回したんですがアロンソと違い、横に並ぶことすら出来ぬまま。うーん、トンネルは長そうです。

また、今回のレースはコース特性もあるのか、チームの差があまり出なかったように感じました。そういうレースでは、やはり実力あるドライバーが光るもの。リウィッツィやヴィッテル、ウェバー、ロズベルグらがキラリと光る活躍を見せました。車で決まっちゃってるレースはやっぱりつまんないですものね。

そして、最後にアグリのデビットソンにぶち抜かれてしまったバトン。あーぁ。あまりにもショックな場面でした。またバトンのやる気が急降下かも・・・

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June 18, 2007

今年も申し込みます

少なくとも年内は浜松通いで決まりみたいなので、今年も行きます。「一万人の第九」です。

8月から11月の4ヶ月間、2週間に1度大阪へ通うのはそれはそれで時間的にも金銭的にも人間関係的(笑)にも大変なんですけど、それでもやはり大声を出して歌うのは気持ちいいんです。カラオケでもいいんですけど、一人カラオケで大熱唱よりは、合唱に参加している方がかなり精神的に健康ですよね?

というわけで、抽選に通れば、日曜日の午前のどちらかのクラスで歌っているはずです。相変わらず、一人です。それはちとさみしい。今年は一人で来てそうな可愛い女の子でもナンパしようかなあ・・・

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June 16, 2007

Xbox 360の立ち位置とトラスティ・ベル

久しぶりに欲しいなーと思ったゲームが、Xbox 360のトラスティベル "ショパンの夢"。ストーリーも絵柄もシステムも、私好み。流行に媚びない志の高さを感じます

さて、私はゲームマニアではないですが普通にオタクなので、最新ゲームプラットホーム動向などには興味があります。ここにきて感じるのは、Xbox 360の相対的な地位向上ですね。「アイマス」や「痛車(Forza2)」などWeb2.0系サービスを立脚点とする話題作が出ていることや、「ブルードラゴン」「トラスティベル」などの良質な国内向けRPGが出てきたこと、PS3で発売予定だったソフトがどんどんとPS3/Xboxマルチに切り替わっていることなどから感じ取れます。

これまで、Xbox/Xbox 360の国内シェアは、ほぼ無いも同然だったんですが、

  • 最新世代の国内標準プラットフォームとなりそうなWiiが純粋な性能で、Xbox 360/PS3に劣ること
  • 最新世代の本命たるPS3の普及がイマイチで、北米も含めて考えるとXbox 360に叶うべくもないこと
  • 最新世代プラットフォームの開発費が高すぎて、ワールドワイドを含めてペイできることが重要なため、国内だけにターゲットを絞ってつくるのが難しいこと(国内にターゲットを絞ったものはDSが最適プラットフォームになりつつある)

という感じで、2007年の最新技術を見せつけるようなゲームマニアのためのゲームのプラットフォームとして、Xbox 360がその存在感を出し始めたというところですかね。というか、PS3がブチこけているのがこの状況を作り出しているわけです。

そろそろ、各プラットフォームのキャラクターが見え始めて、面白い時代になってきたかもしれません。これで、今回「トラスティベル」のXbox同梱版に専用のフェイスプレートでもついてきたら即買いだったのに。もう、いまいちわかってないんだから・・・

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June 15, 2007

メガてりやきは食わない

結局、メガマックは大人気で限定になってしまったので、ジャック(仮名)こと私は食う気をさっぱりなくしてしまったわけですが、今さらになって「メガてりやき」なんてもんが出てきました。当然、食いません。ダイエットってワケでもないんですけどね・・・とか書くと、みんなから「ダイエットしろ」と総攻撃食らうわけですけど。イヤだ。絶対しないぞ!

それはさておき

なんで今頃の時期になってメガてりやきなんてものが出てくるんでしょう???

そもそも、メガマックからして不思議なんですよね。あれって今までのビッグマックに肉を余計に挟んだだけのシロモノです。なるほど、アイデアの勝利です。新規商品開発じゃなくて、すでにある材料でちょちょっとイベント的なメニューを作ってみて、それが意外な程、評判になって万々歳。

・・・のはずが、なんで品不足で機会損失してるんでしょう?

包装は別かもしれませんけど、中身は全部普段使っているものばかりですよね?増産をかけるのもさほどの手間とは思えません。いっそのこと、ふつーのハンバーガーつくるのをやめてでも売ればいいのです。どうせ、毎日食うようなものでもなければ、1年中ずっと売るようなものでもないんですから、ぱぱーっとブームを消費してしまうべきなんだったんじゃないでしょうか?何か戦略が?あのパテってそう簡単に増産出来ない事情が?調理が難しい?不思議です。

そして、ブームが盛り上がってるウチにメガてりやきなんて作ってしまうべきだったんですよ。遅い!半年近く後で、しかもメガマックと完全に販売時期が別れています。むしろ、メガマックを売りまくって、かげりが見えたところにメガてりやきなり、メガフィレオフィッシュなり、メガ月見なり、ぼんぼんと突っ込んで、わーっと盛り上がってしまえば良かったんです。マクドナルドのサイトをみると、「メガてりやき VS メガマック」なんて煽っていますが、今、片一方が食べられないんじゃあキャンペーンの魅力半減。つまらないなあ・・・。こんな企画、誰でも2秒で思いつくんだから、やるんなら早くやらないと。だらだらと1年かけてやるようないい企画でもないですからねえ。

なんか事情があるのかなあ?誰か知りませんか?

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June 14, 2007

空とタマ/鈴木 大輔

子供ってのは、実は自分が子供だってことはよくわかっているものです。だからこそ、イライラして、空回りしてしまい、周囲から「ガキだな」と思われてしまうわけで。

そういう14歳ぶりが良く書けていて、感心してしまいました。あまりに主人公が14歳なのが微笑ましくて、読みながら感情移入する先がないっちゃないんですが(笑)、まあ、それでも14歳っちゃ、こんなものよね。

お話は主人公である空が、家出先の廃屋で女性と出会う話です。ボーイ・ミーツ・ガールっぽい設定なのに主人公がものすごく14歳なので全く恋愛話にはならないワケですが。つか、この表紙のタマは、なんか違うだろ・・・

SFでも、ラブコメでも、ミステリーでもなく(なんじゃ、富士見ミステリー文庫って。ミステリーファンにぶん殴られるぞ)、至極まっとうなジュブナイル。青春まっただなか。コミカルな調子で始まって、なかなか胸苦しい展開に持って行き、読了感は爽やかの一言(ハッピーエンドとは言えないんですがね)。素晴らしい。あまり普段、本を読みません・・・というような若い人が読んだら墓場まで持って行きかねない直球の感動が味わえます。

これは、東浩紀的にいうところのライトノベルではないですね。コアなミステリー好きのための新本格が偏ってどんどん袋小路的な進化を遂げていったように、ライトノベルもターゲットとウリを絞った企画書が通り易い作品が増えているような気がする中、こういう作品がすみっこにぽっとあるだけで、ラノベブームも捨てたもんじゃあないなあと、そんな気持ちにさせられる1冊でした。オススメです。あ、キミは「どこがミステリーじゃ!」と破り捨てる方の人なので読まなくていいです(笑)>ドック(仮名)

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June 13, 2007

助け船

地図が欲しくて、エジワに潜入してました。

ついうっかり、しゃべりながらだったので、虎に気がつかずあえなく死亡。まあ、しょうがねえ。HP戻るかー

「私もそのクエやりにいくから、レイズしよっかー?」

と、Merbleの助け船。いや、ありがたいですな。

20分ほど待って、Merble到着。

「あ・・・食べるパイ間違った。MPが5足りない(T-T)」

なにぃ!(笑)

というわけで、普通にHPに戻りました。

「りんさん、ごめんねー」
-いいよ、そのかわりこのことブログには書くからな!

ネタありがとう!

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June 12, 2007

捏造された聖書/バート・D. アーマン

みなさん、本文批評という学問を知っています?

「ほんぶんひひょう?なにそれ?」

読み方から違います。「ほんもんひひょう」です。私もWikipediaを観るまでは知りませんでしたが(笑)

本文批評というのは、ある文章の写本からオリジナルの文言を探る学問で、この著者が本文批評と言った場合には、それは新約聖書の写本に関するオリジナルの探求を意味します。この本は、タイトルこそ過激ですが(原題は「イエスの誤引用」)、本文批評の世界を一般の読者に紹介する良質な教養書です。

私たちは、つい、書籍というのは出版されたものを想像してしまいますが、世界史の授業で習ったとおり、活版印刷発明前は聖書は書写して伝えていたわけです。この本は、最初に著者がなぜこの分野に取り組むことになったのか、この種の本としては異例な長さの「はじめに」で言及されています。

素朴な聖書原理主義者だった著者が、聖書の解釈に関するレポートで聖書の一見、矛盾している記述に対して何とか解釈を加えて提出したところ、担当教官から「そこは、筆者は単に間違えたのでしょう」とコメントされ衝撃を受けたというエピソードが紹介されています。聖書は神聖な書物で、その内容は霊感によって書かれている。だから、聖書に書かれていることはすべて真実として受け止めなければいけないという著者の信念は、揺さぶられることになります。

しかし、そもそも新約聖書に収録されたキリスト教文書がそのように霊感によって書かれたものであったとしても、それは写本を作った書記の(まれに)意図的であったり、(たいていは)なかったりする誤りによってどんどん変わってしまうものです。

まあ、とにかく人は間違えます。どんどん間違えます。新約聖書全体で、異文(写本によって内容が異なる部分)は万の単位であるんだそうです。うへぇ。そして、その大半はうっかりの間違いなんですが、その中には(身勝手ではあるかも知れないが善意による)意図的な修正、削除、追加などがあるわけです。

では、どんな場合に異文は生じるのでしょう。意図的な修正はどのような時に行われるのでしょう。その歴史的背景はなんなのでしょう。そして、本文批評家達は、どうやってオリジナルを探し出していくのでしょう。そして、新約聖書のオリジナルとはなんなんでしょうか?聖書がこれほどまでに誤りを内包しているのに、我々(・・・といっても、私はクリスチャンではないですけどね)は何を信仰の根拠にするのでしょう。

安易な表現と、平易かつ生き生きとした文体で書かれているので、「聖書の持つ、人間くささ」に引き込まれます。私のようなキリスト教徒じゃないものには、単純な歴史ドラマとしてとても楽しめました。

それにしても、その考えが後生に正しく伝わっているのかどうかはよくわかりませんけど、たかだか20年ちょいしか生きていない男の、別の宗教の宗教解釈を、世界最大規模の宗教に仕立て上げてたのは、間違いなく初期キリスト教文書を書き、それを、書写し広めていった人達なわけです。私は、イエス・キリストが神だとは考えない立場の人間ですが、それだからこそ、こんなことを成し遂げた人(達)がいるということのほうが、よほど奇跡的なことで、「そりゃ、水をワインに変えるどころのはなしじゃねーぞ」と思うわけです。

でも、その当時、珍しい「教義が文書化されていて、情報(聖書)が大きな権威を持っていた」宗教であったことがキリスト教の発展の源だったのかなと思うと、やはり情報の持つ力は凄いなと、そんなことも思ったりしますね

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June 11, 2007

F1#5 カナダGP

年に十数戦行われるF1グランプリの中でも、ドラマを産みやすいサーキットと退屈なサーキットがあるわけです。面白いサーキットの中でも、スパ・フランコルシャンと並んで屈指の名コース、毎年、熱いバトルと壁ギリギリの攻防が見られるサーキットが、カナダGPの舞台、ジル・ビルニューブサーキットです。1年で最も見逃せないGPのうちのひとつです。

・・・見逃した(笑)

あー、えっとー、なんかハミルトンが勝っちまったようで、うー、どうなってしまうんでしょう。今年。あー、こりゃこりゃ

来週のアメリカGPはちゃんと見ます。

#インディアナポリスは面白いサーキットとは言えないけどねー

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June 10, 2007

「世界征服」は可能か?/岡田斗司夫

Amazonに画像がありませんが、この「『世界征服』は可能か?」は、去年の夏にロフト・プラスワンでやったイベントを書籍化したものです。

世界征服もマジメにやろうとしたら起業ぐらい(より?)大変よね。やったわりに見返りはないよね・・・というような話をおもろかしく書いた本です。えと、それこそ昔の謎本のノリで楽しく読めます。読むと「バビル2世」がどんな話なのか気になります(あ、それは書いたな。このリンクがそれです)。マンガ全巻買っちゃいました(笑)

しかし、やはりこの本が新書として世に出るというのは、いささか疑問を禁じ得ないんだけど・・・

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June 09, 2007

「自作マリオを友達にやらせてみました」・・・うわ、ひでえ(笑)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm117828

うはははははは。あかん、これ、ツボ。笑いすぎて喉がイタイ。

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June 08, 2007

Delphi for Rubyではない・・・(T-T)

CodeGear、Ruby統合開発環境の詳細を明らかに (@IT)

odeGearは旧ボーランドから引き継いだ“Delphi”ブランドを、PHPについては適用し、Delphi for PHPの製品名を付けたが、Ruby IDEのほうは「Delphi for Ruby」とならない可能性もあるという。「Ruby IDEでサポートするのはRoRというフレームワークです。DelphiではVCL(Visual Component Library)を提供してきましたから、Ruby IDEではDelphiというブランド名が適切ではないと考えています。現在、RoRではDelphiが提供してきたようなドラッグやクリックで使える GUIのコンポーネントが欠けているからです。今のところ、それをわれわれが提供することは考えていません。われわれが何かを押しつけるということはしま せん。RoRコミュニティから自然と出てくるもの、開発者の方々が使いたいと思うものをサポートしていくのがわれわれの立場です」。

VCLが使いたいですぅ~(T-T)

一気に購入意欲を失いました

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June 07, 2007

いいTypo

「超解読 涼宮ハルヒ」について書いたんだけど、思いっきりタイトルを間違いました。

超読解

って書いてしまいました・・・というか、「超読解 涼宮ハルヒ」でググって、自分のサイトがトップになってるのをみて、おかしいなあとYukaさんに話したら、指摘されました。

どうやら、同じ間違いで検索して飛んできてる方も沢山いらっしゃるようで、えと、アサマシ一人踏んで頂いてます

これは、図らずも

いいTypo

だと認定して、タイトルは直さないままにしておこうと思います(笑)

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June 06, 2007

二人の軽井沢

というわけで、パトレイバーのDVD-BOXを買ったんですが、当時、変な話として話題になったけど見そびれていた新OVAの第12話。「二人の軽井沢」。後藤隊長と南雲さんが幹部研修で軽井沢に行った帰りに台風の直撃にあい、やむなく二人でラブホテルに一泊する話です。レイバー、一切出ません(笑)

パトレイバーのファンだったら、みんな後藤隊長は好きだよね?そんな後藤さんの中年の魅力満載の話です。いや、初めて見たけど、爆笑だわ、これ。面白かったので、ちょいちょいとキャプチャなど貼っておきます。

しのぶさんは、この日、左足をねんざしてます。自分の車を車検に出して友達から借りた車に乗っているんですが、マニュアル車でクラッチ操作が必要なため、後藤さんが運転手を買ってでているのです。

Cap003

天気はどんどん悪くなり、車の調子もイマイチ。

「俺ね、この車信用してないの。夜、しかも雨。ただでさえ電気系統に負荷がかかってんだから、何があってもしらないよ。」

と言われてしまう、この車はフィアット・パンダです。いやあ、同じフィアット乗りとしては苦笑い。いやいや、最近のフィアットは新車で買う限りトラブルなんてありませんよ。ちなみに、オーディオコメンタリーによると脚本の伊藤和典さんは昔、フィアット・ウーノに乗っていて、その車もよくライトが点かなくなったり、ワイパーが止まったりしたんだそうです(笑)。

Cap004

あ、たしかにパンダだ。えーっと、あれです。「よつばと」で虎子が乗ってる車です<どんな説明だ、それは。そんなわけで行く先々で、通行止め。仕方ない、泊まっていきますか・・・。でも、まともな宿があるはずもなく。

Cap005

左ハンドルなので、部屋を選ぶのはしのぶさんです。後藤さん、ずるい。しかし、「SHIN・DERERA」ってまた(笑)

Cap006

つい、なんか可愛い部屋を選んじゃって、入ってみて唖然。

「ねえ、これ、しのぶさんの趣味?」
「どれでもいいって言ったの、後藤さんでしょう」
「・・・なんだかなァ」

笑えます。そして、後藤さんが先に風呂へ。出てきて交代。なんか後藤さんはいろいろと楽しそうです。とりあえず、覗いてはみるわけです。

Cap007

中年の純情です。コメンタリーでも男共は「ま、相方が行ってるときは、とりあえず覗きにいくわなあ」。

・・・あー、うん。そうですね(笑)。もちろん、見つかって怒られます。わかってて行くんだよね

Cap008_1

はてさて、二人の気持ちはどーなのか。結末は見てのお楽しみ。見なくても、わかると言えばわかりますけど

とりあえず、しのぶさんといるときのかわいらしーい後藤隊長の魅力満載です。必見ですよ

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June 05, 2007

LL魂 チケット購入

nacにメールで教えてもらうまで、発売日を知りませんでした。あぶねえ。無事入手しました。またくそあちーシーズンに、暑苦しい人達のイベントに参加してきます。

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June 04, 2007

パトレイバー DVD-BOX

そもそもは「ロボットにパトライトがついて、菊の御紋がどーんとついてるようなロボットがあったら、可笑しいよね」という他愛もない企画から出発した、パトレイバー。1話4800円という当時としては破格の値段のOVAとして出発しました。いや、パトレイバーがOVAシリーズというもののフォーマットを作ったと言えるかも知れません。

パトレイバーを作るために集った製作集団のヘッドギアは、異色の才能揃い。全6話の予定が好評につき1話追加、さらに、劇場版が作られることになりました。

「ヒットしたからご褒美ね」と言われて、低予算のOVAでは出来なかったことをどどんとぶつけたのが、劇場版。これはもう、最高の映画です。素晴らしい。ここで力を出し切ったスタッフは、「この調子でテレビ版を」と言われて、ええーっとなってしまったそうです。

そして、テレビ版2クールを作りきって、また、急遽延長が決まり、「さすがにもうネタがない!」と漫画版のストーリーであるグリフォン編をそのまま映像化。テレビ版は結局、4クール分作られます。

そして、まだまだ人気があったので、テレビ版のビデオ発売時に、1本ずつ新作を入れるという形で新OVA16本が作られました。

ここまでが、「機動警察パトレイバー」の概略です。この後、劇場版第2作(「P II」)、第三作(「WXIII」)、「ミニパト」とパトレイバーと名のつく作品は作られますが、いろいろな事情があり、最初のOVAから始まったパトレイバーとは、若干、流れが違う作品になっています。

このDVD-BOXは、劇場版を除くすべてのパトレイバー。つまり、旧OVA+TVシリーズ+新OVAがまるごとセットで入っています。今まで、バラバラにBOXは出たことはありましたが、一式きっちりまとまっているのはとてもいいですね。今まで、我慢したかいがありました。

また、オーディオコメンタリーも沢山入っていて嬉しいですね。いくつか司会を担当した氷川さんのブログに詳細が出ています。10話分もあるんだ。まだ全部聞けていませんが、楽しいです。氷川さんのリストには出てきませんが、「二人の軽井沢」のオーディオコメンタリーでは、後半に原作のゆうきまさみさんも出演しています。

初期シリーズは、私が模型誌を買い始めた小学生頃に盛んに取り上げられていて、「なんだこのかっちょ悪いロボットは。何でナンバープレートがついてんだ?」と思っていたのを懐かしく思い出します。そして、TV版を途中から見始めてハマり、劇場版を見てぶっとび、後はずぶずぶと・・・という感じですね。当時、大阪では読売テレビの平日朝5:30というとんでもない時間に放送していて、毎週、パトレイバーがある曜日は(ビデオの録画予約が信用できないので)早起きをして見ていました。

上記のような制作事情があったため、出来不出来の波がかなり大きい印象のTV版ですが、

  • 14話(野明と香貫香が飲み屋で対決する話)
  • 17話(全二課課長が後藤隊長に復讐する話)
  • 22話(ヤクザがレイバーの講習に来る話)
  • 29話(特車二課が食中毒で全滅する話)
  • 41話(バーテンを人質にとったテロリストがウィスキーのビール割りを飲む話)
  • 44話(ウルトラマンに変身する話)

等、テンションが高く面白い回はかなり印象に残っています。

新OVAは、テレビ版でつけられなかったグリフォンとの決着があり、後はパトレイバーらしい人を食った、好き勝手な話で構成されていました。当時、近所のレンタルビデオ屋さんがシリーズ後半を入荷してくれなかったため未見になっていた回があったので、今回、これを初めて見るのも楽しみです。

思い入れを語り出したらいくらでも・・・といった感のあるパトレイバーですが、ま、これぐらいで。あー、昔の友達とコレ見ながら思い出語りがしたいもんですなあ。どーすか、九州のかずやくんあたり、遊びにこない?(笑)

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June 02, 2007

超読解涼宮ハルヒ

(追記) タイトル間違えてます。「超解読」が正しいです

謎本なんてのも懐かしい響きですね。ただ、これは「磯野家の秘密」的な謎本ではなく、「涼宮ハルヒ」をオタク的教養を基にして解説した本です。素晴らしいですね。こういった本の存在が、選民としての正しいオタク(ああ、言っちゃった^^;)を世に広く知らしむるワケですよ。いや、オタクは死んだんですが(笑)

思えば、「エヴァンゲリオン」というのは「オタクの教養」を引き上げるための大きな起爆剤になりました。エヴァ放映当時、ただのガンオタだった私は、エヴァにハマることでネットワーク上の同好の士と交わることを知り、GAINAXやDAICON FILMを知り、村上龍も読み(笑)、声優さんに興味を持つようにもなり、それをきっかけに他の多数の作品、クリエイターを知ることになって、オタクの教養を一気に引き上げたわけです。庵野秀明という日本3大オタク(他は誰だか知らん^^;)が作った作品だったからこそ、その中にはさまざまな引用とオマージュが散りばめられ、若かりしころの私は丹念にそのポインタをひとつずつ辿っていたわけです。

はてさて、あれから10年以上が経過し、その間にもいろいろと面白いアニメは沢山作られていたわけですが、視聴者のオタクの教養を引っ張り上げるような強烈な作品となると、なかなかに数が限られます。そして、「涼宮ハルヒ」は間違いなくそういう作品でした。なんせ、作者自らが選んだ「長門有希の100冊」なんてものが公開され、各話が放送される度、「なに読んでるの?長門さん」と、劇中で長門有希が読んでいる本に言及するページが作られるほど。もう、これだけでも教養が高いですよ。私も長門に背中を押されて「ハイペリオン」を読んだわけです。

そんな、教養溢れる(といっても、オタクのだけどね)「涼宮ハルヒ」について、いろんな観点からウンチク垂れ倒しているのがこの本。個々の議論はイマドキはネットで語り尽くされているものが多いですが、そういった散逸しがちなものを一冊の本にまとめるのは素晴らしいことです。いい仕事してます。

中を見ると、原作のハルヒの世界観や、アニメのスタッフ、演出意図等の作品の読み込みから

  • セカイ系の系譜とハルヒの関係
  • SFとハルヒの関係
  • クラシックとハルヒの関係
  • ミステリーとハルヒの関係
  • 綾波と長門の関係(笑)

なんてものまで考察してあって、いやあ、さすがにこれ全部をテリトリーとするには人生が1度では足りないんじゃないかという程のウンチクぶり。かなりお腹いっぱいですが、読み終わって二つ、欠けてるなーと思う視点が二つ。ひとつは、深夜のU局アニメでありながら衝撃の第1話という事件を視聴者が共有できた影の立役者であり、すでにアニメ、いや映像作品全般を作る上でマーケティング的に無視できない存在になったあのサービス、そう、YouTubeについて。もう一つは・・・アレだ、ハルヒ萌えな私が身もだえしながら読みたい、デレなハルヒの描写のまとめと考察デスヨ(笑)

でも、こうやってオタクの教養をこねくり回してうだうだと妄想語りができる作品なんてのもなかなかないわけで、やはり「涼宮ハルヒ」は偉大だなあと思うわけです。というわけで、はやく「驚愕」出して下さい。

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June 01, 2007

∀ガンダム DVD-BOX

徐々に自分のエアチェックしたVHSテープをDVD-BOXに置き換えようとしています。違います。買い物症候群(なだけ)じゃません。

というわけで、∀ガンダムです。ガンダムという作品は、もはやそれ自体がジャンルというべき拡大を遂げています。が、テレビシリーズを軸に考えると、およそ4つの時代に分けられます。

先史時代

  • 機動戦士ガンダム(1973)

アムロとシャアの時代

  • 機動戦士Ζガンダム(1985)
  • 機動戦士ガンダムΖΖ(1986)
  • 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988)

崩壊と再生の時代

  • 機動戦士Vガンダム(1993)
  • 機動武闘伝Gガンダム(1994)
  • 新機動戦記ガンダムW(1995)
  • 機動新世紀ガンダムX(1996)
  • ∀ガンダム(1999)

次世代

  • 機動戦士ガンダムSEED(2002)
  • 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(2004)

∀ガンダムは、Vで精神的に追い詰められ、ガンダムというシリーズを終わらせようとした富野さんが「魔界」から戻り、「(富野ガンダムではないG,W,Xも含めた)すべてのガンダムを肯定する」という意味で作られています。

牧歌的で宇宙世紀的な意味でのSFマインドとは全然違う世界観(特に、前半)は、「世界名作ガンダム」などと揶揄され、「これをなんでガンダムでやる意味があるのかわからない」と批判されました。シド・ミードデザインの「ヒゲ」がついたデザインも当時、かなりのインパクトと拒否感を持って迎えられたというのもあります。

しかし、地中からかつてのガンダムに出てきたMSが掘り出され、それらを「黒歴史(つまり、忌まわしく忘れられた過去)」として扱うという、かなりアンチな物語は、Gガンダムとは別の意味で「これをガンダムとしてやる意味」を明確に打ち出していると思います。初代のガンダムに影響され、ずっとガンダムを見続けてきたファンの多くは、この∀ガンダムによって「自分の中のガンダム」に決着をつけた人も多いのではないでしょうか?

この後、SEEDのブームや、一般レベルの「オタクブーム」の流れの「ガンダムへのノスタルジー」という時代を迎えるわけですが、コアなガンダムのファンにとっての「コンテンポラリなガンダム」というのは、2007年の時点で振り返ってみればこの時点で終わっていたんだなと思わされます。SEEDのブームを、古いガンダムファンが穏やかな気持ちで見ていたのは、やはり∀の影響が大きいでしょうね。

次のガンダムも噂されています。おそらくは次世代、SEEDの流れに連なるものになると思いますが、それ以前のガンダムの流れを押さえてみたいという人は、これをどういう気持ちで富野さんが作ったのかという観点を忘れないようにしながら∀を見てみることをオススメします。単純にストーリー的にも重厚で、ある意味、一番SFしているガンダムでもありますしね。



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