フォード vs フェラーリ

 

モータースポーツファンの教養ですから、観てきましたとも。

と、言ってもですね。なんせこれは1966年のル・マン24時間レースの話ですから、何が行われているのかさっぱりわかりません。

私も多くの日本人と同じようにマツダ787Bが日本車として初優勝した1991年にル・マンの存在を知り、ちゃんと追っているのはGT1規定になったころから。ポルシェ911GT1が超格好良くて、メルセデスのペラペラのマシンが空中を舞っていたころです。その時代だって今からもう20年以上前なんですけど、この話はそこからさらに30年前。ハントとラウダの話を映画化した「Rush」も教養として観に行きましたが、あの映画の10年前なわけです。

劇中に出てくるドライバーの名前と言えば、ダン・ガーニーとかブルース・マクラーレンとか。ガーニーがガーニーフラップのガーニーだし、マクラーレンはあのF1のマクラーレンチームのマクラーレンであって、ドライバーとしてどうだったかとか、知りませんもの。翌年のル・マン優勝者が佐藤琢磨をチームオーナーとしてインディーカーで走らせていたあのA.J.フォイト御大(御年84歳)ですから、まあ、すっかり昔。

ル・マンだって今と全然違います。ドライバーはフルフェイスのヘルメットどころかゴーグルをつけて走っているし、夜は本気で真っ暗だし、ユノディエールにシケインがないどころかフォードシケインすらないし(まあ、フォードがル・マンに出始めた頃の話なんだからそりゃそうだ)、ホントにルマン式スタートをやってますし(1970年までだったらしい)。

レースというものの価値も、レースチームの規模も、ドライバーという存在も、今とは全然違う。そういう時代のお話です。

とはいえ、数年前にフォードGTが復活して、ル・マンのLGT Proクラスでガッチガチの争いをしていて、その姿に66年に初めてフォードがフェラーリを打ち破ったという伝説とその時のGT40というマシンを重ね合わせて楽しんでいるというのはまったくもって教養のなせるワザであって、それをこうやって最高の映画の形で教えてくれるというのはホントにありがたいことです。

いや、映画はね、ホント、いいんだわ。とにかく、マット・デイモンがいい。良い役者ってのは、ほんと素晴らしい。お話の組み立てもいい。テンポも最高だし、後半30分まるまる使ったル・マン24時間レースのシーンもとても良い。フェラーリがフォードの買収提案を蹴ってフィアットの傘下に入り、怒ったフォードがル・マン24時間に打って出る。それに手を貸したのがあのコブラで有名なシェルビー。そういう大まかな歴史は知っていても、ドラマとして見せられるとびしっと頭に入る(いや、多少ならずも誇張はいろいろあるんだろうとは思うけどさ)し、シェルビーがル・マンを勝った初めてのアメリカ人だったとか知らないこともいろいろあるし。燃えるし、泣ける映画観て、教養まで付けばいうことなし。というわけで、モータースポーツファンは全員観るべし。

そうじゃない人が観て面白いのかどうかは、私にはわかりかねます。ま、でも、たぶん面白いと思うよ?

キリン解剖記/郡司芽久

冬ごもり2冊目は、世界で一番キリンを解剖している学者こと、郡司芽久さんの研究の日々。いたって学術的な真面目な本ですけど、キリンが大好きな女の子が学位論文を取ってキリン博士になるまでの話なんで、なんか凄い業績とか、人類の英知に関わる何かとか、そういうものはありません。

そういうものは無いわけですけど、おそらく日本の学者の卵が学位を取るまでの研究の日々って、どの人の話も同じぐらい面白いと思うんです。郡司さんはなんせ文章が上手いし(つか、日本の博物学系の学者はみんな話が面白いよな)、ネタが日本人なら誰でも知っているキリンなんで本に出来るぐらい一般性があるわけですが、私が大学院にいたときの経験からして、博士課程までいって学位を取ろうというのは人生におけるかなり致命的な決断であり、そんなことになってしまう人は、人生のどこかで一般的な幸せを棒に振ってもいいぞと思えるぐらいの面白いものに出会ってしまっているわけだから、そりゃ面白いに決まってるんです。でもしかでDr取る奴はいないし、取れないしね。

というわけで、郡司さんの話も面白い。そもそも、キリン博士ってなりたいと思ってなれるものじゃありません。というか、日本にキリン博士は1人いれば十分で、別にいなくてもいいわけだから、なりかたが誰もわからないわけです(笑)。私も、日本にいるキリン博士はどういう人かイマイチわからない。それは動物園の飼育員とか、獣医ではなくキリンの研究者とは何をしているのか。

郡司さんも東大に入ってすぐに、先生方に聞いてみる。「キリンの研究者にはどうやったらなれますか?」。でも、だれも知らない。しかし、ある先生との出会いが彼女を変えます。それは解剖学の先生でした。「キリン?キリンの遺体は結構手に入るから、解剖のチャンスは多いよ。機会があったら連絡するね」。実は、日本には100頭以上のキリンがいるので、ちょいちょいお亡くなりになるんですな。

そして、彼女は大学1年生にして、「日本の動物園でキリンが死んだら声がかかる人」というポジションへの足がかりを得て、早くも最初の解剖をしてしまうのでした。なるほど、キリンの研究者になるとはそういうことか・・・。もちろん、行動学や遺伝進化学からキリンをテーマにすることも出来るでしょうが、キリンメインの解剖学者は強いポジションですね。というわけで、どうしたらいいのか誰もわからないテーマの世界では「あたし、キリンがやりたい」とあっちこっちでアピールしとくというのは超重要って事ですね。

という、キリン(だけ解剖するわけじゃないけども)の死体だらけの研究生活は、なんだか微笑ましい。D論書くというのは、まあもの凄く辛いことですし、そもそも頑張ったからといって成果が出るものでもないし、キリンが死ななければ成果は出ないし、死体解剖は破壊検査なので常に緊張の連続だし。でも、そうやって辛い研究の話も、所詮は好きでやっている話。楽しくアピールして、我々は楽しく聞いて、税金払って、世界の知の総体の拡大に貢献して、それでよいってことです。というわけで、この本はすべからく読むべし。そして、学者たるもの、こういう文書はちゃんと書いて世に問うべしと、そう思いますね。

 

 

サーバント・リーダー/ジェームズ・ハンター

いろいろと年末にバタバタしたので、年末年始の休みに入ってまず、ゆっくりと本屋にいくことにしました。Milueと2人で日本橋の丸善を1階から順にぐるっとブラウズ。至福の時間です。二人で17冊、28,000円ほど買い込みました。まあ、こんなに読めるはず無いし、そもそも積ん読もたくさんあるんですけども、買うのが楽しい。

で、普段あまり行かない経営とかそういうところにあったこの本もその一冊。開発チームのリーダー、例えばスクラムマスターなどは「サーバント・リーダー」が望ましいと言う話は良く言われることではあります。ビジョンを示して、ぐいぐいと引っ張っていくリーダーではなく、メンバーが自律的に活動する組織において、メンバーの能力を最大限引き出すために活動するリーダーを指して言うことですね。

で、「サーバント・リーダー」という言葉自体はよく聞くんですが、きちっとそれについて論じている本というのは知りません。どのぐらい前からある言葉なんでしょうか。と、いう興味もあって、このタイトルのを見て手に取りました。

んで、中を見たらサーバント・リーダーについて論じてある本じゃ無くて、仕事や家庭に問題を抱えている男が修道院に行って、リーダーのなんたるかを学ぶというストーリー仕立ての組み立てでした。いや、私、この手の本に弱いんですよね。「もしドラ」もそうだし、「嫌われる勇気」もそうじゃないですか。薄いからすぐ読めちゃいそうだし。というわけで、買ってきて、スキャンもしないでそのまま読んじゃいました。この本は2000年頃の本なんですが、そもそも「サーバント・リーダー」という言葉を作ったのは全然違う人で、その人が書いたいわゆる「バイブル」的な本は70年代に出ているんだそうです。ほー。

で、読みました。小説風だけど、うまく整理されてまとまっています。書かれてることは、まあ、ソウダネってことなんですけど、じゃあ、出来ているかというとさにあらず・・・という事なんで、こういう読みやすい形で時々読み直して自己を省みるというのは良いことだし、そのためにはこういう本が大事なんじゃないかなーと思います。

後は、サーバント・リーダーが機能するためにはチーム作りが大事。そもそも組織やチームが目的を持って作られているというのは一種当たり前の事なんだけども、その当たり前がない組織というのもあるわけです。日本では特にありがち。その場合にはリーダーは共有すべきビジョンを掲げるということも必要になります。ビジョンの輝きが権威となり、そこからリーダーシップを作ることもできるんで、その観点は忘れちゃダメだぞってのは付け加えておくべきかな。

ま、こういう本を読むと、私はつくづくリーダーの器じゃないなとは思いますけども。他人に興味がなさすぎるから。


スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け

 

いやあ、良かった・・・。本当に良かったよ、J・J・エイブラムスが戻ってきてくれて(笑)。

やっぱりEp.8にすごく不満があったので。いや、3部作の真ん中ってすごく難しいとは思うんです。基本的に「これはマズいぞ?」ってところで終わらなきゃいけないわけですから。見終わった後に爽快感を作れない構造になってます。それはわかるんだけども、だけれども。まあ、不満点は2年前に書いちゃってます。

今作は、前作の不満点はあんまりなし。というか、Ep.8のいろんなことが無かったことになっちゃってます。そういう意味で言うと、3部作が3部作として成立していないので、これはやっぱり失敗じゃ無いのかという意見もあると思います。頭脳派作家として尊敬する若木民喜先生のブログではその点に失望したことで結構辛い点をつけてます。うん、ワカる。でも、やっぱり見終わっての感想は、「ああ、こっちのテイストに戻ってくれてよかった」でした。

と、いうわけでネタバレ線を入れておきます。


 

 

 

 

 

いいかな?

で、Ep.9ではEp.8で作った構造が完全にぶっ壊されてます。

Ep.8の最後で形作られた構造をおさらいしましょう。反乱軍側ではファルコン以外の船がことごとく無くなり、ルークは死に、レイアも瀕死。レイ、フィン、ポーの3人とミレニアム・ファルコンだけが残されている状態。一方のファースト・オーダーはスノークを打ち倒したカイロ・レンと実務能力に長けたハックス将軍の2人の若き主導者の2トップ制になりました。反乱軍に比べればマシですが、銀河スケールで何かできるような組織じゃなくなってますし、そもそもそういうビジョンがあるのかどうか謎。結局、ルークが死んだことによりたった2人になったレイとカイロ・レン、二人のジェダイ候補生(そうなんだよね、カイロ・レンはシスですらない)が、敵味方でありながら惹かれ合い、反発し合い、二人の運命の果てへと繋がっていく・・・

という状況が作られていました。そう、前作終了時点では完全に2人の話になっちゃってました。この2人がどうなるかが問題であって、反乱軍とファースト・オーダーがどうなるかとか、完全にどうでもいい・・・というか、決着が付いちゃってました。まあ、映画としてはそれはアリだと思うんだけども、スターウォーズでそれが見たいのかと言われるとなあ・・・ま、とにかくなんかちっちゃい映画になりそうだな、というのがEp.9の予想でした。

ところが。Ep.9の開始直後で語られたことはこうだと。

  • 反乱軍、結構頑張って立て直した。レイア、頑張ってる。
  • ファースト・オーダーじゃ全然銀河が危機に陥らないので、パルパティーン再登板。隠し持ってた(どうやって?)大艦隊と共に大復活
  • ルークは死んだけど、霊体になってだいたい前作と同じぐらいの活躍ぶり

 完全に前作無視やん。というわけで、むりっやりにどでかい話にしちゃってました。

ただ、

  • 悪役がはっきりして、登場人物たちの動機がクリアになったこと
  • 困難を解決するための手段(悪役を倒すために必要なアイテムの入手)がはっきりしたので、物語が追いかけやすくなったこと
  • 危機を演出するためにどんどん人を殺さなくなったこと

という前作のダメだったところが全部直っているので、見るのは楽で、頭をカラにして楽しめました。

どうなるかわかっていても、赤と青のライトセーバーの激突や、カイロ・レンが母親のライトセーバーを手に戦うところ、無数の艦隊が最後助けに来るところなどは燃えました。「あー、これが見たかった」という感じはあります。また、いろいろおじゃんにはしましたが、レンとレイのつながりがはっきり書かれて、繋がっているが故に同じトコロにいなくても戦う事が出来るという設定は面白い。ここを前作から引き続いて、そして二人の結末まで描いたのは良かったなと思いました。

ただねー、まあ、もの凄い軌道修正が入っているのに2年しか無かったわけだからしょうが無いとは思うんだけど、全体にお話はむっちゃくちゃね。んな、アホなの連続ですな。もう、ツッコミだしたらキリが無いんで目をつむります。ポーもフィンも物語の構造を担う位置から外されちゃってますし、ハックスに至ってはいなかったことになっているぐらいの悲しさ。あの死に方は・・・。いや、役者さんが可哀想。

というわけで、まあ、高い評価は上げられませんけど、それでもEp.8の続きじゃ無くて良かったかな。いや、どうだろう。あのまま行ってたらどうなってたんだろう。興味がなくはない。

さて、後はいろいろとピンポイントにネタ

  • ランド・カルリジアンがゲストなのはいいとして、まさかのハン・ソロ再登場。何でもありか。つか、キャリー・フィッシャー死んでるのにレイアでて、ルークも大活躍。うん、全員出てきちゃってるじゃん。それはない。そして、今作の「嫌な予感がする」担当はランドでした。えっ?もったいな。
  • それにしても、ハン・ソロばっちり出てきているのにハリソン・フォードがクレジットされてないのは何で?そっくりさん?CG?どゆこと?
  • アナキンが「フォースにバランスをもたらすもの」であった以上、ダース・シディアスが倒された後もシスはいるはず。なので、そこをパルパティーンが霊体になって頑張って守ってたのはちょっとうるっとくる(笑)。しかし、もう少しプランは考えような。なぜこのタイミングで出てきたし。
  • フィンの存在で、ファースト・オーダーのトルーパーはクローンじゃないことはわかっていたわけだけど、どうも実態はさらってきた子供を育ててトルーパーにしているらしいこと判明。うん、それは帝国軍のトルーパーに比べて質・量そして倫理的にもダメダメだ(笑)
  • 今回、最終決戦が大気圏内だということで、かなりの無茶が。スターデストロイヤーの甲板上を騎馬で走って行く絵はすごく楽しくて好きだけど、たぶん君らは酸素マスクぐらいないとダメだと思う。
  • レイちゃんはパルパティーンの孫ってことになったわけだけど、チューバッカが捉えられた船を電撃でぶっ飛ばしてた。あれはシスの技ってことでもなくて、パルパティーン家の伝統芸能?
  • ラストシーンで名前を問われたレイがスカイウォーカーを名乗るんだけども、あれってルークの養子になったつもり?それともベンくんのお嫁さんになったつもりなのかしら?(笑)
  • 最後のいろんな船大集合は、Gガンダムの最終回みたいだなーとちょっと思った(笑)
  • Gガンだとしたら、最後は石破ラブラブ天驚拳で勝つはずなんだけど・・というか、当然レイをベンが助けてダース・シディアスの霊体に打ち勝つんじゃないかと思ったんだけど、あそこで手伝わせてももらえないベンくんの不憫さに涙した

というわけで、まあ、この辺りの話をしながらいくらでも酒が飲めるという意味では見ない選択肢はない映画なので、とりあえず皆様もどうぞ。

新しい椅子を買った

これまで、仕事のときは大抵お客様先かプロジェクトルームで働いていました。

ところが、この1年ぐらい大規模な開発プロジェクトには関わっておらず、自分の席がありません。自社にはもう固定の席がないんですよね。そもそもみんな外で仕事しているから。

以前はやはりセキュリティの問題があり、プロジェクトルームのLANとインターネットと両方に繋ぎ分けて仕事したりしていたわけですが、近年はデータもクラウドならサーバもクラウド。プロジェクトルームに居ようが家に居ようがスタバでドヤってようが同じという時代になりました。そうなるとお客さんもわざわざ出入りの業者に席なんて用意してくれなくなるし、プロジェクトメンバーが固まって作業出来る場所が無くなれば、出勤するのが面倒になってきます。オフィスには自分の席ないし、セカンドディスプレイないし、隣の席の電話がうるさいからノイズキャンセルヘッドホンをつけて仕事してたり。5年前では考えられなかったけど、カジュアルでヘッドホンしてMacで仕事してるわけです。ですけど、家なら50インチの4Kディスプレイに目一杯ウィンドウを並べて仕事できるし、自分の席から電話会議入りたい放題だし、お昼には近所のココイチにいけるし、よっぽど働きやすい。

そんなわけで、週の半分ぐらいは自宅で作業してます。打ち合わせのために会社に行っても、ミーティングが終わったらさっさと帰って来ちゃいます。会社の近くに引っ越してきてよかったなあ。

ただ、ずっと家で仕事していて辛いのが椅子。今の自宅の椅子は1万円ぐらいで買った普通のオフィスチェアで、一人暮らしをはじめた大学院生時代からの20年来の付き合いです。特に不満もなかったんですけど、流石に1日に10時間ぐらい座っているとなると、もうちょっといい椅子が欲しくなります。もうね、年だからね。腰に優しくないと。会社の応接室にはHermanMillerのいい椅子があります。欲しい。でも10万円オーバー。しかし、少なくとも10年は使うものだからいいものが欲しいところ。

今はゲーミングチェアが流行ってますが、基本的にPC作業をするための椅子なので前傾姿勢をサポートして欲しい。ゲーミングチェアはコントローラーを持ってのけぞって使って快適なものが多い(なんならそのまま寝ちゃってもいいみたいな)し、厚手のクッションは夏暑そうだし、ちょっと違うかなと。

そんなわけでちょっと良い目のオフィスチェアを物色。いろいろと調べてみたところ、日本で買うならオカムラが良いみたい。オカムラはもちろん法人向けに大量のオフィス用品を販売することがメインの会社なんですけど、個人向けもそこそこの熱量でやっているし、フレームやクッションの色も自由に選べて、かつ2週間ぐらいの納期で買える。流石です。

さらに、フラグシップモデルはなんとジウジアーロのデザインなんですよ。元フィアット乗りとしてはぐっときます。いや、さすがに10万円超えるんでなかなか手が出ないですけど。

で、いろいろと評判を調べた感じでは、シルフィという機種がコストと機能のバランス的に良いみたい。これにしよっと。

 

Kaggy.jpというオフィス家具の通販サイトでオーダーしました。色は白フレームにかつての愛車と同じグリーンで。10/22にオーダーして11/2に配送予定なのでなかなかですよね。10万円を大幅に切る価格でランバーサポートあり、前傾サポートのリクライニングあり、稼働肘掛けありのナイスな機能にスッキリとしたデザインライン。

いや、ホントはジウジアーロデザインのフィノラとか欲しいんだけど、正直、シルフィの倍出せるかっていうとね・・・。

前述の通り、納品は来週なんでまだ使ってみた感想とかは書けないんですけど、長く付き合っていけるといいなと思ってます。

スレイヤーズ17 遙かなる帰路

スレイヤーズの新刊が出てしましました。すぺしゃるじゃないほうね。本編の方。2019年は変な年だなあ。

実は去年、富士見ファンタジア文庫30周年記念ということで「スレイヤーズ16 アテッサの邂逅」は出ているんですけど、こっちはまあ、同窓会的というかお祭り的な1冊で、流石にもう新シリーズをやることはないと思っていたんですけど、やっぱり出してみると反響も大きいし、それだけに「本編」を期待していた読者からの「コレジャナイ」っていう感想も多かったみたいだし。ということで、いっちょもう一回やってみるかということになったみたいです。

「スレイヤーズ」と言えば、泣く子も黙るライトノベル界の金字塔で、おおよそ誰もが頭に思い浮かべる「ライトノベル中のライトノベル」です。ゲームっぽいファンタジー世界をデータベース的に使っている点や、典型的な俺TUEEEな主人公設定である点など、やっていることは現在のライトノベルの直系のご先祖様といっていいんですが・・・なんだろう、この健康的な感じ(笑)。むしろ、ラノベの棚に並んでいると違和感があるという。

それにしたってスレイヤーズ本編の事実上の最終刊だった「スレイヤーズ15 デモン・スレイヤーズ」が出たのが2000年。まさかの・・・あの頃は作者も読者も若かった(笑)。

そんでもって、感想ですけど・・・いやー、スレイヤーズですねぇ。楽しいなあ。

ま、必要があるかどうかは別として、一応、ネタバレ線をここに張っときますね。

 

 

 

さて。スレイヤーズはメディアミックスしてますんで、アニメやコミックでは別のストーリーが語られてますし、まあ、終わってからはや20年近く経って、いろいろと整合性の調整が要りそうなこともいろいろとあるのでしょう。それらをまるっとすっ飛ばすために、今回、舞台はスレイヤーズの世界を飛び出しました。

というのも、スレイヤーズの設定では、リナたちの生きている世界の方が閉じ込められたエリアなんですね。ただ、神様レベルの話なんで、閉じ込められた世界といっても十分に広く、特に誰も不自由していないし疑問も抱いていないわけですが、その世界からすこっと外に飛び出しました。そんなことが出来るのは魔族ぐらいなわけで、当然のことながらまた高位魔族と遭遇しちゃってます。しかしながら、名探偵が訪ねると殺人事件が起きるのと同様、リナ=インバースが行くところに悪巧みをする高位魔族がいて、魔族にとってはまったくの迷惑。もう、関わりたくない!とばかりに世界の外に追いやってしまいましたとさ。

リナ=インバースが世界の外に出てしまうということは、これまで結界によって不可能だった神々の力を借りた呪文を習得できるようになるわけで・・・というか、スィーフィード・ナイトの妹がスィーフィードの分身である3つの竜王の力に接触するってことなんですけど、えらいことしちゃったんじゃないの魔族。大丈夫かな?

ともあれ、外の世界に出てきてしまったのでこれまでの登場人物はもちろん、国や組織も今後まったく出てくることはない。面白い設定です。しかも、外の世界の人にとってはいきなり魔王シャブラニグドゥの力を借りた呪文をぼんぼんぶっ放す危ない人間がいきなり現れたわけで、これはもう危険が危ない(笑)。世界の危機です。うはは。

というわけで、あの世界の外では何が起きているのか。魔族の結界に閉じ込められた水竜王を他の神々の分身はどうしようとしているのか。結界の外では魔族は自由に活動できるのか。あ、あの謎神官さんは間違いなく登場可能ですね。しかも、「あなたたちがここにいるとろくでもないですねぇ。グラウシェラー様には秘密ですよ?」の一言でリナを元に戻してこの話を終わらせられるな(笑)。などなど、世界の秘密や動きも楽しみですし、そこに「魔族もまたいで通る」ことリナ=インバースが関わることでどうなるのか、楽しみは尽きません。しかし、40も大分過ぎてまだスレイヤーズの新作読めるとは思わなかったなあ。神坂先生も50すぎてまた書くと思ってなかっただろうけども。読者も著者も長生きが必要ですねぇ。

ちなみに、今回の設定はスタートレックファンならもちろん「アレ」を思い起こします。デルタ宇宙域に吹っ飛ばされるアレね。で、アレこと「スタートレック ヴォイジャー」の記念すべき第1話の日本語タイトルは「遙かなる地球へ」。はい、もちろん神坂先生もわかっててこのタイトルつけてるはずですね(笑)。

 


 

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

実は「ファー・フロム・ホーム」も観てきました。

これは「エンドゲーム」の後日談なので、観ざるを得ないじゃないですか。アベンジャーズシリーズでもスパイダーマンは可愛いキャラだったし、トニー・スタークの愛弟子ですからね。

観に行く前には、「スパイダーマン:ホームカミング」も予習しました。こっちは「シビル・ウォー」の後で、スタークに認めて欲しくてピーターがハッスルしまくって空回りする話。スパイダーマンはご近所ヒーローなのでアベンジャーズに比べるとぐっと物語の規模が小さくなるんだけど、それで映画としての魅力が下がるワケではないところが魅力。悪役のおじさんが格好いいんだよなー。

あー、それでいうと、「エンドゲーム」を観た後で、「ウィンターソルジャー」と「ドクター・ストレンジ」も観ました。どっちも微妙かな・・・。「ウィンターソルジャー」はスティーブの物語としては面白いんだけど、敵も味方もスットコドッコイ揃いで苦労するところがなんともはや。だいたい、大きな悪の組織を出すと、そいつらが何をしようとしているかにリアリティがなくなっちゃうってのはありますよね。

「ドクター・ストレンジ」の方は、お話はしっちゃかめっちゃかながら、カンバーバッチを観ているだけでなんか楽しいというずるい映画。あと、次元を越えて背景がぐっちゃぐっちゃなるアクションはすっごい。映像技術も凄いけど、「こういうのを作ろう」とデザインできる才能が凄い。ま、お話がしっちゃかめっちゃかって書いてますけど、MCU基準でなので、普通のアクション映画の水準は超えてるとは思います。ま、でも、オチが、ねー。タイムストーンは扱いづらいネタではあるよね。

というわけで、他のヒーローに比べればかなり明るめなスパイダーマン。ただし、冒頭から敬愛するスタークおじさんを失った直後で混乱気味。アイアンマンはアベンジャーズの次期リーダーにスパイダーマンを推してた感もあり、世間からも「アイアンマンこと英雄トニー・スタークを継ぐ男」として注目を集めてます。とはいえ、世間の皆様は知らないことではありますが、所詮は中の人は高校生。ヒーローとしての責務も感じつつ、「アイアンマンにはなれねーし」「つか、意中のあの子と修学旅行だし」とヒーローお休み感。しかし、そこは脚本家が認めてくれるはずもなく、試練が与えられ、成長を見せます。

「エンドゲーム」があんな話だった後にどんな話をやってもしょっぱい感じになっちゃうんと違うん?とみんなが心配しているところへ、ネタバレしますけど敵が「敬愛するアイアンマンの負の遺産」であり、アイアンマンなら持ち前の傲慢さで「知るかボケ」で吹っ飛ばしちゃう相手にきっちりと向き合っていき、アイアンマンとは違う大人に近づくという「おー、エンドゲームがあの結末だったからこその、これだよなあ」という話をやるってのは、まあ、すごい。お話も明るいんで、MCUの中では観て元気になれる映画ではありますな。3作目への引きも気になるし、ラストカットでヒューリなにしとんってのもあり、これから先も楽しませてくれるんですかねー。いや、この後MCUを全部観てくってつもりはないけどもね。

 

アベンジャーズ修行完結編:「エンドゲーム」

「インフィニティ・ウォー」まで観たのはわかったけども、結局、「エンドゲーム」は観たんかい?

と素朴な疑問をお持ちの我がブログ読者の皆様。うん、たぶんそんな人はいないけども、お待たせしました。

えっと、観ました。6/8に。もう2ヶ月も前ですね。見終わった達成感で虚脱しまして、感想を書く気力を失いました。まあ、もういいですよね、感想は。各所でいろいろ語られていますし、私もそれをたくさん読んでおなかいっぱいです。

いまさらネタバレもクソもないと思いますけど、「インフィニティ・ウォー」の指パッチンで初期アベンジャーズだけが生き残り、「エンドゲーム」で彼ら全員が舞台から去る。特に、アイアンマンとキャプテン・アメリカというシリーズを支えた2人が、もう今後のゲスト出演もないねという完全な形で退場したことで、シリーズに一区切りついたことがきっぱりと示されました。でも、ちゃんと継承もされてるんですよね。アイアンマンの精神(とテクノロジー諸々)は愛弟子スパイダーマンに。キャップの盾はファルコンに。新しいシリーズがどうなっていくのか、楽しみです。

あとは、真っ正面からタイムパラドクスものをやろうとしているのも印象的でした。確かにこの手法を使うことでシリーズを振り返ってファンサービスをすることが出来るので、大決戦の前までの緊張したシーケンスをファンは楽しんで観ることが出来たでしょう。で、肝心のパラドクスの部分は「まあ、こまけーことはいいんだよ」になっちゃってましたが、それはまあ、しょうがない。もういくらでも使い古した手法なので、観ている方も慣れたものなわけです。だからツッコミはいくらでも入れられる。でも、過去に戻って世界を取り戻そうと企んだことによって、「過去のサノスに未来がバレる」というのは秀逸なアイデアでした。これで一気に物語がサノス側に有利に傾いていくという流れはすごいですなあ。

最後に、残念だった点。と言っても映画の内容には関係ない、個人的なこと。

ここまでずっと吹き替え版で予習をしてきたので、「エンドゲーム」も吹き替え版で観るつもりでした。しかし、公開から1ヶ月以上が経って、字幕はまだしも吹き替えの上映館はかなり減ってきて、池袋まで観に行くことになりました。・・・が、時刻を間違えて予約してしまい、池袋まで行ったのに字幕で観ることに・・・くぅ・・・。あのラストシーンを藤原啓治さんの声で聞くために、配信が始まったらまた観ないとなのです。

 

マニラに出張

 安い労働力を求めて世界を彷徨うIT業界ですが、うちのプロジェクトではフィリピンのパートナー企業と一緒に仕事をしています。というわけで、フィリピンのメンバーとFace to Faceで打ち合わせをするために、7月末にマニラに行ってきました。

世界中でIT人材の取り合いをやってるわけですが、日本向けのお仕事は「日本語がわからんといかん」という問題があります。私たち日本人が英語が出来ないからという理由ももちろんあるわけですが、やはり日本のお客様の特に社内業務用の開発とかだと日本語の資料が読めないと、ちとキツい。そちら方面はこれまで中国が名乗りをあげてくれたわけですが、中国も過激に経済成長中でありまして、日本語勉強して日本向けの仕事をする必要もなくなってきてます。というか、日本語勉強するより、英語を勉強する方が、潰しはきくわな。

というわけで、今、日本向けのお仕事を頑張っているフィリピンの会社さんに頼るケースが増えました。別にフィリピン人が日本語を勉強するのに有利な点とかないんですけど(だから、ホントに偉いよね)、日系企業の工場がいろいろあったりするんでなじみがないわけでもないみたい。逆にこちらとしても日本語が少々怪しくても、いざとなれば英語でどうにかなる(フィリピン人、特にマニラの人はほぼ漏れなく英語が話せる)というのはありがたい。上海出張の時は、仕事関係で会う人以外はほぼ誰も英語を解さなかったので、街では多少の不便はありました。まあ、こちらは漢字がわかる(数日、上海にいると簡体字に見慣れてきて、日本語もこれでいいんじゃね?楽だし、みたいな気になってきます)んで、少し楽ですけど。

そんなわけで木曜日の朝の飛行機に乗って、1日半働いて、土曜日の昼の飛行機で帰ってくるという詰め込み出張に出かけてきました。現地での空港-ホテル-オフィスの間の移動は現地駐在の日本人の方に車で送ってもらう(その方は専属の運転手を雇ってる)生活だったし、マカティ市の高層ビルが建ち並ぶオフィス街から一歩も出ることはなかったので、フィリピンのなんたるかを理解できたかというと全くですが、私の観た範囲の旅行メモを。

今回、同行者が中部国際空港から行くことになり、羽田 or 成田発と中部発で同じ空港の同じターミナルに着くため(ピックアップする側の都合です)に、フィリピン航空を利用しました。朝7時頃の京成スカイライナーに乗りゆったり寝ながら成田。空港でWiFiルータをレンタルしました。今回は念のために借りていきましたが、実際のところ、auの世界データ定額が1日1000円で便利なので、短期の旅行ならこれで十分だと思います。使うぞってタイミングでアプリからポチっと押すだけで24時間使えるのはナイスです。8:30からは手荷物検査を通りながらプロジェクトの朝会にテレコン参加し、9:30発の飛行機に乗りました。フライト時間は4時間。現地の12:30に着くのでかなり速い印象です。機内ではこないだ買ったばかりのBose QC30が大活躍。ノイズキャンセルヘッドホンがあるのとないのとではかなり疲れ方が違うので飛行機に乗るなら持って行きましょう。

到着後、現地の人にピックアップしてもらい、マカティのオフィスに向かいます。途中でショッピングモールの両替所で両替。空港や銀行よりかなり良いレートで交換してもらえます。ヘタすると2割ぐらい違うんだそうです。どのぐらい交換すればよいかさっぱりわからず、3万円ぐらい交換しましたが、夜、かなり盛大に飲み食いしましたが1万円ぐらいしか使いませんでした(笑)。フィリピンペソはおおよそ1ペソ=2円なので計算はとっても楽です。モールやファストフード店ではAlipayのロゴはちょいちょい見かけましたが、使っている人は見かけないままでした。いないことはないんでしょうが、現金払いが主のようです。

オフィスに着いて、現地のメンバーと顔合わせ。夕方まで働いて、ご飯に行きました。グリーンベルトという大きなモール。ちなみに泊まっていたホテルはこのすぐそばのニューワールドホテルなので、いかに狭い範囲のフィリピンしか見ていないかがわかります(笑)。

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フィリピン料理は、あんまり辛くないようです。甘酸っぱいものが多くて、甘酢あんや酢豚みたいなものに方向性は近いかもしれない。辛いものが得意ではないので助かります。上に、鶏肉をさっと湯がいたものとマンゴーを酸っぱいソースで和えてミントを散らしたお皿が出てますが、これが美味しかった。どうにも再現しようがないんだけど。向こうはマンゴーがとにかく安いので何にでもマンゴーが入ってきます。マンゴー一個数百円の世界で生きている我々には驚きの使い方です。

お酒は特徴的なものがあまりないようです。現地の人はサンミゲルという銘柄のビールをよく飲んでます。フィリピンにおけるキリンのようないろんなものを作っている会社なんだそうです。写真のやつが「ピルセン」で、ちょっと甘いフレーバーがしてなかなか美味しい。白い缶の「ライト」もありますが、こっちの味は完全にスーパードライなので日本人がわざわざ飲まなくてもいいかも(笑)。それ以外となると、ウィスキーやテキーラなど、世界的にどこでも飲まれている銘柄のものがレストランのメニューには並んでいます。Gekkeikanもありました。日本酒飲むのかなあ?

お酒を飲まずにお米を食べる人も。みんなお米大好きなんだそうです。そういうイメージはなかった。聞けば、マクドナルドに行ってもハンバーガーを食わずに米を食うと。ハンバーグが付くと。ケンタッキーに行くと、チキンとご飯を食べると。「日本でケンタッキーに行って、ご飯がないのには非常に失望した。日本なのに」ととても悲しそうに訴えられて、まったくその通りだなあと思ったので日本のKFCはご飯を用意すべき。

ハンバーガーショップでご飯を食べるというのがどういう状態なのか興味があったので、翌日の昼飯にはフィリピンNo.1ファストフード店のジェリビーに連れて行ってもらいました。

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一応、ホットドッグもメニューにはあるんだけど、存在感うっす。みんなチキンとご飯を食べてます。私も頼んでみました。チキンと、ハンバーガーのような包みに包まれたご飯。そして「グレイビーソース」。私が知ってるアメリカンなグレイビーソースとはだいぶ違う味ですが(笑)、これにチキンを付けて食べたり、ご飯にこれをかけちゃったりしながら食べてます。悪くないけど、説明できない味です。日本人的には「これ、おにぎりみたいに具をいれて売ったら大ヒットじゃね?」とか思いますが、どうなんでしょう?

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これは、マクドナルドのホットアップルパイの中身がマンゴーとピーチになったようなジェリビーのパイ。めちゃ熱で難儀しましたがとても美味しい。これも日本で作ったらバカ高くなりそうな、フィリピンらしいおやつですね。

お昼休みに近所の割と高級めのスーパーに連れて行ってもらって、調味料やらインスタントラーメンやら、日本では見かけないようなものを買い込みました。旅行に行くと必ずスーパーマーケットは観に行きますが、サイコーに楽しいですね。ちなみに、マニラにはコンビニがたくさんあって、ローソン、セブンイレブン、ファミマ、ミニストップはあっちこっちにありました。コンビニは完全に日本の文化って感じですね。

一日たっぷりミーティングをして、夜はまたフィリピン料理のお店に。

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たらふく食べました。ここはかなり良いレストランで外国人旅行者もたくさん入っているお店でしたが、感覚的には値段は日本の半分ぐらい。思いっきり食べても大丈夫です。お財布的には。体重がやばいけど。

翌日の土曜日はもう帰る日。14:10の飛行機で、同行者がそれより1時間早い飛行機で帰る予定だったので、11時にはホテルを出てタクシーに乗らなければいけないとのこと。近所を歩いてみようかとも思いましたが、疲れたのでホテルの部屋でゴロゴロしてました。

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ちょうど、ドイツGPの週だったので、フリー走行をDAZNの見逃し配信で。旅先でF1のそれもフリー走行を見られるとはなんと良い時代になったものか。お土産にマンゴスチンをもらったんですが、防疫のことを考えるのが面倒だったので、ホテルで食べました。

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美味しいけど、剥き方を間違っている感(笑)。

後は、ホテルの朝食ビュッフェでダラダラしてました。

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もちろん、パンやベーコン、ソーセージにスクランブルエッグといったホテルの朝食っぽいものや、シリアルにヨーグルトなんかもありますが、アジアンな感じのビーフンやスパイシーな肉のソテーなんかもあります。日本人ビジネスマンも多いのでしょう、和食コーナーもあります。お味噌汁に温泉卵、かまぼこに納豆。毎日フィリピン料理でも、朝、納豆と味噌汁が食べられれば頑張れるのが日本のビジネスマン。たぶん1週間以上滞在したら、私もお世話になると思います。今回はできるだけ食べたことなさそうなものからチョイスして楽しんでました。

タクシーはアプリで呼びました。ホテルで呼んでもらってもいいんですが、タクシーアプリはかなり普及していて安心して使えるとのこと。ありがたいです。とても親切なドライバーさんでしたが、運転はやっぱりファンキーでした。空港まで行く場合は「スカイウェイ(高速道路のこと)を使ってくれ」「現金で払う(アプリ払いもあるらしいんですが、旅行者には向いていない)」と最初に伝えるのがコツなんだそうです。高速料金はゲートを通過するときにドライバーさんに渡します。フィリピンにもETCがあって(日本とそっくりの看板でETCって書いてます。日本よりかなりゆっくり進入しないとゲートが開かないそうですが)、現金のゲートは混んでるんですけど仕方ないです。

ここまで観光をする機会もなく、お土産なんかも見てなかったんで空港でなんか見られればと思っていたのですが、フィリピン航空のみが発着するターミナル2にはその類が全くなく、免税店もどこでもお酒、香水、チョコの類のみ。フィリピンぽいものがほっとんどないのでアテが外れました。JALやANAが発着する他のターミナルにはあるのかも。座って飲み食いできるところもありません。まあ、私は本が読めればいくらでも時間は潰せるんでいいんですけど。

この日は日本に台風が接近していてちょっと心配だったんですけど、そんな心配は余所に私の乗る飛行機は中東からの到着が遅れたためにディレイしました(笑)。それは飛行機に乗ってからのアナウンスでわかったんですが、その到着遅れに対するオペレーションがとってもルーズで「お国柄かなあ」と思うところ。興味深かったので、書いておきます。こんな感じでした。

まず、発券時にはゲート3だとチケットに書いてあったんですが、いつの間にかゲート4にNARITAの文字が。しかし、何のアナウンスもなし。他の飛行機がゲート変更したというアナウンスはされているんで、放送しないって方針じゃないんでしょうけど、謎。ゲート4のところに行って、「ねえ、私のチケットには3って書いてあるんだけど、変わったの?」とつたない英語で聞こうとすると、門番のおばちゃんは私のチケットを見て「ん?ゲート3?ゲート3はあっち」と指を指します。いやいや、ゲート3にはHONG KONGって書いてありますやん。まあ、別にこの飛行機に乗るのは私だけってわけでもないし、搭乗時間が近づいたらみんなここに集まってくるんだからまあいいかとまた読書に戻りました。一応、アナウンスには気をつけてます。いくら英語のアナウンスとはいえ、アナウンスがあったことは聞き逃してないと思います。

しばらくして、またゲート4に言ってみると、こんどはHANEDAに変わってました。えええー。もう一度ゲート3に行ってみてもHONG KONGのまま。ゲート一覧を表示したディスプレイみたいなものもないので状況が良くわからりません。まあ、ゲートは1から12までしかなく、端から端まで歩いても10分もかからないので順番に見て回ることにしました。するとゲート6にNARITAの表示が。ゲートそばのお姉さんに「変わったの?」と聞くと「変わったの」という返事。理由まで聞くだけの英語力は発揮出来ないため、とりあえずゲート6の側に座っていることにしました。しばらくすると、日本語で「成田行きは機材準備の遅れより、搭乗時間が遅れています。新しい搭乗ゲートは6です。搭乗時刻は追ってお知らせします」というアナウンスが。聞いている限り、英語での同内容のアナウンスはなし(笑)。これで、日本人客はわらわらとゲート6へ集まってきました。

さて、当初の出発時刻を過ぎても状況は変わらず。というかゲート6からいつの間にかNARITAの文字は消えました。乗客からの問合せにお姉さんが答えている様子を遠目に観察する限り、「NARITA行きはここだよ。後ろの表示?いつの間にか消えたんだけど、よくわからないんだよね」的なやりとりをしているみたいです。

かれこれ空港で過ごし始めて3時間ぐらいになる出発時刻から30分後、ゲート6付近でクルーらしき人達がやってきて「そろそろ?」みたいなやりとりをお姉さんとしてます。しばらくの後に、英語で搭乗はじめるから成田行きに乗る人はゲート6に来てねというアナウンスが。ちなみに、日本語のアナウンスは先の1回のみでした。どっちの言語でやるのか気分次第なのか?(笑)。そんなわけで結局、1時間ちょいの遅れで飛行機は無事飛び立ち、やっぱり4時間で成田まで帰ってきました。別段、どうってことはないんだけども、なかなかの乗客放置っぷりに「うーん、フィリピンってこんな感じかー」と思ったのでした。

そんなわけで、2泊3日でフィリピン国内でほぼ屋外を歩かないという過保護ツアーではありましたが、ちょいちょい面白さもあった出張でした。年内にもう一回ぐらい行くかも知れないということで、余らせた1万ペソはそのまま持ってます。さて、どうなりますやら。

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