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AIXのmksysbからboot可能なテープを作る

私は普段、AIX遣いですが、LinuxやWindowsのシステムも管理することがあります。Windowsは論外として、AIX遣いがLinuxを使っていて「がっかり」するのは、下の二つの機能がないことです。

  • mksysb
  • LVM

LVMは実はLinuxにも(カーネル2.4の時代に)追加されています。でも、あまり使われてるところを見ません。LVMさえあれば、ディスクがいっぱいになっても新しいHDDを付けられさえすれば、パーティションを切り直すことなく回復させることが出来ます。つか、もうなしでシステム復旧させられませんよ、あたしゃ。

そして、もう一つがmksysb。コマンド一つでDATに完全なシステムバックアップを取ることが出来ます。しかも、ブータブルのインストールイメージなので、複数のマシンに戻してクローンのサーバをどんどん作ることも可能。ハードのスペックが違っても、デバイスドライバも全部持っているので問題なし。さらにはNIM(Network Install Management)を使うことで、複数台のマシンのシステムイメージをファイルの形で1台のサーバから取得できます。今の私の様に、一つのプロジェクトが16台のマシンで構成されてるなんてときに、いちいちテープで取っていたらシステムバックアップが大変過ぎます。NIMサーバさえ作っておけば余裕。もちろん、マシンがクラッシュしても、ハードを直してbootpでインストールが走るようにしてマシンを立ち上げれば(この辺はコツがいる)、NIMサーバから自動的にインストールが出来ます。素晴らしい。

ただ、一つ不満だったのは、ファイルに取得したバックアップイメージから、ブータブルのテープを作れなかったこと。いや、作れなくはなかったんだけど。rewindとかddとかを駆使すれば(笑)。

AIX5.3TL05移行では以下のコマンドが使えます

mksysb –F <mksysb_image> -t <tmp_dir> /dev/rmt0

これで何も考えずにバックアップを、ぽいぽいとファイルサーバにつっこんだりしても平気。やあ、ほんとに便利だー。

・・・でも、-Fなんてman mksysbしても出てこないな。要テストだな、これ。

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時かけDVD

去年の夏を代表するアニメがいよいよDVD化です。本編の感想は書いたとおり。今回は限定版について。

限定版には実際に使われたフィルムの切れ端が入ってます。これって、かなり画期的なオマケのような。素直にうれしいですね。ちなみに私がもらったのは、クライマックス前、理科室で真琴が「私、千昭が好き」と伝えるシーン。これってアタリだよね?ねっ?(笑)

特典ディスクはまだ全部見てないですけど、Disk3の絵コンテと実際の絵を見比べながら、監督や作画監督がコメントするのが秀逸。細田監督が「ここは○○さん。ここは△△さん。うまいねー。やっぱすごいな」とどんどんコメントしてくれるので、作画マニアにはたまらないディスクでしょう。その中で、司会のライターの人と、監督の間にこんな会話が

変な話ですけど、現実にはありえない動きをするのがアニメのよさだって言うのもひとつあると思うんですけど、こういう、それこそ実写でもできるじゃんというようなシーンでもこれはこれでアニメのひとつの魅力なんだっていう

そうですね。だから例えば実写だったらすごいいい、巧い、素晴らしい女優がやって、あるたたずまいを見せるというのがあるけど、アニメだと絵だから人間じゃないとか思うかもしんないけど、その絵を描いてる人は人間でさ、しかも、描いてる人もそのさっきの中塚さんみたいな人がやるとさ、そういったたたずまいになってしまうっていうさ、それはだから、その女優さんがやるのとどういう違いがあるんだっていう、変わんないじゃないかって言うことになってくるわけですよ。

うん。心に染みました

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YARV上のJRuby?

YARV上での性能を40%改善 - JRuby 0.9.9がリリース (マイコミジャーナル)

The JRuby Communityは23日(米国時間)、JRubyの最新版となる「JRuby 0.9.9」を公開した。JRubyはJavaで開発されたRuby実行プラットフォーム。JavaからRubyスクリプトを実行できるほか、RubyスクリプトからJava APIを活用できる。

おー。着実に進歩しているらしい。素晴らしい。Ruby 2.0がタダのリファレンス実装になる日も近いか(笑)

それはそれとして、この記事のタイトルはおかしくないか?YARVはYet Another Ruby VMなので、JVMの上で走るJRubyとはまったく無関係のハズだ。

http://jruby.codehaus.org/ のリリースを見ると

Performance has improved by 40% over 0.9.8 based on YARV benchmarks

記事では

0.9.8と比較した場合、YARVを使用したベンチマークで40%ほどのパフォーマンス改善を実現

ここの訳は間違ってない気がするんだけど、YARV benchmarksって何だべ?はて・・・?

ぐぐってみたら、こんなエントリが

JRubyのYARVバイナリサポートを試してみる (recompile.net)

あまり知られていないことなのですが、JRubyの最新版ではYARVバイナリのサポートがされています。まだ実験的な機能ではあるのですが、簡単なものであれば動作するようです。

ほおお・・・ちなみにこのエントリで使っているのは0.9.8みたい。うむむ、なかなか面白そうですな。

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Antのjavacタスクのドキュメントが変

大分前から、Antを使った自動ビルドをしているんですが、SystemOut.logでスタックトレースにソースの行番号が出ないという問題があります。

おかしいな・・・。javacのdebugオプションは付けているはずだぞ?

<javac srcdir="hoge" destdir="fuga" debug="on" debuglevel="lines,vars,source">

マニュアルを見てみましょう。使ってるAntは1.5なので、Ant 1.5のマニュアル

debug:Indicates whether source should be compiled with debug       information; defaults to off.

デバッグ情報を付けてコンパイルするかどうかを指定します。 デフォルトはoffです

普通、この文章を見たら、デバッグ情報が欲しいなら"on"を指定すればいいと思うよね?ちなみに、Ant1.6.1のマニュアルはこうなってます

Indicates whether source should be compiled with     debug information; defaults to off.  If set to     off, -g:none will be passed on the     command line for compilers that support it (for other compilers, no     command line argument will be used).  If set to true,     the value of the debuglevel attribute determines the     command line argument.

デバッグ情報を付けてコンパイルするかどうかを指定します。 デフォルトはoffです。 off-g:noneに設定すると、 コンパイラのコマンドラインの通過をサポートします。 (他のコンパイラで、コマンドライン引数がない時に使われます。)  trueを設定すると、debuglevel属性の値は、 コマンドライン引数を決めます。

え?

offの反対が、trueなのか?

というわけで、スクリプト変えてみました。今晩のリリースから反映。結果は如何に?!

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エヴァの廉価版DVD-BOX

エヴァの新しい劇場版にあわせて、DVDBOXが廉価版で出るんだそうです。8月発売

エヴァに関してはもうお腹いっぱいというか、新しい劇場版ももうどーでもいいよって感じなんですけど(笑)。でも、もう10年以上経ったんですなあ・・・

私が初めてネット上での「祭り」を体験した作品でもあって(当時はもちろん、2chなんてなかったわけですけど)、いろいろな思い出と共にある作品です。クリエイターや声優さんの名前を意識してアニメをみるようになったきっかけでもありますしね。というわけで、前回のDVD-BOXは買い逃した(つか、今さらエヴァにこんなに払えねえと止めた)ので、今回は買うことにします。

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私物持ち込み大会

今やってるプロジェクトのサービスインももう、間近。こんな品質でサービスインなんて、マジカ・・とシャレを言っている余裕がある自分に感心します。

で、ケチなので稼働監視製品を買えないため監視スクリプトを自分で書いて、CGIインタフェースを作ったんですが、結局監視するのは自分です。とはいうものの、ずっと見てるワケにもいきませんわ。私も仕事せにゃ。というわけで、外付けのディスプレイを自腹で購入し、監視画面をずっと表示しとくことにしました。

今日は、お客様まで車でやってきたので、昼飯の後、外に出たついでに浜松は鍛治町のコンプマートへ。モニタ売り場にはいろんな製品が並んでます。あまり大きくなくて、安い奴を・・・ふと片隅に目をやると、「特価 20インチWSXGA+ワイド液晶 29,800円 お一人様1台限り」の文字とともに積み上げられてるダンボールが。

うん、それください

というわけで、明けてみるまでどんなデザインかもしらなかったその安売られモニタはL204WT-SF(左の写真はL204WT-BF。ただの色違いかな)でした。割と最近の機種みたいですね。発売時から39,800円ぐらいのものみたい。でも、3万切ってるのは安いかも。どうした、コンプマート。仕入れ杉かな?

というわけで、プロジェクトルームに設置しました。せっかくの高解像度を無駄にしてる気がしますが、プロジェクトが終わったら持って帰るからいいのです。向きは自分のいるインフラ島向き。自分に向けないところが、何かを主張しているのじゃ(笑)

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生類憐れみたい

海賊版DVD摘発犬、犯罪組織が抹殺指令 マレーシア (asahi.com)

中国と並びDVDなどの海賊版供給国として名前が挙がるマレーシアで、犯罪組織のボスたちが自分たちを窮地に追い込んだ「敵」の抹殺指令を出した。相手は海賊版摘発に活躍する2匹の犬。成功した者には10万リンギ(約340万円)の報奨金を払うという。

抹殺指令なんて言葉を朝日新聞で見るとは思いませんでした。

これはもう、お犬様にSPとかつけるしかないな。映画化希望します。

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ドリームガールズ

出来たばっかり(・・・でもないか)のミッドランドスクエアで見てきました。ネットで当日のチケットが買えて、劇場で支払いに使ったクレジットカードを機械に差し込むだけでチケットが発券され、革張りのシートでゆったり。名古屋駅から近いし、ひいきにしちゃおうかしら。

それはともかく

去年見た「プロデューサーズ」と同じく(あ、そういえば感想書いてないね)、ヒットミュージカルの映画化です。

そして、とにかく歌。2時間の映画のうち、半分以上は歌ってるんじゃないかというぐらいに、歌、歌、歌。ストーリーの合間に歌っていうんじゃなくて、ストーリーを歌で展開していきます。テーマを歌う、会話を歌う、背景を歌う。なんせ60年代からの話なんで、曲自体を取り出しちゃうと古くさい感は否めない(リアルタイムで知らない時代だしねえ)んですが、そこはそれ、映像があると迫力が全然違います。圧倒されます。

ビヨンセは、まあ、本業だから置いておくとして、ジェニファ・ハドソンは難しい上に、一番歌が上手いという役どころなのに、ハマってます。凄い迫力なんだ、歌が。また、エディー・マーフィーも、映画で見慣れた役者さんですが「えっ?こんなに歌が上手かったの?」と驚いてしまいます。エンターテナーぶりと渋さも出てきた演技には定評がありますけど、その役の若い頃を演技してても、違和感なくて立派。うーむ、すごい。それに、歌手の役じゃない人も、当然、ミュージカルだからみんな歌うわけで・・・すげーなー

ストーリーは、別にたいした話じゃないです。昔の黒人に対する差別とか、そういう話題も出てきますけど、それがテーマってわけでもないだろうし、日本人にはわかんないしね。才能と運はあるけど、駄目なところもある人達の栄光と挫折の物語。登場人物に「なにしてんねん」と突っ込むところはいろいろあるし、ストーリーの破綻も唐突さもある。

ま、それは全然問題じゃないですね。というか、人間の奥底を暴く深淵で複雑なストーリーなんて歌で説明できるわきゃないので、これはこれで全然OK。この程度のストーリーがちょうどいいっていうか、これ以上難しい話されても困ります

60年代から80年代の、ブラックミュージックが徐々にメジャーになっていく時代の、ロックやR&Bに拒否感がない人なら、絶対に楽しめる映画です。ストーリーがわかってるとつまらないってわけじゃないから、DVDで何度も見たいタイプの映画かもしれない。日本の歌謡曲しか知らんもんね・・・という人はちと辛いかもしんないですが、いまどきそんな人いないでしょう。誰にでもお勧めできる、ミュージカルが苦手な人でも違和感がない、いい映画でした


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F1#3 バーレーンGP

マッサ、見直した!!

ひとことで言えば、先週やらなければいけなかったレースをきっちりとやったってこと。完璧なレースでした。先週、ドジって批判を浴びて、よけいなプレッシャーがかかった状態で、やるべきことをちゃんとやるのは立派です。偉いぞ!

でも、「彼女のお陰だ」とか、そういうことは別にいわなくてもいいと思うぞ(笑)

しかし、アロンソとライコネンはどうしちゃったんでしょ。二人揃って不調と言ってもいい出来。マッサの優勝はいいとして、ハミルトンに二人揃って負けちゃってるのはどうなのかね。

まあ、これで2強4人がほぼ同チャンスという近年希にみる面白い展開です。やはり、シューマッハ亡き後は、群雄割拠してもらわないとね。

そして、ここに来て急に評価を高めてるのがハイドフェルド。いや、前からそれなりの評価は得てるドライバーだったと思いますけど、どうも派手さに欠けるところがありましたわ。それが、今期は2強4人に続く5位のポジション。うーん、やるな~。チームメイトのクビサの評価も高いだけになおさら注目されてます。

これまでのチームメイトも、ライコネン、マッサ、フレンツェン、ウェバー、ビルニューブ、クビサとよりによって・・・と言わんばかりの強者揃いで、しかも、どのドライバーにも負けてないんですよね。

にもかかわらず、めだてない

そんなハイドフェルドに春はやってくるのか。今シーズンのポイントが増えました。みんな、注目してましょうね

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ECUもオープンソース

自動車用基本OS開発 アイシン精機など、世界標準視野」(asahi.com)

トヨタ自動車グループのアイシン精機や名古屋大学などの研究チームは17日、自動車の複数の機能をまとめて管理する基本ソフト(OS)を開発したと 発表した。自動車の高性能化につれて部品の電子化が進み、ブレーキやアクセルなど各機能を個別に管理する電子制御装置(ECU)は高級車には50個以上、 大衆車でも30個程度搭載されている。開発された基本ソフトを使えば搭載するECUを減らし、コストを削減して軽量化もできるという。

 研究チームは年内にもソフトをインターネット上で無料開放し、国内自動車メーカーなどと連携して各社が共通で使用できる国内初の標準化を目指す。

うーん、トヨタ関連企業のようなT企業ではない大きな会社が自社のソフトをオープンソースにするという選択を、そもそも考慮に入れるという事実が、時代は変わったんだなあと思わせますね。

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投票しない

あちらこちらで、選挙活動に対する批判的な言動を目にします。声がうるさいとか、名前だけ連呼しても意味ないだろとか、そういう奴ね。

非常にもっともだと思います。とにかく、候補者の皆さんには我々の日常に迷惑をかけないだけの庶民の目をもって活動していただきたい。そういう候補者が出てくるまで、私は争点のない選挙には今後、投票をしないことを宣言します。あ、国政は別ね。アレは政党に入れるもんだからさ。

だいたいが投票にイケイケとキャンペーンがうるさいけど、争点もない選挙になぜ参加しなければいけないのか。私が持っているのは投票する権利であって、投票する義務ではないのです。権利があるのに、投票しないのはもったいないとかいう

貧乏人の発想

はよろしくないと思うのですな。

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今日のひとこと(4/17)

理想を失わない現実主義者にならないといけないんです。理想のない現実主義者は、それはつまり最低ってことですから

宮崎駿

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今年は第九、どうするかな

もう今年のページが出来てますね

http://www.mbs.jp/daiku/

うーん、行きたいけどどうだろう。今年も2週に1度、大阪まで行くことができるでしょうか?ギリギリまで様子を見て決めるか・・・まあ、応募だけはしといてもいいかも?

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CAN'T BY MY LOVE/YUI

auのCMを見て、「あちゃ、これは本物だ。見逃してた。迂闊っ!」とよくYUIのことを知らずにワンクリック。通してM-6「CHE.R.RY」を聴いたのは、アルバムが届いてから初めてでしたが、なるほど素晴らしい。ヒットするはずですな。イントロのギターとウィスパーな歌い出しがカッコイイ。たぶん、アラニスとか好きなんだろうな。

本作が2枚目のアルバムらしいです。このアルバムか、次のアルバムぐらいが彼女のピークかもしれないですね。素朴さとメジャー感がいい感じに溶けあって、とてもPOPなアルバムです。聴けばわかる通りただ者ではないので、今後もどんどん成長していくハズです。でも、彼女がアーティストとして階段を上がって行くにつれて、おそらく、このPOPさは失われていってしまうと思います。それはけして悪いことではないんですけどね。松田聖子じゃないんだから(笑)

ちなみに、このジャケットの顔は整いすぎていて好みじゃないなあ。PVのほうは結構可愛いのにね。

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人類進化の700万年/三井誠

人類学の最新の動向を新聞記者さんがまとめてます。中で出てくる話も2000年を過ぎてからの研究の進展を中心にまとめてあり、私が子供の頃に学校で習った話はもうかなり古いんだということを思い知ります。

そもそもタイトルから・・・皆さん、最古の人類の名前、わかります?アウストラロピテクス。はい、学生時代よく勉強してましたね。アウストラロピテクスが生きていたのは?覚えてませんか?500万年前ぐらいです。

そう。つまり、最新の研究ではアウストラロピテクスは最古の人類ではありません。それ以前の人類として3種があがっていて、一番古いのはタイトルの通り、700万年前のサヘラントロプスです。報告されたのは2002年。そりゃ、知らないのも無理はありません。

そんな話がごろごろ出てきます。人類学が今まさに凄い勢いで発展していることが、この本を読めばわかるし、その進展の内容も、そして、今何故次々に新しい発見がなされているかも、読めばわかります。さくさくと読めます。我々はどこからきたのか。現代人の教養として、ぜひ読むべし。

そして、専門家ではなくジャーナリストが最新の研究をきちんとまとめてくれていることに感謝です。私たちはこういう仕事をもっと評価しなければならないと思います。新書でエッセイを書くバカ共の本を喜んで買うバカ共が多い中、うれしくなる一冊でした。

バカになるのは簡単です。皆さん、教養のジョギングを怠らないようにしましょうね。

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ロケットガール/野尻 抱介

野尻ボードで有名な(<ヲイ)野尻抱介さんの「ロケットガール」がアニメ化されて、アニメのキャラの表紙で新装されました。というわけで、この機会に読んでみました。

うーん、面白いね。高校生・・・はまだしも原住民(笑)が半年で軌道計算まで出来るようになるのかとか、発育障害にはならないのかとか思いますけど、その辺りは言ってもヤボ?勢いがあるし、女の子が可愛いのはいいことです。ゆかりちゃん、いい子だし。

そして、最近の宇宙開発事情を聞きかじったことのある人ならニヤニヤとしながら読めるし、ロケットものの基礎教養はこの本で十分なんじゃないってぐらいにSFです。基本的に大嘘はないようになってますんで。

ただ、軌道がまちがっちゃった原因は明らかにして欲しかったな。多分、設定的には考えてるんだと思うんですけど。これだと、本当に原因が「呪い」だと思いこむ人がいるんじゃないかと心配です(笑)

アニメの1話もここで配信してます。見ましたけど、ホントに最初だけなのでなんともはや。続きが見たいけど、ウチはBSが見られないのよ~・・・

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Matzがまたいいことを言った

【日経BP技術賞】「Rubyが評価されたのは,技術や機能ではなく“感性”」,大賞受賞のまつもと氏語る  ITpro

受賞の挨拶でまたMatzさんがいいことを言いました。

熟した産業では機能や性能より“感性”が重要になる。私が車を買うとき,どの車を買うかを決める要因は,単純な技術ではなく,『デザインがいいか』『乗っ ていて気持ちいいか』といった数値化しにくい(感性の)部分だ。同じことはソフトウエアの世界でも起こりつつある。言語の善し悪しを決めるのは,どんな技術を使っているか,性能がいいか,どんな機能があるか,と いったことではなく,使い勝手,あるいは感性の部分だ。

そう、私がRubyを使うのもFIATに乗るのも感性だ!文句あるか!

いや、この記事見つけてちょっと悔しくてですね・・・

【ザ・対決】フォルクスワーゲン ゴルフ vs フィアット グランデプント徹底比較! CORISM

ボロ負けなんだもん、プント君。ゴルフじゃなくて価格帯的にポロと比べてくれよぉ・・・ぶつぶつ。

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F1#2 マレーシアGP

ああ、マッサ・・・かっこわるいよ、マッサ・・・

予選は空タンクのQ2はアロンソ最速。Q3はアロンソとライコネンがほぼ同条件(?)、タンクを軽くした(と思われる)マッサがPP。2位のアロンソとのタイム差は約0.25秒

ということは、マッサの作戦は、ポールから飛び出して最初のピットストップまでに3,4秒のマージンを稼ぎ、ピットのロスタイムを相殺して逃げ切るってもののはず。この作戦はたぶん悪くない。

ところが、スタートでアロンソはおろか、ハミルトンにまで前に出られるマッサ。でも、まあそれはしょうがないとしようじゃないか。

Q3の時、マッサと4位のハミルトンのラップタイムの差は約1秒。これは決勝スタート時もほぼ同じはず。しかし、1秒の速度差がありながら、2戦目の新人ハミルトンにブロックし続けられるマッサ。ハミルトンは確かに巧かった。でも、明らかに自分のマシンのほうが速いのに押さえられ続けるマッサ。サイドバイサイドにまで持ち込みながら、コーナー出口で新人に抜きかえされるマッサ。そして、再度のアタックで突っ込みすぎ、グラベルへ飛び出すマッサ。

そして、5位に落ちて結局BMWを抜ききれずにライコネンの後ろまで戻って来られないマッサ。

ダメだ、こいつじゃ格が違う・・・

マッサもねー、決して遅いドライバーじゃないと思うんですけど、ザウバー時代からそんなに目立ったとも思わないんですよね。ライコネンやアロンソって、たとえザウバーやミナルディに乗っていたとしてもやっぱ違ったものが見られたじゃないですか。今、走ってるメンバーで言えば、ウェバーやリウッツィ何かの方が光るものがあるような気がするんだけどなあ。

結局、ライコネンはしょぼしょぼマッサの後ろについたことで、2位を逃すことになるわけですよ。おそらくスタートでマッサの前に出られていれば、ライコネンはハミルトンにみすみす押さえられるようなことはなかったはずだし、そもそもマッサがとっととハミルトンを追い抜いていればよかったはず。

ハミルトンについては、まだ2戦みただけだし、判断保留。いきなりトップチームからデビューする場合は、実力ってよくわかんないよね。

しかし、とりあえず言えるのはアロンソVSライコネン対決は、いまのところ「セカンドドライバーの実力の差でアロンソ有利」ですな。誰だよ、シーズン開始前に「俺はセカンドドライバーじゃねえ」とか言ってた人は!(笑)

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ブリヂストンは日本の会社

F1第2戦 マレーシア。今年のレギュレーションでは、ブリジストンブリヂストンのコントロールタイヤ2スペックのうち、レースでどちらも使わなければいけないルールになっています。つまり、明らかにタイヤスペックが違うマシンが同時走っているということ。これはチームの戦略に大きな影響を与えて、ショウとしてのF1のおもしろさを上げる働きがあります。賛否両論ありましょうが、私はいいと思いますね。

で、今、マシンがどちらのタイヤを履いているかすぐわかるように、タイヤにマーキングがされています。マレーシアからは、片方のスペックのタイヤの溝の一つが白でペイントされてます。こんな感じ

このタイヤがどのように作られているかというと・・・

ニホンゴ!!

詳細は、けんさわの「サーキット便り」をご覧下さい。上の写真はけんさわさんのとこから勝手にリンクしてます(笑)

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ビッグバン宇宙論/サイモン・シン

フェルマーの最終定理」のサイモン・シンが、今度は宇宙論について書いてます。

私は物性物理をやってたので専門ではありませんが、さすがに理学部物理学科卒なので、ここに出てくるぐらいのビッグバン理論とその根拠ぐらいは一通り知ってます。ただ、だからといってこの本が退屈かというとさにあらず。天動説と地動説、あるいはビッグバン宇宙と定常宇宙の対立の時代的な背景やそれに関わる人々の人生は、物理の教科書には出てこないですからね。そういう部分を丁寧に書いてくれるところが、サイモン・シンの魅力です。

ただ、やっぱりこの分野にあんまり詳しくない人の方が楽しめるかなという気はします。「フェルマーの最終定理」の方が、研究の意義を含めて全然わからなかったのでそっちの方が私は面白かったです

あと、90年代から2000年にかけての進展があまり記述されていないことが気になりました。あまりに専門的になりすぎるから避けたのか、サイモン・シンから見て記述するほどの進展はないということなのか・・・。まあ、ビッグバンモデルを終着にもってくるとこうなっちゃうのかな?でも、最新の状況を知りたいなという気持ちもあります。

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ハルヒを買いにきた本屋にて そのに

ハルヒを手に取り、「オタリーマン」を立ち読みし、マンガのコーナーへ来ました。少女漫画の新刊のコーナーをふらふらと見ていたら、こんな本が。

むう・・・。これは少女マンガなんだろうか・・・。どう見てもエロマンガにしか見えないんですが、背に別フって書いてありますな。うーん、最近の別フレはこんなのなのか?

右隅に「同時収録 やらせてプリーズ!」って書いてあります。そのタイトルはちょっとどうだろう(笑)

しかし、この本はさすがに恥ずかしくて買えなくはない自分も恐い。ま、大人になったということで。でも、たぶん一番面白いのはこの表紙ってオチだろうから、買いませんでしたけど。

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人のセックスを笑うな/山崎ナオコーラ

第41回文芸賞。うーん、なんつうか、文芸賞っぽい(笑)

39歳の美術専門学校の講師と19歳の学生の不倫の恋・・・と書くと、湿っぽくなるんですが、文体がまるでチルドルームのように冷たくて湿っていても霜になってしまうかのようで、あまり臭いもしません。

女性が男の主人公を書いているせいか、19歳の男の子の持つ熱っぽさの様なものがなく、そこにあるのは恋愛の甘美さと執着と混乱だけ。それがなんとも不思議なセンスを醸し出しています。奇抜なタイトルも、読む前と読む後では受ける印象がかなり違います。凍る寸前の文体で何度もセックスという言葉が使われた後では、このタイトルも冷たくした刺身のツマのような、死んで乾ききっているわけではないのに生命感がぎりぎり引き絞られたような、そんな言葉たちに感じてしまいます。ただ、読んだ後、このタイトルが作品にあっていたかどうかは疑問なんですけど。おもしろさ優先なのかな?ま、それはそれでありかもしれないですが。

面白かったかと尋ねられれば「うーん」と首をひねらざるを得ないんですが、センスは感じます。文庫版に併録されている短編も合わせて読んで、なるほど面白く書くねと。ただ、面白く書いてる、つまり、面白い表現をしているんだけど、面白いものを書いてないんですよね。写真でいうと、構図は上手いんだけど、シャッターチャンスを掴んでない感じ。ありきたりの風景をいい味わいで焼き付けてるけど、違う視点も入ってない。被写体の選び方が早すぎるのかな。もう少し、吟味して選べばもっと面白いものが書けるんじゃないかなと思いますが・・・まあ、それもセンスのうちということで言えば、そっちのセンスはないのかもしれないですなあ

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本を出すだけで売れるわけはない。ないが・・・

出せば売れるというものではない - 出版評論

しかるべきところが出している某報告書の中に、このようなことが書いてあったりします。
もはや公然の事実となった出版不況のおり、「なぜ、これだけ本が出ているのに本が売れないのだろう?」という呑気なことを言う人は珍しいですが、たまにいらっしゃるんですね。

素朴な疑問なんですが、売れないのになぜこれだけ本が出ているのだろうと。もちろん、同列に比較するのに問題があるとは思うんですが、他の産業なら過剰生産したら調整局面に入りますよね。元の報告書とやらも、そういうことを書いているんじゃないのかな?

山ほど本を出版しておいて、「売れね~」ってのもなんか変な気がしますけど。でも、確かに本を読む人は減りましたなあ・・・

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ハルヒを買いにきた本屋にて そのいち

エンジニア★流星群の理系の人々 が面白いよしたにさんの本が出てたので、ぱらぱらと立ち読み・・・したら、読み終わってしまいました(笑)。

なんか、他人事じゃないですよ。あはは。まあ、こういう自虐的なネタと葛藤の日々を乗り越えぬまま30になると、だんだん疑問も抱かなくなってくるわけで、よろしくないことですな。あはは【乾笑】

しかし、読み切ってしまったのでお金を払いたいのですが、読み終わったモノが来てもじゃまなので、えーっと、お金だけ払えませんかね?Amazonに「無配送オプション」を希望します

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アニメーターMADとアニメの批評

にゅーあきばどっとこむの日本が誇る作監の作風が分かるおいしいところ詰め合わせで、アニメーターMADって動画が紹介されてます。代表なアニメーターの作風を紹介する動画です。

アニメーションを作画のレベルで批評することが、あんまりされてません。物語を軸としたり、キャラクターを軸としたり、声優を軸としたりして批評されることはよくありますが、作画はやはり一般にわかりづらいという面があります。そもそも、1本のアニメが一人で作画されるわけではないですし。

ただし、「動いてこそのアニメーション」というのも確かなこと。正確に時間をコントロール出来るが故の気持ちのいい動き、現実では不可能なカメラワーク、キャラの内面まで画面にぶちまける奇想天外な絵。そういうものを批評するのは大事なことですね。

通のアニメ好きの中では「今日のセラムンは幾原さんの作監の日だからみなきゃ」なんて会話があるわけですが、メディアにむかってこのレベルを語っている人というと、アニメ様こと小黒祐一郎さんぐらいしかいません。それに、アニメ様のホームは雑誌媒体なので、「○○の×話の、▲■のシーンはすごかったです。あれは、☆★さんの作画ですか?」とやったところで、見てない人はわからないわけで、いまいち視聴者側の教養(?)がついて行かないとこもあります。

ところが、こうやって動画にまとめてもらえれば、誰でもわかる。うーん、このスタイルで春の新番組の作画レベルのアニメ批評をだれかきっちりとやってくれないものですかな。そうすれば、もっとアニメおよびアニメーターが評価されて、アニメの世界にもプラスになると思うんですが。

もちろん、そうやって編集され手を入れた批評作品に対して、「著作権侵害だ!訴えてやる!」なんて言い出すようでは、これはもう目も当てられないアホっぷりなわけですけど。わかってますよね?

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