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Jannyの芝居を見に来た

ヴァナディールで知り合ったJannyさんは、役者である。いや、黒魔道士だけど、中の人が役者なのね(わかるか^^;)。
オールナイト・ニッポン以来の鴻上尚史のファンで、それが転じて小演劇ファンだった(過去形だよな、もはや)私なので、もう、そんな話を聞いたら見に行くしかないし。

というわけで、plan Bへシアター・ ブロックの「アンチゴーヌ」を見に行ってきた。ひさしぶりにリアルでSwallowやLuminusと会ったり、Jannyにも会えたし、それについては、楽しかったのはいうまでもないんだけど、とりあえず、芝居の話。

でも、まず、なんでこの脚本なのかというところだよね。私は全然知らない話だったんだけど、どうも、有名な脚本らしい。権力に屈せずに、己の信念を貫くアンチゴーヌの物語は、ナチスの占領下にあるフランスでレジスタンス活動という状況下で発表されて、大いに賞賛されたらしい。(ま、「アンチ」だもんな)

ただ、んじゃ、この話を最もその状況から遠い2004年の東京で演じることの意味がよくわからない。ひねた優等生だった私から見れば、権力なんて正面からたてつくほどのものじゃないよねという認識だったりするんだけど。

で、脚本の問題はさておくとして、演技なんだけど、んー、まあ、私ごときがどうこういうようなものではないわな。久しぶりに、生の役者の芝居を見て、それだけでいいって感じ(笑)。やっぱり、生の役者の持つ迫力という物は、素晴らしい。ただ、今回は演出上、口上役を除く、全員が仮面を付けて演じているんだけど、それが役者への感情移入を阻害する働きがあるので、役者の身体が強調されてる感じがあった。でも、タダでさえ共感しづらいアンチゴーヌのキャラに対して、よりいっそう反感を持たせる原因かも(笑)

で、Jannyの役は衛兵。この悲劇の中で、唯一笑いを取れる(とっても構わない)役で、オイシい役。ま、芝居のテーマを背負ってないってことでもあるんだけど(笑)。でも、私も「どれがやりたい?」って聞かれたら、この役だよなー。そんなわけで、なかなかいい味出してました。でも、台詞回しが早くて、本人曰く「かみまくり」だったそうな

ああ、やっぱたまには芝居も見にいかなあかんなあ

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